やっぱ野田&前原政権は、アブナイ!~ と、ブログ6周年の日に改めて訴えたい
2011年 09月 08日
最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。
ふと気付いたことに、何と今日9月8日は、このブログを立ち
上げて、丸6周年を迎える記念日だった。(*^^)v祝
ここまでブログを続けて来られたのは、ブログを読んで下さる
方々、TBやコメント、リンク、ブログ記事の紹介をして下さる
などして、色々な形で交流したり、励まして下さって来た方々の
存在があったからにほかならず。皆さまには、心から感謝を申し
上げたい。
本当に、有難うございます。m(__)m
折角の記念日ゆえ、この6年を振り返りつつ、それらしきこと
を書いた記事を書ければよかったのだけど。
実は、記事を投稿しようとするまで、今日が6周年の記念日だと
いうことに気付いていなかったので、準備ができておらず。(~_~;)
またの機会に書ければと思っている。(・・)
そして、今後、いつまで、どのような形でブログを続けることに
なるのかは、全く先が見えない状態なのだけど・・・。^^;
でも、時間とエネルギーがある限りは、記事を書くつもりなの
で、気が向いた時には、覗いてみて下さい。
これからも、よろしくお願いいたします。m(__)m
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
で、今回の記事は、6周年にふさわしく(?)、一部、急遽内容
を変更して<天敵・前原くんの素晴らしいスピーチを折り込んで>、
「やっぱ野田&前原はアブナイ!」と訴えるものにした。(・・)
mewが、このブログを立ち上げたのは、小泉政権で日本の
政治が、どんどん右傾化&新自由主義化して行ったり、日本の
民主主義が後退しているのを見ていて、このままでは「日本が
アブナイ!」と思ったのがきっかけだったのだけど・・・。
折角、09年9月に民主党が政権交代を実現して、自民党政権
時代に作られたアブナイ流れがおさまりそうだと思い、<鳩山&
小沢、菅政権の下では>少し安心した気持ちになっていたのに。
残念ながら、この9月にmewが何とか実権をとらせたくない
と願っていた野田+前原政権がスタートしてしまい・・・。(ノ_-。)
そして、案の定、日本がまたまたアブナイ方向に進もうとして
いるのが、次々と明らかになって来ている・・・ということを、
今日の記事でお伝えしようとしていたからだ。(**)
* * * * *
mewは、先月、次の日本の首相を決めるための民主党の代表選
で、国家観や安保軍事政策が全く争点にされず、どの候補者も
自分の考えを語る機会がなかったことを、問題視していた。(ーー)
今は、震災や原発事故の問題、長引く景気低迷などもあって、
国民の多くが安保軍事政策に関心を持てないのは止むを得ないのは
致し方ない部分もあるとは思うのだけど・・・。
でも、もし国民がこの分野に全く関心を抱かず、新政権のやる
ことを放置していたら、彼らは自分たちの好き勝手にアレコレ
と動いて、ふと気付いた時には、日本がとんでもなくアブナイ国
になってしまう危険性があるからだ。(ーー゛)
* * * * *
また、mewは、以前から野田&前原G(と今の自民党)だけ
には、政権をとらせてはいけないと、強くアピールし続けていた。
<それこそ6年前の9月には、既に「前原はアブナイ!」と訴えて
いたのよね。(~_~;)
関連記事『民主党代表・前原じゃアブナイ???』
『民主党がアブナイ?!<前原民主党はどこへ行く?>』>
野田新首相は、外見やらスピーチでは、<どじょう&雪ダルマ
のイメージで?>、国民に安心感を与えているようなのだが。
このブログでは、しつこく書いているように、バリバリの保守
タカ派の政治家だからだ。(-"-)
今回、民主党の政調会長に就任し、政府とタッグを組む形で、
政策決定&政権運営を行なうことになった前原誠司氏も同じだ。
<しかも、この件は改めて書きたいが。野田首相は、党政調の
権限を強化&政府与党の政策決定の仕組みを変えて、野田&前原
氏の2人が中心となって、国政&政権運営をできるような体制を
作ろうとしている。(ーー゛)>
そして、野田氏も前原氏も、代表選では安保軍事政策に関して
全く語らなかったのであるが。
新たに首相や政調会長に決まった途端、いわば後出しの形で、
早速、自分たちが早く実現したいと考えていたアブナイ安保軍事
政策の方針を、オモテで堂々と唱え始めたのである。(゚Д゚)azatoi
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まず、野田佳彦氏は、首相に決まるのを待っていたかのように
<それを前提に準備されていたのではないかと思うのだけど>、
今月発売される月刊誌に、安保外交政策に関する持論も記した
「わが政治哲学」なる論文を寄稿。
