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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

圧巻だったTPP反対集会&小沢も反対表明but・・・+前原が沖縄を極秘訪問

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。



前記事『消費税もTPPも、順番が違う!~野田政権は、民主
主義も壊す
』のつづきを・・・。

 昨日8日午後、東京の両国国技館で、「TPPから日本の食と
暮らし・いのちを守る国民集会」が行なわれた。
 集会には、各党の党首クラスを筆頭に、与野党の議員が100人
以上も出席。また、農水産業、医療団体などの関係者も含め、
6千人以上が集まったという。(@@)

 TVのニュースで見た集会の様子は、チョット圧巻だった。(・・)
 
 壇上には、民主党の反対派の議員のほか、自民党の大島副総裁、
国民新党の亀井代表、共産党の志位委員長、社民党の福島党首など、
まさに与野党の党首クラスの議員が、会場の参加者と共に、みんな
で白地に赤い文字で「TPP交渉参加 断固阻止!」と書かれた
ハチマキを身につけて、ずら~っと並んでいる姿は壮観とも言える
ものが・・・。
 そして、野田首相がAPECでTPPに参加表明することを
絶対に阻止しようと誓い、みんなで腕を突き上げて「頑張ろう!」
というシュプレヒコールを行なっていたのだ。(・o・)

<何か思わず、労働運動が意気盛んだった頃の、メーデーの映像
を思い出してしまったところが・・・。^^;>

 新党日本の田中代表が、7日の反対集会で「日本で初めて
イデオロギーを超えた大きなうねりが起きている」と語っていた
のだが。まさに、そんな感じがした。(・・)

<この発言を伝えるニュース(コチラ)の写真で、田中氏の右隣
に自民党の稲田朋美氏が、左隣に社民党の阿部知子氏が座っている
のを見て、尚更にそれを実感させられたりもして。^_^;>

 みんな、政治理念を超えて、野田首相が拙速にTPP参加を
表明しようとしていることに大きな危機感を抱いているのが
ひしひしと伝わって来るような光景だった。(-"-)

* * * * *

『民主党の山田前農林水産大臣は「TPPに参加して何のメリット
があるのか。国民生活に幅広く大きな影響を及ぼすもので、
APECまでのTPPの交渉参加の表明を断固阻止することを、
皆さんに誓いたい」と述べました。

 自民党の大島副総裁は「『TPPが国益にプラスになる』と言う
のであれば、政府は説明すべきで、説明できないのであれば、交渉
に参加すべきではない。野田総理大臣は、国民への説明を果たそう
とせず、逃げている」と述べました。

 公明党の石田政務調査副会長は「政府は、TPPに反対している
人たちの声を聞かず、国民に説明もしない。このような状況で決断
すべきではなく、APECでの交渉参加表明に断固、反対する」と
述べました。

 共産党の志位委員長は「アメリカの輸出戦略に日本経済が取り
込まれて、国民生活が荒れ果ててしまうのがTPPの真の姿だ。
政府はアメリカに言われるがままにTPPを進めようとしており、
『亡国の政治』と言わざるをえない」と述べました。

 社民党の福島党首は「TPPは農業を壊し、国民の生活を壊し、
命を壊す。震災で日本が痛めつけられ、人々が苦労し、福島が
苦しんでいるときに、なぜ今、TPP参加なのか。断固反対し、
何としても阻止していく」と述べました。

 国民新党の亀井代表は「アジアの国々と離れた形で、貿易ルール
を作っていくことは、アメリカの環太平洋地域における経済覇権に、
わが国が協力することだ。これで、野田政権が倒れたら自業自得
だが、日本を滅ぼすわけにはいかない」と述べました。
<NHK8日>

* * * * *

 国民新党の亀井代表は8日夕方、首相官邸を訪れ、野田首相と
約30分間、会談を行なったとのこと。(藤村官房長官が同席。)

