震災休戦は終わり？～小沢が菅に会談要請＆小沢派、自民党の「菅おろし」加速
2011年 04月 16日
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＊印のついた報道記事は、文末のＭｏｒｅ部分にあるです。
東日本大震災から１ヶ月余り・・・。
一般国民の間でも、スポーツ界でも、芸能音楽界でも、様々な
世界で、「みんなで、一つになろう」「力を合わせて、この危機
を乗り越えよう」と呼びかけて、みんなで気持ちを合わせて、
自分たちにできることをしながら、頑張って行こうという姿勢が
定着しつつあるのに・・・。
哀しいかな、国民の代表が集まっていて、最も大きな権限と
責任をもって、この震災＆原発事故に対処して行かなければ
ならないはずの政治家の世界だけは、全くそれに反する動きを
加速させている。(-"-)
本当なら、菅首相を好むと好まざると、ともかく菅政権の下で
与野党を問わずに協力をし合って、この国難に対処しなければ
いけない時期なのに・・・。
自民党をはじめとする野党だけでなく、政権与党の中にまで、
一つになって協力するどころか、ひたすら菅首相の批判を繰り
返し、菅おろしにエネルギーを注いでいる議員がどれだけいる
ことか。(ーー)
ｍｅｗは、ひとりの国民として、今の日本の政治の世界を見て
いて、腹が立って来るやら、情けないやら、何だかすごく哀しい
気持ちになっている。(ﾉ_-｡)
＜海外から見たら、異常or滑稽にさえ見えているかも。^^;＞
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
昨日、玄葉国家戦略担当大臣が会見で、このような発言を
していたのだが、ｍｅｗはまさにその通りだと思うのだ。(･･)
『玄葉光一郎国家戦略担当相（民主党政調会長）は１５日午前の
記者会見で、与野党から菅直人首相の退陣論が噴出していること
について「今危機は進行中で、原発事故は終息していない。そう
いうときに政局にしようというのは信じがたい」と批判した。
さらに「誰なら原発事故を収められるのか。本当に自信をもって
（首相退陣を）言っている人がいるとすれば教えてほしい。大切な
ことは、復旧・復興に向けてすべての政治家が全力を挙げて団結
することだ」と強調した。＜産経新聞１５日＞』
確かに、菅政権の震災＆原発事故の対応には、色々と問題のある
部分、足りない部分があるかも知れない。(-"-)
でも、ｍｅｗは、この未曾有の災害をすべて完璧にひとりで
対処できる首相は、ひとりもいないと思うし。今、菅首相が政権を
担っている以上、もし足りないところがあるのなら、ともかく国民
のことを第一に考えて、与野党を問わず、みんなでアシストして
欲しいと思うし。
もし原発対策で、自信を持って、「これぞ」という解決法を提示
＆実行できる人がいるなら、国民のために、自ら申し出て欲しい
と思うのだ。＜菅首相とて、もしそれが実現可能＆有効な手段で
あると判断すれば、国民の生命や生活がかかっているのだから、
簡単に排除したりはしないだろう。(･･)＞
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
今週、小沢一郎氏が福島原発の事故に関して、「俺は最初から
チェルノブイリ並みの事故だと思っていた。それを今更何だ」
「福島第１原発は夏までに収束するのか。俺ならいくつも手はある」
と語っていたという報道が出ていたのを見た。（中国新聞１３日
より）
小沢氏は「自分は相談も 受けないのに出しゃばるわけには
いかない」とも言っていたようなのだが。
ｍｅｗは、正直なところ、その記事を読んだ時、もし小沢氏が
本当にすごく有効な手段を知っているなら、菅首相のことは快く
思っていなくても、国民を救うために、もっと早くに、自ら
それを提言してくれればよかったのに、と思ったものだ。(-_-)
＜後述するように、小沢氏は来週、菅首相と会談をする予定らしい
ので、その時に提言するのだろうか？(･･)
それとも「俺なら」可能だけど、菅首相には不可能な方法なの
だろうか？^^;＞
