小沢の条件つき政倫審出席の会見に対する反応&岡田が小沢に通知文
2010年 12月 29日
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*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。
今年の年末は、政界もmewもバタバタで。なかなかネットや
TVでじっくりニュースをチェックする時間もとれないので、
書きたいことは山ほどあれど、ブログの記事もリアル出来事に
十分に追いつけていないとこがあって、残念&申し訳なく思って
いるのだが・・・。m(__)m
<フィギュア女子もまだじっくりビデオを見る時間がとれず。
M-1は3組の決勝戦で見たけど、最後のネタは、mewが以前
「いいよ~(byフランチェン)」にハマってたスリムクラブの方が、
オモシロかったのではないかな~と思いつつ。まあ、でも、笑い飯
は功労賞で、ラストMー1優勝でもいいかなと思ったり。
競馬では、有馬記念で、他人に「いざとなれば、外人ボックスを
買っておけばいい」と言っておきながら、自分では11ベリーを
外してアウトになっちゃうし。ここ2日、mewとしては、珍しく
全く大井競馬に参戦できていない状況なのだけど。でも、今日は、
何とか大井の東京大賞典に行くぞ~!(**)hayamawashi>
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
さて、政界の方も、ふつうなら、もう最後の週になると、国会
議員は、ほとんど永田町付近にはおらず。地元に戻って、挨拶回り
を始めている人が多いはずなのだけど。
今年は、もう3日、寝るとお正月~なのに、いまだに永田町は
毎日アレコレあって、バタバタしているような状況だし。。
おまけに元旦の日は、小沢氏が恒例の自宅での新年会を行なう
のに対し、菅首相も公邸で新年の会食を行なう予定があるとのこと
で。特に民主党の議員たちは、この年末年始、気が休まらない日々
が続きそうな感じだ。(~_~;)
そして、何だか27日の党役員会について書くのも、今さらと
いう感じもするので、発言要旨を*1にアップしておくことに
するが。
役員会では、小沢氏が来年の通常国会が始まるまでに、自発的
に政倫審に出席するように求めることに決定。
もし小沢氏が、それに従わない場合には、党&国会で政倫審出席
の議決を行なうことに決めたという。
しかも、菅首相は、同日のぶら下がり会見で、「ご本人が党の
決定には従えないと言われるのであれば、ご本人が出所進退を
きちんとされるべきではないか」と発言し、離党勧告や除名処分も
辞さない構えを見せた。(・o・)
* * * * *
この役員会の決定やある種の圧力に、小沢氏本人や小沢派の議員
が反発を示すかと思われていたのだが。
小沢氏は、突然、28日になって、記者会見を行ない、政倫審
出席の意向を表明。
<会見で読み上げた声明文は、『小沢が会見で、政倫審出席の
意思を表示(声明文全文)』にアップ。(・・)>
その中で、小沢氏は「民主党の最大の支持母体である連合から、
挙党一致の体制で難局を乗り越えるよう、強い要請を受けた」
こと&「総合的に考え、私は政治家の判断として」、来年の通常
国会で政倫審に自ら出席することを決意したと語った。(**)
ただし、小沢氏が出席することにより、国会の審議が円滑に
進められるということであれば、常会の冒頭にも出席し、説明
したいと。でも、私が政倫審に出席するかどうかということが、
国会審議を開始するための主たる条件ではないということで
あれば、予算成立後に説明するという条件を付した。^^;
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小沢氏が、政倫審出席の意向を見せたのは、いい加減、党内対立
を終わらせて欲しいと願っている人々にとっては<議員だけでなく、
一般国民も、mewも>、本当に有難いことなのだが・・・。
与野党内では、様々な受け止め方がされているようだ。(@@)
『民主党の小沢一郎元代表の衆院政治倫理審査会(政倫審)出席
表明に、衆院政倫審の委員を務める民主党議員の間には期待と
不安が交錯した。
委員で小沢氏に近い三宅雪子氏(比例北関東)は「大きな決断」
と評価する。三宅氏によると、小沢氏は会見前、議員会館の自室
で約20人の議員に「すまんな、年の瀬に集まってくれて」と
ねぎらいながら政倫審への出席方針を伝えたという。三宅氏は
「『挙党一致のため』と(小沢氏が)判断したこと。ここからは
岡田(克也)幹事長の采配次第だ」と述べた。
委員で「小沢氏には説明責任がある」との立場の井戸正枝氏
(兵庫1区)も「この問題で国会が動かなかったのは事実。これ
で(政治とカネの問題に)ピリオドが打てる」と歓迎。「首相や
