鳩山の沖縄での発言を評価&沖縄への理解+国民みんなで「最低でも県外」と言おう。


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今週、5月15日、沖縄が1972年に本土復帰を果たしてから、ちょうど40周年を迎えた。

 宜野湾市で政府・沖縄県共催の記念式典が開かれ、仲井真知事は『40年にわたる政府の支援や、新たな沖縄振興関連法案の策定に感謝しながらも、基地問題については、「日米地位協定の抜本的な見直し、普天間飛行場の県外への移設、そして早期返還を、県民は強く希望しております」と、あらためて要望』。
 また、元沖縄開発庁長官の上原康助さんは、『16年たってもなお実現されない辺野古移設計画は、計画そのものに無理があると指摘し、日米両政府は、県民の声を尊重すべきと訴えた。』(FNN5月15日)

 そして野田首相は、『日米で普天間基地移設問題と切り離し、海兵隊のグアム移転や嘉手納より南の土地返還を進めることで合意したことを受け、「基地の負担軽減の『目に見える具体的な成果』につながっていくはず」と強調』『「普天間飛行場の固定化は、絶対にあってはなりません」と述べた』という。(FNN5月16日)

<この式典には米国関係者をはじめ国内外の1200人以上の人が出席したのだが。ルース米国大使は、『あいさつで「沖縄は、日米同盟と日本の防衛、域内の平和と繁栄の礎だ」と述べ、在沖縄米軍による抑止力の重要性を強調した』らしい。(>_<)>

* * * * *

 また、仲井真知事は、式典でのあいさつや野田首相との会談でも「沖縄の米軍基地の問題について、県民と共に受け止めて考えていただきたい」と、負担を全国で分かち合うよう訴えたとのことだが。
 ただ、米国べったりの野田政権に期待できるものは、ほとんどないのが実情だ。(-"-)

 実は、mewは、この日、NHKの世論調査の結果を見て、愕然とさせられるものがあったのだ。(-_-;)

 NHKの世論調査によると、「本土の人は沖縄の人の気持ちを理解していると思うか」という質問に、「理解している」と答えた人が26%だったのに対し、「理解していない」と答えた人は71%に上ったとのこと。沖縄が72年に本土復帰をしてから、10年後の82年に「理解している」とした人が(記憶によれば)40%前後に達して、「理解していない」とする人との差が再接近したのだが。その後、日本政府(特に自民党政権)が、沖縄の基地負担軽減や経済産業の向上に、ほとんど力を尽くして来なかったこともあってか、どんどん低下。後述するように、民主党政権に対する失望も手伝って、今回の調査で「理解している」はこの30年で最低にまで落ち込んだのである。^^; (NHKの報道記事は*1に>

* * * * *

 mewこのニュースを見て、20年ぐらい前だったかには、沖縄の人に、このような話をきいたことを思い出していた。

「本土に復帰して、お金や道路の通行(の方向)や表示も、日ごろの生活が米国式から日本式に変わって、最初のうちは、やっと米国の占領を脱したと喜んでいた人が多かったけど。みんな10年も立てば、米軍基地がなくなる見通しが立つと思っていたのに、今でも全く減る気配がないし。沖縄に面倒なことを押し付けておこうとする政府の方針には、ガッカリしている。」

「政府が沖縄の産業振興に熱心でないのは、基地がなくなると経済的に困ると県民に思わせたいからではないだろうかと疑っている人もいる。」
<この言葉は、当時はよく理解できない部分もあったのだが。今になって、基地問題だけでなく原発問題も含めて、「なるほど」と実感させられるところがある。>

* * * * *

 実際、最初の10年ほどは、本土復帰の喜びもあったし、本土とお互いの人々の行き来も増えたり、復帰のプラス面を享受したりして、本土との一体感を抱いた部分もあったかも知れないのだけど。

