「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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小沢&輿石が、三者会談で野田を取り込む手もあり?~消費税政局の駆け引きを考える

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最新の記事(10個)のコーナーはヨコの欄に。
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。



 昨日11日、ついに消費税増税関連2法案の審議が、衆院でスタートした。(・・)

 昨日は、衆院本会議で趣旨説明と質疑が行われたのだが・・・。

 今国会での法案成立に意欲を示している野田首相は、『本会議で「一体改革は逃げることのできない課題だ。国家国民のために与野党が建設的議論を行って、改革を実行することが必要だ」と述べ、野党に協力を呼び掛けた。(時事通信5月11日)』

 自民党の野田毅税制調査会長も「我々は税制改革の足を引っ張る気持ちは全くない。むしろ推進勢力だ。進められないハードルがある。その壁を取り除くことこそ今、求められている」と主張。
 野田首相も「今、なさなければ改革の実現はこの先もない。民主党と自民党の前には大河が横たわっているように見えるが、渡るべき川は深いものではない」と応じた。
<発言部分は、毎日新聞5月11日より>

『ただし、自民党は(1)マニフェスト違反の謝罪(2)民主党の小沢一郎元代表が反対する今国会での採決(3)民主党の掲げた最低保障年金制度など社会保障改革案の撤回--を条件に消費税論議を進める姿勢を示し、「首相の覚悟が見えない」と批判した』という。(毎日新聞5月11日)』

* * * * *

 消費税増税法案の行方については、また、追々書いて行きたいと思うのだけど。

 野田首相は、どうにかして今国会で法案を成立させたいと強い意欲を抱いているものの、どのような形で法案成立にこぎつけるかというヴィジョンが、いまだに見えて来ていないところがある。^^;

 民主党内では、小沢G+αが相変わらず、消費税増税に強く反対する姿勢を示していることから、党内をまとめて行くのはかなり難しい状況にある。
 後述するように、輿石幹事長が両者の対立を解消するためにアレコレと動き始めているものの、これぞという打開策が講じられるかどうか、まだ見通しが立っていないのが実情だ。(-_-)

 となれば、やはり自民党と協力を目指すしかないかも知れないのだが。
 でも、自民党と谷垣陣営は、今でも、法案に協力する代わりに、小沢切り&打ち合わせ解散を求めているようなのだが。現時点では、自民党との間での協議が、なかなかまとまりそうにない状況だし。また、野田首相自身は、早期の解散総選挙を行なうことには、まだ迷いがあるようにも見える。(~_~;)

* * * * *

 そんな中、こちらは何とか解散総選挙&党分裂を回避したいと考えている民主党の輿石幹事長は、その目標を達成せんと奮闘している。
 輿石氏は、10日には野田首相と小沢一郎氏の会談を調整する意向を示して、関心を集めていたのだが。さらに、昨日11日には、来年の7月に衆参W選を行なうべきだと明言し、大きな注目を浴びていた。

『民主党の輿石幹事長は11日、国会内で開かれた党内の旧社会党系グループ議員らの会合で、次期衆院選について、「任期はあと1年半ある。来年7月に参院選があるから、ダブル選挙(衆参同日選)でいい」と述べ、来年8月の任期満了近くまで衆院を解散する必要はないとの認識を示した。

 輿石氏は早期の衆院解散に否定的な考えを示していた。消費税率引き上げ関連法案の採決などを契機とした解散を強く警戒している小沢一郎元代表グループなど党内への配慮を示すと同時に、同法案への協力条件に早期解散を求めている自民党をけん制する狙いもあるとみられる。

 輿石氏の発言に対し、樽床伸二幹事長代行は「非常に見識のあるダブル選挙論ではないか」と賛同したが、藤村官房長官は記者会見で、「解散権は首相にあるので、その時期や何かを共有するような案件ではない」と不快感を示した。(読売新聞5月11日)』

『岡田克也副総理は11日の記者会見で、民主党の輿石東幹事長が衆院解散・総選挙は来年夏の参院選との同日選になるとの見方を示したことに関し「解散時期は首相が決める」としながらも、「民主党政権の実績をしっかり上げるということは重要なので、時期は言わないが、そう急ぐことではない」と述べ、早期解散に慎重な考えを示した。(時事通信5月11日)』 

