岡田が小沢政倫審の公開を要望+菅内閣が、普天間、嘉手納基地の負担軽減のために格闘中
2011年 01月 06日
最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。
毎回、「菅vs.小沢」のことを書くのも「何だかな~」という
感じがあるし。^^;
今回は、菅内閣が沖縄の普天間&嘉手納基地の米軍の訓練移転
&負担軽減を行なうとしている話をメインに書きたいと思うの
だけど。<大事な時期ゆえ、是非、より多くの国民に理解&後押し
をして頂きたいと思うので。(・・)>
一つだけ、小沢氏関連で、昨日、目に止まったニュースを。
岡田幹事長が、小沢氏の政倫審を公開した方がいいと意見を
述べたという。
『民主党の岡田克也幹事長は5日出演したインターネットの番組
で、小沢一郎元代表の衆院政治倫理審査会出席が実現した場合に
ついて、「オープンにした例もあるので、全部フルオープンでする
のが一番いい」と述べ、テレビ中継も含めた全面公開とすべきだと
の考えを示した。
また、岡田氏は「もっと早く政倫審に自ら出られて説明して
いれば違った展開だった。随分引きずってきたことで、民主党に
対して国民の皆さんの厳しい目(視線)が注がれた」と指摘、
政倫審での弁明を拒んできた小沢氏を批判した。<時事通信5日>』
また、『これに関連し、岡田氏が昨年末、小沢氏に対し、衆院
政倫審の土肥隆一会長に開催をすぐ申し立てるよう求めていたこと
がわかった。党幹部が5日、明らかにした。小沢氏側から返答は
ないという。<読売新聞6日>』
* * * * *
昨年5月の『小沢の政倫審は、公開した方がいい。&国民は、
まず、容疑事実を把握して欲しい。』という記事や、10月の
『岡田が小沢に、政倫審出席を要請か?・・・』という記事など
にも書いたのだけど。
mewは、5月に一時、小沢氏が政倫審出席に前向きな姿勢を
見せた時から、できればTV中継などを入れてオープンな形で
行なって、メディアの編集を経ずに、小沢氏のクチから国民に
説明をする機会を作った方がいいと思っていたし。
その方が、国民に妙な誤解をされるのを防ぎ、理解や支持を
得やすくなるのではないかと、今でも思っている。(**)
つい先日も、知人と「もし5月に政倫審に出席していたら、
検察審査会の議決の行方や、党内での立場や実権なども含め、
その後の展開がかなり変わっていたのではないだろうか」という
話をしていたばかりなのだが。
もし今後、小沢氏が政権の中枢に復権することを考えている
なら、尚更に、今回の政倫審は大切なものになると思うし。
本当は、めっちゃイヤなのだろうけど、折角、出席することに
決めたからには、小沢氏の考えがきちんと国民に伝わる形を
とった方がいいのではないかと思っている。(・・)
<ただ、『検察役が、小沢の政倫審発言に注目・・・』に書いた
ように、指定弁護士もTV中継を見るかも知れないと思うと、
チョット引っかかってしまう部分もあるんだけどね。(-"-);>
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
話は変わって、沖縄の基地問題のことを・・・。
菅首相は、普天間基地の移設に関して、一応、鳩山前首相が
米国と合意した辺野古への移設の方針を継承すると言っているの
だけど。
以前から何度か書いているように、菅首相自身は、辺野古への
移設には反対の立場だし。すぐに、自民党&米国と作った計画を
実施する気もないようなのだ。(・・)
菅首相としては、それなり時間をかけて、この問題に対応する
ことを考えていて。まずは普天間基地などの危険性を除去&基地
負担の軽減を優先させながら、沖縄県民の意思をバックにつけて
何とか全面的に辺野古に移設する形を回避しようとしているかの
ようにも見える。(**)
とはいえ、米国や防衛省、保守タカ派勢からの圧力がどんどん
強まっているようで。<それで、名護市への補助金打ち切りも
せざるを得なくなったようだし。(-"-)>ここから先の交渉他&
戦いが、かなり大変になりそうな感じなのだ。^^;
で、これを読んでいる人の中には、菅首相or内閣を好んで
いない人も少なくないかも知れないのだけど。
実際問題として、今すぐ、首相が交代するという可能性は
乏しいので、沖縄の問題に関しえは、当分の間は、菅政権に
頑張ってもらわないといけないわけだし。何分にも米国など
に対抗して行くためには、より多くの国民の後押しが必要に
なるので・・・。
、どうか、菅首相or菅内閣を好むと好まざると、沖縄の基地負担の
軽減を進める上で、これはいいと思う政策に関しては、その部分
だけでも応援をして頂けるといいな~と願っているmewなの
