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小沢公判~田代が特捜部の上司の指示で、捜査報告書を書き換えたと供述

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。



 この記事では、小沢一郎氏&秘書らの捜査、公判関連の話を。

小沢公判~虚偽報告書作成で告発された田代検事の捜査が始まる』『小沢公判~田代検事が捜査報告書作成に関して、公判で偽証した疑いが強まる』の続報になるのだが・・・。

 昨日、産経新聞が『石川議員の虚偽報告書、上司指示で書き換えか 複数検事、関与の可能性』というタイトルの記事をアップ。
 田代政弘検事(元東京地検特捜部)が上司の指示によって、虚偽の捜査報告書を作成した可能性があるとわかったと報じた。

 いよいよ、東京地検特捜部が組織ぐるみで小沢一郎氏を強制起訴に追い込もうとしたことが実証されることになりそうだ。(@@)

『強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の元秘書、石川知裕衆院議員(38)を取り調べた田代政弘検事(45)が捜査報告書に虚偽の記載をした問題で、田代検事が報告書を作成した後、上司の指示を受けて書き換えた可能性があることが15日、関係者の話で分かった。田代検事を含む複数の検事が報告書の「改変」に関与していた疑いが浮上した。検察当局は虚偽記載の背景にこうした指示があったとの見方を強めており、当時の上司らからも説明を求める方針だ。

 問題の報告書は平成22年5月17日付で、小沢被告を起訴相当とした検察審査会の1回目の議決を受けて作成された。東京地検特捜部に所属していた田代検事が、石川議員を再聴取した内容が記載されている。

 報告書には、石川議員が「『選挙民を裏切ることになる』と検事に言われ、(小沢被告の関与を認めた)供述を維持した」と話したことなどが記されているが、石川議員の隠し録音記録には、こうしたやり取りはなかった。田代検事は小沢被告の公判で「思い出して作成したので、記憶が混同した」などと釈明している。

 関係者によると、田代検事は石川議員の聴取直後にいったん報告書を作成。当時の上司に内々に報告したところ、記載内容などについて具体的な指示を受けた可能性があるという。田代検事は小沢被告の公判廷で「(報告書は)数日かけて作成した」とも話しており、指示を受け数日間で書き直したとみられる。

 報告書は検審に送付され、小沢被告を起訴すべきだとした2度目の議決の根拠の一つになったとされる。市民団体の告発を受け、虚偽有印公文書作成などの罪で捜査している東京地検は田代検事から任意で事情聴取しており、立件の可否を慎重に判断する。法務省は田代検事らの行政上の処分を検討している。

 処分の時期については、小沢被告の公判に影響を与えることも考慮し、判決が予定されている4月下旬以降を軸に検討を進めている。
(産経新聞3月16日)』

* * * * *  

  東京地検刑事部は、現在、田代政弘検事(現新潟地検)を虚偽の捜査報告書を作成した虚偽有印公文書作成罪等の疑いで、任意捜査を行なっているのだが・・・。
 近時になって、ちらほらと「関係者」によるリーク情報が、各紙に出るようになって来た。^^; 
 
<当初は、数回程度、任意で事情を聴く方針だと報じられていたので、今は新潟地検に勤務している田代検事に、休みの日に上京してもらって事情をきくという形をとっているのかと思っていたのだけど。
 田代検事の容疑が濃厚になっている上(偽証罪の疑いも生じているし)、特捜部全体に様々な疑いが生じていることから、もしかしたら、任意の形ながら連日のように任意の取り調べ&周辺捜査を行なうようになっている可能性もあるかも。>

 まあ、小沢氏&秘書の捜査でもイヤというほど実感させられているように、検察のリーク情報は、検察(やメディア)のストーリーに合った、検察側に都合のいいようなものが報じられる傾向にあるし。あることないことがゴチャまぜになっているケースも少なからずあるので、安易に飛びつくことなく、一喜一憂せず、話半分でとらえておこうと自分に言い聞かせているところがあるのだが。(この件は、産経新聞しか扱っていなかったし。^^;)

 ただ、この情報に関しては、検察側にとって決して都合のいいものではないので、チョット信憑性が高いかもなと思いながら、記事を読んだ。(・・)

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 そして、ここからは「もしこの報道記事の内容が本当であるとしたなら」ということを前提に書くとするなら・・・。

 田代検事が上司の指示で、虚偽の捜査報告書を作った(書き換えた)という事実を認めたことは、東京地検が特捜部が組織ぐるみで、検察審査会を利用して、小沢一郎氏を強制起訴しようとしたのではないかという疑いを解明する上で、大きな一歩になるのではないかと考える。(**)

