野田の執行部人事は、親小沢から反小沢、右から左まで党内融和を配慮

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。



  昨日30日、衆参院で首班指名が行なわれ、野田佳彦氏(54)
が、第95代、62人目の首相に選出された。(・・)

 野田氏は54歳3カ月で首相に就任。首相就任時の年齢としては
安倍晋三(52歳)、田中角栄(54歳2カ月)両元首相に次いで、
戦後3番目の若さだとか。(・o・)

<安倍っちが、52歳&当選5回で首相になった時は、未熟な若造
が首相になってしまったという感じがあったのだけど。<年齢も
さることながら、大部分の首相は当選10回前後はしていて、
それなりの経験、実績が積んでいたので尚更。>
 でも、野田氏も54歳&当選5回ながら、よくも悪くも若さを
感じさせず、どっしり落ち着いた雰囲気がしちゃうのが不思議。^^;>

* * * * *

 また昨日は、首班指名が行なわれる前に、菅内閣が最後の閣議を
開き、辞表をとりまとめて、総辞職を行なった。(・・)
 
 菅直人首相の在任期間は449日で、戦後の首相30人の中では、
19番目の長さだったとか。<でも、2000年代にはいってから
で考えると、小泉元首相についで2番目の長さ。森、安倍、福田、
麻生、鳩山氏には(ドングリの背くらべに)勝った。(@@)>

 ただし、野田内閣の首相や閣僚が任命されるまでは、菅内閣が
職務執行内閣を行なうことになるので、何かあった時には同内閣
が担当。9月1日の全省庁をあげての防災訓練も菅内閣の閣僚が
行なうらしい。^_^;

『閣議では総辞職にあたっての首相談話を決定。談話では震災や
原発事故対応を取り上げて「必ずしも十分な対応ができなかった点
については大変申し訳なく思っている」と陳謝。その上で「歴史が
どう評価するかは後世に委ねるが、私をはじめ閣僚全員は持てる
力のすべてを挙げて誠心誠意取り組んできた」と訴えた。
<朝日新聞30日>』

 また枝野官房長官は、今年1月に就任したので、在任期間は
8ヶ月弱だったのだけど。
 閣議後の記者会見では「東日本大震災があり、3年ぐらい官房
長官をやっていた実感だ」と話しており、mewも「そうかも知れ
ないね~」と思ってしまった。(・・)

 そして、「被災者の立場からは大変至らない点があり率直に反省
し、じくじたる思いを持っているが、与えられた情報で最大限の
仕事をしたつもりだ」と振り返っていたという。
 また今後は、一兵卒として仕事をし、「自らの年齢と自らの
歴史的立ち位置を見たときに、5年、10年先の日本を考えた勉強
をしたい」と語っていた。<「 」内、産経新聞30日より>

* * * * * 

 3月の東日本大震災は、広範囲での未曾有の大地震、大津波だけ
でも大変だったのに、福島の原発事故も併発。
 しかも、これだけの災害が起きると、各地の被害状況もなかなか
つかめず。<mewは、その点でも菅首相が翌日すぐにヘリに
乗って、被災地を上空から見たのはよかったと思うのだけど。>

 菅首相も枝野官房長官も、最初の1週間、官邸に泊り込んでいた
のだが、ほとんど睡眠がとれない状況だったという。
 おまけに、あとから次々と判明して来たように、東電や保安院が
原発事故に関する有益な情報をほとんど出さず。指示にもなかなか
従おうとせず。首相官邸も本当に苦労したのではないかと察する。

 まあ、菅氏の場合は、この震災対応でさんざん批判されることに
なったのだが。<もうチョットは、評価してあげてもいいと思うん
だけどね。^_^;>

 ただ、枝野氏は、官房長官としてオモテに出て頑張っていたこと
で、知名度&注目度をあげて、将来の首相候補として期待される
ようになったし。色々と経験を積んだことは、プラスに働くのでは
ないかと思われる。(+_+) 
<けど、バリバリの改憲派だからな~。(~_~;)>

 とりあえず、2人とも、おつかれさまでした。m(__)m

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 さてさて、昨日は、野田新代表が、早速、執行部の人事を行なう
ことになって。果たして、誰を幹事長に選任するのかに大きな注目
が集まっていたのだけど。

 結局、幹事長には、輿石東氏(75・参院会長と兼任)が就任
することに。そして、幹事長代理には、樽床伸二氏が。
 また党三役では、政調会長に前原誠司氏(49)、国対委員長
には平野博文氏(62)が就任することに決まった。(・・)