幹事長のリーダーシップ、『やるときはやる』ということを外に
示せたのは大きい」
一方、小沢氏を批判してきた政倫審幹事の村越祐民氏(千葉5区)
は「逃げ回るわけにいかなくなっただけでは」と厳しい意見。小沢
氏が出席に「条件」を付けたことにも「引っ張れるだけ引っ張って、
(先に)強制起訴されれば(政倫審に)出ずに済むという話になる
かもしれない。ただの時間稼ぎかも」とみる。そのうえで「そも
そも、なぜ臨時国会中に決着できなかったのか。永田町の理屈では
国民の理解は得られない」と話した。<読売新聞28日>』
* * * * *
また上のリンク記事にも書いたのだが、小沢氏が条件つきの
意向表明をしたために、その部分に引っかかりや様々な思惑を
感じる人も少なくないようだ。(ーー)
この条件だと、小沢氏が、自分が出ても、国会審議が円滑に
進まないと判断すれば、党の方針に従わず、通常国会の前に政倫審
に出席することを拒むことも可能だからだ。(~_~;)
野党側、特に自民党は、小沢氏の国会招致に関しては、あくまで
も証人喚問を要求し続けると明言しているし。また参院で問責決議
を受けた仙谷官房長官らが辞任しなければ、委員会の審議の出席に
応じない構えを見せている。(-"-)
『小沢氏が一転して政倫審に出席する考えを示した背景には、
民主党内で高まりつつある離党への圧力をかわす狙いがあると
みられる。一方で、「野党が国会審議に応じるなら」との条件を
付けることで、政倫審出席と引き換えに、野党側が強く求めている
仙谷官房長官の辞任を党執行部に迫ろうという政治的思惑も見え
隠れする。
鳩山前首相「(小沢氏からは)『問責(決議)の方が国会
審議にとっては大きな問題だ。しっかりやってもらわんといかん』
という話がありました」<日テレ28日>』
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9月の代表選の前もそうだったのだが。小沢氏側が言う「挙党
体制」の要素には、<天敵の?>仙谷氏を官房長官から外すこと
が含まれていると言われており、今回もそのことが、菅政権に
協力する条件の一つになっている可能性が十分にある。
ちなみに、菅首相は、1月半ばまでに内閣改造を行なうことを
決めたのではないかと報じられているのだけど。小沢氏は、その
改造の結果を見て、実際に政倫審に出席するかどうかを判断する
つもりなのかも知れない。(・・)
また強制起訴や離党などとの兼ね合いもあって、一部メディア
からは、小沢氏がこの時期にわざわざ会見したのは、時間稼ぎを
するためだという見方も出ているようだ。(-"-)
また、『野党各党は、小沢氏の政倫審出席について、「出たい
なら開催を要望すればいいだけの話」(自民党の石原幹事長)と
しており、民主党が求めれば反対はしない方針だ。
ただ、自民党では小沢氏が政倫審出席に条件をつけたことで、
「実際はやる気はないんだろう」(幹部)との見方が強く、証人
喚問を求め続ける方針だ』という。<読売新聞28日>』
* * * * *
これに対して、菅首相は、岡田幹事長、鉢呂国対委員長らと
首相官邸で協議し、小沢氏は条件を付けず、通常国会前に政倫審
で説明すべきだとの認識で一致。小沢氏が従わなければ、政倫審
で議決する方針を堅持することを確認しすると共に、小沢氏に
その旨を通知する文書を渡すことにした。(@@)
『首相は、官邸で記者団に「自ら出席を決意したのは大きな前進
だ」と評価。ただ27日の役員会決定を踏まえ「通常国会が始まる
までに政倫審に出席されたいというのが党の決定だ。小沢氏は
従っていただきたい」と強調した。
岡田氏も、首相との会談後に「(出席に)条件が付いているが、
それと関係なく出ると意思表示してもらいたい。意思決定がない
なら、国会が始まるまでに招致議決するのが方針だ」と指摘。28日
夜、条件を付けずに出席するよう求める文書を小沢氏側に渡した。
<中国新聞28日>』
* * * * *
『民主党の岡田克也幹事長が28日、小沢一郎元代表に通知した
文書の全文は次の通り。
本日、小沢元代表が政倫審に自ら出席されることを表明され
ました。そのご決断に敬意を表します。
ただ、党役員会の決定は、「来年通常国会開会までに、小沢
元代表が自らのご判断で政倫審に出席されることが望ましい。
それが実現しない場合、党として、政倫審で申し立ての議決を
行い、小沢元代表にご出席いただく」というものです。
小沢元代表は本日の記者会見や配布資料の中で、「私が政倫審
に出席しなければ国会審議が開始されないという場合」、あるいは
「予算案の審議をはじめ、国会の審議が円滑に進められるという
ことであれば」といった条件を付けておられますが、役員会の決定
にはそういった条件はありません。
従って、小沢元代表には、役員会の決定の通り、来年通常国会
開会までに政倫審にご出席いただき、国民に対してご説明いた
