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「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター

野田・小沢会談にカラむ自民党&ウラでは、解散なし連立の交渉が+女子バレー

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。


 昨日、女子バレー五輪最終予選で全日本がキューバと対戦し、フルセット&最終セットはジュースの末、勝利をおさめた。"^_^"
 特に最終セット後半は、この試合で負けると後がないため精神的に追い詰められたキューバのサーブ、スパイクのミス多発に助けられた部分もあったのだが。ただ、1セットめの逆転も含め、全日本の各メンバーが強い精神力をキープしたこと、自分たちの役割や劣勢の際にリズムを変えることを意識したことが、大きかったのではないかと思った。(・・)

 それは、試合後のコメントで、木村が「プレーはすぐに変えられないけど、気持ちはすぐに変えられる」、平井が「今日の試合は全員がガムシャラに気持ちを出して臨んだ」、迫田が「途中出場の役割は、少しでもリズムを変えることだと思っている」と語っていたことからも伝わって来たように思う。
 あと2試合、ガンバです。o(^-^)o 

<27歳で初の全日本入りを果たしたMB平井は、迫田らほど目立たないけど、昨日のキューバ戦も含め、着実にブロックでスパイク・コースを消す(=レシーブしやすくなる)など、いい働きをしているように思うです。(++)>

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~

 さて、24日、小沢一郎氏が1ヶ月ぶりに、自らが主催する勉強会「新政研」の会合に出席した。<5月にはいってから、風邪気味で休んでいたのよね。>

 この日は、小沢氏の古希(70歳)の誕生日だったので、小沢ガールズがバ~スデ~・ケ~キを用意。小沢氏が、彼女たちのHAPPY BIRTHDAYソングを受けて、相好を崩しながら、ろうそくの火を吹き消す光景が見られた。

 小沢氏は「本当にうれしく、仲間の友情に感激している」とあいさつ。また、初めて一審の無罪判決について公の場で言及し、「皆さんのお力添えのたまものだと心から感謝している」と語ったという。(毎日新聞5月24日より)

<尚、小沢氏と自民党で同期当選&同じ誕生日で、この日80歳になった民主党のご老公・渡部恒三氏が、国会内で体調不良を訴え、入院した。幸い、急性十二指腸潰瘍の診断で、数日で退院できるとのこと。渡部氏は近時、次期衆院選に出馬しないことを示唆しているのだけど、ムリをせず、ゆっくり休養して欲しい。>

* * * * *

 そして、小沢氏は、この後、勉強会の中で、早ければ来週29日にも行なわれる予定の野田首相らと会談について、このように述べたという。

『民主党の小沢一郎元代表は24日昼、国会内で開かれたグループ会合に約1カ月ぶりに出席した。

 小沢氏はあいさつで、ユーロ危機が世界的な金融、経済危機につながるとの持論を展開した上で「どういう場合でも、みなさんとともに国民生活を安泰ならしめるような政権づくりをしなければならない」と強調。「今後、お互いに力を合わせて行動しなくてはならないことが起きてくるであろう。どのような場合も、常にわれわれは国民の生活が第一の理念を忘れずにやっていけば、必ず国民の理解と支持を得られると確信している」と語った。
 さらに、22日に輿石東幹事長と国会内で会談したことに触れ「(輿石氏から)『野田佳彦首相と会って忌憚のない話をしてくれ』という要請があった。私自身の考え方は変わっておらず、議論が平行線になるかもしれないが、3人で会って話をするのであれば幹事長にお任せすると申し上げた」と述べた。3者会談は来週にも行われるとの見通しも示した。(産経新聞5月24日)』

* * * * *

 小沢氏が、ここで会談について「私自身の考え方は変わっておらず、議論が平行線になるかもしれない」「今後、お互いに力を合わせて行動しなくてはならないことが起きてくるであろう」と語ったのは、小沢Gの議員たちに対してだけでなく、野田陣営や自民党などにこの発言が伝わることを意識してのことだろう。(@@)

 小沢氏がこの発言で野田首相に「先手」を打ったと報じるところがあったのだが。野田首相も、そのことも意識してか、25日には珍しく官邸のぶら下がり取材に応じて、次のように語った。

「私の方からは、誠心誠意、自分の思いと覚悟をお伝えする。小沢氏も、いろいろ考えがおありでしょうから、その考えは、虚心坦懐にうかがうということで。別に秘策はありません」(NHK5月25日)

 ちなみに『これに関連し、首相の後見役とされる細川護熙元首相が25日、東京・内幸町の日本記者クラブで記者会見し「だいぶ考え方の相違があるようなので、なかなか(合意は)難しいのではないか」と指摘。「野田さんはしっかり腹を固めており、山あり谷ありだと思うが、何とかやれるのではないか」と述べ、会談が決裂しても法案成立に政治生命を懸ける首相の姿勢は変わらないとの見方を示した』とのこと。(毎日新聞5月25日)