 でも、その後、基地もほとんど減らず。40年立った今でも尚、日本にある米軍基地の74%は沖縄に置かれている状態が続いている上に、この期に及んで、辺野古に新たな基地を作ろうとしているような有様だし。米軍による犯罪や様々な問題があっても、日本政府は、米国の方ばかり向いて、沖縄&県民のことを考えてくれないし。
 基地依存の経済&社会から脱するには、政府からの積極的な経済産業支援が不可欠なのに、それも不十分だったため、地元では基地に頼らざるを得ない悪循環のような状態が続いるわけで・・・。
 
「やはり、日本政府や本土の人たちは、沖縄県民のことを理解しようとはてくれないんだ」「本気で、沖縄も戦後の再興をさせることを考えようとはしてくれないんだ」という思いが、かなり募っているのではないかと察する。(-_-)

* * * * *

 また、『小沢Gが消費税対立で反転攻勢か+国連が基地問題で琉球差別の調査~』という記事に書いたように、日本政府の沖縄への対応に関して、琉球民族への差別が根強くあるのではないかという見方もある。

 実際、以前も書いたように、日本の歴史や伝統、単一民族性などを重視する超保守派などの人たちの中には、もともと琉球民族の国であった沖縄を、本来は日本ではない国、日本の属国のようなものであるかのような意識をいまだに有しているような人たちがいるように思えることがあるのだ。(-"-)
 彼らは、これまで沖縄が被った多大な犠牲に対しても、同じ日本人として痛みを覚えることもなく、しかも、今も尚、本土の利益のために沖縄に犠牲を強いることも止むを得ない<もっと言えば、沖縄に押し付けとけばいいんだ?>と考えている人たちが少なからずいるように感じることさえある。(ーー゛)
<そういう人たちが、沖縄で琉球の言葉や文化をムリやり抑制したことはないとか、戦争中に集団自決の強要した事実はなかった、とか言ったりするのよね。(`´)>

 ただ、そういう極端な思想の人たちはさておき、いつもブログに書いているように、やはり沖縄の基地+αの問題を解決するために、政府や政治家たちを動かすには、日本国民全体が自分たちの国のこととして意識を持ち、もっと後押しをしないことには、どうにもならないところがあるわけで。
 沖縄の県民が、自分たちは理解されていると実感してもらえるように、まずは、一般国民がもっと諸問題に関心を持つことが必要なのではないかと、改めて強く思ったmewなのである。(・・)
 
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 ところで、今回の式典で、もう一つ、大きな注目を浴びていたのが、鳩山前首相の沖縄訪問だ。(**)

 鳩山氏は、09年の衆院選で沖縄を訪問した際に、普天間基地の移設に関して、「最低でも県外」と発言。自民党政権下で、強引に辺野古への基地移設を決められてしまった沖縄県民は、民主党に政権が代わったら、県外移設が可能になるのではないかと、大きな期待を抱いたのだが・・・。
 しかし、鳩山元首相は、米国はもちろん、与野党の国防族や官僚からかなりの圧力や批判を浴びることになってしまい、<おそらくはトンデモ脅迫を受けて?>10年5月に、米国との間で、辺野古移設を了承する合意を結んだ上で、就任後わずか9ヶ月弱で、首相を辞任。沖縄県民に大きな失望を与えたのである。(-"-)

* * * * *

 鳩山元首相も、近時は、沖縄の問題で発言を行なうことはなかったのだが・・・。

 ところが、先週、鳩山元首相は、今回の式典に招待されており、自ら沖縄を訪問したいという意向を示しているとの報じられ、mewもチョット驚いた部分があったし。また個人的に、果たして、本当に鳩山氏は訪沖するのか、現地で何を話すのか、興味深く見ているところがあった。(・・)

 メディアや与野党議員の中には、県民感情を害するのでやめた方がいいという意見も多かったし。
 また、ルース米国大使などの米国側や、辺野古移設をスムーズに推進したいと考えている国防族の議員や官僚は、鳩山氏の訪沖に反対する意思を示したとのこと。^^;
<彼らの場合は、ルーピー鳩山のせいで、辺野古移設計画がスムーズに行かなくなったとムカついている部分が大きいしね。^^;>
 
