小沢の回答全文+衝突回避のために菅ー小沢会談の可能性も
2010年 12月 17日
「人気ブログ・ランキング」「ぶろぐ村・政治社会問題」の
2つのランキングに参加しています。
それぞれ、どこか1箇所のバナーを1日1回クリック
して頂けると幸いです。m(__)m


最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。
17日、小沢一郎氏の秘書が、岡田幹事長に、政倫審出席に
関する回答を、文書で届けたという。
『民主党の小沢一郎元代表は17日午後、自らの衆院政治倫理
審査会(政倫審)出席に関する対応について党本部に秘書を派遣し、
文書で岡田幹事長に回答した。
文書では、自身が近く強制起訴されることを踏まえ、「裁判を
行うことが確定している私が、政倫審に自ら出席しなければなら
ない合理的な理由はない」として、現時点で政倫審への出席を拒否
する意向を伝えた。
ただ、小沢氏の秘書は岡田氏に、小沢氏が17日中にも岡田氏
との面会に応じる用意があることも伝えた。<読売新聞17日>』
* * * * *
読売新聞17日に、回答全文が載っていたので、ここにアップ
しておく。
『「政倫審出席の合理的理由ない」小沢氏回答全文 (読売新聞)
衆院政治倫理審査会への出席要請に対する民主党・小沢一郎
元代表の回答全文は以下の通り。
◇
岡田幹事長の要請に対するご回答
先般、岡田幹事長から以下の通りの要請を受けました。
まず第一に、自らが判断して自主的に政治倫理審査会において
説明をしていただきたい、第二に、もしそれが実現しない場合には
党において政倫審出席を決めなければならなくなる、この二点に
ついて面談をしたいということでありましたので、お答えいたし
ます。
現在、私の問題は検察審査会の起訴議決により司法手続きの段階
に入っており、近々東京地裁での公判が開始されます。そのような
裁判を今後行うことが確定している私が、国会の政治倫理審査会に
自ら出席しなければならない合理的な理由はありません。
なぜなら政治倫理審査会の審査や調査は、立法府の自律的な権能
であり、司法府への介入を避けるなど慎重なものでなければなら
ないからです。しかも既に指定弁護士が起訴状の作成に入っており、
間もなく始まる刑事裁判の中で、私は清々粛々と検察審査会の起訴
議決の可否も含めて闘い、事実を明らかにし、潔白を証明して
参ります。
今は、民主党政権が初めて本格的に取り組む予算編成・税制改正
の真最中であります。国民の負託にこたえるため「国民の生活が
第一」の政策実現のための予算・税制づくりに全力を傾注すべき時
であります。
私は一貫して、挙党一致体制の重要性を誰よりも主張いたして
参りました。今後も私は、「国民の生活が第一」の政策とそれを
実行していく政治主導の確立、議会制民主主義の定着の大いなる
目標に向かって、最大限の努力を傾ける所存でございます。
最後に、私に対して面談をしたいというご要請でありましたが、
私の思いを正確にお伝えするため、書面にてご回答いたしました。
なにとぞご理解賜りますようお願い申し上げます。
平成22年12月17日
衆議院議員 小沢一郎 』
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~so-cha o douzo!
よろしければ、2つのバナーの応援クリックをお願いします。m(__)m


☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
岡田幹事長は、この回答と秘書の伝言を受けて、午後、小沢氏
の都内の事務所を訪問。20分ほど会談を行なったという。
『これを受けて岡田幹事長は、国会近くの小沢氏の個人事務所を
訪れ、小沢氏と20分余り会談しました。この中で、小沢氏が、
文書で回答した考えを改めて伝えたのに対し、岡田氏は「刑事的
な司法上の責任と政治的な責任は異なる」として、出席を重ねて
要請しました。
このあと岡田氏は、記者団に対し、今後の対応について「きのう
菅総理大臣、輿石参議院議員会長と会ったときに『菅総理大臣
みずから小沢氏と会って話をすべきだ』という意見もあったので、
そのことを小沢氏に伝えたら、小沢氏は『会う用意はある』と
いうことだった。来週なるべく早い時期に会談をセットして、
それを見たうえで、私としては判断したい」と述べ、来週、菅総理
大臣と小沢氏が会談する方向で調整し、その結果を踏まえて今後の
対応を判断したいという考えを示しました。<NHK17日>』
* * * * *
『岡田幹事長に近い党幹部は、「小沢氏が出席を拒否するのは織り
込み済みだ。その場合は、次のステップに進まなければならない」
と述べていて、岡田幹事長は、来週にも政倫審で出席を求める議決
に踏み切る考え。
こうした動きに、小沢氏のグループは反発を強め、17日午後、
相次いで会合を開く予定だが、執行部揺さぶりのための両院議員
総会について、開催を求める署名を党所属議員の3分の1から集めた
としており、党内対立の激化が予想される。<FNN17日>』
ただ、今は民主党政権&国政にとって重要な時期だけに、菅内閣
の閣僚も含め、民主党の議員の間からも、激しい衝突は回避して
欲しいという声が出始めているようだ。
『小沢氏の国会招致をめぐって、党内対立が激化しかねない状況に、
閣僚から、懸念する声も出ている。
蓮舫行政刷新担当相は、「政府与党一丸となって、まずは、予算
に力を注いでもらいたいなとは思います」と述べた。
岡崎消費者相は「何か決定される前に、ぜひ、話し合いをして
いただけるといいな。そして菅首相を支える重鎮であってほしい」
と述べた。<FNN17日>』
* * * * *
また、前記事にも少し書いたが。昨日、民主党を支持基盤である
連合の会長が、党内対立の激化を懸念し、菅首相に小沢氏と会談
することを提案したという話も報じられている。
『連合の古賀伸明会長は16日の定例会見で、小沢一郎元民主党
代表の衆院政治倫理審査会(政倫審)への出席問題を巡り、混乱
が続く民主党について「せっかく政権交代したのに、党内がガタ
ガタし、最悪の状況になるのは避けるべきだ」と苦言を呈した。
党分裂の危機にもつながりかねないことを懸念したと見られる。
<日経QUICK16日>』
『菅直人首相は16日夕、連合の古賀伸明会長と官邸で会談した。
古賀氏は、小沢一郎民主党元代表の国会招致問題をめぐり「内部
のごたごたで党に亀裂が入ることを避けるため、リーダーシップ
(の発揮)をお願いしたい」と要請した。
首相は「十分心に留めながらやっていく」と応じた。<産経新聞
16日>』
* * * * *
菅首相は、党内や連合の意向も受けて、昨夜のぶら下がり会見で、
「岡田幹事長から話があれば、それは当然、検討することになり
ます」と、自らが小沢氏と会って、政倫審出席に関して協議する
意向を示していたのだが。
NHKの報道によれば、小沢氏が菅首相との会談に応じる姿勢
を見せているとのことなので、来週の早い段階で、いわばTOP
会談が行なわれる可能性が高くなって来た。(・・)
何度も書くように、今、一般国民の多くは、菅首相の指導力の
なさや、小沢氏の政治とカネの問題などへの不満もさること
ながら、何よりも民主党に折角、政権与党を託したのに、6月
以来、ずっと、内部でゴタゴタと権力争いをしていることに、
不満や不信感を抱いているわけで。
何とか、この会談を機に、民主党全体が、少し冷静になって&
落ち着いて、まずは国政を第一にという方向に行くといいな~と
願っているのだけど。<もし民主党が政権を失えば、菅氏は
もちろん、小沢氏にとってもマイナスになるのだから。>
実際に会談が行なわれるのか、果たして、年内の激突は回避
できるのか、まだまだ予断を許さない状態ゆえ、ハラハラ気分で
見ているmewなのだった。(@@)
THANKS
【下の2つのランキング・・・できれば、2つともクリックして頂けると、
有難いです。・・・組織票はなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、
よろしくお願いします。m(__)m】
↓ まずは、ポチっと応援クリックを。 m(__)m


にほんブログ村 ↑ さらに、ポチっと、もう一押しを。m(__)m
当ブログと共に、コツコツと頑張り続けている
生活重視のリベラル&平和志向系ブログも応援して下さい。(^^♪
わんばらんすさん、喜八さん、とむ丸さん、秘書玲奈さん、お玉おばさん
へのアクセス&ご支援のクリックをよろしくお願いいたします。m(__)m
また、この他にリベラルor平和系のいいブログがた~くさんあるです。
ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
みようか」も必見!(**)
kimeraさんも「kimekime25」で吼えているです。
さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」、晴天とら日和さんが
作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。