小沢公判~田代に石川の「供述維持」を上司が指示+その実態&検審議決でも評価

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。




 9日に小沢一郎氏に対する控訴が決まり、まだ、何か重苦しいモヤモヤ感から脱却できずにいるmewなのだけど・・・。_(。。)_

 今、mewにできることと言えば、とりあえず、西松事件以来の3年間と同じように、微々力ながら今回の東京地検特捜部の捜査や検察審査会の諸問題、そして公判などに関して、mewなりに(客観的な視点など色々な角度からの見方もまじえて)コツコツとブログにアップすることなのではないな~と思ったりもする。(・・)

 ・・・というわけで、早速、小沢氏の元秘書・石川知裕氏の取り調べに関して虚偽の捜査報告書を作成したとして東京地検の捜査を受けている元・東京地検特捜部検事の田代政弘氏と上司の話を。

* * * * *

 これは『小沢公判~「田代検事が起訴見送りへ」の報道あり。これには納得できない』『小沢公判~郷原が、田代報告書の調査を検察&法相に要請+与党も協力して真相解明を』の続報になるのだが・・・。

 実は、産経新聞が9日に、やはり田代検事の起訴は見送られて、5月中に検察内部で上司と共に行政処分を行なう方針が固まったという記事を載せていたので、「え~?それで幕引きしちゃうのかよ~」とムカついていたところがあったのだ。(`´)

『資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐる事件で、小沢一郎民主党元代表(69)の元秘書、石川知裕衆院議員(38)を取り調べた元東京地検特捜部の田代政弘検事(45)が虚偽の捜査報告書を作成した問題で、法務・検察当局が5月中に田代検事を処分する方針を固めたことが8日、関係者の話で分かった。

 市民団体からの虚偽有印公文書作成罪などでの告発について、最高検や東京地検は田代検事を嫌疑不十分で不起訴、もしくは起訴猶予処分とし、起訴を見送る方向で調整。法務省は同じ日に人事上の行政処分を下す方針で、当時の上司らも対象になるとみられる。

 問題の報告書には石川議員への聴取のやり取りが記載されているが、話していない内容が含まれていた。関係者によると、この報告書は特捜部副部長が作成した別の報告書も引用。副部長の報告書には、特捜部長だった佐久間達哉検事(55)=現法務総合研究所部長=が、小沢元代表の関与をうかがわせる記述に下線を引いて強調するなど手を入れていたという。(産経新聞5月9日)』

* * * * *

 でも、今朝、毎日新聞が、田代検事が、石川氏を10年5月に再聴取した際に、捜査段階の供述を維持させるように、上司から指示を受けていたという記事が出していて。「おっ~?」という感じになった。(・o・)

 後述するように、田代検事は、上司から捜査報告書を書き直すように指示されたと語っているし。上の記事にあるように、上司は検察審査会に提出した報告書に、虚偽の捜査報告書を引用したり、アンダーラインを引いたりしているわけで。
 どんどんと点と線が、つながって来ているように思えたからだ。、
 
『小沢一郎・民主党元代表の政治資金規正法違反事件に絡み、元秘書で衆院議員の石川知裕被告(38)を10年5月に再聴取した際に「虚偽」の捜査報告書を作成したとされる田代政弘検事(45)が検察の内部調査に「(元代表の関与を認めた)石川議員の捜査段階の供述を維持させるよう一部幹部から指示された」と話していることが分かった。検察当局は指示の意図を確認するため、田代検事の当時の上司らから聞き取りを進めている模様だ。

 石川議員への再聴取は、東京第5検察審査会が元代表について最初の起訴相当議決(10年4月)をした後の再捜査時に行われた。複数の検察関係者は「通常こうした再聴取では相手に自由に話をしてもらう」と指摘する。

 だが、関係者によると、田代検事は「石川議員の供述を維持させろという一部幹部からの指示があった。別の上司からは『(再聴取を)頑張れ』などと言われた」と内部調査で説明しているという。

 実際に行われた再聴取では、石川議員が冒頭から「無罪になるわけないですから」などと発言。自身が「隠し録音」したICレコーダーの内容をおこした文書によると、5時間を超える再聴取のうち約20分経過した時点で「今までの(供述)を全部翻すことにはならないでしょ」などと、大筋で供述を維持する姿勢を示した。

 しかし、田代検事はその後も「検審、ま、うち(検察)の方針もそうだけど、石川さんが今までの話を維持してきちっとね、話をしている限り、多分、(元代表が)起訴だということにはならないんだろうと思うんだよ」などと繰り返し念押ししていた。

 ◇「虚偽」報告書…故意の立証困難

 田代検事は、実際にはなかったやりとりを捜査報告書に記載したことについては「逮捕時の取り調べと記憶が混同した」と述べ、故意の虚偽記載を否定している模様だ。

 捜査報告書には石川議員の発言として「検事から『ヤクザの手下が親分を守るためにうそをつくのと同じようなことをしていたら選挙民を裏切ることになる』と言われ、小沢先生へ報告し、了承を得たと話したんです」などと記載されていたが、実際には再聴取時にこうしたやりとりはなかった。この捜査報告書は東京第5検察審に送られ、2度目の起訴議決の根拠の一つになったとされる。

