検察役が、小沢の政倫審発言に注目+水谷建設のウラ金立証&告発を超えた事実の起訴
2011年 01月 04日
お見舞いを申し上げます。m(__)m
早く道路、周辺のものやインフラなどが復旧し、
日常の生活に戻れますように。
また、雪おろしや雪かきも大変だと思いますが。
周辺で壊れたものなどで、ケガなどされないように
どうか気をつけて下さいませ。(・・)


最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。
この記事では、小沢氏&秘書の裁判に関わる情報を。
昨日、NHKのニュースを見ていたら、『小沢氏 今月中にも
強制起訴へ』というタイトルが見えたので、「何か本格的に
決まったのか?」と思ったら、単に、指定弁護士が『早ければ
今月中にも小沢元代表を政治資金規正法違反の罪で強制的に起訴
する見通しだ』というだけの話だった。(~_~;) <全文*1>
まだ、いつどうなるかも決まっていないものを、別に、
わざわざニュースで取り上げる必要もないのに、と思ったりも
したのだけど。(-"-))
ただ、今年も1月早々から、政倫審の出席、強制起訴と、また
メディアが小沢氏をネタにして、アレやコレやと報じ続けること
になるのだろう。(ーー)
<当ブログでも、注目すべき新たな情報やmewが気になる情報
が出ていた時には、随時、お伝えしたいと思っている。(・・)>
* * * * *
まず、この強制起訴と政倫審に関わることで、チョット気になる
報道記事が年末に出ていた。(-"-)
『小沢一郎民主党元代表の資金管理団体をめぐる収支報告書虚偽
記入事件で、政治資金規正法違反罪で小沢氏を強制起訴する指定
弁護士は28日、小沢氏に事情聴取するかどうかは衆院政治倫理
審査会での同氏の発言を踏まえて判断することを明らかにした。
指定弁護士は、東京地検特捜部が作成した小沢氏の供述調書に
不明確な部分があるとして聴取したい意向。
小沢氏弁護団は聴取要請については「起訴が決まっている段階で
協力できる範囲は限られている」として拒否の構え。衆院議員
石川知裕被告(37)ら元秘書3人=規正法違反罪で起訴=も
聴取要請されたが、「応じられない」と回答している。
<共同通信10年12月28日>』
<同様の記事が、複数のメディアに出ていた。>
* * * * *
小沢氏は、昨年末、記者会見を行なって、政倫審に出席する意向
があると表明。
また、その後、党執行部に、政倫審出席に関して「条件を付ける
つもりはない」と伝えている。(・・)
それを受けて、党執行部は、通常国会を開会する前の、1月中旬
頃に、政倫審を開くことを検討しているようなのだが・・・。
でも、検察役の指定弁護人が(以下、検察役)が、政倫審での
小沢氏の発言を踏まえて、事情聴取などの捜査の判断を行なうと
いう姿勢を示したら、小沢氏は、政倫審の場で、事件について
話をしにくくなることだろう。(ーー)
もともと小沢氏が、10月以降、政倫審への出席を拒んでいた
大きな理由は、事件が司法の場に移るということにあった。
小沢氏としては、司法の場で、事実が解明されれば、それが
国民への説明にもなると考えていたようなのだが。
もう一つ・・・、検察役が、小沢氏が政倫審で話したことを
細かくチェックして、本人や秘書他の供述との間の小さな矛盾点
を突くなどして、攻撃する材料にすることを懸念した部分も
あったのではないかと察する。(・・)
それゆえ、今回、上のような報道記事が出たことで、小沢氏や
弁護団が政倫審の出席&発言に警戒を強める可能性が高いよう
にも思えるのだが。
かと言って、今から、やはり政倫審への出席を取りやめたいと
言ったり、政倫審の場で「捜査や訴訟に関わることなので」と
細かい点を語るのを避けたりすれば、また「説明を逃げている」
とか、「やっぱり、説明責任を果たす気がないんだ」とか批判
されそうな感じがあるし。^^;
そのようなことを考えると、「一体、どうしたもんかな~」と
思ってしまったmewなのだった。(@@)
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そして、昨年暮れにアップした『小沢&秘書の強制捜査で
始まった1年~その裁判の行方&注目すべき点について』の続報
になるのだが・・・。
小沢氏&秘書は、もともと土地取引の日付に関して、政治資金
