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斑目も認める原発再稼動、安全確認のまやかし+ばんえい記念

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。



 昨日は、帯広競馬場で「ばんえい記念」(JRAで言えば、有馬記念のような大きなGI)が行なわれ、このレースで引退する予定のニシキダイジン(牡11)with鈴木恵介騎手が圧勝。(*^^)v祝
<鈴木恵介騎手は、09年からずっとばんえいリーディングをとり続けているエースながら、ばんえい記念を勝ったのは初めてだったとのことで、インタビューで目をうるませ声が詰まる場面があり、mewもじ~んと来てしまったです。あとは、大井の的場さまがダービーをとるだけ!?(・・)>

 また、同じく引退予定の&mewの応援馬フクイズミ(牝11)が、持ち味の末脚を発揮して2着に。(~~)
 最近、年齢もあってか、フクイズミらしくないレースが続いていたのだが。昨日は、いつもよりずっと重い斤量ながら、一生懸命にチョットずつ山を越えて、ゴールまでトコトコと彼女らしく歩いて行く姿に、感動した人も多かったのではないかと察する。(ノ_-。)
<何故、最後のレースがここ何年かずっと主戦だった尾ヶ瀬ではなく松田だったのは、残念だった感じもあるし。正解だったのかもと思うところもあるし。何か複雑な気持ちに。^^;>

 尚、07~9年にばんえい記念を3連覇したトモエパワー(12牡)も、このレースで引退するとのこと。
 みんな本当におつかれさまでした。m(__)m

<8Rでは、久々に溺愛するコマクインが3着になって、お貢ぎ分を取り戻すことに。(・・) この間、コマクインをばんえいアイドルにしてPRに使うといいのにって書いたのだけど。牡馬は真っ白なアオノレクサスをヤング・アイドルにするといいかもと思ったです。(+_+)>

* * * * *

話は変わって・・・。野田政権が、原発再稼動に動き出した。(`´)

菅叩きをして原発再稼動を目指す推進派にぞっとする』に書いたように、原発利権に群がる&安全性より利益追求の政官財の人たちは、ともかく1日も早く停止中の原発を次々と再稼動させんと必死になっているのだ。(-"-)

 昨年3月にあの福島原発事故が起きて、まだ大変な状況であったにもかかわらず、経産省&電力会社は、6月には何食わぬ顔で、海江田経産大臣に安全宣言を出させて、すぐに九電の玄海原発を再稼動させようとしていたのだ。<しかも、「やらせメール」まで使って。(ーー)>
 
 当時、原発の安全性や電力会社、原発関連の官僚などにすっかり不信感を覚えていた菅前首相は、そこで「チョット待った~」(懐かしのねるとん風)とストップをかけ、再稼動をするに当たって新たに安全性テストを行なうべきだと言い出した。(@@)
 その時も、原発推進&維持派やアンチ菅派から、「思いつきだ」「夏が乗り切れない」「経済がわかっていない無能な首相が、日本を潰す」などとさんざん菅叩きをされたものだったのだが。<おまけに、原発再稼動に失敗した海江田くんは、菅にいじめられているかのごとく、国会で泣くし。(>_<)>
 でも、菅前首相&内閣は、ともかく再稼動のためにクリアすべき新たな安全基準を概要決めて官邸を去ったのだが、今でも「余計なことをしやがって」と思っている人が少なからずいるに違いない。^_^;

 それから半年余り、3月になって福井県にある関西電力の大飯原子力発電所3、4号機が、安全性テストをクリアしたとして、再稼動第1号となるべき準備を進めている。(~_~;)

* * * * *

 野田佳彦氏は、もともと原発再稼動に積極的な姿勢を示しており、昨年9月の首相就任時には、米国紙のインタビューでこのように答えていた。

『野田首相は20日の米ウォール・ストリート・ジャーナル/ダウ・ジョーンズ経済通信とのインタビューで、定期検査で停止中の原発について「電力需給があるので、来年の春以降、夏に向けて再稼働できるものは再稼働していかないと電力不足になった場合には、日本経済の足を引っ張るということになる」と発言。「来夏までに原発を再稼働」する考えを明らかにした。(ニコニコニュース11年9月23日)』

