菅の年頭所感~平成の開国、最小不幸社会の実現、不条理を正す政治

  これは、今日2本めの記事です。

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。

菅直人首相が、1日に年頭所感を発表した。(・・)

 ここには、その要旨を載せておくことにする。<全文は*1>

 内閣の目標は、「成長と雇用による国づくりで元気な日本を
復活させる」こと。
 そして、年の始まりに当たり、首相が目指す国づくりの方針と
して、「平成の開国」、「最小不幸社会の実現」、「不条理を正す
政治」の3つの理念を挙げた。


 まず、平成の開国に関しては、『私は本年を、近代化の途を歩み
始めた明治の開国、国際社会への復帰を始めた戦後の開国に続く、
「平成の開国」元年にしたい』として、『欧州連合や韓国、豪州
との交渉を本格化させるとともに、環太平洋パートナーシップに
ついて関係国との協議を行ないたい』と述べた。

 また、貿易自由化で農林漁業の衰退を懸念する声に対しては、
『貿易自由化と農林漁業の存続が相反する目標であるかのような
先入観を排し、新しい農林漁業の可能性を追求』『今年前半までに
開国と農林漁業の活性化を両立させる政策を提示したい』とした。

 尚、安保に関しては、『我が国自身が防衛面で努力しつつ、日米
同盟を二十一世紀にふさわしい形で深化させ、国民の安心・安全に
万全を期します』と、簡単に触れただけだった。^^;

 「最小不幸社会の実現」は、菅首相が就任当初から掲げている
理念なのだが。『この国に暮らす皆さんに夢を存分に追い求めて
いただくためには、病気、貧困、失業といった不幸の原因をできる
限り小さくすることが大前提』だとして、「わかち合いの精神」で
ある社会保障の財源確保のために、『国民的議論を深め、今年半ば
までに、社会保障制度の全体像と併せ、消費税を含めた抜本改革の
姿を示したいと思います』と述べた。

 そして、3つめに、『不公正や不条理をきちんと正す政治を行う
ことにより、政党や政権といったレベルにとどまらない、政治
システム全体に対する国民の信頼を得て、大きな変革を推進する
ことができる』と言及。
『苦しんでいる人がいる不条理を放置するわけにはいかない。この
私の政治家としての信条、民主党結党の精神』であり、『政権交代
にも、従来の政治がなおざりにしてきた不条理を解消して欲しいと
いう国民の期待が込められていた』として、「政治とカネ」の問題
など『失望を解消し、国民の支持を受けた改革を断行していくこと
を誓います』と述べた。

 最後に、様々な現場を視察して、『失業や孤立といった困難から
立ち直ろうとする人に身を捧げる尊さ、地域で温かく支える力強さ、
相手の視点で地道に応援する謙虚さ。献身的な姿に政権を担当する
者として多くを学びました』と。
 
『私の掲げた国づくりの三つの理念を結ぶのも、支え合い、分かち
合いの絆だと思います。苦しいときに支え合うからこそ喜びも
分かち合えるのです。国民の皆様と日本の絆を太く大きく育てる。
そのような一年となるよう頑張っていきます』と結んだ。

* * * * *

 また、菅首相の官邸は、小泉元首相が始めた「官邸のメルマガ」
を廃止。それに代えて「KAN-FULL BLOG」<菅がフルと(元気を
出させる)カンフル剤とのかけ言葉なのね>を創めたのだが。
 その年始の記事では、「100歳の教え―――もう一つの年頭
所感」として、100歳のご婦人に鶴の折紙細工と手紙を頂いた
話を紹介。

『国民皆が元気で暮らし、“生きているといいことがある”と
信じられる社会。そんな日本に向かって、今年からまた歩み出し
たい。開かれた国へ。最小不幸社会へ。不条理を正す政治へ。
しっかりと先を見すえて、平成23年を始めよう。』と抱負を述べて
いた。

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 毎度のように書いてしまうが。果たして、菅直人氏がいつまで
首相を続けられるのか、全くわからない状況なのだけど・・・。