 実際、上述の経緯を考えれば、「いまさら、どのツラ下げて、沖縄に行く(or来る)のか」という声が出ても不思議はないし。
 鳩山氏自身も、沖縄に行けば、県民からはもちろん、アチコチから批判を浴びることはわかっていたはずで。訪問するには、かなり勇気と覚悟がいることではないかと思ったのだけど。

 でも、鳩山氏は意を決して、15日に沖縄を訪れ、式典に出席。さらには、宜野湾市のホテルで開催された地元企業の勉強会で講演を行ない、沖縄県民に自分の思いを真摯に伝えようとしたのだった。(@@)

* * * * * 

『鳩山由紀夫元首相は15日、沖縄県宜野湾市で講演し、首相在任時に米軍普天間飛行場の移設先をめぐり迷走したことについて「心からおわびしたい」と謝罪した。鳩山氏は「最低でも県外」と述べたが、後に県内移設に回帰していた。

 一方で鳩山氏は「今も『最低でも県外』という気持ちだ。それを果たさなければ、沖縄の皆さんの気持ちを十分に理解したとは言えない」と述べた。

 鳩山氏は「自分の思いが先に立ちすぎて綿密なスケジュールを取れず、多くの方を説得できなかった。結果として皆さまにご迷惑をかけた」と釈明した。

 移設先について「国内で『受け入れる』という自治体が出てほしかった」と述べた。鹿児島県・徳之島への移設を一時検討したことにも言及し「反対論の中で難しい状況になった。迷惑を掛けた」と陳謝した。(産経新聞5月15日)』


 鳩山氏は『「官僚、国会議員を説得できなかった不明を恥じる」と陳謝。また、

 普天間問題の決着を自ら「10年5月末」と区切ったことに関し、「予算の審議でまったく身動きできずに4月を迎え、4月、5月の2カ月ですべて進めるのは考えてみれば無理筋だった」と反省。

 鳩山氏は、日米合意について、首相として決定した当時は「(県外移設を掲げたのは)勉強不足だった」と「反省」していた。しかし、この日の講演では「辺野古に戻ってしまうような案を、私自身が作ろうとは思っていなかった」と述べ、事実上否定してみせた。(産経新聞5月15日)』

 そして、「最低でも県外と申し上げた人間の責任として、私なりにベストを尽くしてまいりたい」と述べたという。(FNN5月15日)

* * * * * 

 この鳩山氏の発言に対しては、野党からかなり強い批判が出ているという。

『自民党の溝手顕正参院幹事長は15日の記者会見で、沖縄県の本土復帰40周年記念式典に、在日米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題で迷走した鳩山由紀夫元首相が出席したことについて「民主党の外交担当の最高顧問として行ったようだが、ちゃんちゃらおかしい。かえって沖縄の世論を逆なでして困ったことになる」と批判した。

 脇雅史参院国対委員長も「今、行くという無神経さは本当に理解できない」と非難した。

 みんなの党の江田憲司幹事長も15日の記者会見で「ガラス細工のように積み上げた基地返還の道筋を粉々にしてしまった。その罪は万死に値する」と痛烈に批判。さらに「一刻も早く民主党政権を交代させるのが沖縄問題解決の最低条件だ」とも述べた。(産経新聞5月15日)』

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 しかも、残念なことに、同じ民主党の岡田副総理も、このような発言を行なったという。^^;

『岡田克也副総理は15日の記者会見で、民主党政権下での米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題の迷走について「『県外』と鳩山(由紀夫元)首相が明言したことで、もともと難しい問題をさらに難しくした。(県民の)期待感が高まり、それを裏切られたという気持ちが、さらに問題を複雑にしたことは間違いない」と指摘した。(時事通信5月15日)』