『国民新党・亀井代表は「わが国の経済状況含めて、TPPに前のめり
に交渉参加というようなことは、おやりにならない方がいいという
ことを強く申し上げました」と述べた。これに対し、野田首相は
黙って亀井代表の話を聞いていたという。<FNN8日>』

『首相は「民主党内で意見集約をしている」と述べるにとどめた。
<読売新聞8日>』

 亀井代表は、いざとなれば、連立解消をする心づもりもある
のだろうか?(・・)

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 また、昨日、小沢一郎氏のTPPに関する発言も報じられて
いた。

『民主党の小沢一郎元代表は8日、環太平洋パートナーシップ
協定(TPP)の交渉参加について「自由競争、自由貿易の原則は
誰も否定できないが、今、米国が主張しているTPPをそのまま
すぐ受け入れることとは別問題。日本の国民生活をちゃんと守る
システムを作ったうえで、吟味してやらなければならない」と慎重
な姿勢を示した。
 来週発売の「サンデー毎日」に掲載されるジャーナリストの鳥越
俊太郎氏との対談に応じ「(現時点で交渉に参加すれば米国の)
意のままにやられてしまう」と述べた。<毎日新聞8日>』

 小沢氏は、ここでオモテ立って動く気はないのだろうか?(・・)

 小沢支持者の知人は、「もしここで、小沢氏がグループ内の
反対&慎重派をまとめて、『生活が第一』の精神のもとに、TPP
参加表明に反対する活動を行なえば、国民の利益にも貢献すると
共に、頼れる重要な存在であることを示すことができるし。党内や
国民からの理解や支持も上がるのではないか」と期待を寄せて
いる。(・・)

 mewは、「今は公判中だし、来春に判決が出るまでは、大きな
動きをしにくいのではないか」と思うとこがあるし。<小沢側近の
輿石幹事長が、参加表明に前向きな姿勢を見せているので尚更、
動きにくいかも。>知人も、それは承知しているようなのだが。
「鈴木宗男氏は、公判中でも積極的に政治活動を行なっていたし。
本当に国の危機だと思えば、思い切って、動いてもいいのでは
ないか」とのこと。
 ある意味では、6月の「菅おろし」の時よりも、「集団離党や
不信任案決議への賛成を考えてもいいような場面なのではないか」
とも言っていた。^^;

<そして、2人とも、「もし野党時代だったら、菅はおそらく反対
集会に出て、先頭を切って政府与党を攻撃していたんじゃない
かな~」という点で一致したりして。(~_~;)
 菅氏は、何分にもTPP参加を検討すると言い出した張本人
だし、自分が支持してもらったお返しゆえか、野田政権を支持
する立場をとっているので、オモテ立っては何も言動していない
ようなのだが。一体、野田首相がAPECでTPP参加表明を
行なうことを、どう思っているのだろう。(-"-) nasakenai>

* * * * *

 ただ、民主党内で深夜まで行なわれていた、経済連携PTの協議
では、どうやらそれぞれの立場に配慮して、曖昧&玉虫色の提言案
をまとめた様子。(-_-;)

『断続的に開かれた8日のPT役員会では、これまでの討議内容を
踏まえて実務者が作成した五つの提言案をベースに論議。慎重派
が「拙速な参加表明は避けるべきだ」と主張したのに対し、推進派
は「政府の判断を妨げるべきではない」などと反論して紛糾したが、
最終的に提言案を一つにまとめた。
 出席者の一人は「(提言案は)参加、不参加は示していない」と
述べ、別の出席者は「首相の判断は妨げないということだ」と指摘
した。ただ、慎重派はAPECでの参加表明に強く反対しており、9日
のPT総会が荒れる可能性もある。<時事通信9日>』

『提言は、政府による情報提供を呼びかけるとともに国民的議論の
必要性を指摘。党内議論で慎重論が多かったことを明記する一方、
首相が参加表明をする判断に「足かせを設けない内容」(PT
幹部)という。党幹部は8日夜、「よくまとめてくれた」と語り、
9日の総会で了承される見通しを示した。<朝日新聞9日>』