 これを見てもわかるように、この春から次々と原発を再稼動して行くことは、原発推進&維持派の予定通りの&「結論、先にありき」の動きなのである。(-"-)

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 また、野田首相は、今年の2月10日の会見で、原発再稼動に国が積極的に関与して行く考えがあることを表明した。

『関西電力が運転再開を目指している大飯原発3、4号機(福井県おおい町)が再稼動に向けて大詰めを迎えている。経産省原子力安全・保安院は、関西電力が提出したストレステストの1次評価の結果を「妥当」とする審査書をまとめた。原子力安全委員会が認めれば、地元自治体の意向と首相、原発担当相、経産相による政治判断に移る。』

『「地元の皆さまに理解いただけるかどうかなども踏まえて、最終的には政治判断をするというのがプロセスだ」(中略)
 野田首相は「地元理解がどうなのかということは確認をしながら、場合によっては政府が前に出て説明を地域にすることはある」とも述べ、一連のプロセスの中で原発の安全性の確保ができ、再稼動が不可欠と判断した場合には、政府として地元自治体に積極的に働きかけを行っていく考えを明らかにした。(
ニコニコニュース12年2月10日)』

* * * * * 

 そして、ついに3月23日、原子力安全委員会が、大飯原発の安全性を確認したかのような報道がアチコチに出されて、「よっしゃ」とばかりに、野田政権が再稼動に向けて動き出そうとしているのである。

『内閣府原子力安全委員会(班目(まだらめ)春樹委員長)は23日午後に臨時会議を開き、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)の「ストレステスト(耐性検査)」1次評価について、経済産業省原子力安全・保安院が「妥当」とした審査書を了承した。

 各原発で実施されているストレステストの結果について、安全委が判断を示すのは初めて。これで大飯原発3、4号機の再稼働に向けた技術的な評価は終了した。今後は野田首相と関係3閣僚の政治判断にゆだねられ、近く開く閣僚会議で安全性を確認した上で、福井県に出向いて説明する方針だ。(読売新聞3月23日)』

『民主党の前原政調会長は25日のNHK番組で、関西電力大飯原子力発電所3、4号機(福井県おおい町)について、「原子力安全・保安院がストレステスト(耐性検査)で安全には一定の評価を示した。

 再稼働を(地元に)お願いする最低限の条件は整った」と述べ、政府は再稼働の準備を進めるべきだとの考えを示した。

 同原発の再稼働問題では、自民党の茂木政調会長が同じ番組で「地元の理解を得られるかが大前提だ」としながらも、「現実的に必要最小限の電力として原発は必要だ」と語った。(読売新聞3月25日)

* * * * * ☆

 ところが、東京新聞は3月24日朝刊の1面で、『大飯原発再稼働 すべて条件付き「イエス」』という記事を掲載。(全文は*1に)

 原子力安全委員会の班目委員長が、23日の記者会見で、原発の安全評価はまだ簡易的な1次テストしか行なわれておらず、その1次テストも「YES,・・・BUT」で、まだ疑問が残る部分が多数あることを示していたと報じていたのである。

 おまけに、班目氏は「原子力安全委員会が安全性にお墨付きを与えたのか」との質問に、「安全性の確認は保安院の責任。そちらに聞いて」と答えていたというのである。(゚Д゚) 

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『「要するに、すべて『yes(イエス) but(バット=しかし)』なんです」

 班目(まだらめ)春樹委員長は同日の記者会見で、安全委の報告書についてこうコメントした。つまり、以前に比べて安全性が増した部分はあるが、簡易版の一次評価だけでは分からない部分がいろいろある-ということだ。