 東京地検特捜部は、<彼らにとっての本丸であった>小沢氏側が水谷建設から1億円のウラ献金を受領したという疑惑の証拠を十分に集めることができなかったため、検察上層部から小沢氏の起訴を認めてもらえず、10年2月に不起訴処分を下した。
 でも、それに納得行かなかった特捜部の幹部が、検察審査会を利用して小沢氏を強制起訴をするために策を講じたのではないかという疑いを抱いていた人は、mewを含めて少なからずいたのである。(-"-)

 鈴木宗男氏も、10年4月に、こんな話をしていたことがある。(コチラのインタビューより)
『2月1日。東京地検特捜部副部長、吉田正樹検事が、石川代議士に、うん、今回は起訴できないが、検察審査会で間違いなく、起訴されるんだと』

<ちなみに、この他に検察審査会の審査員の構成、選定方法、審査の有無、専門知識の説明を行なう補助の弁護士の選定の仕方などなどに関しても様々な疑問が呈されている。> 

 でも、検察審査会の審査員や審査&議決の中身などに関しては、完全にベールに覆われているため、正直を言えば、真相は闇に包まれて、わからないままで終わってしまうのかな~と、半ばあきらめていたところもあったのだけど。 
 小沢弁護団が、昨年末の公判で、田代検事が事実と異なる捜査報告書を作成していたという事実を指摘したことをきっかけに、大きく展開が変わることになった。(+_+)

* * * * *

 実は、mewは、東京地検特捜部が1回目の検察審査会に提出した捜査資料にも何か問題があったのではないかと疑っているのだが。今回は、その話はヨコに置いておくとして・・・。

 東京地検特捜部は、10年4月27日に検察審査会で1回目の起訴相当議決が出たことを受けて、5月に小沢氏の件に関する再捜査を行なった。
 その捜査の一環として、田代検事が石川氏に任意の取調べを行ない<この取調べを石川氏がIC録音した>、その後、供述調書とは別に、上司に指示されて特捜部長宛てで捜査報告書を作成し、提出したのだが。その報告書は、石川氏の取調べでの発言を問答(対話)形式で記した異例の書き方がされていた上、石川氏が発言していないことが複数含まれていた。

 しかも、報告書に記載された石川氏の発言には、同氏が小沢氏と共謀があったことなど小沢氏に不利に当たる供述を行なった経緯や「『選挙民を裏切ることになる』と検事に言われ、(小沢被告の関与を認めた)供述を維持した」などと記したものが含まれており、それが2回めの検察審査会の議決で、石川氏が共謀を認めた供述書が信用できる理由として挙げられていた。(-"-)

 田代検事は、昨年末の公判で、石川氏の取調べを行なった後、数日かけて取調べの様子を思い出しながら、報告書を作成したと証言。小沢弁護団に事実と異なる記載があることを指摘され、(1月頃の)勾留中の取調べや石川氏の著書に書かれた内容と「記憶が混同した」と弁明していたのだが。
 報告書の記述がかなり詳細なものであったため、東京地裁は、記憶が混同したとはにわかに信用し難いと判断。さらに、『小沢公判~田代検事が捜査報告書作成に関して、公判で偽証した疑いが強まる』に書いたように、石川氏の著書は田代検事が報告書を作成した時には、まだ出版されていなかったこともわかった。(~_~;)

 また、田代検事は、公判の場で、自分が作成した虚偽の捜査報告書が、検察審査会に提出されることを認識していたことも認めていた。

 田代検事が、何故、わざわざ石川氏の発言を対話形式で記すような形で、しかも虚偽の内容の報告書を作成したのか疑問を呈されていたのだが。おそらく、それは、検察審査会のいわば素人の審査員たちにわかりやすい形で、石川氏が自ら納得して小沢氏との共謀を認めていることをアピールするためだったのではないかと察せられる。

 また、特捜部の副部長も、田代検事の虚偽の報告を引用する形で捜査報告書を作成し、それが検察審査会に提出されていたこともわかった。
 そして、この当時から、田代検事が上司の指示で、虚偽の報告書を作成したのではないかという疑惑が持たれていたものの、残念ながら、それを証明するものが存在しなかったのだ。_(。。)_

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 しかし、今年2月になって、小沢弁護団の要求によって、特捜部が検察審査会に提出した捜査資料の一部が開示されたのだが。
 『小沢公判~捜査資料の開示で、検察の思惑&さらなる違法行為がが明るみに』に記したように、それらの資料は、特捜部の小沢氏を起訴に導きたいという思惑を裏付けるようなものだったため、改めて特捜部が組織ぐるみで動いていたのではないかという疑念が強まることになった。