また、この１ヶ月は様子見をしていた＜よく言えば、見守って
いた？＞議員たちの中には、菅首相の諸対策がうまく行かない
のを見て、まさに後出しのような感じで、「やり方がおかしい」
「こうすべきだった」などと批判をしたり、足を引っ張ろうと
したりするような人も少なからずいて。「何だかな～」と
思ってしまうところがある。(-"-)
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不思議なことに、震災から１ヶ月立って、実際には今でも、
まだ被災地や原発事故の状況が落ち着いたわけでもないのに、
何故か、政界では、菅批判＆菅おろしの動きが解禁になった
らしいのである。(@@)
自民党内では「震災休戦は終わった」と言われているようで。
今月初旬に大連立の交渉を打ち切った後、菅内閣を打倒するために
戦う方針を固めたとのこと。
谷垣総裁も、今後は菅首相を退陣に追い込んで行くことを明言
したという。
また、それと共に、こういう時期こそ、菅政権を支えるべき
民主党内の小沢派の動きも活発化しており、ついに倒閣運動を
起こす構えを見せている。
『民主党の小沢一郎元代表が１２日夜に都内の私邸で開いた側近
議員との会合で、「菅直人首相（党代表）を退陣させるためには
内閣不信任案可決しかない」と語ったことが１３日分かった。小沢
氏は東日本大震災や東京電力福島第１原子力発電所事故の政府対応
に強い不満を漏らしているが、「倒閣」に言及したのは初めて。
野党側が６月２２日の国会会期末に向け検討している不信任案への
同調を示唆することで、首相に自発的退陣を促す狙いがあると
みられる。
複数の出席者によると、小沢氏は「党代表は両院議員総会で辞め
させることができるが、首相は不信任案を可決させることでしか
辞めさせられない」と指摘。その上で、「今こそ国民のために行動
しなければならない」と決意を示した。
内閣不信任案が可決すれば、憲法の規定により内閣総辞職か衆院
解散となるが、小沢氏は首相が衆院解散に踏み切る可能性について
「東北地方では投票所がないから、当分選挙ができない。首相が
解散を打つことはできない」との見通しを示した。ただ、後継の
首相候補を誰にするかなど、小沢氏が具体的にどのような政治行動
を取るかについては言及しなかったという。
自民党関係者によると、小沢氏は自民党の大島理森（ただもり）
副総裁や森喜朗元首相、古賀誠元幹事長と接触を図ろうとしている。
小沢氏が不信任案への同調を示唆したことで、与野党を巻き込んだ
政界再編の動きが今後、活発化する可能性がある。
内閣不信任案を衆院の過半数（２３９議席、欠員２を除く）で
可決させるには、民主党会派（３０６議席）から８０人程度が造反
する必要がある。衆院の小沢グループ（約９０人）が同一行動を
取れば可決できるが、慎重論もある。＜産経新聞１３日＞』
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
さらに、小沢氏は、来週、菅首相と会談を行なうことを
申し込んだという報道もあった。
『東日本大震災や福島第１原発事故への政府対応を不満として、
小沢氏が近く菅直人首相（６４）に会談を申し入れる方針を
固めたことを１４日、小沢氏周辺が明らかにした。与野党から退陣
要求が相次ぐ中、対応次第では小沢氏や支持派議員が倒閣の動き
を強めるとの見方があり、緊迫した局面も予想される。
小沢氏が指摘するのは主に３点だ。
（１）統一地方選の立て直し 前半戦で民主党は大敗した。後半
戦の投開票の２４日までに会談を実現させる意向だ。１３日には
周辺に「首相に意見を言う。とにかく信義を尽くす」と表明した。
「それでも聞いてもらえなかったら仕方がない。後世『あの時の
政治家がきちんと対応せずに日本をつぶした』と言われるわけには
いかない」と、倒閣も選択肢から排除しない考えを示した。
（２）原発事故への対応の遅さ 側近によると、小沢氏は、政府
や民主党内に会議や対策チームが乱立するばかりで、権限や目的、
組織同士の関連性が不明確だと話している。「指揮系統をシンプル