 ただ、mewは、社民連時代から菅直人氏を見て来て、今、
菅首相に望むのは、2日にも書いたように、『一度はあきらめて
いた首相の座を、折角、手にしたからには、この30年余りの
<ほとんど野党の>議員生活の中で、やりたいと思いながらなか
なか実現できなかったこと、また、自民党はもちろん、民主党も
含め、保守タカ派の議員では成し得ないような<中道左派系の菅氏
だからこそできること>を、やって欲しい』ということだ。

 そして、今年の年頭所感を読んで、「平成の開国」に関しては
チョットヨコに置いておくとしても、「最小不幸社会の実現」、
「不条理を正す政治」、「分かち合いの精神」「生きているといい
ことがある”と信じられる社会」というのは、菅直人氏という
政治家らしい考え方があらわれているように思えた。(**)

* * * * *

 どうも「最小不幸社会の実現」という言葉は、何か「最小」とか
「不幸」とかいうのがマイナス(負)のイメージがあるということ
で、あまり評判がよくないようなのだけど。
 
 mewは、政府がやるべきことと言うのは、意に反して、失業や
貧困、病気など不幸な状況に苦しんでいる人を扶助して、本人や
家族が、理不尽な思いをしないようにすることだと思っているので、
菅首相の考え方は、理解できる。(・・)

 健康で、仕事もあって、自力でそれ相当の生活ができる人は、
別に国の扶助は必要ないわけで。自分たちで、どんどん上を目指し
たり、自分なりの幸福を追及して行けばいいのだ。

 でも、人は思いがけずに、健康を損なったり、仕事を失ったり
して、心身や経済、生活の面で苦境に置かれることがある。
<mewだって、自分がいつそうなっても不思議はないと、いつも
思っている。>
 しかも、本人だけでなく、その子供たちが十分に教育や医療を
受けられず、上を目指したり、幸福を追及したりしたくても、
いわばハンデ戦を強いられるようなケースも少なくない。

 そういう時にこそ、政府や自治体の助け、そして周囲の人たち
の助け、思いやりが必要だし。そういう人を一人でも少なくする
ことが、政府の仕事なのではないかとmewは思っているのだ。
<自由主義を前提としつつ、社会政策も重視する「修正された
自由主義」(ニューリベラリズム)の考え方ね。>

 社会政策の重視を強調すると「手をつないでゴールするような
平等社会はよくない」「能力のある人間や国が育たない」と批判
する人がいるのだが。
 mewも、手をつないでゴールすることは、好ましいことだとは
思っていない。<時には、一つのことを皆で協力して成し遂げる
ことというのも大事だとは思うけどね。>

 でも、ゴールはともかく、スタート・ラインはできるだけ同じ
になるようにするためには、政府の扶助が必要になる。
 自分で生まれる環境を選べない子供たちが、教育や医療の面で
ハンデを負って、マイナスからのスタートとなれば、いくら能力
があっても、努力をしても、なかなか追いつくことが難しいと
いうのが実情だし。
 それが、結果的には、国の経済、社会にとってもマイナスに
なるということを考えるべきだろう。(・・)


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 また、世の不条理なことを少しでもなくして行くというのも、
国民が前向きに生きたり、国に活気が出て成長して行くためにも
と~っても大事なことだと思う。
<不条理なことが多すぎると、やる気が出なくなっちゃうし。
ぐれたくなっちゃうかも知れないもん。(・・)>

 ある意味では、上に書いた教育や医療のハンデも、不条理な
ことだと言えるかも知れないし。

 政治の世界でも、同じようなことがある。
 新たに議員になりたいと思っても、現状では、いわゆる「地盤
=有権者・支持者、 看板=肩書き、鞄=お金」がないと、当選
するのが難しくて、ハンデ戦のようにになっているのが実情だ。
 それゆえ、結局は世襲やお金が準備できる人(orその関係者)
の当選者が多くなってしまうし。ひいては、出世にも響こくとに
なっていたわけで。自民党政権で、「派閥」政治が横行した理由
の一つもそこにあるのではないかと思われる。