日米の安保体制強化をして、「わが国の固有の領土を守り抜く
ための備え」を作ることを強調したという。(-"-)
<この雑誌を発刊しているPHP研究所は、松下政経塾と関わりの
深いパナソニック系の出版社なのよね。^^;>
『野田総理大臣は、近く発売される月刊誌で「わが国の固有の領土
を守り抜くための備えをしっかりしておく必要がある」として、
みずからの政権で安全保障体制の確立に力を入れる考えを明らかに
することにしています。
野田総理大臣は、近く発売される月刊誌「Voice」で、震災
からの復旧・復興をはじめ、みずからの政権で取り組む課題を
まとめた論文を発表することにしています。
この中で、野田総理大臣は、鳩山元総理大臣が掲げた、アジアに
安定した経済と安全保障体制をつくる東アジア共同体構想について
「来年は、多くの国で指導者が代わる年で、権力の交代時期は、
とかく波風が立ちやすい。今の時期に、東アジア共同体などという
大ビジョンを打ち出す必要はない」としています。
そのうえで「今なすべきは、領土領海に絡む重大な事件が発生
した場合に、日本がいかなる姿勢を打ち出すべきか、改めてシミュ
レーションをしておくことだ。わが国の固有の領土を守り抜くため
の備えをしっかりしておく必要がある」として、安全保障体制の
確立に力を入れる考えを明らかにしています。<NHK6日>』
<鳩山元首相が強く唱えていた(&小沢元幹事長も支持していた)
東アジア共同体の構想を反故にすることを明言したことは、今後
の党内対立の火種になりそうな感じも・・・。>
* * * * *
さらに、前原政調会長も、昨日、「第1回東京・ワシントン対話」
(産経新聞社の協賛だって)で講演を行ない、集団的自衛権の容認
や、自衛隊の海外派遣、武器使用や輸出の緩和などについて言及
したという。(▽▽〆)
『【ワシントン=犬塚陽介】民主党の前原誠司政調会長は7日午後
(日本時間8日午前)、米ワシントンで開かれた「第1回東京・
ワシントン対話」(産経新聞社協賛)で講演した。自衛隊の国連
平和維持活動(PKO)など海外派遣について、行動をともにする
他国部隊が攻撃された際に武器を使用して反撃できるように法的な
課題を解決すべきだとの見解を表明した。
武器輸出三原則の見直しにも言及した。民主党内には安保政策の
変更に抵抗感が根強いうえ、前原氏が野田政権の政策決定に強い
権限を持つだけに、今回の発言は波紋を広げそうだ。
前原氏は英語で講演し、「自衛隊の海外派遣は他の主要国と比較
して十分とはいえない」と指摘。そのうえで「ともに行動する他国
の軍隊を切迫した不法な行為から防衛できるようにすることが必要
だ」と述べた。
自衛隊の武器使用に関しては、「集団的自衛権の問題が未解決に
なっている」と述べ、集団的自衛権の行使を容認すべきだとの考え
を示した。
現行の武器輸出三原則については、日本の防衛産業が国際共同
開発に参加することを阻害し最新技術の取得や価格引き下げを困難
にしているとして、見直しの必要性に触れた。ただ、日本の技術が
第3国に移転される懸念から、慎重に議論する必要があるとの認識
を示した。<産経新聞8日>』 関連記事More部分に
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まあ、見事にmewが、これまでブログに、日本が「戦争を
する国or他国で武力攻撃をするような国」になるのを防ぐために
ために、このような政策をとることだけは阻止しなければいけない
と訴えていた政策を網羅&アピールしてくれて、開いた口が
塞がらないって感じになっているのだけど。(・o・)
上の記事に書いてあるように、政府与党の政策立案の責任者で
ある民主党の政調会長という立場の人間が、米国の公の場でこの
ような具体的な発言を行なうことが、どれだけ問題が大きいこと
なのか、前原くんは、わかっているのだろうか?(ーー゛)
いや、おそらく野田首相も、前原氏がこのような内容の講演
を行なうことを知っていて、同氏を米国に送り出しているに
違いないのだ。(-"-)
<このスケジュールは、以前から決まっていたものだと思う
のだけど。その気になれば、訪米を中止or講演内容を変更する
ことはできたはずだしね。^^;>
しかも、彼らは、野田首相が今月下旬に訪米&日米首脳会談を
行なうことや、これから日米の新安保体制&共同宣言作りに
関する協議を改めて再開することを前提にして、米国側に自分たち
の姿勢をアピールしようとしているのである。(@@)
* * * * *
野田内閣では、早くも米国との新安保体制を作るための準備が
始めている。^^;
今週5日には、新たな防衛大臣になった&自他ともに「安保の
シロウト」だと認める一川保夫氏が、閣僚会見の場で、こんな発言
をしたという。
『一川保夫防衛相は5日の記者会見で、武器輸出三原則の見直しに
