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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

今こそ日本の国のあり方を考える時&ブータンの幸福指標+一川の晩餐会欠席&普天間

頑張ろう、東日本&ニッポン!一歩一歩、前進を。o(^-^)o 
豪雨災害にあった近畿地方、北海道の被災地の方々もガンバですo(^-^)o


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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。



今、先月、結婚したばかりのブータン国王夫妻が日本を訪れて
いる。(・・)

 ブータンと言えば、前国王が、経済指標となる「国民総生産量・
GDP」に代わる「国民総幸福量・GHN」という基準を用いる
ことを提言。
 急激に近代化を導入して経済力を上げるより、民族の伝統文化や
各地の自然環境を保持して、国民の生活の満足度、幸福度を重視
する道を選んだこと&そして「世界一幸せな国」として世界から
注目を浴びている国だ。(**)

 その背景には、中国、インドなどの強国に囲まれた地理的な
状況、民族や宗教の問題などがあるし。また、日常的に民族衣装の
着用を強制したり、実質的に職業選択の自由がなかったりなど
全体主義的な政治体制をとっていることに疑問が呈されている部分
もあるのだけど・・・。

 ただ、mewは、経済力だけでなく幸福度も重視することや、
近代化にまい進するのではなく「スローライフ」を大切にすると
いう姿勢は、日本も学ぶべきところがあると考えている。(+_+)

* * * * *

 今、注目されているTPP参加や原発政策、そして<あまり
注目されていないけど?>憲法改正や安保軍事政策なども、最終的
には、日本の主権者である国民が、今後、日本の国や国民のあり方
をどう考えるかによって方向性が決まって来ると思うし。また、
国民が主体となって、しっかりと考えた上で、自分たちの目指す
方向性を決めなければならない時期にあるのではないかとも
思っている。(・・)

 経済も安保軍事政策も、急速にグローバル化&競争原理が拡大
して行く中、日本はどのような方針をとるのか。<経済と安保軍事
政策はセットになりつつある。>
 ともかく米国を中心としたチームにはいって、TOPクラスを
目指し、新自由主義的な政策の下に経済成長を重視したり、軍事力
の拡大を目指して行くのか。
 それとも、ガムシャラに競争に打ち勝つことを考えTOPを目指す
よりは、脱原発政策を進めたり、環境保護や社会政策も重んじたり
しながら、国民の生活の安全性や幸福度、満足度を上げて行くこと
を重視する国であることを望むのか・・・。

* * * * *

 90年代初めに東西冷戦が終焉を迎え、世界全体でも大きく政界
再編が進みつつある中、日本は21世紀にはいって重大な岐路を
迎えている。
 2001年に始まった自民党の小泉政権は、米国式の激しい市場
競争原理を中心とする新自由主義を日本に導入。また、小泉~麻生
政権は、日米軍が一体となって活動する新しい日米安保体制&日本
の軍事力増強を目指し、自衛隊の海外派遣を強行。さらに、憲法
改正の準備、集団的自衛権の解釈、武器輸出(禁止)原則の見直し
などなどを進めつつあった。
<原発推進政策も、経済力の強化+軍事力(核兵器製造能力)を
維持するために行なわれて来たものだ。(・・)>
 
 そしてmewは、小泉政権が日本が戦後60年余りにわたって
守り続けて来た平和主義やリベラルな経済&社会政策(競争原理
だけでなく、国民の生活や福祉、人権を重視した自由主義政策)
を崩壊させようとしていることに大きな危惧感を覚え、「このまま
じゃ、日本がアブナイ!」と思い、6年前にこのブログを立ち
上げたわけなのだが・・・。

 折角、09年に、過度な市場原理&格差社会の是正などを訴え、
「国民生活が第一」を唱えた民主党が政権交代を果たしたにも
かかわらず、野田&前原政権は、小泉自民党が目指していた道を
また突き進もうとしている。(ーー)

 でも、今年3月に東日本大震災や福島の原発事故が起きたこと
や、その後に生じた諸問題は、日本の国民が、改めて日本の国や
国民のあり方を考えるいい機会になるのではないかと思うし。
 この重大な岐路を目の前にして、できるだけ多くの国民が、
国政に関心を持ち、自分たちでよ~く考えて、これから進むべき道
を選んで欲しいと切に願っているmewなのである。(**)

