小沢公判~「田代検事が起訴見送りへ」の報道あり。これには納得できない

【追記・AM11時・東京新聞にも同様の記事が出ていたので、前半部分に挿入しました。】


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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。




 
 久々に小沢一郎氏&秘書の公判、捜査に関するニュースを・・・。

 これは、『田代検事が東京に異動で、本格捜査開始か?&丁寧な捜査で、組織犯罪の解明を望む』の続報になるのだが・・・。
 
 昨夜、時事通信に「はあ?(゚д゚)」と言いたくなるような記事が出ていた。

 『元特捜検事、起訴見送りへ=虚偽報告書作成の告発-検察当局が検討』というタイトルの記事だ。    

『小沢一郎民主党元代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる事件で、石川知裕衆院議員の取り調べを担当した元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)=現法務総合研究所=が捜査報告書にうその内容を記載したとする虚偽有印公文書作成容疑などの告発について、検察当局が起訴を見送る方向で検討していることが17日、関係者の話で分かった。

 嫌疑不十分で不起訴とするか起訴猶予とするかは意見が分かれており、26日の小沢元代表への判決を踏まえて最終判断する見通し。故意の虚偽記載の裏付けが難しく、仮に故意が立証できても、検察審査会の議決を誘導する意図はなく悪質とまではいえないと判断したもようだ。
 一方、法務省は停職や減給など人事上の処分を検討している。(時事通信4月17日)』

* * * * *

 同じような内容の記事が、日経18日電子版にも出ていたのだが。他のメディアでは扱われていない。

<日経の記事は、会員限定のものなので、冒頭の一部しかネットで公開されていない。>

『元特捜検事起訴見送りへ 石川議員捜査報告書、偽造の立証困難

 強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の元秘書を取り調べた際の捜査報告書に虚偽のやり取りを記載したとして、当時の東京地検特捜部検事が虚偽有印公文書作成容疑などで告発された問題で、検察当局が検事の起訴を見送る方向で協議していることが17日、関係者の話で分かった。26日の小沢元代表の判決結果などを踏まえ、立件の可否について最終判断するとみられる。

 一方、法務省は国家公務員法に規定する職務上…』

【追記


小沢一郎民主党元代表(69)の資金管理団体「陸山会」の土地取引をめぐる事件に絡み、元秘書石川知裕衆院議員(38)を取り調べた東京地検特捜部の田代政弘検事(45)=現法務総合研究所=が実際にはなかったやりとりを捜査報告書に記載した問題で、検察当局は、虚偽有印公文書作成・同行使容疑で刑事告発された田代検事を不起訴処分にする方向で検討に入ったことが、関係者への取材で分かった。

 関係者によると、田代検事は告発を受理した東京地検の任意聴取に「石川議員が勾留中に話した内容と記憶が混同した」などと話しているといい、検察当局は、故意に虚偽記載したと立証して刑事責任を問うのは困難とみているもようだ。

 二十六日の小沢元代表への判決を踏まえ、嫌疑不十分にするか起訴猶予にするか、五月中にも判断するとみられる。

 法務省は刑事処分後、停職や減給など人事上の処分を行う見通し。田代検事に報告書作成を指示した上司らについても、処分するか検討する。

 捜査報告書は、検察審査会(検審)が最初に起訴議決した後の二〇一〇年五月に作成され、強制起訴を事実上決めた二度目の検審に提出された。報告書の中には、石川議員が勾留時の供述を維持した理由について「検事から『議員なのにうそをついたら選挙民を裏切ることになる』と言われたのが効いた」と述べたとの記載があったが、石川議員が取り調べを隠し録音した記録には、このやりとりはなかった。

 当時の上司は検審への説明で、小沢元代表の不起訴処分は妥当だと意見を述べており、検察当局は、田代検事らが検審を起訴議決に誘導する意図はなかったとみている。(東京新聞4月18日)

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 いや~、もし田代検事が起訴されないとしたら(起訴猶予だったとしても)、仮に小沢氏を支持していない人でも、納得し難いのではないだろうか?(ーー゛)
 
 まあ、田代検事の捜査に関する報道(検察リーク?)がどこまで本当なのか、わからないところはあるのだけど・・・。

 田代検事は、昨年末、小沢氏の公判の場で、10年5月に行なった任意の取り調べで石川知裕氏が発言していない(事実と異なる)ことを捜査報告書に記載したことは認めていたのだが。当時は、それ以前の取り調べでの発言と記憶が混同したためだと釈明。虚偽の記載をする故意はなかったと証言した。