収支報告書に記したものが違っているという虚偽記載の罪に
問われているのだけど。
上記のリンク記事に書いたように、検察側は、秘書3人や小沢氏
の裁判で、水谷建設から1億円のウラ献金を受け取ったことを立証
しようとしており、mewは、そのことに大きな疑問を覚えている
し。弁護側も、強い反発を示している。(**)
でも、今回の裁判は、何だか本来の容疑よりも、水谷建設からの
ウラ金授受の件の方が、メインで注目されそうな感じもあって、
イヤ~な予感がしている。(-"-)
* * * * *
秘書3人に関しては、昨年末に公判整理手続きが終わって、
今年1月から裁判(本番)がスタートする予定だったのだが。
この水谷建設からのウラ金授受の立証の件でもめて、裁判の
開始が遅れそうな状況になっているらしい。
『陸山会事件:逮捕から1年 長引く整理手続き
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を
巡り、政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われている衆院議員
の石川知裕被告(37)ら元秘書3人の初公判は、1月下旬以降
にずれ込む見通しとなった。検察側がゼネコンからの裏金授受を
立証するため約10人の証人尋問を求めたことに弁護側が反発し、
公判前整理手続きが長期化しているためだ。逮捕から間もなく1年。
小沢氏が衆院政治倫理審査会出席を決めた中、地裁がどのような
審理予定を組むか注目される。
「何も決まっていない」。24日夕、東京地裁。第11回公判前
整理手続き終了後、弁護団の一人はいら立った様子で語った。
11月末まで計8回の予定だった手続きは、初公判予定日として
地裁が「仮押さえ」をしていた1月12日まで延長された。
石川議員は、土地代金の原資となった小沢氏の手持ち資金4億円
を04年分の収支報告書に記載しなかったなどとして今年1月15
日に逮捕され、2月4日に起訴された。検察側は9月に始まった
公判前整理手続きで、虚偽記載の動機として「4億円の中に公表
できない資金が含まれていた」と主張。根拠として、中堅ゼネコン
「水谷建設」元幹部が04年10月と05年4月に石川議員らに
計1億円を渡したと供述した点を立証する方針を示した。
だが、検察側が水谷側からの裏金が4億円の中に含まれるか
どうか明確にしなかったため、裏金授受そのものを否定する弁護団
は「起訴内容と無関係。立証は必要ない」と反発。水面下のやり
取りが続いたが、登石郁朗裁判長は今月7日の第9回手続きで、
動機や背景事情の範囲内で立証を認めた。複数の関係者によると、
検察側は地裁の判断を受け、水谷建設元幹部だけでなく、現金授受
に同席したとされる下請け会社関係者や小沢氏の元秘書ら約10人
について証人申請する方針を示した。
事件は捜査段階で一部から「単なる形式犯」と批判され、起訴後
は元公設第1秘書、大久保隆規被告(49)の取り調べを担当した
大阪地検特捜部検事の証拠改ざんが発覚。逆風が続く検察側に
とって「悪質性」を強調して裏金授受を手厚く立証することは譲れ
ない一線のようだ。これに対し、弁護団関係者は「関連性の薄い
証人も多い」と反発。捜査段階で大筋で起訴内容を認めたとされる
元秘書たちの供述調書の任意性や信用性も争う方針だ。
<毎日新聞10年12月31日>』
* * * * *
ただ、もし裁判の開始が遅くなったとしても、秘書3人の裁判
の方が、小沢氏の裁判より先に始まって、審理&検察官の立証
から判決まで先に進んで行く可能性が極めて高いので、それが
小沢氏の裁判に与える影響は大きいのではないかと思われるし。
仮に小沢氏の共謀共同正犯が認められず無罪になったとしても、
この件が裁判で立証されれば、小沢氏にとっては、大きな打撃に
なるおそれが高いだけに、mewとしては、かなり気になる
ところだ。(-"-)
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また、上のリンク記事でも問題点として触れたように、小沢氏の
強制起訴を担当する検察役の指定弁護人は、告発事実になかった
小沢氏からの借入金4億円の不記載を小沢氏の起訴内容に盛り込む
方針を固めた模様だという。(-"-)
『陸山会事件:小沢氏「4億円」起訴内容に 指定弁護士方針、
告発事実超えて
小沢一郎・民主党元代表の資金管理団体「陸山会」の土地購入を