ついて「防衛装備品の技術進歩や財政負担が各国の重荷になって
きている。平和国家の理念を曲げない中で検討することはあって
いい」と述べ、引き続き輸出管理のあり方を検討していく考えを
示した。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題については、
名護市辺野古へ移設するとした日米合意を尊重する方針を表明。
早期に仲井真弘多沖縄県知事らとの意見交換や現地視察を行いたい
との意欲を見せた。<産経新聞5日>』
* * * * *
また、野田首相に代わって、防衛省も基地移転を早く実現するために
積極的に活動し始めているし。<More部分参照>
野田政権も、基地移転のための関係閣僚会議を設置することを
決めたのだが。さらに、首相の松下政経塾の後輩&前原くんの同期
で、保守タカ派仲間である玄葉外務大臣は、わざわざ会見の場で、
こんな提案をしたという。(@@)
『玄葉外相は6日の記者会見で、沖縄県の米軍普天間飛行場移設
問題をめぐる関係閣僚会議について、沖縄相経験者の前原政調会長
ら党幹部を含める形で拡大・強化する私案を藤村官房長官に提案
したことを明らかにした。
玄葉氏を含む野田政権の沖縄関係閣僚は、沖縄問題とのかかわり
が薄いとの指摘がある。玄葉氏は「前原政調会長をはじめ、(沖縄
側との)信頼関係の構築に努めてきた人の資産がある。蓄積は
生かした方がいい。関係する方々が一つの会合に集まる方が
望ましい」との認識を表明。「野党の方の資産だって活用すべきだ
とさえ思っている」とも述べた。
玄葉氏の提案について、藤村官房長官は6日の記者会見で「近日
中に調整したい」と述べ、閣内で議論する考えを示した。
<読売新聞6日>』
<前原くんは、この何ヶ月か日米の国防族や沖縄の基地移転
推進派と協議するなどして、辺野古移転を実現するために懸命に
動き回っていたので、玄葉くんは前原くんを頼りにしているのだ。
関連記事・『前原が沖縄で動く理由・・・』
『前原が訪米&基地移設で妙な動きを』など>
* * * * *
野田政権が始まって、まだ実質的には1週間も立っていない
のに・・・。
そして、オモテ向きは、いかにも震災復興や財政の問題に取り
組む姿をアピールしていたりもするのだが。<メディアもそちら
の方ばかりを扱っているしね。^^;>
でも、実際のところは、野田&前原コンビは、そのウラで着々と
日米の安保軍事体制の強化や日本の軍事拡大のための諸策を、実行
に移すために動いているわけで。
「やっぱ、野田・前原政権はアブナイ!」と大きな声で叫びたい
mewなのだった。(@@)
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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
みようか」も必見!(**)
kimeraさんも「kimekime25」で吼えているです。
さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」、晴天とら日和さんが
作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。
『【ワシントン古本陽荘】民主党の前原誠司政調会長は7日、ワシントンで開かれた日米同盟に関するシンポジウムで講演し、自衛隊の国連平和維持活動(PKO)を拡充するため、他国の軍隊を防護できるよう武器使用基準を緩和すべきだとの考えを表明した。PKOなどで海外に派遣された自衛隊が一緒に活動する他国の軍隊を守るために武器を使用することは憲法で許される「必要最小限の武器使用」を超えると解釈されてきたが、前原氏は「急迫不正の侵害から防衛できるようにすべきだ」と提起した。
また、同様に憲法上、行使できないとされている集団的自衛権についても「未解決の課題」と指摘し、憲法解釈の見直しが必要との認識を示した。さらに、日本の防衛産業が戦闘機などの国際共同開発に参加できるよう「武器輸出三原則を見直さなければならない」と明言した。
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題については「一定の時間が必要だ」と述べ、問題の早期進展は困難との見通しを示した。「鳩山政権以降、移設計画が転換されたことで沖縄に多大な迷惑をかけた」と率直に認めた上で、「米側から見て(物事が)全く進んでいないように見えても、進んでいることもあり得る」と米側に理解を求めた。
一方、台頭する中国については「既存の規則を変更しようとしているとの指摘がある」と語り、国際規範に従わせるため日米両国が連携すべきだとの考えを強調した。<毎日新聞8日>』
『 民主党の前原誠司政調会長は7日、米国・ワシントンで講演し、国連平和維持活動(PKO)で自衛隊と一緒に活動する外国部隊が攻撃を受けた場合、自衛隊が反撃できるようPKO参加5原則を見直す考えを表明した。すべての武器輸出を禁じる武器輸出三原則の見直しにも言及した。
