小鳩派が鹿野を支持&公明と連携模索か?+鹿野なら改憲連立も阻止可能かも
2011年 06月 10日
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*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。
TVや新聞では、毎日のように「ポスト菅」が誰になるのか、
アレコレ報じられているのだが。
どのルートも、なかなか「これぞ」という候補に決めることが
できず、時間だけが無為に過ぎて行っている感じがある。(-"-)
しかも、メディアに取り上げられている候補たちは、そろいも
そろって、憲法改正(特に9条)や集団的自衛権の容認&解釈
変更に熱心な保守系タカ派ばかり。(>_<)
<前原、野田、枝野、玄葉、原口、小沢(鋭)、樽床など。>
特に、仙谷氏&執行部側の最有力候補になりつつある野田氏は、
バリバリの改憲派だ。(ーー゛)
ただ、昨日から名前が挙がり始めている鹿野道彦農水大臣は、
改憲容認派も、9条改正や集団的自衛権の容認には反対の立場の
人ゆえ、「平和が一番!」のmewとしては、鹿野氏が首相に
なってくれることを期待するしかない感じだ。(・・)
<鹿野氏については後述するが。小沢派や中間派が、同氏を支持
することを検討しているという報道もある。(+_+)>
* * * * *
8日、社民党の常任委員会で、福島党首が、大連立の話が進んで
いることに関して『「大政翼賛会になりかねない。理念なき野合は
おかしい」と批判するとともに、「脱原発つぶし、憲法改正への
道筋であり、大増税内閣になってしまう」と指摘した』とのこと。
<時事通信8日より>
被災者はもちろん、国民の多くも、ともかく震災対策を第一に
考えて欲しいと願っているわけで。そして、与野党が協力して対策
に当たるためには、大連立をした方がいいのかも知れないと思って
いる人が多いのではないかと思うのだけど・・・。
でも、1日でも早く憲法改正を実現したい保守タカ派たちは、
ジャマだった(&彼らいわくサヨクの)菅首相が辞任することに
なったのを受けて、この首相交代&大連立を、改憲実現のチャンス
だととらえ、準備を進めているというのが実情なのである。(-"-)
* * * * *
もしヒマがあるなら、少しでも震災対策にエネルギーを傾けて
欲しい時期だというのに、7日には、民主、自民両党などの有志
議員が100人も集まって、憲法改正に関する議連を立ち上げ、
設立総会を開いたという記事も載っていた。(ーー)
<この議連の呼びかけ人になった小沢鋭仁氏(元鳩山Gの幹部)
も、代表選出馬に意欲を示しているのよね。^^;>
『民主、自民両党などの有志議員は7日昼、憲政記念館で憲法改正
の発議要件を衆参両院の各3分の2以上の賛成から両院の過半数に
緩和することを目指す「憲法96条改正を目指す議員連盟」の設立
総会を開いた。
総会には、両党のほか、国民新党、公明党、みんなの党、たち
あがれ日本、無所属の約100人が出席。西岡武夫参院議長も参加
した。顧問に森喜朗、麻生太郎、安倍晋三元首相が就任した。
呼びかけ人の民主党の小沢鋭仁前環境相は「憲法の個別の話に
入る前に、時代の変化に合わせた憲法のあり方を考えるべきだ」と
あいさつ。自民党の古屋圭司元経済産業副大臣は「憲法制定以来、
初めての改正の動きだ。今日は歴史的な一日になる」と述べた。
憲法改正案の提出には衆院で100人、参院で50人以上の賛同
者が必要なため、改憲に反対の社民、共産両党以外の議員にも参加
を呼びかけた。賛同者は200人を超えたという。
議連は、活動目標を9条など議論が対立しやすいテーマを避け、
96条改正に絞った。大連立構想が再び浮上するなか、保守系議員
による政界再編を目指す動きとの見方もある。<産経新聞7日>』
<関連記事・『小沢、鳩山は菅を監視する組織を&前原、長島ら
は改憲目指す組織を設立』『・・・自民の憲法96条改正案は
アブナイ』など。>
これまでも繰り返し書いているように、mewから見れば、
96条を改正して、簡単に憲法を改正できるようにするのは、
ある意味では、9条改正よりアブナイことだけに、これは、
マジで警戒すべき動きなのではないかと思う。(`´)
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mewは、基本的には、大連立には反対の立場なのだが。もし
震災対策を行なうために止むを得ないのであれば、期間や目的
を限定する形で部分連立をするにとどめて欲しいと思っている。
<本来、震災対策に関する与野党の協力は、連立なんて組まなくて
もできることだと思うのだけど。政権与党のおいしい味に慣れた
自民党の議員の中には、それなりの地位や利益&権限を与えないと、
なかなか動こうとしない人たちがいるようで・・・。^^;>
ましてや、この大連立を憲法改正のために利用されることは
絶対に許容できないし。それだけは、何とか阻止したいと思う
気持ちが強い。(**)
<mewは、改憲容認派だけど。自民党&保守タカ派が行なおう