である。(・・)
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実は、沖縄の基地に関して、昨年の大晦日に、mewが
「お~っ」と思ったニュースが2つ出ていたのだ。(・o・)
一つは、日米安保50周年を記念して、今春、発表する予定に
ばっている日米の共同声明で、普天間基地切の問題は、取り上げ
ない方針を固めたというものだ。
『政府は11年春に予定される菅直人首相訪米時に取りまとめる
日米同盟深化に関する共同声明で、米軍普天間飛行場(沖縄県
宜野湾市)移設問題を事実上、棚上げする方針を固めた。
声明は安全保障分野に特化せず「安保」「経済」「人的・文化
交流」の3本柱を掲げ、日米関係全般を取り上げたい考えだ。首相
と前原誠司外相の沖縄訪問を踏まえ、名護市辺野古崎地区への移設
に短期間で県民の理解を得るのは困難と判断した。
<共同通信10年12月31日>』
この共同声明については、また改めて書きたいと思うけど。もし
ここで、鳩山首相に続いて、菅首相まで米国との共同声明の文書
に辺野古移設を明記してしまったら、もうこの計画は変更する
ことは完全に不可能になってしまうおそれが大きいだけに、何とか
上述のような方針を貫いて欲しいところだ。(**)
* * * * *
そして、もう一つは、政府が、周辺住民に脅威を与えている
普天間基地のヘリ部隊の訓練の一部を、国内の他の地域に移す
ことを検討しているというものだ。(・・)
『沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で、政府が同県の基地負担
軽減策として、同飛行場でのヘリコプター部隊の一部訓練の県外
移転検討に着手したことが分かった。
複数の政府関係者が30日、明らかにした。同飛行場のヘリ部隊
の訓練移転が実現すれば初めてで、住宅が密集する同飛行場周辺の
危険性除去にもつながる。陸上自衛隊日出生台(ひじゅうだい)
演習場(大分県)など複数の候補地が挙がっている。菅首相は来春
の訪米で、基地負担軽減に協力するよう米側に要請する方針だ。
<読売新聞10年12月31日・全文*1>』
* * * * *
実は、菅内閣は、沖縄の嘉手納基地で、周辺住民が騒音被害に
苦しんでいるF15戦闘機の訓練を、グアムに移転させることを
米国側と交渉しており、大筋で合意したと伝えられている。(・・)
『日米両政府は、沖縄の米軍嘉手納基地で行っているF15戦闘機
の訓練の一部を2011年度中にも米領グアムに移転させることで
大筋合意した。日本政府関係者が明らかにした。来日するゲーツ
米国防長官と北沢防衛相が13日に行う会談で最終的に合意する
見通し。沖縄に駐留する米軍の訓練を国外に移転するのは初めて。
政府は、地元の基地負担軽減策の具体化の一つと位置づけ、難航
する米軍普天間飛行場の沖縄県内移設に県側の理解を得る足がかり
としたい考えだ。<読売新聞3日、全文*3>』
<基地負担軽減策を、普天間基地の辺野古移設と結び付ける
報道もいくつかあるのだが。時間をかけて、基地政策全体の
見直しを検討&交渉しようとしているとの見方もある。
いずれにせよ、菅内閣が、米国&自民党の決めた移設計画を
直ちに、そのまま実行する気はないのは、確かなようだ。>
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実際、北澤防衛大臣も、5日の閣僚会見で、この2つの米軍基地
の訓練の移転実現に、強い意欲を示していたようだ。(**)
『北沢防衛相は5日午前の閣議後の記者会見で、沖縄県の基地負担
軽減策として、政府が検討している米軍普天間飛行場でのヘリコ
プター部隊の一部訓練の県外移転に関し、「全国で沖縄の負担を
分かち合うというのが基本的な考えで、防衛省の検討チームが米側
と交渉している。ヘリの訓練を本土でやるのは大変だが、ぜひ実現
したい」と述べ、実現に強い意欲を示した。
また、米軍嘉手納基地の戦闘機訓練の米領グアムへの移転や、
県外移転の規模拡大については、「相当拡大しないと意味がない。
(現在より)倍とか3倍の規模で考えないと沖縄の皆さんに負担
軽減を実感してもらえない」と強調した。<読売新聞5日>』
* * * * *
mewは、このブログで何度か、北澤防衛大臣のことを、防衛省
と米国の言いなりになっていると書いたことがあるのだが。
<実際、そのような情報がかなり出ていたんだもの。^^;>
でも、何か菅首相が、12月に、新防衛大綱に関して、周囲の
圧力に負けずに「武器輸出(禁止)三原則」の堅持を貫くことが
できたのは、北澤防衛大臣が、最後に「見直しをしないでいい」
と、背中を押してくれたからだという話もあるし。(・・)