にして政治主導でトップが責任を持って迅速に判断すべき」として、
挙党態勢の構築も求めるものとみられる。
（３）避難区域の設定に不満 事故の状況悪化で徐々に避難区域
を拡大した手法を批判した。「最初に大きく構え、安全を確認して
縮小する方法を取るべきだった」と主張しているという。
＜日刊スポーツ１６日＞』
小沢氏＆小沢派の動きについては、また改めて書きたいの
だが・・・。
小沢氏も、ここで動き方を間違えると、実権を手中にする機会
を完全に失ってしまうおそれもあるだけに、この１～２ヶ月が
大きな正念場になりそうだ。(@@)
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他方、自民党も、早速、菅政権に非協力的な姿勢を露骨に
示すようになっている。
昨日は国会で、東日本大震災に対する国際的支援に感謝する
国会決議を行なうはずだったのだが。参院本会議では採択された
ものの、衆院本会議での採択は、自民党が、民主党の原案に難色
を示して議決ができず。来週以降に持ち越しとなってしまった
という。＜＊1＞
＜国民新党の亀井代表が強く求めていた郵政改革特別委員会の
設置を決めたことに反発を示したようなのだが。震災の国際支援
への感謝ぐらいは、議決に協力すればいいのにね～。^^;＞
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
さらに、自民党は、政府が与野党で復興対策を協議するために
作る「復興実施本部」への参加も拒否したという話も報じられて
いた。
『「実施本部」構想は、首相と全閣僚でつくる方向の「復興対策
本部」とは別で、国民新党の亀井静香代表が野党協力を得るために
新たな枠組みとして提唱。１３日に亀井氏と会談した首相も前向き
な考えを伝え、調整を任せた。
複数の自民党幹部によると、亀井氏が１４日に谷垣氏に電話で
参加を打診したのに対し、谷垣氏は「それはあり得ない」と断った
という。
谷垣氏は１４日午後の記者会見で、首相の対応ぶりやリーダーと
しての資質を批判し「自ら出処進退を判断する時期に来ている」と
早期退陣を要求した。谷垣氏周辺は「いまさら首相がトップの組織
をつくっても、うまくいくはずがないということだ」と、拒否した
理由を説明した。＜共同通信１５日＞』
亀井氏は、震災復興のために救国内閣作りを提唱すると共に、
与野党が協力する体制を作るために、わざわざ官邸に赴き、この
「実施本部」を作ることを菅首相に提言。
菅首相は、＜おそらく亀井氏がうるさいこともあって？＞その
調整交渉役を亀井氏に任せることにしたようなのだが。自民党は
亀井氏に誘いに乗る気は全くなかったようだ。(-"-)
＜亀井氏＆国民新党も、民主党＆自民党が連立した場合は、
かなりピンチになるかも？^^;＞
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
まあ、「菅おろし」を唱える人たちの中には、それが震災復興
や国民のためにもつながるのだと考えている人もいるのだろう
けど。
何だか震災復興を大義名分にして、ここぞチャンスとばかりに、
政権や党内の実権を（ついでに復興利権、原発利権も？）手に
しようとしている人がいるような感じもあって。＜「菅憎し」や
「サヨク政権打倒」の思いを実現させるためだったりとかも。＞
まだ被災地の状況が改善されていないのに、とっとと「震災
休戦は終わりだ」と言われて、権力争いを始めている政界を見て、
果たして、被災地の人たちは、どのように思うのだろうかと、
案じてしまうｍｅｗなのだった。(@@)
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作った「【政権交代】を目指すブログ結集！」をご参照下さい。
『 東日本大震災に対する国際的支援に感謝する国会決議の衆院本会議での採択は、来週以降に持ち越しとなった。
民主党の原案に、自民党が難色を示したためだ。