* * * * * 

 後述するように、自民党や野田陣営の一部など、特に小沢切りを望む人たちの中には「この会談は、あくまで形づくりのために行なうものだ」「野田首相は、ここで小沢氏の理解が得られないことを確認&党内外に知らしめて、自民党と協力する道に走るのではないか」という見方をする人や、そうあって欲しいと願う人が多いようなのだが・・・。

 でも、解散&党分裂回避を目指す民主党執行部は、複数回の会談を行なうことも考えているようだ。

『城島国会対策委員長が、記者会見で、「複数回会うこともあると思う」と述べるなど、党内では、1回の会談で終わらず党内融和を追求すべきだという意見も出ています』(NHK5月25日)

 自民党が思う(願う?)ほど、簡単には、コトが進まないように思われる。(・・)

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 自民党は、ともかく、この野田ー小沢会談が気になって仕方がない様子。

 消費税国会でも、自民党の議員が、毎日のようにこの会談の話を持ち出しては、野田首相の覚悟を質問しているようだし。
 国会外でもアレコレ発言して、野田首相が小沢氏側に譲歩しないようにと圧力をかけまくっている。(@@)

 石原幹事長が20日に『首相が、増税に反対する小沢一郎民主党元代表との会談を求めていることに触れ「首相は『政治生命を懸ける』と言った。小沢氏と会い『党分裂は良くないから秋の臨時国会でやろう』となれば、野党として重大な決意で対処しなければならない」と述べた。』

 高村派会長の高村正彦元外相は24日、派閥の総会のあいさつも、この会談に注文をつけたとのこと。
『「やる以上は何が何でも、(消費税増税に反対する)小沢さんを説得する、説得できなければ決別するというぐらいの覚悟であたってもらいたい」と注文をつけた。
 高村氏は「(首相にとっては)口先覚悟の批判を払拭する最後のチャンスだ」と指摘。ただ、「説得を期待しているが、なかなか難しいだろう思う」と述べた。(産経新聞5月24日)』

<説得を期待してるって・・・本当に説得できて、野田&小沢氏が組むことになったら、困るくせに。(@@)>

 大島副総裁も、この会談で野田首相に小沢氏を乗り越えることを迫った。

『自民党の大島理森副総裁は25日、TBS番組収録で、野田佳彦首相と小沢一郎元民主党代表との会談について「会談をきっかけに首相は『私は私の道を行く』という決断のバネにしようとしているのではないか。小沢氏を乗り越えた新しい政治をつくらなければいけない。それを首相ができるかだ」と述べ、小沢氏との決別を迫った。(産経新聞5月25日)』

* * * * *

 おまけに、谷垣総裁に至っては、こんな批判&圧力がけをしていたとか。

『自民党の谷垣禎一総裁は24日の記者会見で、野田佳彦首相が来週中にも社会保障と税の一体改革関連法案をめぐり、小沢一郎民主党元代表と会談することについて、「自分の党の人と会うのに海外の首脳と会わんばかりの仰々しさはいかがなものか。首相の権威を大きく損なう」と批判した。

 谷垣氏は一体改革関連法案に関して、「『政治生命を懸ける』という言葉にふさわしい決断が見えなければ、あらゆる手段を講じて責任を追及する」とも強調。消費税増税に反対する小沢氏を説得するか、決別するかして党内をまとめない限り、法案には賛成できず、内閣不信任決議案や首相問責決議案を提出して追い込む考えを示した。(産経新聞5月24日)』

 谷垣くんに言葉を返すなら、野田首相は、単に自分の党の幹事長と元代表と会うだけなのに、自民党の方がよ~っぽど、海外の首脳と会わんばかりの仰々しくとらえているのではないかと・・・。
 しかも、よその党の議員同士の会談に関して、国会の場でまで、毎日、アレコレとクチを出し過ぎなのではないかしらん?(~_~;)
 
 野田首相も、「うちの党内での話ですから、どうぞお構いなく。None of your business!(余計なお世話だよ~ん) 」とでも答弁すればいいのにね。(・・)
  
* * * * * 

 ただ、ここに来て自民党側に、新たな動きが出て来た。自民党の長老たちが、公の場で解散なしの連立を提言するようになったのである。(@@)

『自民党の森喜朗元首相は24日夜、都内で開かれたパーティーで、野田佳彦首相に対し、社会保障と税の一体改革関連法案に反対の小沢一郎民主党元代表と決別して民主、自民両党による「大連立」を目指すよう求めた。
 小沢氏グループについて「次の選挙で危ないから消費税増税に反対だ」と指摘。「そんなグループは切ってしまえばいい。切った側と一緒になることこそ、本当の意味での再編だ」と強調した。「自民党も努力して早く政権復帰しなければならない」とも述べた。(共同通信24日)』(注・森元首相は、以前から、解散総選挙にこだわることはないと言っている。)