 政治の世界にかかわらず、この不条理な社会というのは、既に
一定の地位や立場を得ている人たちが、自分たちの地位や権力を
守るために、作ってしまっている側面もあるのだけど。

 菅氏は、サラリーマンの息子で、世襲でもお金持ちでもないし。
 市民活動から、市川房江議員のサポートも得て、2回落選後、
やっと当選。しかも、たった5~6人に社民連という少数政党から
スタートして、さきがけ、民主党と、常に既存政党ではなくて、
新しい政党に参加しながら、今の地位にまで来たわけで。

 その意味では、mewは、菅氏が少しでも政界や社会の不条理な
部分を打ち壊してくれることを期待しているし。
 そういうひとりひとりの個性や能力を活かしやすい環境、努力の
しがいがある社会、一生懸命やれば認められる社会を作って行く
ことが、「”生きているといいことがある”と信じられる社会」
につながって行くのではないかと思ったりする。"^_^"

 こういう発想というのは、世襲や恵まれた環境に育った人たち
には、なかなか持ち得ないものゆえに<そういう人ばっかりが
集まっている政党もあるしね~>、菅氏が首相のうちに、この
ような理念をもっと定着させてくれたらな~と願うところもある。

<菅首相も、この辺りのことを、もう少し国民にわかりやすく
伝えられるといいのにね~。(・・)>

* * * * *

 最後に、「平成の開国」には、もしかしたら鳩山前首相も提言
していた東アジア共同体や、留学生の受け入れ、そして、民主党が
提案している外国人参政権なども含まれているのかも知れないな~
と思う部分もあったのだけど。

 PTTに関しては、まだmewは勉強不足なのだが。
 ただ、一般的に考えて、もう日本をとりまく国々が、どんどん
貿易自由化の方向に向かっていることから、日本もその輪の中に
はいって行かざるを得ないというのが実情なのだろうし。それに
よって、各種の製品の輸出は恩恵を受けられるので、日本経済にも
プラスに働くことは間違いないように思う。

 ただ、首相も書いているように、日本の農林業や水産業に対する
影響が懸念されているだけに、その部分をいかに政府がケアできる
のか、また、逆に、いかに日本の農林水産業を輸出産業としても
育てて行くかが大きな課題になって行くのではないかと思われる。

 また、PTTのことに限らず、小泉自民党の新自由主義改革の
時は、他の人たちが浮上するために、一部の人たちに痛みを押し
付けてしまい、放置するようなところがあったのだけど。
 そうではなくて、きちんと全体に目を向けて、政府がフォロー
すべきものはフォローする姿勢を持つことが必要だと思うし。
それが、結局は「最小不幸社会の実現」「不条理を正す」という
理念にもつながるところがあるのではないかな~とも思ったmew
なのだった。(@@)

                   THANKS


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新年あけましておめでとうございます。本年が、国民の皆様一人ひとりにとって素晴らしい一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。

 菅内閣の発足から半年。成長と雇用による国づくりで元気な日本を復活させる。これを内閣の目標に掲げ、補正予算を柱とする経済対策を実施し、来年度に向け「元気な日本復活予算」を取りまとめました。安心と活気を拡大する精一杯の支援を盛り込んでいます。国民の皆様から広く理解と支持をいただき、国会で成立させなければなりません。そこで、年の始まりに当たり、私が目指す国づくりの方針、理念を改めて提示したいと思います。

 一つ目の国づくりの理念、それは「平成の開国」です。新興国の台頭は、安全保障と経済の両面で世界の勢力図を大きく変えています。こうした状況にあって、留学生の減少に象徴されるように、我が国の内向き傾向が懸念されています。世界が地殻変動とも言うべき大きな変化に直面している中、従来の発想に囚われていては新しい展望は開かれません。私は本年を、近代化の途を歩み始めた明治の開国、国際社会への復帰を始めた戦後の開国に続く、「平成の開国」元年にしたいと思います。既に包括的経済連携に関する基本方針を定めました。これに則り、欧州連合や韓国、豪州との交渉を本格化させるとともに、環太平洋パートナーシップについて関係国との協議を行っていきたいと思います。