野田政権は政策決定過程で党政調の権限を拡大する方針。党の政策責任者である前原氏が見直しを表明したことで、党主導で議論が進む可能性がある。ただ、他国の部隊を守るために自衛隊が武器を使うことは、憲法9条が禁じる「海外での武力行使」や「他国の武力行使との一体化」につながりかねない。
前原氏は「3・11後の日米同盟」と題したシンポジウムで基調講演。海外における自衛隊の活動について、「米国の手の回らないパズルのピースを日本や他の友好国が埋めていく」と位置づけ、「他の主要国と比較して十分な水準とは言えず、改善の余地がある」と指摘した。
そのうえで、隊員の武器使用を制限したPKO参加5原則について、「自衛隊とともに行動する他国軍隊を急迫不正な侵害から防衛できるようにする」と述べ、見直す考えを強調。「自衛権や武力行使の一体化の問題にしてしまうのでおかしな議論になってしまう」として、集団的自衛権の行使の禁止には抵触しないとの認識を示した。
前原氏は武器輸出三原則の見直しについても積極姿勢を示し、武器の国際共同開発や生産に参加することが「日米同盟、米国以外の国々との安全保障協力の深化につながる」と語った。さらに外相当時の昨年末に閣議決定した防衛計画の大綱(防衛大綱)で三原則見直しが明記されなかったことを「残念だ」と振り返った。
また前原氏は、中国を既存の国際ルールの変更を求める「ゲームチェンジャー」と表現。「主張するルールの特異さとその価値観の違いも大きな課題。日米が新興のゲームチェンジャーと新たな地域秩序の形成に正面から取り組むのが最優先だ」と語った。(ワシントン=河口健太郎)
◇
〈PKO参加5原則〉 日本が国連平和維持活動(PKO)に参加する際の基本方針。1992年成立のPKO協力法に盛り込まれた。(1)紛争当事者間で停戦合意が成立(2)受け入れ国を含む紛争当事者による同意(3)中立的立場の厳守(4)以上の条件が満たされない状況が生じた場合に撤収が可能(5)武器使用は、要員防護のための必要最小限に限定、からなる。
〈武器輸出三原則〉原則、すべての武器や武器技術の輸出を禁じる政府方針。最新兵器は、技術を出し合い開発費を分担できる国際共同開発・生産が世界の主流となっており、防衛省や産業界で見直しを求める声が強い。 <朝日新聞8日>』
******
『中江公人防衛事務次官が1日に沖縄県の仲井真弘多知事と面談した際、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設計画に基づく環境影響評価(アセスメント)評価書を年内にも提出する方針を伝えていたことが分かった。6月の日米安全保障協議委員会(2プラス2)で辺野古移設を再確認したのを受け、防衛省は移設に向けた手続きを積極的に進める姿勢に転じた。
普天間の辺野古への移設を巡る環境アセス手続きは、防衛省の環境アセス準備書に対し09年10月、仲井真知事が意見書を提出。その後、沖縄で県外移設を求める声が高まり、アセス手続きがストップした状態になった。次の段階となる評価書を巡る手続きが終われば、防衛省は埋め立て申請をすることができる。
関係者によると、面談で中江次官は評価書提出の具体的な時期は明言しなかったが、防衛省内には11~12月の提出を目指す意見があるという。2プラス2の際にゲーツ米国防長官(当時)が「今後1年を通じ、具体的な進展を遂げることが重要」と語っており、防衛省は評価書提出を最重要視しているという。
また、米側の垂直離着陸輸送機オスプレイ配備計画を巡って、政府は昨年10月、アセスやり直しは必要ないとの政府答弁書を閣議決定している。しかし、防衛省の評価書にオスプレイ配備に伴う評価結果がなければ、沖縄側は追加調査を求める方向で検討しており、同省も何らかの対応が必要となる見通しだ。
一方で仲井真知事は1日、中江次官に普天間の県外移設を求める考えを改めて表明。19日にはワシントンである日米の有識者会議に参加予定で、県外移設を訴える沖縄への理解を求める考え。名護市も一貫して移設を拒否している。防衛省の評価書提出で、沖縄の反発がさらに強まるのは必至だ。<毎日新聞5日>』
『 藤村修官房長官は6日午前の記者会見で、沖縄県宜野湾市の米軍普天間飛行場の移設問題をめぐる関係閣僚会議の新設を検討していることを明らかにした。同県名護市辺野古に移すとした日米合意を進めるため、政府内の役割分担や調整を行うのが狙いだ。
藤村氏によると、玄葉光一郎外相が5日に「公式、非公式にかかわらず、直ちに考えていただきたい」と同会議の新設を提案。藤村氏は会見で「近日中に調整したい」と語った。
これに関連し、一川保夫防衛相は6日午前の記者会見で「(関係閣僚が)常に連携を密にして対応することは非常に大事なことだ。具体的要請があれば積極的に対応していきたい」と述べた。<時事通信6日>』