 このため元代表への無罪判決で東京地裁は「事実に反する捜査報告書を作成し、検察審の判断を誤らせることは決して許されない」と厳しく批判。「経緯や原因の究明については検察が十分調査し、対応することが相当」と調査を求めていた。

 この捜査報告書を巡っては、市民団体が田代検事や当時の幹部ら計7人を最高検などに刑事告発。検察当局は今月中にも処分を決めるが、「故意」の立証は困難として、不起訴の方向で検討を進めている模様だ。(毎日新聞12年5月11日)』

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 確かに、そうだったのだ。(**)

 東京地検特捜部は、小沢氏が10年4月に検察審査会から1回めの起訴相当議決を出したのを受けて再捜査を行なうことになり、同年5月に、石川氏に任意の取り調べ(再聴取)を行なったのだけど・・・。
 その時に、田代検事が取り調べが始まってすぐに、(今、見ると気持ち悪いぐらいに)何度も従前の取り調べでの供述を維持するように促し、そうした方が小沢氏が起訴されないと説得しているのである。(-"-)

<既に石川氏がこの取り調べをIC録音した記録(全文)がネットで公開されているのだけど。かなり長いものなので、今回は、便宜上、このブログでキープしてある簡易版から引用することにする。(簡易版は、『小沢秘書の公判開始に当たって、石川供述などへの小さな不安。&3人の無罪を願う』のMore部分*2に。>

<議員→石川知裕氏、検事→田代政弘氏> 

『議員「私に今日できることって何ですかね」
 検事「無難なのはさ、従前の供述を維持するのが一番無難だって。検審の、うちの方針もそうだけど、石川さんが今までの話を維持している限り、(小沢一郎民主党元代表は)起訴にはならないんだろうと思うんだよ」
 議員「今日の調書は検審も見るんですよね」
 検事「見るよ。そのために取るんだから。見せて、検審が(小沢氏は)絶対権力者であるというところにどれだけ疑問を持つかっていうかさ。絶対権力者とか何とか言われてるけれど、きちんと話をして、逮捕されている時と同じ話をして」』

『検事「今度の判断は重いからね。強制起訴までは不要と検審の4人が言ってくれれば、不起訴不当で終わるわけだから」
 議員「先に(議決を)出した5人の人がまだ残っているんでしたっけ? その人たちも変えてくれればいいですけどね」
 検事「だから最初に言ったように、ここで全部否定することは火に油を注ぐことになるよね。ここで維持することが彼ら(審査員)の気持ちをどう動かすかだよね」
 議員「今回(再聴取に)応じないっていう線もあったんですよね、選択として」
 検事「あった。あったけど、それは一番最悪だよね、検審に対して。うち(検察)にとっても」
 議員「小沢さんが起訴になったら、それはそれで複雑ですよね、私も。いや、検察内でですよ」
 検事「検察が起訴した場合、いや、しないよ。石川さんが供述を維持する限りそれはできない」』

 この後にも、田代検事の
「だったらこうしようか。今まで通りの供述をした上で、最後のところで調書を読み聞かせした後、最後にその4億円についてね」
「「例えば、(小沢氏に)報告、了承してませんというふうになったら、強制起訴の可能性が高くなるよね」
・・・という言葉が(しつこく?)続くのである。

* * * * * 

 ちなみに、何故、上司&田代検事が「供述の維持」をさせようとしたかと言えば、拘束中に行なった供述は、検察の圧力の下で行なったのではないかととらえられる可能性があるのだけど。<実際、保釈後や公判になって、供述を変える被告人や証人が少なくない。>もし保釈後も同じ供述を維持していれば、供述の任意性、信用性がぐ~んと高まるからにほかならない。
<供述の維持は、公判では評価が高いのだけど。後述するように、今回の検察審査会の議決でもしっかり評価されていた。^^;>

 石川氏は、途中で何度か検察に身柄拘束されている間に行なった供述を変えたいと申し出るのだが、結局、小沢氏が起訴されないようにという思いで、田代検事の進言に従って、「小沢氏との間に報告と了承があった」という核心部分を維持したまま、新たな供述調書を作成&署名押印をして、それが2回めの検察審査会に提出されることになった。
 
 田代検事は、さらに上司の指示で、この再聴取に関する捜査報告書を作ったのだけど。
 その報告書には、石川氏がこの再聴取で語っていなかった発言が、しかも、石川氏が自発的に小沢氏への報告を認めた供述をしているということを強調する内容の発言がいくつも記載されており、明らかに、検察審査会に提出することを前提に、石川氏の供述の信用性を高めるために作成されたものだったのである。