としている憲法改悪には反対の立場。>
そして、このような動きを封じるためには、まずは、民主党
の新代表には、改憲推進派ではない人がなることが求められる
わけで。
今、候補に挙がっている中では、鹿野道彦氏に期待するしか
ないようなのだ。(・・)
* * * * *
鹿野氏は、元・自民党&93年離党組のベテラン議員で、自民党
時代は40代の頃から2回も閣僚に選ばれるなど、将来を期待
されていた人だ。<離党後、新党みらいを作った時にも、かなり
注目されていたかも。>
今回、菅内閣で久々に農水大臣になったのだが。あの石原都知事
が、先日の会見で「鹿野君というのはね、実務の分かっている大臣
だから。珍しい大臣ですよ、今の内閣では」と評価していたという。
コチラに09年衆院選の際に毎日新聞が行なったアンケートが
あるのだが。9条改正も、集団的自衛権の解釈の見直しにも反対
しており、大部分の項目で、mewと考えが合う。(+_+)
しかも、鹿野氏の場合、単にハト派というだけでなくて、全般
的にバランスがとれた考え方をするし、話や考え方が理論的で
わかりやすい上、民主党内では中間派に位置していて、小沢派とも
非小沢派や中間派ともうまく話ができる人だと言われている。
<さらに、自民党ともパイプがある。>
最近は、あまりTVなどに出る機会がないので、知名度の点で
問題があるかも知れない&もう69歳ゆえ、若返りを望む人に
支持されるかが心配なのだけど。でも、政治家としての経験や実績
は十分だし、震災対策を進める上で、党内や与野党をまとめて行く
首相が求められている今日、鹿野氏は、それに最も適した人なの
ではないかと思ったりする。(・・)
<震災対策でも、山形が選挙区なので、被災地ではないものの、
東北地方には縁がある人だし。いわゆる農水族ゆえ、被災地の
復興で最も重要な農漁業に強い人なのもGOODかも。(+_+)>
* * * * *
そんな中、昨日になって、小沢派が代表選に鹿野氏を推す可能性
があるという報道が出ていた。(・o・)
『菅直人首相の後継を選ぶ民主党代表選に向け、仙谷由人官房
副長官ら複数の党幹部が、野田佳彦財務相(54)を擁立する動き
が9日、浮上した。一方、小沢一郎元代表や鳩山由紀夫前首相の
グループや党内中間派からは、鹿野道彦農相(69)を推す動きが
出ている。(中略)
鹿野氏には小沢元代表や鳩山氏のグループのほか、党内中間派に
期待感があり、筒井信隆副農相らが近く擁立を目指して勉強会を
発足させる。小沢グループ幹部は「増税路線の野田氏は推せないが、
鹿野氏なら安定感がある」と語った。
小沢元代表は9日、東京都内の個人事務所で会談した側近議員ら
に「国をどう立て直すかには、どのグループの人間かは関係がない」
と語った。<毎日新聞10日>』
『元代表は7日、「ポスト菅」の条件の一つとして「野党が協力
できる体制」を挙げた。自民、公明両党などは民主党に重要法案
への協力の前提としてマニフェストの大幅修正を求めている。
元代表は最近、周囲に「政策は政党にとって大道具、小道具だ」と
漏らした。<日経9日・全文*1>』
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小沢グループには、首相候補に名乗りをあげられるような経験
のある(当選回数が多い)衆院議員がほとんどいないため、次の
代表選で、これぞという候補を立てられないのが、弱みになって
いる部分がある。^^;
最近、原口一博氏が小沢氏に近い存在になったようで<mew
には、首相になりたくて小沢氏に近づいたようにも見えるとこも
あるのだけど>、昨年から代表選出馬に意欲を示しているのだが。
党内では、原口氏を評価する人は少ないし。2日の不信任案の
決議の前後にコロッと態度を変えたことで、党内外や国民から
すっかり信用を失った感じもあるだけに、小沢氏は彼を候補に
選ぶ気はないのではないだろうか?(・・)
<原口氏は、不信任案決議の前日には「野党の不信任案に1票
投じるのは断腸の思いだが、100年の悔いを残さないために、
賛成する」と力強く語っていたのに、当日には結局、反対票を
投じた上、「もともと、野党の不信任案に乗るなんていうのは、
邪道なんです」と臆面もなく言ってのけて、大ヒンシュクを
買ったからね。(>_<)>
* * * * *
とはいえ、小沢派としては、この代表選で非小沢派の立てる
候補に負けることになれば、党内での実権&影響力を完全に失って
しまう可能性があるわけで。このピンチをしのぐには、党内で
中間派や非小沢派も含めて、より多くの議員が支持できそうな
候補を立てることが必要になる。(・・)
しかも、前記事の『仙谷の動きに慎重な自公&小沢の思惑』
にも少し書いたのだけど・・・。
小沢氏は、自民党とは連立を組まずに、民主党政権を維持
して行くことを考えているように見える部分がある。
小沢氏は、森喜朗氏らと手を組むことを協議していたものの
<あくまでも「菅おろし」のために?>、自民党の中には「小沢
外し」「小沢4K公約見直し」を訴えている議員が多い上、もし