 輿石東氏は、横路Gの一員ながら、小沢氏の側近と呼ばれる
存在。また平野博文氏は、鳩山氏の側近(鳩山内閣の官房長官)
であると同時に、小沢氏にもかなり近い立場だ。

 野田氏は、ノーサイドの挙党一致を示す人事を行なうと言って
いた&小鳩派も人事で挙党態勢を示すことを求めていたので
<特に幹事長ポストにこだわっていたので>、それを具現化した
ことになる。(@@) 

* * * * * 

 輿石氏を幹事長にするのではないかという話は、野田氏が代表
に当選した時から出ており、ある意味では順当な人選だったのでは
ないかと思うのだが・・・。

 野田氏は当初から、輿石氏に幹事長を要請するつもりだったと
言っていたのだけど。mewは、野田氏が輿石氏を幹事長に選んだ
のは、小沢氏の側近だからというだけではないように思っている。

 輿石氏は、この6月に岡田前幹事長をはじめ、仙谷、枝野、玄葉
安住氏らの執行部、官房の幹部と共に、「菅おろし」作戦や民自公
協議に積極的に協力していて。特に与党少数の参院で、法案を通す
ことに尽力していたことから、彼らにとっては新体制作りに大きな
役割を果たした功労者&仲間のひとりだと言えるし。
 また、先日の代表選では、社会党系グループの議員の多くが、
野田氏を支持したとのこと。輿石氏はその一員ゆえ、<右から左
まで?>幅広く党内融和をはかって行くことにも資する。(・・)

 さらに、社民党や民主党の支持基盤である「連合」やその他の
組合などとの関係も考えてのことなのではないかと察するところ
もある。<野田氏を右側&保守タカ派として警戒する人たちが
多いと思われるので、いわば緩衝材の役割を果たして欲しいと
考えたのかも。^^;>

* * * * *

 ただ、何分にも与党民主党の幹事長ポストは、党代表が首相業
で忙しく、党運営に携われない分、実質的に党の№1の地位と
して責任が重い&かなり忙しい立場になるので、輿石氏本人は
受諾を躊躇していたという。(~_~;)
<関連記事*1>

 そもそも参院議員が与党の幹事長になるケースは滅多にない
ことなので、与野党の議員から望ましからぬ反応が出ることを
懸念されるし。<実際、鳩山前首相も、当初は参院から選ぶこと
に疑問を示す発言をしていた。^^;>

 また、輿石氏自身、75歳と高齢である上<次の選挙には出ず
引退することも考えているぐらい>、長い間、参院会長の職に
情熱を注いでいるので、同職へのこだわりも強かったようだ。

 それゆえ、昨日の昼頃、野田氏が輿石氏と会って、幹事長を
打診した時には、輿石氏は固辞したとのこと。しかし、野田氏が
「私はあきらめません」と言ったため、とりあえず保留という
形をとることになったのだが。<この会談の後、記者にアレコレ
問われた輿石氏は、憮然とした表情で「知らん」と答えており、
機嫌がよくなかった感じが。^^;>
 その後、小沢氏か同氏の側近に、引き受けるべきだと諭されて、
夕方になって、渋々(?)と受諾したという。(~_~;)

 輿石氏は、その代わりに、参院会長の職を辞めずに兼任すること
や、あまり得意ではないマスコミ対応などは、できるだけ幹事長
代理にさせることを要望したとのこと。
 幹事長と参院会長の兼任というのも大変なことなのだが、野田氏
はこれを了承。<参院の会長代行を設けるなどして対応する予定。>
 また輿石氏の希望で、樽床氏を幹事長代理に選任して、樽床氏が
スポークスマン役などを担う予定だという。(~_~;)

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 そして、mew個人は、小沢氏の側近云々とは、別の面で、
輿石氏が幹事長になってよかったと思っているところがあるのだ。
 それは、輿石氏が憲法改正&集団的自衛権に反対の立場の政治家
だからだ。(・・)

 輿石氏は、元小学校の教員&日教組の一員。そして日教組の支持
を受けて、社会党から国会議員になった人で。
 民主党に移ってから、特に近時は小鳩派と協調路線をとるように
なってから、政策面でもかなり現実的な対応をするようになって
いるものの、今でもアンケートには、憲法改正や集団的自衛権に
は「反対」だと答えるなど、平和&リベラル志向が強い。(+_+)