 この第三の開国には過去の開国にはない困難も伴います。価値観が多様化する中、明確なビジョンを提示し、国民の総意を形成する努力を地道に積み重ねていかねばなりません。例えば、貿易自由化で農林漁業の衰退を懸念する声があります。私は、貿易自由化と農林漁業の存続が相反する目標であるかのような先入観を排し、新しい農林漁業の可能性を追求します。今年前半までに開国と農林漁業の活性化を両立させる政策を提示したいと思います。安全保障面では、東アジア地域に北朝鮮の問題や海洋の問題など不安定で不確実な状況があります。我が国自身が防衛面で努力しつつ、日米同盟を二十一世紀にふさわしい形で深化させ、国民の安心・安全に万全を期します。

 私が掲げる二つ目の理念は、「最小不幸社会の実現」です。この国に暮らす皆さんに夢を存分に追い求めていただくためには、病気、貧困、失業といった不幸の原因をできる限り小さくすることが大前提となります。来年度予算は、子ども手当の拡充、求職者支援制度の創設、年金の安定確保などを盛り込みながら、事業仕分けの拡大により当初設定した財政健全化の目標も守りました。しかし、こうした努力だけで膨らむ社会保障の財源を確保することには限界が生じています。そもそも財政とは、国民が享受すべき生活の保障、活動の支援を分かち合いの精神で実現するためのものです。どのような仕組みがこの国に適しているのか、いよいよ国民的議論を深め、今年半ばまでに、社会保障制度の全体像と併せ、消費税を含めた抜本改革の姿を示したいと思います。

 私が掲げる三つ目の国づくりの理念は、「不条理を正す政治」です。「平成の開国」、「最小不幸社会の実現」のためには、国民の信頼に足る政治が不可欠です。不公正や不条理をきちんと正す政治を行うことにより、政党や政権といったレベルにとどまらない、政治システム全体に対する国民の信頼を得て、大きな変革を推進することができると考えます。昨年、新卒者雇用、待機児童ゼロ、HTLV-1対策、硫黄島の遺骨帰還といった課題で特命チームを設けました。苦しんでいる人がいる不条理を放置するわけにはいかない。この私の政治家としての信条、民主党結党の精神を行動に移したものです。そして、一昨年の政権交代にも、従来の政治がなおざりにしてきた不条理を解消して欲しいという国民の期待が込められていたと思います。残念なことに、政治とカネの問題に対する私たちの政権の姿勢に疑問が投げかけられています。今年こそこの失望を解消し、国民の支持を受けた改革を断行していくことを誓います。

 昨年、京都のジョブパークや新宿のハローワーク、芦屋の高齢者孤立化防止サービス、千葉や山形の若い世代も参加した元気な農業など様々な現場を視察しました。そこには、支え合って困難を乗り越え、夢を追いかけるために奮闘する姿がありました。姫路では、御自身も病気と闘いながら保護司を務めておられる方が「支援した若者が何とか通学し、卒業式を迎える日は我がことのように嬉しい」と語ってくれました。新宿のジョブサポーターは、担当した学生さんが「この方に出会って辛い状況を乗り越え、就職先を見つけることができた」と語る姿に涙を流して喜んでおられました。失業や孤立といった困難から立ち直ろうとする人に身を捧げる尊さ、地域で温かく支える力強さ、相手の視点で地道に応援する謙虚さ。献身的な姿に政権を担当する者として多くを学びました。

 私の掲げた国づくりの三つの理念を結ぶのも、支え合い、分かち合いの絆だと思います。苦しいときに支え合うからこそ喜びも分かち合えるのです。国民の皆様と日本の絆を太く大きく育てる。そのような一年となるよう頑張っていきます。

 平成二十三年一月一日


内閣総理大臣 菅直人
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by mew-run7 | 2011-01-03 15:00 | Trackback