* * * * *

 以前から繰り返し書いていることだが。輿石幹事長と樽床幹事長代行は、野田首相が自民党と組んで、今国会中に法案成立&解散&小沢切り連立を行なうことを阻止することを第一に考えている。
 そこで、今国会中での消費税増税法案の議決を見送って、一度、党内を落ち着かせることを目指して、色々と動いているところがある。

 輿石氏が、8日の常任幹事会で、一部の幹部から異論が出たにもかかわらず、小沢氏が控訴されるか否かの決定を待つことなく、やや強引に小沢氏の党員資格停止処分の解除を決めたのも、そのためだろう。(・・)

 もし控訴された場合、幹事会の多数が処分解除に反対して、解除不能になるおそれが大きいし。そうなれば、小沢氏も小沢Gの議員も、ますます野田陣営への反感を強めて、党内融和を実現する可能性はきわめて乏しくなるため、野田首相も、自民党と連携する方向にぐ~んと傾くことになりかねないからだ。^^;

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 ただ、野田首相が、もし控訴されたら批判を受けるのも承知で、輿石氏の強い要望を受け入れ小沢氏の早期の処分解除をOKしたのには、それなりの計算があったように思われる。

 まず、早期の処分解除に協力したことで、輿石氏に恩を売っておきたい&小沢氏や小沢Gの議員から余計な反発を招きたくないということがあっただろう。(・・)

 また、小沢氏が党員資格を回復した方が、消費税法案にも党員として協力すべきだと説得したり、法案議決で党議拘束にかけたりしやすくなるし。造反した場合にも、処分しやすくなるということも考えたのではないかと察する。
<実際、野田首相は、今月初め、わざわざ「党員であるからには、党の決めたことに従うべきだ」と発言していたのよね。^^;>

 そして、これは、上の説得とも関わることなのだが。小沢氏が党員資格を回復すれば、野田首相や周辺の幹部との会談もセッテイングしやすくなると考えた可能性がある。
 というのも、小沢氏は昨年2月に党員資格の停止処分を受けてから、周囲が野田首相や幹部との会談の話を持ちかけても「自分は党員ではないから」と言って、断り続けていたからだ。(~_~;)

 小沢氏の処分が10日付けで解除されたのを受けて、輿石幹事長が同日に早速、野田ー小沢会談を調整する意向を示したのも、そのことがあったからだろう。

* * * * *

『民主党の輿石東幹事長は10日の記者会見で、消費増税法案を巡る党内対立収束に向け、野田佳彦首相と小沢一郎元代表との会談を調整する考えを示した。政治資金規正法違反事件による元代表への党員資格停止処分が、10日付で1年3カ月ぶりに解除され、党内融和を最優先する輿石氏が仲立ちに動いた。

 輿石氏は会見で「(増税に)慎重な方々とも、協議すれば合意形成できる。首相、元代表を含めて(会談を)考えたい」と語った。また、「処分解除されていなければ、元代表は『(自分は)どういう立場なのか』と考え、(首相との)会さえできない。そのために(解除が)必要だ」と直接会談の条件を整えるための解除だったと説明した。(毎日新聞5月10日)』

『野田佳彦首相は11日、首相官邸で内閣記者会のインタビューに応じ、民主党の輿石東幹事長が調整している首相と小沢一郎元代表、輿石氏の3者会談について「必要ならばどなたとでもお会いして(消費増税関連法案について)説明したい」と強調した。その上で「(党内手続きの)プロセスに瑕疵(かし)はない。説明すればお分かりいただけると思う」と述べ、消費増税に反対する小沢氏の説得に自信を示した。(時事通信5月11日)』

<ちなみに樽床幹事長代行も、『11日の記者会見で、輿石東幹事長が調整している野田佳彦首相と小沢一郎元代表の会談について「党執行部は党内が一つにまとまる方向を目指している。お互いが胸襟を開いて話すことは素晴らしいことだ」と実現に期待を示した』という。(時事通信5月11日)>

* * * * *

 ただ、仮に野田首相と小沢氏が会談を行なうことになったとしても、小沢氏が簡単に消費税増税法案に賛成するようになるとは思えないところがある。

 野田首相は、もしかしたら小沢氏に、法案成立に協力してくれた場合には、早期解散や小沢切り連立をしないことや、小沢氏または側近を要職につけることなどを交換条件として提案するかも知れないのだが・・・。
 小沢氏としては、ここまで徹底して法案に反対する姿勢を示して来た以上、法案に賛成するとなると、政治家としての信用を失うおそれが大きい。^^;