 しかし、石川氏の取り調べは、2月に起訴&保釈された後、3か月ぶりに行なわれたものであること、田代氏が会話形式で詳細に取り調べ内容を記載していることなどから見て、記憶が混同したとは考えにくい。
 これに関しては、今年2月に行なわれた小沢氏の公判の証拠調べの際に、東京地裁の大善裁判長も、田代氏が「記憶が混同した」という証言したことについて「にわかには信用できない」という判断をしている。

* * * * *

 そもそも、田代氏が作成した捜査報告書は、対話形式で、石川氏とのやりとりを詳細に再現する内容になっており、「記憶が混同した」云々のレベルのものではないのだ。

 捜査報告書には、このようなやりとりが記載されていたという。

<この2つは、5月の取り調べにはなかった発言だ。石川氏は、この取り調べをIC録音していたので、このような発言をしていなかったことが立証できる。>

『検事「小沢先生に対する報告とその了承、どういう形で供述したか覚えていますか」

 石川被告「ヤクザの手下が親分を守るために嘘(ウソ)をつくようなことをしていたら、選挙民を裏切ることになるよって言われちゃって。これは結構効いたんですよ。それで堪えきれなくなって話したんですよね。』

『石川被告「署名拒否でも良いですか」
 検事  「それは貴方自身の判断ですよ。どうしますか、署名拒否にしますか」 
 石川被告 「そんな、突き放さないでくださいよ」』

 これは、告発状からの引用なので、対話形式にはなっていないのだが。

『被告発人田代が石川氏に「あなたは『弁護士から【どんな内容の調書であっても署名してはならない。署名は拒否するように】ときつく言われたんですよ。もう1日待ってもらえませんか』と言って、泣きついてきましたよね」と言ったのに対し、石川氏が「その通りです」と答え、さらに被告発人田代が「翌日になっても、ごねていたじゃないですか」と言い、これに対して石川氏が「そうでしたね。でも検事から『供述が真実であって、その通りの内容が供述調書に取られていれば、署名拒否する理由はないでしょ』と理詰めでこられて、『調書に署名したことは、弁護士には内緒にしてください』とお願いして、供述調書を作ったんでしたね」と言ったというやりとりが記載されているが、これらの記載にあるやりとりは、いずれも石川氏がIC録音した録音データにはまったくない。』


 田代検事は、公判で、石川氏の著書に書かれた内容と記憶が混同したと説明したと言われているのだが、田代検事が捜査報告書を作成したのは10年5月、石川氏の著書が出版されたのは10年8月なので、捜査報告書を作成した際には、まだ石川氏の著書は出ていないので、その説明が真実ではないことは明らかだ。
<関連記事・『小沢公判~田代検事が捜査報告書作成に関して、公判で偽証した疑いが強まる』>

<ただし、石川氏の著書の中には、取り調べの様子が記されているので、田代検事と石川氏の間で、12~1月に、報告書に記載したようなやりとりがあったのは事実のようなのだけど。少なくとも5月の取り調べでは、そのような話が出ていないし。3か月以上前の取り調べ内容と記憶が混同したとも思えない。(田代氏は取り調べのメモを残していたと言っていたので、以前の取り調べのメモを見て、上司や検察審査会の審査員が、石川氏が供述が信用できるととらえてくれそうな供述をピックアップして、捜査報告書に書き加えたのではないかと、mewは推察する。>

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 さらに、『小沢公判~田代が特捜部の上司の指示で、捜査報告書を書き換えたと供述』に書いたように、もし産経新聞3月16日の報道が本当であるなら、田代検事は上司の指示で捜査報告書を書き換えたと供述していたというのだ。(・・)

『強制起訴された民主党元代表、小沢一郎被告(69)の元秘書、石川知裕衆院議員(38)を取り調べた田代政弘検事(45)が捜査報告書に虚偽の記載をした問題で、田代検事が報告書を作成した後、上司の指示を受けて書き換えた可能性があることが15日、関係者の話で分かった。田代検事を含む複数の検事が報告書の「改変」に関与していた疑いが浮上した。検察当局は虚偽記載の背景にこうした指示があったとの見方を強めており、当時の上司らからも説明を求める方針だ。(中略)

 関係者によると、田代検事は石川議員の聴取直後にいったん報告書を作成。当時の上司に内々に報告したところ、記載内容などについて具体的な指示を受けた可能性があるという。田代検事は小沢被告の公判廷で「(報告書は)数日かけて作成した」とも話しており、指示を受け数日間で書き直したとみられる。(産経新聞3月16日)』