 そして、幹事長に護憲派&集団的自衛権反対派を選んだ以上、
野田新首相が、すぐにその方向に突っ走ることはない&できない
のではないかな~と思うところもあるし。もしアブナイ方向に
進みそうになった場合には、輿石氏にはそれを阻止するブレーキ役
を期待したいと思っている。(・・)

<輿石氏や日教組は、自民党の保守派にとっては、まさにサヨク
の天敵であるだけに、同党幹部の中には、前原政調会長とは考えが
合うので歓迎だが、輿石氏の幹事長就任には抵抗を示す人もいた
とのこと。『輿石氏の了解抜きに、前原氏が(野党との政策協議を)
自由にできることはないだろう」との見方が支配的』(時事通信
30日)なんて報道を見ると、安心感が増して来るです。"^_^">

* * * * *

 前原氏は、本人の希望もあって、政調会長になることが決まった
という。
<前原氏は、安保外交の分野には強いものの、経済・金融政策など
他の重要な分野に弱いので、政策全般を扱う政策調査会長になり
将来、首相になる時に備えて、お勉強したいと言ったらしい。^^;>

 前原氏は、新たに在日外国人から献金があったことを自ら表明。
その他にも献金スキャンダル報道が出ていて、もし閣僚になれば、
国会に出席しなければならず、野党から追及を受け、国会運営が
停滞することは必至なので、今回は閣僚にはならず、党三役に
なることを望んだようだ。
 また菅政権では、政府与党の政策の一体化を重視して、政調会長
が入閣していたのだが、野田氏の方針で<+前原氏への配慮も
あってか?>、政調会長は入閣しないことに決まったという。(~_~;)

 ただ政調会長は、民主党の政策を決めるところなので、前原氏が
自分の思う方向に党の政策を誘導しようとしないかと心配になる
部分があるし。また、公約遵守を唱える小鳩派の議員たちと、党内
でぶつかるのでじゃないかという点も懸念するところがある。(-"-)

* * * * * 

 実は、mewにとって、最もサプライズだったのは、平野博文氏
が国対委員長に選ばれたことだった。(・o・)

<このニュースを知った時には、知人と「輿石を幹事長にしたの
なら、鳩山の側近まで入れることはないんじゃないの?」と言い
合ってたりして。^^; その分、閣僚は小鳩派からあまりとらない
ようにするのかな?(@@)>

 平野氏は、鳩山氏の側近として、ずっと同氏や小沢代表&鳩山
幹事長体制をサポートしており、実務&調整能力には優れている
というイメージがあったのだが。
 鳩山内閣の官房長官としては、イマイチだった&却って鳩山
前首相を窮地に陥れたという印象があって、mewの中では
評価がダウンしていたのだけど。<何か妙に策士的な部分だけが
強くなって来た印象も。^_^;>
 でも、野田氏は、平野氏の調整能力や行動力に期待する面が
かなりあるようで、与野党協議の最前線に立つ国対委員長に選任
したのだという。(~_~;)

<ただ、平野氏も社会党議員の秘書から組合の支持で国会議員に
なった人で。ややハト派ゆえ、自民党の保守タカ派との間で
アブナイ法案作りに励むことはない分、とりあえず安心!?^_^;>
 
* * * * *

 mewの場合、保守タカ派の野田氏が新首相になると、安保軍事
政策がぐぐ~んと進められてしまうのではないかという警戒心が
強いだけに、ついつい、そのような視点から考えてしまうところが
あるのだけど・・・。(^^ゞ

 野田新代表の最初の大仕事となった執行部人事は、とりあえず
いわゆる親小沢派から反小沢派まで、また思想的に右から左まで
党内融和をはかっているという意味では、評価できるのではないか
と思っているmewなのだった。(@@)
                   THANKS

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作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
 





*1

『野田政権の船出 「先に進めぬ」と三たび説得
産経新聞 8月31日(水)7時57分配信

 30日昼、首相指名選挙を控えた野田佳彦新首相が硬い表情で国会内の民主党参院役員室に姿を現した。

 この日朝、新首相は輿石東参院議員会長に電話し、幹事長就任を打診したが、色よい返事はなかった。

 「幹事長には輿石さんしか考えられない。ぜひ、引き受けていただきたい」

 新首相は輿石氏に再度就任を要請した。首を縦に振らない輿石氏に、一歩も退かなかった。

 「受けてもらえないと先に進めないんです。野田丸が出港できない。私はあきらめません」

                ×  ×  ×

 あきらめられない理由が新首相にはあった。決選投票の末、逆転勝利した新首相の前に立ちはだかったのは、相も変わらない「親小沢」対「反小沢」の構図。

 就任あいさつで「ノーサイド」(試合終了)を呼びかけたが、幹事長人事次第では党内最大勢力の小沢一郎元代表のグループが反発することが予想された。

 自身を支持するグループはわずか30人程度で基盤は脆弱(ぜいじゃく)だ。いくら代表選で支持した「反小沢」勢力が結集しても、小沢グループと対立すれば、党運営はおぼつかない。29日夕の野田陣営の祝勝会で、支持議員に新幹事長の条件を問われると、新首相はこう語った。