 つまりは、とりあえず反対&慎重派に言わせるだけ言わせて、
<ガス抜き&メンツ立てをしつつ?>、「党内で、十分な議論を
行なった」という形作りを行ない、野田首相の政治判断に任せる
ということにするという野田陣営の計画通りにコトが運んでいる
ようなのだ。(ーー)

 それでは、上述した反対集会も単なるデモンストレーションで
終わってしまうおそれが大きいわけで。
 何とか、野田首相が10日に記者会見を行なうのをためらう
ような方策はないものかと、ついつい考えてしまうmewなの
である。_(。。)_

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 APECでのオバマ大統領との会談を前にして、どうしても
TPPのことばかりが注目されてしまうところがあるのだが。
 野田首相は、TPP参加だけではなく、いくつものお土産を
用意して、ハワイに出発しようとしている。

 武器輸出三原則の緩和、南スーダンのPKO派遣、BSE検査
を受けない米国産牛肉輸入規制の緩和、沖縄の普天間基地移設の
推進などなどだ。(-"-)

<関連記事・『野田が米国への手土産として国民を犠牲にする
アブナイ公約を計画
』>

* * * * *

 特に野田首相は、9月にオバマ大統領に会った際に、普天間基地
の辺野古移設に関して「結果を求める時期が近い」と言われたこと
から、強引に移設計画を推進しようとしていて。
 先月には、パネッタ国防長官が来日した際に、辺野古の埋め立て
準備を進めるために、環境影響評価書を年内に提出する方針を
発表したばかりだ。(-"-)

 これに対して、民主党の沖縄県連は、今月2日に改めて、辺野古
移設は不可能だと党執行部に伝えている。

『民主党県連の新垣安弘代表らは2日、国会内で前原誠司政調会長、
樽床伸二幹事長代行らと面談し、米軍普天間飛行場移設の名護市
辺野古移設は不可能との考えをあらためて伝えた。県連と党本部の
見解の相違を認め、同党の沖縄協議会などあらためて議論の場を
設けることを確認した。

 新垣代表は県内世論や政治情勢を踏まえ、辺野古移設は不可能
との県連の認識を説明。政府が環境影響評価(アセスメント)の
評価書を年末までに提出する準備を進めることについて、「評価書
提出や(埋め立て)許可申請などという形で突き進むと県民感情が
ますます悪くなる。決していい選択ではない」と強調。県連との
対話を含め慎重な対応を求めた。<沖縄タイムス3日>関連*1

* * * * *

 実は、前原政調会長は、4~5日に沖縄を訪問する予定だった
ものの、急遽、予定を中止すると発表。(*2)
 そして、8日に沖縄の仲井真県知事と国会内で会談を行なった
のであるが。何と、4日に極秘で沖縄を訪問していたことが
わかった。(・o・)

『民主党の前原誠司政調会長は8日の記者会見で、4日に沖縄を
極秘訪問したことについて「プライベートな日程だ。特に表に出す
必要はない」と強調した。<産経新聞8日>』

 前原氏は、どうやら4日にも、仲井真知事に会っていたよう
なのだが。他の行動を含めて、日程を全て非公開にしていたとの
こと。^^; <プライベート・ビーチで遊んでいたわけでもある
まいに。もしかして、また基地移設推進派の人たちと会って、
何か反対派を封じ込める作戦でも練っていたのかしらん?(・・)
関連記事・『鳩山の県外移設発言は「誤り」と玄葉&前原の
沖縄工作・・・
』>

 4日も、こんなニュースが出ていたのだが。地元の推進派
がかなり積極的に動くようになっているのも、気がかりなところ
だ。<しかも、「散歩コースだから、どけ!」だなんて。^^;>

『沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)移設問題で、日米が
移設先とする同県名護市辺野古区の住民自治組織は3日、移設
に反対する市民団体に対し、座り込みを行っている「テント村」の
立ち退きを要請した。「住民の散歩コースが妨害されているため」
としているが、移設を容認する住民側にとって、「移設実現の
追い風にしたい」との思惑もある。

 座り込みは2004年4月から、移設予定地近くの海岸で行われ
ており、住民側は今年7月、市に撤去を要求。しかし、市幹部が
3日、自治組織の役員に対し「撤去は強要できない」との結論を
伝えたことから、立ち退きを直接求めることにし、役員ら約20人が
テント村を訪れた。ヘリ基地反対協議会の安次富浩代表委員は
「持ち帰って検討する」と述べるにとどめた。

 要請に応じない場合、住民側は強制的に撤去することや法的
措置も検討するという。<読売新聞・九州4日>』

* * * * *

 こちらもTPPと同じようなもので、民主党の県連をはじめ、
党内にも地元住民にも、辺野古移設を「不可能」だと主張する
声が上がっているにもかかわらず、野田&前原コンビは強引
にコトを進めようとしているわけで。

 やはり、このまま野田&前原政権を存続させるわけには
行かないのではないかという思いが、日に日に増しているmew
なのだった。(@@)

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さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」、晴天とら日和さんが
作った「【政権交代】を目指すブログ結集!」をご参照下さい。








*2

『普天間移設 辺野古「無理だ」 民主県連、党本部に伝達

 【東京】民主党県連の新垣安弘代表ら役員は2日、衆議院に民主党の前原誠司政調会長、樽床伸二幹事長代理らを訪ね、年内の環境影響評価書の提出に向けた作業が進められている米軍普天間飛行場移設問題について「このまま進めれば県民感情はますます悪くなる。(辺野古移設は)無理だ」と県内の情勢を伝え、県連の県外・国外移設を求める立場をあらためて示した。瑞慶覧長敏衆院議員によると、樽床氏は「苦労を掛けて申し訳ない」と発言。党役員から県内移設を推進する党本部の方針に従うよう求める発言はなく、年内にも開かれる沖縄協議会の場を含めて継続的に議論することで一致した。
 県連側は2日に斎藤勁官房副長官、玄葉光一郎外相、一川保夫防衛相にも面会して県連の立場を主張する予定だったが、いずれも実現しなかった。新垣代表は「まずは党本部としっかりと意見交換をしようということになった」と述べ、当面は窓口を党本部に絞って県外移設を訴えていく姿勢を見せた。
 会談で、県連側はパネッタ米国防長官の来日前に関係閣僚が相次いで沖縄を訪問し、環境影響評価の評価書を年内に提出する方針を県側に伝えたことについて「一連の流れはいい選択ではない。このまま進めば県民感情はさらに悪化する」と指摘した。辺野古回帰の理由を説明することや輿石東幹事長の沖縄訪問を要請した。
 県連側が党本部との間の認識のずれについてさらに協議することを要望したことに対し、執行部側は「早急に段取りする」と応じたという。前原氏は「これまで沖縄に何度か行ったが県連との間に十分な時間が取れず申し訳ない」と陳謝し、5、6日の日程で沖縄訪問する際に県連と意見交換する意向を示した。
 一方、会談時間は30分で、普天間問題に焦点が絞られたため、当初予定していた八重山地区の中学公民教科書問題に関する要請はしなかった。<琉球新報3日>』

*3

『 民主党の前原誠司政調会長は4日、5日から2日間の日程で予定していた沖縄県訪問の中止を決めた。環太平洋戦略的経済連携(TPP)の交渉参加問題や、平成23年度第3次補正予算案をめぐる与野党調整などに当たるため都内にとどまるとみられる。<産経新聞4日>』
by mew-run7 | 2011-11-09 09:02 | 民主党、民進党に関して

by mew-run7