* * * * *

 また冒頭の時事通信の記事には、「検察審査会の議決を誘導する意図はなく悪質とまではいえない」という記述があったのだが。

 この10年5月に行なった石川氏の任意の取り調べは、検察審査会が4月に起訴相当議決を出したのを受けて、再捜査の一環として行なわれたもので、田代検事も、この報告書が検察審査会に提出されることを認識していたことを、公判の場で証言している。

 この2回めの検察審査会には、東京地検特捜部が、小沢氏との共謀や関与の疑いが強いことを推認させるような資料を多数提出していることが判明しており、検察審査会に起訴相当の議決を誘導する意図があった可能性が大きい。<裁判所が堂々と「推認」できそうなぐらい!?>

<その中には、田代報告書や特捜部副部長がその報告書を引用して作成した報告書、共謀を否定した小沢供述に信用性がないと評価した資料などが含まれている。詳しいことは、『小沢公判~捜査資料の開示で、検察の思惑&さらなる違法行為がが明るみに 』に。>

* * * * *

 上述のような経緯、事実も踏まえて、小沢氏の弁護団も、3月に行なわれた最終弁論で、このような主張を行なっていた。

「『小沢との全面戦争』を掲げた検察が、組織的に違法・不当な捜査を行ったうえで、重大な違法行為により、検察審査員らを錯誤に陥らせた」

「検察審査会の起訴相当議決を受けて行われた再捜査の過程において、◯◯検事(法廷では実名)が内容虚偽の捜査報告書を作成するという職務犯罪に及び、さらに、その報告書を利用して、東京地検特捜部が検察審査員らをして、石川供述の信用性評価を誤らせたという事案である」

「起訴議決はその審査手順において、検察官が極めて悪質かつ重大な職務犯罪を伴う一連の偽計行為に及び、それによって検察審査員らを重大な錯誤に陥らせ、行われたものであるから、無効である」(産経新聞3月19日・小沢第16回公判の詳報より)

* * * * *
 
 この報道内容には、かなりムカついた&ショックを受けたとこがあったし。書き始めたら止まらなくなりそうなぐらい、まだまだ書きたいことがあるのだが。

 チョット時間がなくなってしまったので、中途半端ながら、とりあえずここまでで記事をアップしたいと思う。

 ただ、mewは<小沢弁護団や少なからずの人たちも>、この田代氏の虚偽の捜査報告書の作成に関しては、東京地検特捜部が組織的に、検察審査会の起訴相当議決を誘導するために行なった行為の一環だととらえているし。
 もし田代検事が不起訴になって、他の上司もこの件に関与していないとして、何のおとがめもなしに終わるようなことになるのは、納得&是認できないと思う人は多いのではないだろうか?(**)

<書きなぐりで、少し付け足すと・・・。もし特捜部幹部をみんな逮捕&起訴して、田代検事は下っ端で、上司の指示に従って事実と異なる報告書を作成したものの、本人には検察審査会の議決を誘導するまでの意図はなく、悪質性はなかったというなら、まだ納得行くけど。虚偽公文書作成罪という点で言えば、虚偽を記載していることの認識があればいいのだし。それが検察内部にとどまる報告書ではなく、検察審査会に提出する可能性があることを認識していたとすれば、十分に犯罪成立し得るし、逮捕は控えたとしても、起訴はしていいケースなのではないかと思うんだけどな~。(・・)>

 この報道記事の情報(これも検察リーク?)が誤りであって欲しいと切に願っているmewなのだった。(@@)

p.s. 弁護側は、東京地検特捜部が検察審査会の議決誘導を行なおうとしたことに関しても争点にして公訴棄却の申し立てをしているので、東京地裁が、今月26日の小沢氏の判決の時に、そのことを認定するような判断を出してくれるといいな~とも思うです。

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Tracked from shimarnyのブログ at 2012-04-20 18:54
タイトル : 陸山会事件で捜査報告書の虚偽記載の検事が不起訴へ、検察当..
既存メディアで報道される田代元検事の「元検事」の肩書きに騙されてはならない。記憶の混同による個人の左遷で済む話ではない。 大阪地検特捜部の「証拠改ざん事件」と同じように東京地検特捜部の「虚偽報告書作成事件」となるべき特捜の組織ぐるみの犯罪である。 [1... more
by mew-run7 | 2012-04-18 10:41 | 小沢&秘書の裁判 | Trackback(1)