<『新防衛大綱が決定。平和維持の重要な4原則を堅持。菅&
民主党を評価したい。』など参照。>
また、それこそ、まさに米国べったりの前原外務大臣の普天間
基地に関する言動を批判していたとのこと。
『北沢俊美防衛相は24日の記者会見で、前原誠司外相が21日に
沖縄県を訪問した際、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)に関連し、
「代替地を決めるまで使用され続ける」と発言したことについて
「普天間が固定化することを前提にものを言うのは非常に危険。
米側にも不快感を与えるし、慎重であるべきだ」と批判した。
菅内閣として普天間飛行場の継続使用を沖縄側に迫る考えはないと
の認識を示した。
前原氏が同飛行場の継続使用に関連して周辺の小学校などの移転
による危険性除去に言及したことについて、北沢氏は「閣内で協議
した経緯は全くない」と説明。「前原さんお得意の(言動で)、
相談もないし関知もしていない。(鳩山内閣で務めていた)沖縄
担当相がまだ続いていると思っているのか」と不快感を示した。
<朝日新聞10年12月24日>』
* * * * *
今週、前原大臣は、訪米&クリントン国務長官と協議する
予定なので、また勝手に妙な話を決めて来たら困るな~と
思っているのだけど。(-"-)
北澤大臣の方は、来週にも、mew天敵のゲイツ米国防長官
と会談を行なう予定になっていて。米国は、沖縄県知事が県外移設
を主張していることに懸念を示している上、また武器輸出三原則の
見直しを要求して来るらしいという情報もあったりするし。(ーー)
それゆえ、菅政権はイヤだという人も、ここは何とか菅首相や
北澤大臣が、基地問題や武器原則の見直しに関して、米国に押し
切られないように、応援して欲しいと思うmewなのだった。(@@)
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作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
『沖縄県の米軍普天間飛行場移設問題で、政府が同県の基地負担軽減策として、同飛行場でのヘリコプター部隊の一部訓練の県外移転検討に着手したことが分かった。
複数の政府関係者が30日、明らかにした。同飛行場のヘリ部隊の訓練移転が実現すれば初めてで、住宅が密集する同飛行場周辺の危険性除去にもつながる。陸上自衛隊日出生台(ひじゅうだい)演習場(大分県)など複数の候補地が挙がっている。菅首相は来春の訪米で、基地負担軽減に協力するよう米側に要請する方針だ。
訓練移転の検討は、北沢防衛相が指示したという。普天間飛行場のヘリ部隊の主要任務は、陸上部隊の輸送で、沖縄本島北部のキャンプ・ハンセン(金武町(きんちょう)など)や北部訓練場(国頭村(くにがみそん)など)に要員を運び、空陸一体の救出訓練などを実施している。このため、移転先には、空陸一体訓練が可能な大規模、中規模の陸自演習場を想定している。具体的には、1996年の日米合意で沖縄県での実弾射撃訓練を受け入れた矢臼別(北海道)、王城寺原(宮城県)、北富士(山梨県)、東富士(静岡県)、日出生台(大分県)の五つの大規模演習場だ。また、既に米軍陸上部隊との共同訓練を実施している本土の中規模演習場などをローテーションで使うことなども想定している。
(2010年12月31日03時05分 読売新聞)』
『日米両政府は、沖縄の米軍嘉手納基地で行っているF15戦闘機の訓練の一部を2011年度中にも米領グアムに移転させることで大筋合意した。日本政府関係者が明らかにした。来日するゲーツ米国防長官と北沢防衛相が13日に行う会談で最終的に合意する見通し。沖縄に駐留する米軍の訓練を国外に移転するのは初めて。政府は、地元の基地負担軽減策の具体化の一つと位置づけ、難航する米軍普天間飛行場の沖縄県内移設に県側の理解を得る足がかりとしたい考えだ。
米軍にとって国外で最大規模の戦略拠点である嘉手納基地には、2個飛行隊計48機のF15戦闘機が常駐するとされてきた。地元住民からは騒音に対する苦情が強く、日本側は、最大1個飛行隊分の訓練をグアムに移すよう求めてきた。
グアムなどに移動する戦闘機の燃料代などは、在日米軍駐留経費の日本側負担(思いやり予算)の訓練移転費を活用する方向だ。同予算の根拠となる現行特別協定が3月末で期限切れとなるため、11年度からの新協定に経費を盛り込む。
大枠は、6日から訪米する前原外相がクリントン米国務長官との会談でも確認する方向だ。外相は近くルース駐日米大使と新協定案に署名し、3月末までに通常国会で承認を得たい考えだ。
(2011年1月3日 読売新聞)』