 ただ、報告書で「イエス」の部分を探しても、多くは見つからない。全交流電源喪失など危機的な状況も想定した評価手法が取り入れられたことや、非常用電源車の高台への配備など東京電力福島第一原発事故を受け導入された緊急安全対策に一定の効果があると確認されたことなどを挙げたくらいだ。

 これに対し、「バット」の部分の方が圧倒的に多い。今後の安全対策への注文は二十七項目にも及び、報告書の半分以上を割いた。

 最大の注文は「一次評価は簡略な方法にすぎない。被害拡大を防ぐ対策までを検証する二次評価を速やかに実施すべきだ」と求めたこと。これは、かねて班目氏が主張する「一次評価だけでは総合的な安全性評価はできない」をそのまま書いたものだ。』

『大飯原発3、4号機は、一次評価の技術的な安全確認が終わった初めてのケース。

 安全委として再稼働にお墨付きを与えたのか-。この点に記者の質問が集中したが、班目氏は「安全性の確認は保安院の責任。そちらに聞いて」と、責任回避とも受け取られる答えを繰り返した。』

* * * * * 

 仮に国の関与があったとしても、実際に再稼動を行なう際には、地元の許可が必要なのであるが。
 25日には、大飯原発を運営する関西電力が、原発再稼働の判断にも関わっている福井県の「県原子力安全専門委員会」に寄付をしていたという事実を毎日新聞が報じていた。(全文*2) 

『福井県の原発に関して技術的な助言をする「県原子力安全専門委員会」の委員12人中4人が、関西電力と関わりの深い業界団体「関西原子力懇談会」(関原懇)から06~10年度に研究助成金として計790万円の寄付を受けていたことが分かった。同委員会は、県が関西電力の原発再稼働を判断する際、助言する立場にある。(毎日新聞3月25日)』

『同県は全国最多の原発14基を抱え、現在は全て停止している。このうち関西電力大飯原発3、4号機は、原子力安全委員会が23日、再稼働の前提となる安全評価(ストレステスト)の1次評価を了承した。政府が近く地元説明に入る見込みで、県の判断が焦点になる。

 NPO法人「原子力資料情報室」の伴英幸共同代表は「原子力推進の側から寄付を受けていれば、いくら委員が否定しようと『推進に都合の良い意見を言っている』と思われても仕方がない。寄付を受けた人は委員から外すような仕組みを作るべきではないか」と指摘している。(同上)』

* * * * *

 そうなのだ。実に情けない&哀しいことに、わが日本は、これだけ大きな原発事故が起きたにもかかわらず、何の反省もないままに、原発推進の政官財+原子力ムラの人たちの思惑に沿う形で、どんどんと原発の再稼動を行なおうとしているのである。(-"-)

 26日0時には、東京電力の柏崎刈原発6号機(新潟県)が定期検査の停止され、これで東電の17基の原発は全て停止。全国で54基ある原発で、稼動しているものは、北海道電力泊原発3号機(北海道)だけとなる。
 こうなると、ますます原発推進派の圧力や動きが強まることになるだろう。

<東電は、福島原発事故の被害者に賠償金を支払うためにも、原発再稼動による経営建て直しが必要だとか言っているとかし。メディアも含めて、また原発再稼動をしないと、賠償金が払えないとか電気料金の値上げが何たらと、庶民にもプレッシャー(脅し?)をかけて来そうな感じが。(-_-;)>

 そして、ここで一般国民が、きちんと事実を把握した上で、自分たちの安全を守るために、しっかりと自分たちの意思を示して行くようにしないと、結局、また元の木阿弥に戻ってしまうおそれが大きいのではないかと憂慮しているmewなのであった。(@@)

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*1

『関西電力大飯(おおい)原発(福井県おおい町)3、4号機の安全評価(ストレステスト)の一次評価で、原子力安全委員会は二十三日の臨時会合で、経済産業省原子力安全・保安院が妥当とした判断を了承した。再稼働に向けた手続きが一つ進んだ形だが、安全委の報告書は、大飯原発は安全と判断されたのか、そうでないのか読み取れない。これで地元の了解が得られるのか、疑問の残る結果となった。