同決議案は、１５日の参院本会議で採択された。衆院も、同趣旨だが、文言はわずかに異なる決議を行う方向で調整している。衆院議院運営委員会の松野頼久民主党筆頭理事は１５日、菅義偉自民党筆頭理事と断続的に協議し、同日午後の本会議での採択を目指したが、不調に終わった。
自民党の逢沢一郎国会対策委員長は記者会見で、「我々の反対を踏みにじる形で郵政改革特別委員会の設置が本会議で議決された」と採択に応じなかった理由を説明した。これに対し、民主党の安住淳国対委員長は記者会見で、「江戸の敵を長崎で討つような自民党の態度は決して受け入れられない」と反発した。
（2011年4月15日19時21分 読売新聞）』
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ことか。(ーー)
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いて、腹が立って来るやら、情けないやら、何だかすごく哀しい
気持ちになっている。(ﾉ_-｡)
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していたのだが、ｍｅｗはまさにその通りだと思うのだ。(･･)
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記者会見で、与野党から菅直人首相の退陣論が噴出していること
について「今危機は進行中で、原発事故は終息していない。そう
いうときに政局にしようというのは信じがたい」と批判した。
さらに「誰なら原発事故を収められるのか。本当に自信をもって
（首相退陣を）言っている人がいるとすれば教えてほしい。大切な
ことは、復旧・復興に向けてすべての政治家が全力を挙げて団結
することだ」と強調した。＜産経新聞１５日＞』
確かに、菅政権の震災＆原発事故の対応には、色々と問題のある
部分、足りない部分があるかも知れない。(-"-)
でも、ｍｅｗは、この未曾有の災害をすべて完璧にひとりで
対処できる首相は、ひとりもいないと思うし。今、菅首相が政権を
担っている以上、もし足りないところがあるのなら、ともかく国民
のことを第一に考えて、与野党を問わず、みんなでアシストして
欲しいと思うし。
もし原発対策で、自信を持って、「これぞ」という解決法を提示
＆実行できる人がいるなら、国民のために、自ら申し出て欲しい
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あると判断すれば、国民の生命や生活がかかっているのだから、
簡単に排除したりはしないだろう。(･･)＞
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今週、小沢一郎氏が福島原発の事故に関して、「俺は最初から
チェルノブイリ並みの事故だと思っていた。それを今更何だ」
「福島第１原発は夏までに収束するのか。俺ならいくつも手はある」
と語っていたという報道が出ていたのを見た。（中国新聞１３日
より）
小沢氏は「自分は相談も 受けないのに出しゃばるわけには
いかない」とも言っていたようなのだが。
ｍｅｗは、正直なところ、その記事を読んだ時、もし小沢氏が
本当にすごく有効な手段を知っているなら、菅首相のことは快く
思っていなくても、国民を救うために、もっと早くに、自ら
それを提言してくれればよかったのに、と思ったものだ。(-_-)
＜後述するように、小沢氏は来週、菅首相と会談をする予定らしい
ので、その時に提言するのだろうか？(･･)
それとも「俺なら」可能だけど、菅首相には不可能な方法なの
だろうか？^^;＞
また、この１ヶ月は様子見をしていた＜よく言えば、見守って
いた？＞議員たちの中には、菅首相の諸対策がうまく行かない
のを見て、まさに後出しのような感じで、「やり方がおかしい」
「こうすべきだった」などと批判をしたり、足を引っ張ろうと
したりするような人も少なからずいて。「何だかな～」と
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不思議なことに、震災から１ヶ月立って、実際には今でも、