 特捜部は、小沢氏に対して2回目の捜査でも不起訴処分を下しており、審査会に対して、自分たちが不起訴処分を出したことがいかに正当であるかを示す資料を提出するのが通例だと思われるのだが。

 2回目の検察審査会に提出された捜査資料の中には、特捜部の部長や幹部らが記したものも含め、水谷建設からウラ献金を受領した可能性が高いこと<他の建設会社からウラ献金を受けた可能性も示唆)を示すものや、小沢氏の供述が信用性に乏しいことを主張するものなど、小沢氏にとって不利なもの、起訴するのが妥当だと思わせるようなものが、いくつもはいっていたからだ。(・o・)

<逆に、特捜部には、小沢氏側がウラ献金は受けていないことを示す取調べのメモなど、小沢氏にとって有利な捜査資料も存在したのだが。それらは審査会には提出されていなかった。(-"-)>

 さらに、今月にはいって、東京地検特捜部が11年1月には田代検事が虚偽の捜査報告書を作成していたことに気づき、検察上層部にも報告をしていたものの、田代検事が「記憶が混同した」と説明したのを信じて<そう言ったのをいいことに?>、故意で虚偽の記載をしたわけではないと判断して、そのまま放置したという事実も明らかになった。(ーー)
<関連記事・『小沢公判~東京地検が1年前から田代報告書の問題を把握するも放置

* * * * *

 そして、ここまで来れば、あとは田代検事本人が虚偽の報告書を作成したのは、上司の指示によるものだったと。しかも、できれば、それは検察審査会に起訴相当議決を出させるように導くためだったということを告白(供述)してくれさえすれば、捜査の流れを大きく変えることができるのにな~と思うところがあったのだけど。
 
 上の報道記事によれば、どうやら田代検事が、ついに上司の指示で捜査報告書を書き換えたと供述したようで。<「もっと検察審査会の審査員に、小沢と石川が共謀したという石川供述は信用できると思わせるような内容にしろ」とか言われて、書き換えさせられたのかしらん?^^;>
 これによって、当時の特捜部の幹部に事情聴取(or任意の取り調べ)を行なったり、さらに関連の書類を創作押収するなどの捜査を行いやすくなって、全体の解明を進めることができるのではないかとチョット期待を抱いてしまうところがある。(・・)

 率直に言えば、当時の特捜部の幹部が、容易に自分たちの思惑を認めるとは思えない部分もあるのだが。
 ここから先は、東京地検刑事部や検察上層部が、どこまで本気で真相の解明に取り組もうとする意思や意欲があるかという点にかかって来るのではないだろうか?(@@)

 究極的には、『笠間検事総長が、陸山会の特捜部捜査を検証~リスクを冒しても改革する決意』にも書いたように、笠間検事総長が、検察のメンツを守ろうとする周囲の幹部の抵抗に負けることなく、どこまで本気(マジ)で検察のウミを出すことに取り組もうとするかというとこにかかって来るのではないかとも思う。(**)

* * * * *

 それにしても、ついつい繰り返し書いてしまうことなのだが・・・。

 もし小沢弁護団が、田代検事作成の捜査報告書に虚偽の記載があることに気づいていなければ、この件は闇に隠れたままにされてしまったかと思うと、改めて彼らの仕事&その力を評価、賞賛したい気持ちになるし。
 弁護団がそれに気づいたのは、石川氏が取り調べをIC録音して記録が残っていたからだということを思うと、石川氏が勇気を持って録音を敢行したことも評価、賞賛したい気持ちになってしまう。(・・)
 
 ちなみに、石川氏に録音をするように進言したのは、元外務省官僚で、ラスプーチンと呼ばれた佐藤優氏であったとのこと。
 佐藤氏は、鈴木宗男氏とタッグを組んでいたことから、鈴木氏をジャマに思う当時のK政権の思惑もあってか、03年に背任、偽計業務妨害容疑で逮捕&起訴され(しかも、500日以上も拘留され)有罪判決を受けた経験があり、今も検察による国策捜査の問題を訴え続けているのだが。

 色々と過去のことを思い出すうちに、鈴木宗男氏や佐藤優氏などなど、特捜部を使った国策捜査を受けて、大きな損害や苦悩を受けた経験のある人たちの思いや執念も、今回の特捜部のたくらみ(?)を暴くことに寄与している部分が大きいような感じがしているmewなのだった。(@@)

                THANKS



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by mew-run7 | 2012-03-17 11:52 | 小沢&秘書の裁判

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