ここで下手に政権の座に戻すと、折角、半分壊しかけていた自民党
の勢いが、復活してしまうおそれがあるだけに、執行部ルートの
連立は阻止したいと考えている可能性が高い。(**)
とはいえ、民主党政権が衆参ねじれ国会の問題をクリアするため
には、新たな連立の相手がどうしても不可決なわけだけど。
mewは、もしかしたら、小沢氏は、国民新党(社民党や新党
日本も?)などに加えて、公明党を引き入れようと考えているの
ではないかな~と思うところがあるのだ。(・・)
これは、『小沢派の連立相手は公明党?!・・・』という記事
にも書いのだが。
小沢&鳩山派は、4月に「震災に対応できる連立政権に向けた
総調和の会」なる勉強会を作ったのだが。その設立趣意書には、
『公明党との連携を軸とした「政策協定による」連立政権を構築
する必要性』が記されていたとのこと。
・・・ということは、小沢氏は、もうこの頃から、公明党や学会
の幹部と連立or連携の協議をしていた可能性が十分にある。(**)
そして、まずは、小沢氏が支持する候補が首相になって、さらに
自民党との連立がなくなれば、小沢氏が公明党との連立or連携話
をまとめれば、また党内でそれなりの影響力を保つこともできるし。
それを足がかりにして、政界再編の中で実権をとることも可能に
なるわけで。
それゆえ、おそらく小沢氏は、ここは多少、政策などの部分で
譲歩をしてでも<&あまりオモテには出ない形で?>、鹿野氏の
ように、そこそこ考えが合う&勝てる見込みが大きい候補を支持
しようとするのではないかと思ったりもする。(+_+)
* * * * * *
まあ、実際のところ、果たして小沢派が鹿野氏を支持するか
どうかはまだわからないし。
個人的には、いい加減、民主党内での実権争いにヘキエキと
して来ているところはあるmewとしては、「小沢派」なるもの
に肩入れをする気はないのだけど。_(。。)_
でも、ここで代表選を巡って、党内がゴタつくことになれば、
震災対策が遅れる上に、国民はますます政治不信になる可能性が
大きいし。改憲連立も阻止したい思いは強いわけで・・・。
mew的には、この際、菅首相も鹿野氏を推してくえると
いいな~と思うところもあるのだけど。<若い世代ではないから
ダメかしらん?^^;>
もしできるなら、鹿野氏がスムーズに首相になって、この大事な時
期に少しでも党内対立を緩和して震災対策を進めると共に、本来、
民主党が目指すべき平和&リベラル志向の国政を行なうようになると
いいな~と願っているmewなのだった。(@@)
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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
みようか」も必見!(**)
kimeraさんも「kimekime25」で吼えているです。
さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」、晴天とら日和さんが
作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
『 内閣不信任決議案採決に欠席した民主党の小沢一郎元代表の執行部への対決姿勢が鳴りを潜めている。強く抵抗してきた民主党マニフェスト(政権公約)の修正も容認姿勢をにじませる。不信任案採決で行動をともにしたグループ14人の処分を控え、「ポスト菅」や大連立構想でも切り札が見当たらない。当面は事を荒立てず、党内の動向を注視する戦術のようだ。
民主党の岡田幹事長との会談を終えた小沢元代表(8日午後、東京・永田町)=共同
「誰がいいのか、みんなで相談してほしい」。元代表は8日、自らに近い議員にこう指示した。7日にも「結束できる候補を教えてほしい」と要請。グループ内の合意を重視する姿勢を示した。2日の不信任案採決前夜には小沢グループ衆院議員約100人のうち約70人が集結したが、採決で対応が分かれたため、結束に危機感を強めているとの見方が大勢だ。
元代表は7日、「ポスト菅」の条件の一つとして「野党が協力できる体制」を挙げた。自民、公明両党などは民主党に重要法案への協力の前提としてマニフェストの大幅修正を求めている。元代表は最近、周囲に「政策は政党にとって大道具、小道具だ」と漏らした。
背景には、党員資格停止の処分を受けている元代表が次回の党代表選に出馬できず、小沢グループが一致して推せる候補もいない事情がある。原口一博前総務相が不信任案の採決で反対に回ったことで、グループ内では「原口の芽はなくなった」との空気が広がる。
小沢元代表は7日、内閣不信任案決議に欠席・棄権した議員と会い「できることは手伝うから何でも言ってほしい」と伝えた。だが8日夜、小沢グループの7人が前原氏を支持するグループの議員らと都内で会食した。小沢グループからの参加者はすべて内閣不信任案決議で反対に回った議員だった。出席者の一人は「党内で新たな足場を築くため今後も意見交換を続ける」と語った
<日経9日>』