 「党全体を見渡せてバランスのとれた人。挙党態勢が築ける人。そして、野党と話ができる人」

 この全ての条件を満たすとみたのが輿石氏だった。新首相は代表選出馬前から輿石氏にねらいを定めた。

                ×  ×  ×

 13日のテレビ東京番組で唐突に自民、公明両党との大連立をぶち上げた際、党内では自民党との連携を模索してきた仙谷由人官房副長官を取り込むねらいがあるとの見方が強かったが、新首相周辺は「実はあれは輿石氏に向けたメッセージだった」と明かす。

 参院で野党が多数を占めるねじれ国会で苦労してきたのは輿石氏だった。輿石氏は13日付の産経新聞インタビューで「与野党協議の延長線上に部分連立や大連立の枠組みだって考えられる」と述べていた。

 新首相は22日夜には輿石氏と会食した。

 「輿石さんは、相田みつをの詩が好きなんですよね。私は『どじょう』の詩が好きなんです」

 「どじょうがさ 金魚のまねすることねんだよなあ」。この詩をそらんじた新首相と輿石氏は盛り上がった。後日、「どじょう」の詩が入った詩集が輿石氏の元に届いた。

 新首相が代表選政見演説で披露した「どじょう」の詩は、輿石氏へのラブコールだったのかもしれない。

                ×  ×  ×

 「もう一回会ってもらえませんか」。30日昼の会談後、新首相が再度面会を求めると、輿石氏は「もう、首相なんだからこっちが会いに行く」と返した。この時、輿石氏の腹は固まっていたのだろう。

 「幹事長になるのは自民党も含めて参院の歴史にないんだぞ」

 「三顧の礼」で幹事長に迎えられた輿石氏の表情はすっきりしていた。

 前原誠司前外相の政調会長起用も含め「挙党一致」のイメージを演出しようとする今回の人事について小沢グループを含め党内から異論は出ていない。ただ、不穏な芽は出始めている。

 輿石氏は30日夕、小沢氏の党員資格停止処分について見直しが望ましいとの立場を示した上で「いろんな考えがあるから民主主義のルールと時機を見て考えたい」と述べ、慎重に対応する考えを示した。前原氏は処分維持を求めており、輿石氏が見直しに動けば対立が再燃することは必至だ。

 また、新首相は30日夜「政府の意思決定をする際に政調会長の了承を原則とする」と述べ、前原氏に事前審査権を与える方針を示した。各府省に新設した政務三役会議を通じた政策決定を試みた鳩山政権とは大きく変わることになる。

 小沢氏の処分維持、法案審査権限の「反小沢」勢力への付与、小沢氏や同氏のグループが反発するのは火を見るより明らかだ。

 野田政権は初日から新たな火種を抱えた。

                   ◇

 ■小沢3グループが一本化へ 代表選3連敗、主導権奪還に動くか

 30日午後1時開会の衆院本会議。首相指名選挙で民主党の小沢一郎元代表が投票用紙に「野田佳彦」と書くと報道陣のカメラのフラッシュが一斉にたかれた。

 小沢氏が「野田佳彦」と書くのか確信が持てなかった民主党の山井和則衆院議院運営委員会筆頭理事と三日月大造国対筆頭副委員長は身を乗り出して小沢氏のペン先を凝視した。

 その後、小沢氏は近くの渡部恒三最高顧問と握手した。この時小沢氏には新首相が党の資金を握る幹事長ポストに自らに近い輿石東参院議員会長を起用する考えであるとの情報が入っていたのだろう。小沢氏は笑顔だった。同氏側近は新首相の決断をこう評価した。

 「やっと、野田さんの挙党態勢、『ノーサイド』が本気だということが分かったよ」

 ただ、小沢氏は消費税率引き上げやマニフェスト(政権公約)見直し問題で新首相と対立するのは確実だ。小沢氏は早くもそれに向けた態勢を整えようとしている。本会議開会の2時間前、小沢氏は衆院第1議員会館の会議室に自らのグループ幹部約30人を集めていた。