まだ被災地や原発事故の状況が落ち着いたわけでもないのに、
何故か、政界では、菅批判＆菅おろしの動きが解禁になった
らしいのである。(@@)
自民党内では「震災休戦は終わった」と言われているようで。
今月初旬に大連立の交渉を打ち切った後、菅内閣を打倒するために
戦う方針を固めたとのこと。
谷垣総裁も、今後は菅首相を退陣に追い込んで行くことを明言
したという。
また、それと共に、こういう時期こそ、菅政権を支えるべき
民主党内の小沢派の動きも活発化しており、ついに倒閣運動を
起こす構えを見せている。
『民主党の小沢一郎元代表が１２日夜に都内の私邸で開いた側近
議員との会合で、「菅直人首相（党代表）を退陣させるためには
内閣不信任案可決しかない」と語ったことが１３日分かった。小沢
氏は東日本大震災や東京電力福島第１原子力発電所事故の政府対応
に強い不満を漏らしているが、「倒閣」に言及したのは初めて。
野党側が６月２２日の国会会期末に向け検討している不信任案への
同調を示唆することで、首相に自発的退陣を促す狙いがあると
みられる。
複数の出席者によると、小沢氏は「党代表は両院議員総会で辞め
させることができるが、首相は不信任案を可決させることでしか
辞めさせられない」と指摘。その上で、「今こそ国民のために行動
しなければならない」と決意を示した。
内閣不信任案が可決すれば、憲法の規定により内閣総辞職か衆院
解散となるが、小沢氏は首相が衆院解散に踏み切る可能性について
「東北地方では投票所がないから、当分選挙ができない。首相が
解散を打つことはできない」との見通しを示した。ただ、後継の
首相候補を誰にするかなど、小沢氏が具体的にどのような政治行動
を取るかについては言及しなかったという。
自民党関係者によると、小沢氏は自民党の大島理森（ただもり）
副総裁や森喜朗元首相、古賀誠元幹事長と接触を図ろうとしている。
小沢氏が不信任案への同調を示唆したことで、与野党を巻き込んだ
政界再編の動きが今後、活発化する可能性がある。
内閣不信任案を衆院の過半数（２３９議席、欠員２を除く）で
可決させるには、民主党会派（３０６議席）から８０人程度が造反
する必要がある。衆院の小沢グループ（約９０人）が同一行動を
取れば可決できるが、慎重論もある。＜産経新聞１３日＞』
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
さらに、小沢氏は、来週、菅首相と会談を行なうことを
申し込んだという報道もあった。
『東日本大震災や福島第１原発事故への政府対応を不満として、
小沢氏が近く菅直人首相（６４）に会談を申し入れる方針を
固めたことを１４日、小沢氏周辺が明らかにした。与野党から退陣
要求が相次ぐ中、対応次第では小沢氏や支持派議員が倒閣の動き
を強めるとの見方があり、緊迫した局面も予想される。
小沢氏が指摘するのは主に３点だ。
（１）統一地方選の立て直し 前半戦で民主党は大敗した。後半
戦の投開票の２４日までに会談を実現させる意向だ。１３日には
周辺に「首相に意見を言う。とにかく信義を尽くす」と表明した。
「それでも聞いてもらえなかったら仕方がない。後世『あの時の
政治家がきちんと対応せずに日本をつぶした』と言われるわけには
いかない」と、倒閣も選択肢から排除しない考えを示した。
（２）原発事故への対応の遅さ 側近によると、小沢氏は、政府
や民主党内に会議や対策チームが乱立するばかりで、権限や目的、
組織同士の関連性が不明確だと話している。「指揮系統をシンプル
にして政治主導でトップが責任を持って迅速に判断すべき」として、
挙党態勢の構築も求めるものとみられる。
（３）避難区域の設定に不満 事故の状況悪化で徐々に避難区域
を拡大した手法を批判した。「最初に大きく構え、安全を確認して
縮小する方法を取るべきだった」と主張しているという。
＜日刊スポーツ１６日＞』
小沢氏＆小沢派の動きについては、また改めて書きたいの
だが・・・。
小沢氏も、ここで動き方を間違えると、実権を手中にする機会
を完全に失ってしまうおそれもあるだけに、この１～２ヶ月が