<ちなみに、当時、外務大臣だった岡田くんは、当初から県外移設は難しいと言っていたのだけど。ただ、辺野古に基地新設することはは望ましく思っておらず、嘉手納基地に移設する案を出していたのだ。これは、改めて書きたいけど、今、米議会や日本政府内で、嘉手納基地への移設案が再浮上していることから、岡田氏がどう動くかも見ものだ。>

* * * * *

 でも、mewは、率直なところ、鳩山氏はよくぞ勇気をもって沖縄に行き、自分の言葉で説明や謝罪を行なったと、評価しているところがある。(・・)

 まあ、鳩山氏は本当に宇宙人的な要素があるので、何をどこまで本気で思っている&考えているのか、把握しづらいところがあるのだけど。^^;

 おそらく鳩山氏は、自分が周辺からの恐ろしい圧力や脅しに負けて、わずか半年で公約を撤回して沖縄県民を裏切ってしまったことに関して、後悔や申し訳なさをずっと引きずっており、何とか一度きちんと謝罪して、自分の考えを伝える機会を作りたいと思って、大きな覚悟を胸に、訪沖をすることに決めたのではないかと察するし。
 TVやネットで、いくつもの映像を見たのだが。県民に向かって本当に真摯に謝罪すると共に、自分の思いを語っていたように思えたからだ。(++)

* * * * * 

 そもそも民主党は、野党時代から沖縄ビジョンを作り、マニフェストでも米軍再編&基地政策の見直し、基地負担の削減を訴えていたわけで。当時の鳩山代表が、県外移設を目指すと語ったことは、党の方針に沿うものだったわけだし。

 mewは、鳩山氏が「最低でも県外」と公言したこと自体は、当時も高く評価していたし。今でもあの言葉には大きな意味があったと考えているのである。"^_^"

<ただ、一度、そう公言した以上は、わずか半年で撤回するのではなく、何とか県外移設の方向に計画を軌道に乗せるまで粘って欲しいと思っていたし。辞任覚悟で米国と合意を結ぶぐらいなら、自分の意を貫く形で(合意はせずに)辞任して欲しかったと思うところはあったけど。>

 沖縄県民の多くも、当時は、鳩山氏が「最低でも県外」という公約を行なったことで、県民の心に新たな炎を生じさせてくれたことや、日本全国に沖縄の基地問題への関心を呼び起こしたことに、感謝や評価をしている人が多かったし。
 確かに、期待が膨らんだ分、鳩山氏がその後、裏切ったことに強く失望した人はいるものの、今でも、鳩山発言が大きなきっかけを作ったこと自体は、評価をしている人がいるときく。

 実際、自民党政権下では、沖縄県民の中には何を言ってもムダだとあきらめムードになっていた感じも見えたのだが。この鳩山氏の発言を契機に、沖縄県知事も県民も「最低でも県外」というのを合言葉にして、日米政府と戦って行く強い気持ちを抱くようになった部分があるのではないかと思うところがある。(・・)
 
 ただ、鳩山氏もあえて沖縄まで行き、「最低でも県外と申し上げた人間の責任として、私なりにベストを尽くしてまいりたい」とクチにしたからには、その場だけの言いっ放しで終わらせることなく、今度こそ、民主党政権の一員として、またひとりの政治家として、責任をもって、その言葉を行動に移してくれなければ困るし。
 そうしなければ、鳩山氏個人や民主党政権、ひいては日本政府が、2度にわたって、沖縄県民を裏切ることになるということを、肝に銘じておいて欲しいとも思う。(**)

* * * * *

 同時に、mewは、民主党政権に改めて、辺野古移設計画の見直しを真剣に検討して欲しいと願っている。(**)

 確かに、普天間基地の固定化を当然にして防ぐ必要があるのだが。今から新しい基地を作ることは、決して許されることではないし。
 それに、沖縄の県民や基地問題を憂慮する全国の国民は、鳩山氏の発言に対してだけでなく、民主党に政権が代わったこと自体に、これまでの自民党政権とは異なる対応をしてくれるのではないかという期待を抱いた部分があったのではないかと思うからだ。