 また、そうなれば、小沢Gの議員たちも承服し難いものがあるだろう。

 小沢G主体の「新しい政策研究会」は10日に、国会内で会合を開いたのだが。小沢氏は体調不良で欠席したものの、約100人の議員が集まり、小沢氏の控訴に関して、このような声明文を発表したばかり。

『声明文は「いたずらに裁判を長引かせて小沢氏の政治活動を妨害するもので、到底許されない。一審判決は無罪であり、推定無罪の原則はより強く尊重されなければならない」と強調。同時に「不当な政治弾圧に屈することなく『国民の生活が第一』の政治を実現するために全力を尽くす」と訴えている。
 勉強会の東祥三事務総長は「小沢氏の政治的影響力が減退すると言われているが、全く反対だ。一致団結して日本再生に向けて頑張ろう」と述べた。(産経新聞5月10日)』

『小沢グループ内には「3者会談」への疑念も募る。元代表に近い山岡賢次前国家公安委員長は11日、輿石氏と国会内で1時間近く会談し、輿石氏の「ハラ」を探った。若手議員は「小沢さんが法案に反対したら責任を押しつけて、自民党と談合するつもりではないか」とみる。(毎日新聞5月12日)』

* * * * *

、でも、実は、mewは、輿石氏が野田ー小沢会談を実現させたいのは、逆に、小沢氏が(&輿石氏も?)野田首相に提案や説得をする場を設けて、うまく行けば、野田ー小沢コンビを作ろうとしているのではないかと思う部分もあるのだ。

 しかも、<これはあくまでもmewの邪推だし、いくつもある可能性の一つに過ぎないのだけど>、mewは、小沢氏が野田首相に「もし法案の議決を延期して、できれば来年7月にW選を行なうことを目指して<それがムリでも、せめて今年の秋以降まで粘って?>党を立て直すつもりがあるなら、次の党代表選で野田政権の存続に協力してもいい」と言う可能性も否定できないのではないかと察したりもしている。

 実際、小沢氏はこれまで繰り返し、野田首相に対して「強引に消費税増税法案成立や解散総選挙を行なえば、野田首相も民主党政権もダメになる」と主張すると共に、「もし野田首相が、09年の民主党マニフェストの原点を思い出して国政を行なってくれれば、政権に協力をしたい」と語っており、最初から野田首相を排除する気はないようだし。

 それに、輿石氏は、決して、自民党との連立は望んでいないと思うからだ。(・・)

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 mewが、そのように考えるのには、いくつかの理由がある。

 小沢氏は、もし無罪判決が確定すれば、次の代表選に出馬して、野田氏と正面から戦うことも考えていたものの、今回、控訴をされたことにより、次の代表選に出馬するのが難しくなった<or出馬しても、当選しにくくなった>のではないかと考えられている。
 また、控訴審の結果が出るまでは、民主党を離党して新党を作ったり、他党と連携したりすることも難しいのが実情だろう。(-_-)

 もし小沢氏が自分に代わる候補者を&野田氏や前原氏に勝利し得る候補者を代表選で擁立できる見込みがあるなら、また話は変わって来ると思うのだが。
 ただ、09年の代表選では小沢氏自身が、10年の代表選では、小沢氏が擁立した海江田万里氏が負けていることから、ここでさらに連敗すると小沢氏の影響力の低下するおそれが大きいだけに、他の候補者の擁立には、かなり慎重にならざるを得ないように思うのだ。^^;

 小沢氏としては、控訴審で無罪判決が確定して、ともかく自分が本格的に動けるようになるまでは、何とか解散や連立を阻止して、民主党政権を維持しておきたいと考える可能性が大きいのではないかと思うのだけど・・・。
 でも、小沢氏の控訴審の日程については、現段階では何とも言えない状況ながら、入口段階で控訴棄却or公訴棄却にでもならない限りは、判決が出るまでに、早くとも3~4か月、遅ければ1年ぐらいorそれ以上かかる可能性がある。

 さらに小沢氏が控訴審で無罪が確定した後、スムーズに復権するためには、野田氏に代わって仙谷&前原陣営が、民主党の実権を掌握することを阻止しておく必要がある。
 これは、ある意味では、野党時代からそうだったのだけど、特に小沢氏が10年6月に幹事長を辞任して以降、党内で脱小沢路線や小沢切り連立を主導して来た仙谷由人氏&前原誠治氏らにほかならないからだ。<仙谷氏の名前の方が先に来るよね。^^;>