巡る政治資金規正法違反事件で、検察官役の指定弁護士は告発事実
になかった小沢氏からの借入金4億円の不記載を小沢氏の起訴内容
に盛り込む方針を固めた模様だ。衆院政治倫理審査会開催後と
みられる起訴に向け、指定弁護士による補充捜査は詰めの段階に
入る。
昨年10月4日に公表された東京第5検察審査会の起訴議決は、
陸山会による土地購入の原資となった小沢氏からの借入金4億円
の不記載についても「犯罪事実」と認定した。
小沢氏側は「告発事実を超えた議決は違法」と主張しているが、
指定弁護士の大室俊三弁護士は「議決内容に沿って起訴するのが
職責」と強調。告発事実を超えた起訴の有効性を巡る過去の判例
についても検討してきた。
小沢氏が議決の効力停止を申し立てた際、最高裁は「有効性は
刑事裁判の手続きの中で判断されるべきだ」と指摘。こうした経緯
も踏まえ、大室弁護士は「手続きの土俵に乗せないまま私たちが
無効と判断することは考えにくい」とも述べており、第5審査会
の判断を尊重して4億円を起訴内容に盛り込むことは確実とみら
れる。
指定弁護士は、第5審査会が小沢氏との共謀を認定した衆院議員、
石川知裕被告(37)ら元秘書3人=同法違反で起訴=にも聴取を
要請したが全員に拒否された。小沢氏の弁護人も要請に応じない
意向を示しているが、指定弁護士は「話を聞く努力もせずに補充
捜査を終えられない」としており、政倫審開催後に聴取要請するか
を判断する見通しだ。聴取要請や起訴のタイミングが政局に影響
を与える可能性もあるが、大室弁護士は「淡々と進めるよりほか
ない」としている。<毎日新聞1月3日>』
* * * * *
そもそも、告発事実を超える事実の強制起訴が認められるか
どうかということ自体、大きな問題になるのだが。
もし裁判所側が、この4億円の借入金の不記載を起訴事実に
加えることを認めれば、検察役は、その原資として、水谷建設から
の金銭授受に関しても立証しようとする可能性があるし。
もしかしたら、強制起訴がなされた後も、公判前の整理手続きの
段階で、秘書3人よりもアレコレもめて、時間がかかってしまう
かも知れないな~と危惧しているmewなのだった。(@@)
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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
みようか」も必見!(**)
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さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」、晴天とら日和さんが
作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
『 民主党の小沢元代表の政治資金を巡る事件で、検察審査会の議決を受けて検察官役を務める指定弁護士は、早ければ今月中にも小沢元代表を政治資金規正法違反の罪で強制的に起訴する見通しです。これに対して、小沢元代表は裁判で全面的に争う方針で、元秘書ら3人も起訴された内容を否認する方針を明らかにしており、政治資金を巡る事件は、法廷での審理に向けた動きが本格化します。
民主党の小沢一郎元代表は、みずからの政治資金を巡る事件で、検察審査会が2回にわたって「起訴すべきだ」と議決したのを受けて、政治資金規正法違反の罪で強制的に起訴されることになっています。検察官役の指定弁護士は、関係者から事情を聴くなどして補充捜査を進めており、早ければ今月中にも小沢元代表を起訴する見通しです。これに対し、小沢元代表は「裁判で無実が必ず明らかになる」として全面的に争う方針で、弁護団も「強制的な起訴は、検察審査会の権限を逸脱した違法なものだ」と主張することにしています。また、政治資金規正法違反の罪で起訴されている衆議院議員の石川知裕被告(37)ら元秘書3人については、裁判の争点を整理する公判前整理手続きが進められています。関係者によりますと、今月中にも初公判など裁判の日程が決まる見通しです。石川議員らは、捜査段階では起訴された内容を認める供述をしていましたが、裁判では起訴内容を否認し、争う方針です。小沢元代表の政治資金を巡る事件は、法廷での審理に向けた動きが本格化することになります。NHK3日』