 それも、田代検事は当初、再聴取の内容をそのまま記した報告書を作成したところ、上司が具体的に指示を行ない、それを書き直させた可能性があるのだ。

『関係者によると、田代検事は石川議員の聴取直後にいったん報告書を作成。当時の上司に内々に報告したところ、記載内容などについて具体的な指示を受けた可能性があるという。田代検事は小沢被告の公判廷で「(報告書は)数日かけて作成した」とも話しており、指示を受け数日間で書き直したとみられる』とのこと。
<関連記事・『小沢公判~田代が特捜部の上司の指示で、捜査報告書を書き換えたと供述』> 

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 つまり、上司は、検察審査会の審査員に「石川氏は小沢氏との共謀を認めている」ということをアピールするために、田代検事が石川氏の再聴取を行なう際に、石川氏に共謀を認めた過去の供述を維持させる形で供述調書を作成するように指示。<この「供述の維持」はポイントが高いのだ。>

 さらには、田代検事に、石川氏の供述の信用性を高めるような内容の捜査報告書を作成することを指示。
 田代検事は、再聴取にはなかった『石川議員が「『選挙民を裏切ることになる』と検事に言われ、(小沢被告の関与を認めた)供述を維持した」と語った』などの話を盛り込んで、虚偽の疑いのある捜査報告書を作成したのである。

<これは邪推だけど、最初に提出した報告書を見て「これじゃあ、弱いな~」と。そして、
「再聴取で出なかった話でも構わない」と明言したか、暗にそれを示す形で「ともかく、審査員に、石川は自ら小沢との共謀を認めている、本当のことを言っていると思わせるようなことを書け」と指示したのではないかと思ったりもする。>

* * * * *

 そして、このように作成させた報告書を受け取った上司は、さらにその報告書を自ら利用&加工して、小沢氏との共謀事実があったこと強調する資料を作ったのである。

『小沢一郎・民主党元代表が強制起訴された政治資金規正法違反事件に絡み「虚偽」の捜査報告書が作成されていた問題で、これとは別の捜査報告書において、当時の東京地検特捜部長が元代表の関与を疑わせる記述部分にアンダーライン(下線)を引いていたことが分かった。報告書は元代表と元秘書の共謀について肯定・否定の両論を併記しているが、強制起訴を議決した検察審査会に提出されており、検察当局は下線を引いた意図などを慎重に調べている。

 この報告書は、元代表に対する最初の起訴相当議決(10年4月27日)後の再捜査の過程で、当時の副部長が佐久間達哉特捜部長(55)=現・法務総合研究所国連研修協力部長=あてに作った。再捜査では田代政弘検事(45)が元秘書で衆院議員の石川知裕被告(38)を再聴取し、実際にはなかったやりとりを記載した捜査報告書を作成。副部長は、この「虚偽」報告書などを基に、再捜査を総括して報告書をまとめていた。
報告書を受け取った佐久間部長は、元代表の関与を認める石川議員の供述部分などに下線を引いたという。特捜部はその後の10年5月21日、改めて元代表を不起訴としたが、東京第5検察審査会は同年9月14日、これらの報告書を読み込んだ上で元代表を強制起訴すべきだと議決。ある検察幹部は報告書について「きちんと解明する」との意向を示した。(毎日新聞5月5日)』

* * * * *

 しかも、彼らは、これ以外にも、10年1月に小沢氏の取り調べを行なった際の供述調書の内容が、いかに信用できないものかを示すために、左側に小沢氏の供述、右側に虚偽の部分を記したリストを作成したり、小沢氏の供述の信用性を疑問視する報告書を作成して、検察審査会に提出したのである。
ネット流出の検察資料~特捜部が検審に提出した資料が明るみに(リンクあり) 』

 そして、それらの資料をもとに審査した検察審査会は、全員一致で、小沢氏に起訴相当議決を出したのであった。(ーー)

 その議決要旨には、石川氏が再捜査で供述を維持したことを評価して『再捜査において、検察官から小沢氏に不利となる報告・相談などを認める供述をした理由を聞かれ、合理的に説明し再捜査前の供述を維持していることなどから、前記石川被告の供述には信用性が認められる』という一文が。

<ね、再捜査前の供述維持を評価しているでしょ。(もしかしたら、説明役の弁護士がその点は評価できるとアドバイスしていたかも。^^;)ちなみに、実際の議決書には、田代氏が報告書に記した再聴取で語っていない石川発言が引用されていたいう。>

 他方、『小沢氏の説明は著しく不合理なものであって、到底信用することができないものである』と断じられたのであった。(-_-;)
 
<関連記事・『東京第5検察審査会の議決要旨(全文)2010.9

* * * * *

 このような経緯を見ても、東京地検特捜部が検察審査会に提出した資料の作成過程には重大な問題があるように思うし。もし彼らが意図的に虚偽の内容の報告書を作成したとすれば、その違法性も大きいわけで。
<って言って、小沢氏や秘書も強制捜査して、秘書3人は起訴したわけでしょ?(-"-)>

 それゆえに、この件を内部での簡単な調査や処分だけで、手じまいしようとするようなことは、絶対に容認できないと思うmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2012-05-11 09:08 | 小沢&秘書の裁判 | Trackback