 民主党なら自民党政権と違って、本当に沖縄のことを考えてくれるかも知れないと。また、日米同盟や安保軍事政策を最優先して、沖縄を犠牲にするのも止むを得ないと考えたりせずに、国政全般においてもっと平和志向の政策を推進してくれるかも知れないと期待した人も少なからずいたように思うのだ。(・・)

 実際、鳩山(&小沢)政権や菅政権は、<なかなか実現は難しかったものの?>、米国との関係に偏った外交&日米新安保政策の推進を是正して行こうという志はあったのだが。
 ただ、超親米の保守タカ派の野田(&前原)政権が始まってからは、ほとんど自民党と変わらぬ方針に逆戻りしてしまったところがあるわけで。それでは、国民が、わざわざ民主党に政権を与えた意味が薄れてしまうことになる。(`´)

* * * * *

 しかも、幸い米国議会は、辺野古移設計画の実現には懐疑的になっており、米国議員の中にも、計画の見直しを提案する人が出ているだけに、mewは、今こそ、これまでの方針を転換する大きなチャンスが訪れていると言えるのではないかと思うのだ。(**)

 それこそ、自民党に政権が戻ったら、計画見直しは難しくなってしまうので、民主党は、今回の鳩山氏の発言を契機に、党全体でもう一度、辺野古移設計画の見直しをすることを真剣に検討すべきではないかと思うし。
 また、沖縄県民や鳩山くんだけでなく、より多くの国民&政治家が、みんなで「最低でも県外」と言い続ければ、それも実現しやすくなるわけで。そのためにもに、今度こそ、国民がこの問題に関心を寄せて、大きな後押しをしてくれるようにと、心から願っているmewなのだった。(@@)

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『沖縄“本土は理解不足”と考える傾向 NHK5月15日

沖縄のアメリカ軍基地が依然として減らない中、沖縄の人たちが、「本土の人は自分たちの気持ちを理解していない」と考える傾向を強めていることが、NHKの世論調査で判りました。

NHKは、ことし2月から3月にかけて、沖縄県に住む20歳以上の男女1800人を対象に調査員が面接する方法で世論調査を行い、62.4%に当たる1123人から回答を得ました。
その結果、「本土の人は沖縄の人の気持ちを理解していると思うか」という質問に、「理解している」と答えた人が26%だったのに対し、「理解していない」と答えた人は71%に上りました。
10年前の世論調査で同じ質問をした際に、「理解している」と答えた人が35%、「理解していない」と答えた人が57%だったのに比べると、「理解していない」と答えた人の割合が14ポイント増えています。

この間、特に基地問題に関して沖縄の人たちを失望させるような出来事が相次いでいます。
アメリカ軍普天間基地の移設先を巡って、「最低でも県外」を掲げた鳩山政権に沖縄県民の期待は膨らみましたが、最終的に政府が出した結論は「県内移設」でした。また、おととし、沖縄の基地問題を巡って臨時に開かれた全国知事会で、沖縄県の仲井真知事は「いくらなんでも負担が多すぎる。応分の負担をはるかに超えている」と訴えました。

そうしたなか当時の鳩山総理大臣が、出席した各知事に対し、アメリカ軍の訓練の受け入れに協力を求めましたが、受け入れを明確に表明した知事はおらず、全国知事会として基地問題に「真摯(しんし)に対応していく」と表明するにとどまりました。

沖縄の基地負担を減らすことには総論として賛成するものの、みずから負担を受け入れることには消極的とも言える姿勢が明らかになったのです。
沖縄の人たちが、「本土の人は自分たちの気持ちを理解していない」と考える傾向を強めている現実を、本土の人たちがどう受け止めて行動していくのかが、復帰から40年を迎えた今、改めて問われています。NHK』
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by mew-run7 | 2012-05-19 10:16 | 政治・社会一般