 「要するに、すべて『yes(イエス) but(バット=しかし)』なんです」

 班目(まだらめ)春樹委員長は同日の記者会見で、安全委の報告書についてこうコメントした。つまり、以前に比べて安全性が増した部分はあるが、簡易版の一次評価だけでは分からない部分がいろいろある-ということだ。

 ただ、報告書で「イエス」の部分を探しても、多くは見つからない。全交流電源喪失など危機的な状況も想定した評価手法が取り入れられたことや、非常用電源車の高台への配備など東京電力福島第一原発事故を受け導入された緊急安全対策に一定の効果があると確認されたことなどを挙げたくらいだ。

 これに対し、「バット」の部分の方が圧倒的に多い。今後の安全対策への注文は二十七項目にも及び、報告書の半分以上を割いた。

 最大の注文は「一次評価は簡略な方法にすぎない。被害拡大を防ぐ対策までを検証する二次評価を速やかに実施すべきだ」と求めたこと。これは、かねて班目氏が主張する「一次評価だけでは総合的な安全性評価はできない」をそのまま書いたものだ。

 過酷事故(シビアアクシデント)対策はこれまで電力事業者の自主的努力と位置づけ、任せきりにしていた点も指摘し、今後、規制官庁がきちんとチェックできるか疑問を投げかけた。福島事故を機に、断層や津波のメカニズムなど新たな科学的な事実が掘り起こされており、最新の事実に基づいた安全性向上の努力を続けることが肝要とも説いた。

 大飯原発3、4号機は、一次評価の技術的な安全確認が終わった初めてのケース。

 安全委として再稼働にお墨付きを与えたのか-。この点に記者の質問が集中したが、班目氏は「安全性の確認は保安院の責任。そちらに聞いて」と、責任回避とも受け取られる答えを繰り返した。

(東京新聞12年3月24日)

*****

*2


福井県の原発に関して技術的な助言をする「県原子力安全専門委員会」の委員12人中4人が、関西電力と関わりの深い業界団体「関西原子力懇談会」(関原懇)から06~10年度に研究助成金として計790万円の寄付を受けていたことが分かった。同委員会は、県が関西電力の原発再稼働を判断する際、助言する立場にある。

 関原懇によると、寄付があったのは▽泉佳伸・福井大教授が30万円(10年度)▽西本和俊・大阪大教授360万円(06~08年度)▽三島嘉一郎・元京都大教授300万円(06~07年度)▽山本章夫・名古屋大教授100万円(09~10年度)。

 関原懇の会長は主に、関電の原子力担当の役員が就任。関電は法人会員になっている。関原懇は「原子力や放射線利用の振興に貢献があり、有望な研究をしている先生の研究助成のため寄付している。関電の意思で活動しているということはない」と説明している。

 同委員会の開催要領には「学識経験者の中から知事が就任を依頼する」などの記載しかなく、県は委員を選任する際、原子力業界からの寄付などについて報告を求めていない。一方、国の原子力安全委員会は審査の中立性を確保するため、審査委員に電力事業者などとの利害関係を自己申告させている。

 同県は全国最多の原発14基を抱え、現在は全て停止している。このうち関西電力大飯原発3、4号機は、原子力安全委員会が23日、再稼働の前提となる安全評価(ストレステスト)の1次評価を了承した。政府が近く地元説明に入る見込みで、県の判断が焦点になる。

 NPO法人「原子力資料情報室」の伴英幸共同代表は「原子力推進の側から寄付を受けていれば、いくら委員が否定しようと『推進に都合の良い意見を言っている』と思われても仕方がない。寄付を受けた人は委員から外すような仕組みを作るべきではないか」と指摘している。
(毎日新聞12年3月25日)』
by mew-run7 | 2012-03-26 03:14 | 政治・社会一般

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