だきたいと考えます。<時事通信28日>』
* * * * *
・・・というわけで、とりあえず小沢氏の会見のお陰もあって、
年内は民主党内での大激突や党の分裂を防ぐことができたこと
には、ほっと一息なのだけど。
残念ながら、年内にすっきりと党内の問題を解決することは
できず。(~_~;)
おそらく来年も早々から<それこそ元旦の日から?>、小沢派
vs.非小沢派の対立や国会招致の問題が続くのかと思うと、つい
「何だかな~」とぼやきたくなってしまうmewなのだった。(@@)
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さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」、晴天とら日和さんが
作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
『27日の民主党役員会での主な発言は次の通り。
菅直人首相 (衆院政治倫理審査会への出席を求め、拒否された20日の小沢一郎元代表との会談内容を報告後)国民は、国会での小沢氏の説明を求めている。小沢氏が出てこないで終わったら、この党は持たない。説明してもらわなければ国民の信は得られない。
岡田克也幹事長 政倫審での招致の議決を含め(役員会で対応を)一任されているが、いつまでも引き延ばすわけにはいかない。政倫審で自ら説明してくれればいいが、そうでないときは次期通常国会開会までに議決することを役員会として確認したい。
渡辺周選対委員長 このままだと証人喚問になる。
岡田氏 政倫審で説明すべきだ。証人喚問は考えていない。
平田健二参院幹事長 政治とカネの問題は最優先事項ではない。(地方選での連敗は)政治とカネの問題だけでなく、(仙谷由人官房長官ら)閣僚が問責を受けた問題もあるではないか。
羽田雄一郎参院国対委員長 (政倫審で議決しても)野党が国会審議に出てこないかもしれない。
岡田氏 それはそのとき考える。国会運営の話ではなく、国民への説明責任の話だ。
首相 私も不十分なところがあるが、政治とカネの問題は本人でなくては説明できない。これは政局ではなく、国民への説明責任の問題だ。政局とは切り離して考えてほしい。このまま引き延ばすと、重要な物事が決められない政党になる。党の一体感はぎりぎりのところにきている。
輿石東参院議員会長 その通りだ。通常国会までに小沢氏に出てきてもらうように努力する。(通常国会までに議決するとした)岡田氏の提案でいいのではないか。<時事通信28日>』
『 28日の小沢一郎民主党元代表の記者会見の詳報は次の通り。
(国会招致に関する見解を読み上げて)私が来年の通常国会で衆院政治倫理審査会に出席し、説明する決断をしたということを、先ほど岡田克也幹事長にも伝えた。
-自らの政倫審出席により国会運営、地方選への懸念が解消されると考えたのか。強制起訴後でも出席するのか。
小沢氏 国会運営と選挙が政党としては最大の問題だから、それを例に挙げたが、いずれにしても挙党一致で国民の生活が第一という政治を何が何でも国民の期待に沿って実現しなければいけない。そういうことを念頭に置きながら、今の状況と照らし合わせて、むしろ私が進んで(政倫審に)出る決断をすることが良かろうと判断した。弁護団(の判断)は政倫審に出る時期が仮に公判と重なればなおさら、司法と立法府の両方で同じようなことをやるのは、基本的人権を侵す可能性もあるから反対ということだ。ただ、私は政治家として、国民の生活が第一という政治を挙党一致で実現していくためには、私が自ら進んで決断することが、そのことに少しでも資することになるのではないかと(考えたと)いうことだ。
-問責決議を受けた仙谷由人官房長官の問題解決が先決との声も党内にはあるが、挙党一致態勢構築に当たって内閣改造をどう考えるか。
改造する権限も何もないし、それにいろいろな意見を言う立場ではない。挙党一致、国民生活が第一の政治(実現)に私の分際で役立てればという気持ちだ。
-強制起訴の時点で小沢氏に自発的な離党を期待するとの声や、離党を勧告するべきだという発言が執行部内で出ているが。
執行部内での発言は直接聞いているわけではないので、コメントする立場でない。まだ起訴もされないのに、起訴されたらどうするのかと言われても返答のしようがない。
-国会審議を妨げないことを出席理由に挙げているが、そもそも政倫審は国会審議と別に設置したのではないか。
論理的、筋道的には、おっしゃることも大いにうなずけるところだとは思うが、ただ政治の場であるので、そしてまた、政府・与党、民主党の一員でもあるから、何とかして国民の生活が第一の政治を実現するために、今、巷間(こうかん)そういうことが言われている中で、私が出ることによって少しでも資することがあればと、政治上の判断として考えたということだ。(時事通信28日)』