 「考えがあってグループを分けていたが、今回、一本化したい。今までにできなかったことをやる!」

 小沢氏は衆院若手・中堅の「一新会」、衆院当選1回生の「北辰会」、参院小沢系の3つに分かれるグループの統合を打ち出した。会長には小沢氏自らが就任する見通しだ。

 一本化構想はこれまでも浮かんでは消え、消えては浮かんできた。なかなか実現しなかったのは、「100人以上の勢力を一本化すれば他グループから警戒される」(側近)などの理由からだった。だが、グループが分散していることで、意思の疎通は悪くなる一方だった。一部側近が小沢氏の意向を勝手にくみ取る「忖度(そんたく)政治」がはびこり、その体質に嫌気を覚えた議員がグループから去っていったケースは少なくない。

 もはや「分散統治」は限界に来ていた。小沢氏は代表選3連敗で、そのことを痛感したに違いない。

                 × × ×

 海江田万里経済産業相を擁して戦った代表選から一夜明け、小沢グループにはこんな声が漏れ始めた。

 「側近衆は海江田さんの政策を思い通りに変えさせようとした。操り人形じゃないんだ。そんなことで支援の輪が広がるわけないだろ!」

 実際、海江田氏は投開票に先立つ29日朝、自らの議員会館の事務所で、中塚一宏衆院議員ら小沢氏側近4人を前にスピーチの練習をさせられた。海江田氏が用意した公約もほごにさせられていた。

 海江田氏は抵抗し、決選投票では、中塚氏らが用意した原稿を読まず、自分の言葉で演説したが、時すでに遅かった。「小沢傀儡(かいらい)」というイメージは定着し、中間派の取り込みは失敗に終わる。

 こうした実態に怒りを覚えた一新会会長代行の奥村展三衆院議員は29日夕、海江田氏の選対本部が置かれた都内のホテルで小沢氏に詰め寄った。

 「小沢先生が言ってもいないことを言って回る人がいるから、こんなことになるんですよ」

 小沢氏はつぶやいた。

 「分かってる…」

                 × × ×

 グループには敗北感が漂い、節目節目で噴出する小沢新党論も、今回ばかりは影を潜めている。もっともグループの議員たちは政治資金規正法違反事件の裁判で小沢氏無罪を勝ち取れば雰囲気は一変すると期待する。

 来年9月には任期満了に伴う代表選が待っている。無罪となれば小沢氏が再び出馬し、主導権奪還に動く可能性はある。今回のグループ一本化は勢力拡大につながるのか。小沢系若手議員は危機感を募らせる。

 「今のやり方だと100回やっても代表選で勝てない。もう党を出ていくしかなくなるぞ」

<産経新聞31日>』
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Tracked from ステイメンの雑記帖  at 2011-08-31 12:25
タイトル : 【国政容喙】「小沢排除要求」「マニフェスト破棄要求」は僭..
 ペテン師奸の後任となる民主党新代表の操り豚ノダは、就任時に「ノーサイドにしましょう」と1年前にペテン師奸と同じ発言を行った! ペテン師奸が小沢氏らのグループに実際にどういう処置 を執ったかは今更言うまでもない!  今回も同様な事が繰り返されるかと思っていたが、豈図らんや、幹事長に輿石参院会長、同代理に樽床元国対委員長、国対委員長に平野元官房長官、そして政調会長に屍徒マエハラを起用するなど バランスの取れた人選 を行った!  言うまでなく、輿石氏は小沢氏に近くまた平野氏は鳩山元首相の腰巾着、樽床氏も...... more
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タイトル : 青山繁晴「アンカー」8月31日 野田首相選出でどうなる?..
番組サイトより 「スーパーニュースアンカー」 (KTV)  http://www.ktv.co.jp/anchor/ 8月31(水)のアンカーは… 野田首相選出でどうなる?日本 ・ 山積する菅政権の負の遺産を青山がズバリ! 本日のキーワードは 「実はズルい」 「自分を貫けるか」。 ヤマヒロ氏の Podcast 「ヤマヒロのアナ Pod cafe」   http://ktv.jp/podcast/ 関テレ・アナ 村西利恵さんのブログ   http://www.ktv.co.jp/...... more
by mew-run7 | 2011-08-31 11:19 | 民主党、民進党に関して | Trackback(2)