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 ところで、16日には、皇居で、ブータン国王夫妻を招いての
宮中晩餐会が行なわれた。"^_^"

<ちなみに、昨日は国会で演説。また明日は、国王夫妻の被災地を
訪問したいとの要望で、福島を訪ねる予定だという。(感謝!)>

 晩餐会の方は、今上天皇が入院中のため、皇太子が名代を務めた
のだが。
 何より世界&日本の平和を願う今上天皇のファンであるmewと
しては、陛下の1日も早い回復を願うと共に、ご夫妻ともご高齢
ゆえ、今後はどんどんと公務をお子様方に譲って、ゆっくりして
頂きたいと考えている。(+_+)

* * * * *
 
 そして、その晩餐会に関連して、昨日、チョットした問題が
沸き起こった。

 一川防衛大臣が晩餐会を欠席し、民主党の議員のパーティーに
出ていたことがわかり、野党から批判が噴出。昨日の国会でも
追及されることになったからだ。
 一川大臣は、閣僚として不適切な行為だったと反省を示し、陳謝。
藤村官房長官から厳重注意を受けたという。(~_~;)

『一川保夫防衛相は17日、ブータン国王夫妻を招いた16日夜の
宮中晩さん会を欠席して民主党参院議員の政治資金パーティーに
出席し、不適切な発言をしたなどとして、首相官邸で藤村修官房
長官に対し「ご迷惑をおかけしました」と陳謝した。藤村長官は
「軽率であり厳に慎むように」と口頭で厳重注意した。

 晩さん会は野田佳彦首相夫妻のほか全閣僚が招待されたが、
防衛相を含む4人が欠席。防衛相は同時刻の高橋千秋参院議員の
会合で「他の大臣は皆そちら(晩さん会)に行きましたが、私は
こちらの方が大事だと思って参りました」などとあいさつした。
17日の参院予算委員会で宇都隆史氏(自民)が追及。防衛相は
「反省している」と陳謝した。

 防衛相は藤村長官に「業務で急きょ欠席する可能性があり、失礼
に当たるので4日に欠席と連絡した。昨日、日程が空いたので同僚
議員のパーティーに出席した」と釈明した。藤村長官は記者会見で、
晩さん会の欠席自体には理解を示しつつも、厳重注意の理由に
ついて「宮中行事を軽視しているかのごとき発言があった」と
述べた。<時事通信17日>』

* * * * *

 う~ん。mewは、もし一川大臣が、同僚議員のパーティに出る
ために、急に昨日の晩餐会を欠席したのだとしたら、閣僚としての
仕事を軽視したことに対して、かなり強く批判をするつもりだった
のだけど。^^;
 もし本当に4日に欠席の連絡をしていたのだとしたら、チョット
批判の度合いは減らしてもいいかも知れない。(・・)
 でも、もし時間が空いたとしても、他のパーティーに出席して
たとえリップサービスだとしても、あたかも晩餐会よりそちらを
選んだかのような挨拶をしたことは、非難されても致し方ない
ところがあるように思う。(-"-)

 一川大臣は、mewが案じたほどにはタカ派的な<安保軍事
の拡大が第一というような>政治家ではなかったようで。
 こちらはタカ派の代表格である前原政調会長が、9月に集団的
自衛権の見直しなどを含めた暴走発言を行なったことに不快感
を表明していたし。

『10月7日に起きた航空自衛隊小松基地所属のF15戦闘機の
燃料タンク落下事故について同月11日の「防衛省は国民目線の
観点が十分浸透していない」と身内を批判し、自衛官の総スカン
を食った。』
『11月12日には、年内に提出予定の普天間飛行場移設に関わる
環境影響評価書について「無理に提出するものではない」と言い
放った。』<以上、産経新聞17日>

 ・・・など、mew的には、「よく言った!」と評価したくなる
ような発言をすることがあるので、チョット応援したい気持ちに
なったりもするのだが。
 ただ、大臣就任直後の「シロウト」発言をはじめとして、野党
やマスコミに<時にmewも?>ツッコまれるネタになるような
不用意な発言が少なからずあるのも事実で。その辺りは、もう少し
閣僚としての自覚を持って、仕事に当たって欲しいと思う。(・・)