* * * * *

 要は、もし究極の選択(?)で、小沢氏に「野田氏と前原氏、どっちを選ぶのか?」ときいた場合、小沢氏は9割がた、野田氏を選ぶのではないかと思うし。また野田氏が実権を握っていた方が都合がいいのではないかと思うのである。

 野田氏は、昨年の代表選の前にも、細川護煕氏を介して小沢氏と会っている。<一応、礼を尽くしている>
 ちなみに野田氏は、昨年、小沢氏と会った時も、消費税増税を公約にすることを主張していたため、小沢氏は野田氏を支持しなかったのだが。<当時は、故・西岡参院議長を擁立することを考えていたようだ。>小沢氏&鳩山由紀夫氏とその周辺は、細川氏とのパイプをキープしているようだ。(・・)

 他方、前原氏は、昨年7月まで野田氏を首相に担ぐ意向を示していたのだが、代表選の直前になって、野田氏では勝利できないとして、同氏を裏切る形で出馬。<しかも、代表選の際に、野田氏を支持していた人を剥がそうとしたとか。>
 結局は、前原氏は1回目の投票で惨敗して決選投票にも進めず、野田氏が新代表になったのだけど。<ちなみに真偽のほどは不明だが、1回目の投票で、前原氏が野田氏より上に行って決選投票に進出しないように、小沢氏が野田氏に票を回したという話が一部に出ていた。^^;>
 野田首相は、とりあえず、前原氏とタッグを組んで政権運営を行なって来たものの、前原&仙谷氏への不信感は増すばかりで、両者の間の溝は広がっていると言われている。(~_~;)

 しかも、前原氏は、今年9月に予定されている代表選に出馬して、今度こそ自らが首相の座を手にすることを目指しているとのこと。もし前原氏が次期首相になって、仙谷氏と共に党内の実権を握った場合には、間違いなく、小沢氏と協力するよりも、自民党と連立を組む道を選ぶだろう。(-"-)

 ・・・となると、小沢氏にとっては、次の代表選でこれぞという候補者を擁立できる見込みがなかった場合には、野田政権が存続した方がプラスに働く要素が多いのである。(+_+)

* * * * *

 とはいえ、小沢氏や輿石氏がそのような提案や説得をしたとしても、今度は逆に、野田首相が、今国会での消費税増税法案成立をあきらめられるかどうかが、大きな問題になる。^^;
 
 野田首相としても、「今国会成立に政治生命を賭ける」とまで言った以上、もしここで引けば、やはり政治家としての信用を失うことになるし。
 財務省をはじめ消費税増税を期待する政官財の皆様が、計画の変更を、そう簡単に許してくれるはずもない。

 それこそ野田首相以上に法案成立に意欲を示している藤井裕久氏(党税調会長)は、さすがに元小沢氏の側近&超ベテラン議員だけあって、何となくイヤ~な予感がし始めているのか、昨日もTV番組の収録で、こんな発言をしていたという。

『民主党の藤井裕久税調会長は11日、TBS番組収録で、消費税増税関連法案の6月21日までの今国会会期内での成立を断念し、次期国会以降に継続審議とする可能性について「選択肢としてほとんどあり得ない」と述べ、会期延長しても今国会中に成立させる考えを示した。藤井氏は、輿石東幹事長が計画する野田佳彦首相と小沢一郎元代表を交えた3者会談が不調に終わるとの見通しも示した。(産経新聞5月11日)』

* * * * *

 ただ、野田首相が、小沢氏を切ってでも法案を成立させるためには、自民党との協力が不可欠になるものの、自民党側は、まだ党内でどこまで譲歩するかでもめている様子。

 おそらく小沢氏は、その辺りの状況も見極めながら、野田首相と会談するか否か、また会談を行なう場合には、その時期や話す内容を考えるのではないかと察しているmewなのであった。(@@)
                 THANKS

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by mew-run7 | 2012-05-12 08:04 | 民主党、民進党に関して | Trackback(1)
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Tracked from 普通のおっさんの溜め息 at 2012-05-12 21:12
タイトル : 経済無策の大阪維新の会?と原発問題
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