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他方、自民党も、早速、菅政権に非協力的な姿勢を露骨に
示すようになっている。
昨日は国会で、東日本大震災に対する国際的支援に感謝する
国会決議を行なうはずだったのだが。参院本会議では採択された
ものの、衆院本会議での採択は、自民党が、民主党の原案に難色
を示して議決ができず。来週以降に持ち越しとなってしまった
という。＜＊1＞
＜国民新党の亀井代表が強く求めていた郵政改革特別委員会の
設置を決めたことに反発を示したようなのだが。震災の国際支援
への感謝ぐらいは、議決に協力すればいいのにね～。^^;＞
＊ ＊ ＊ ＊ ＊
さらに、自民党は、政府が与野党で復興対策を協議するために
作る「復興実施本部」への参加も拒否したという話も報じられて
いた。
『「実施本部」構想は、首相と全閣僚でつくる方向の「復興対策
本部」とは別で、国民新党の亀井静香代表が野党協力を得るために
新たな枠組みとして提唱。１３日に亀井氏と会談した首相も前向き
な考えを伝え、調整を任せた。
複数の自民党幹部によると、亀井氏が１４日に谷垣氏に電話で
参加を打診したのに対し、谷垣氏は「それはあり得ない」と断った
という。
谷垣氏は１４日午後の記者会見で、首相の対応ぶりやリーダーと
しての資質を批判し「自ら出処進退を判断する時期に来ている」と
早期退陣を要求した。谷垣氏周辺は「いまさら首相がトップの組織
をつくっても、うまくいくはずがないということだ」と、拒否した
理由を説明した。＜共同通信１５日＞』
亀井氏は、震災復興のために救国内閣作りを提唱すると共に、
与野党が協力する体制を作るために、わざわざ官邸に赴き、この
「実施本部」を作ることを菅首相に提言。
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調整交渉役を亀井氏に任せることにしたようなのだが。自民党は
亀井氏に誘いに乗る気は全くなかったようだ。(-"-)
＜亀井氏＆国民新党も、民主党＆自民党が連立した場合は、
かなりピンチになるかも？^^;＞
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まあ、「菅おろし」を唱える人たちの中には、それが震災復興
や国民のためにもつながるのだと考えている人もいるのだろう
けど。
何だか震災復興を大義名分にして、ここぞチャンスとばかりに、
政権や党内の実権を（ついでに復興利権、原発利権も？）手に
しようとしている人がいるような感じもあって。＜「菅憎し」や
「サヨク政権打倒」の思いを実現させるためだったりとかも。＞
まだ被災地の状況が改善されていないのに、とっとと「震災
休戦は終わりだ」と言われて、権力争いを始めている政界を見て、
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案じてしまうｍｅｗなのだった。(@@)
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『 東日本大震災に対する国際的支援に感謝する国会決議の衆院本会議での採択は、来週以降に持ち越しとなった。
民主党の原案に、自民党が難色を示したためだ。
同決議案は、１５日の参院本会議で採択された。衆院も、同趣旨だが、文言はわずかに異なる決議を行う方向で調整している。衆院議院運営委員会の松野頼久民主党筆頭理事は１５日、菅義偉自民党筆頭理事と断続的に協議し、同日午後の本会議での採択を目指したが、不調に終わった。
自民党の逢沢一郎国会対策委員長は記者会見で、「我々の反対を踏みにじる形で郵政改革特別委員会の設置が本会議で議決された」と採択に応じなかった理由を説明した。これに対し、民主党の安住淳国対委員長は記者会見で、「江戸の敵を長崎で討つような自民党の態度は決して受け入れられない」と反発した。
（2011年4月15日19時21分 読売新聞）』
by mew-run7
| 2011-04-16 05:34
| 民主党～立民党に関して