<先月、「防衛省、自衛隊の仕事は私より前原誠司政調会長のほう
が詳しい」と発言した時には、思わず「ピンポ~ン。政界の正解!」
と言いたくなってしまったけどね。^_^;>

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 それにしても、野田内閣が始まって、2ヶ月余り・・・。
 マスコミや野党がやや強引に材料を見つけては攻撃のネタ
にしようとしている面も否定できないところがあるとはいえ、
短期間に次々と閣僚に関する問題が出ているのは、情けない
感じが・・・。(-"-)
<山岡氏のマルチ問題なんて、大臣に任命する時から、絶対に
取り上げられるって、わかっていたことだしね~。^^;>

 自民党も、相変わらず国会で、次々と閣僚をターゲットにして
その言動や過去のアレコレに関して攻撃を行なっては、二言めには
「参院で問責決議案を可決する」と息巻いている状態が続いて
いたりもする。<どっちもどっちって感じ?^^;>

 でも、国民は、この国会では、何より被災地の復興や景気&生活
対策のための諸政策や、第三次補正予算の審議を行ない、きちんと
成立させることを最も望んでいるわけで。<TPPも重要な問題
だと思うけど。>
 そのことをきちんとやらず、個人攻撃や曖昧な答弁ばかりを
行なっていては、民主党はもちろん、自民党の支持率も決して
上がらないし、政治不信ばかりが大きくなるのではないかと懸念
してしまうところがある。(-"-)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~

 最後に・・・

 昨日の国会で、野田首相が、mew的にはと~っても重要な答弁
をしていたので、ここに記しておきたい。

『野田佳彦首相は17日の衆院本会議で、環太平洋戦略的経済連携
協定(TPP)について「アジア太平洋地域の貿易・投資ルールを
定めることにつながる。ルールづくりに参加する意義は大きい」と
強調。例外品目を設けるかどうかについて「オバマ氏と密約をした
事実はない」と断じた。

 また、米軍普天間飛行場移設をめぐり、沖縄県知事が持つ海面
埋め立ての許可権限を国に移す特別措置法制定について「念頭に
ない」と否定した。<産経新聞17日>』

 TPPの話も大事だが、今回、重要なのは後段の部分。(・・)

 ここで重要なのは、野田首相が、普天間基地の辺野古移設に
関して、沖縄県知事の埋め立て許可権限を国に移す特措法を作る
ことは「念頭にない!」と発言したことだ。
<その言葉、絶対に守ってよね!みんなも覚えておいてね!(**)>

 野田首相は、9月にオバマ大統領と会談した際に、普天間移設
に関して「結果を求める時期が近い」と言われ<&米国側から、
その他もろもろの圧力を受けて>、10月にパネッタ米国防長官が
来日した際に、年内に沖縄に、埋め立て工事の前提となる環境影響
評価書を提出する方針を表明。
 先日のオバマ大統領との会談で、<お土産として?>その報告を
行なったところ、「日本の取り組みを評価する。解決へさらに前進
することを期待する」と言われたとのこと。米国側は、日本政府が
早急に移設工事に着手することを求めているのだ。(-"-)

 とはいえ、今の法律の下では、沖縄県知事が許可しない限りは、
辺野古の埋め立て工事を始めることはできないのだけど。
 小泉政権では、知事がどうしても許可を出さない場合は、特別
に法律を作って、知事の許可権限を国に移して、工事を始めると
いう方法が検討されていたため、沖縄の移設反対&慎重派の住民は
超親米&保守タカ派の野田&前原政権が、そのような強引な手段を
用いようとするのではないかと戦々恐々の状態にある。^^;

mewは、この沖縄の普天間基地移設の件は、日本全体の問題
だと思っているし。この件で、日本が米国の圧力に屈さず、主体的に
解決を行なうことで、初めて日本が政治・経済を含め、あらゆる面
で米国の占領状態&隷従状態を脱するための第一歩を踏み出せる
のではないかとも考えている。(**)

 それゆえ、どうか沖縄だけでなく、全国各地の国民の皆さまも、
野田政権が、沖縄の住民の意思を踏みにじって、強引な方法を
とることがないように、しっかりと目を光らせておいて頂きたいと
願っているmewなのだった。(@@)

                    THANKS

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by mew-run7 | 2011-11-18 05:00 | 民主党、民進党に関して

by mew-run7