『自民党の古賀誠元幹事長は25日のBS朝日の番組で、同党の谷垣禎一総裁が衆院解散・総選挙と引き換えに消費増税法案に賛成する「話し合い解散」を模索していることについて「国民に理解される話ではない。解散を言うよりも、この案件に賛成して国会で成立させることが大事だ」と批判した。谷垣氏が再選を目指す9月の党総裁選についても「解散できなかったらというよりも、逆に何も決めずに進んだら再選は非常に難しくなる」と警告した。(毎日新聞5月25日)』

* * * * * 

 野田首相が、自民党との法案協力に今ひとつ踏み切れないのは、自民党側がこれまで法案協力の条件として「話し合い解散」を行なうことを絶対的な条件にしていることがあると考えられている。

 もし今、解散総選挙を行なえば、民主党は議席数が半分以下になる可能性がある。もちろん野田Gを含め、野田氏と古くから活動して来た仲間も落選するおそれが大きいわけで、一度、落選経験がある野田氏としては、自分の思いを遂げるために、強引に解散していいのかと、尚更に悩んでしまうところがあるのだ。(~_~;)
 
 でも、実は、自民党内にも早期の解散総選挙に消極的な議員も少なからずいるという。自民党の支持率もなかなか上がらないし。いまや敵は民主党だけではないからだ。
 もし大阪維新の会などが、本当に300ある小選挙区に候補者を立てた場合、自民党にも思わず落選してしまうおそれがある議員がかなりいるのである。<特に近畿地方の議員たちは、深刻な状態にあるらしい。^^;>

 それこそ、今、総選挙を行なった場合、下手すれば<小沢G抜きで考えた場合>、民主党と自民党、公明党を合わせても過半数をとれるのかビミョ~な状況になるおそれもあるわけで、大阪維新の会などを利するだけのことになりかねないだろう。(@@)

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 それゆえ、mewは、このブログでも、今年2月頃(維新の会が本格的に国政進出の準備を始めた頃)から、野田首相は、できるだけ解散なしで連立をしたいと考えているのではないかと。(2月末の谷垣総裁との会談でもその話をした可能性がある。)
 また、5月の再会談でも、そのことを提案しようとしたのではないかと書いていたのだけど・・・。
<関連記事・『小沢の「倒閣宣言」と自民の「話し合い解散」の誘いの間で揺れる野田首相』『野田ー谷垣の再会談決裂で、民主党は輿石&小沢ペースになりそうな感じが?』など>

* * * * *

 夕刊フジ21日の鈴木哲夫の核心のリポート『野田、小沢を切り捨て自民と大連立か!水面下の“談合”を暴く』によれば、民主党&自民党は、水面下で「解散抜き&小沢抜きの連立案」の交渉を行なっているとのこと。(全文*1)

『民主党執行部の1人も接触を認め、こう話す。
「自民党重鎮らが大連立を言い出したのは、早期衆院選では、民主党はもちろん、自民党も、大阪市の橋下徹市長率いる『大阪維新の会』などの第三極にやられる恐怖感があるから。ある自民ベテラン議員は『大連立は野田首相でOKだ。自民党は副総理でいい』とまで言っている」』

『(自民党の)幹部や自民党政調担当議員の証言によると、例えば、民主党の藤井裕久党税調会長と自民党の野田毅税調会長は週2~3回連絡を取り合い、法案修正を擦り合わせている。仙谷由人政調会長代行と大島理森副総裁の電話会談も多い。仙谷氏は、茂木敏充政調会長や林芳正政調会長代理とも修正案について詰めている-という。』

『「早大雄弁会ルート」も浮上している。自民党中堅議員が話す。

「安住淳財務相は雄弁会出身だが、先輩の森喜朗元首相や青木幹雄元参議院会長と頻繁に会っている。ここでは、『早期衆院選はなし、大連立で任期満了まで』という条件で、自民党を増税賛成でまとめる交渉が続けられている。青木氏は病気で政界引退したが、今後も参院自民に対する影響力を持ち続けたいらしい。森氏のロシア訪問も、野田首相や官邸がおぜん立てしてご機嫌を取っているようだ」』

* * * * *

 そう言えば、昨年来、自民党と「菅・小沢抜き大連立」を画策して来た仙谷由人氏が、今週、こんな発言をしていたのだが。
 これも、解散なしの連立で、第三極の台頭を阻止して、野田・前原陣営と自民党が望む政策を実現しようという呼びかけだったのかも知れない。^^;

『民主党の仙谷由人政調会長代行は22日夜、都内で開いた自身の政治資金パーティーであいさつし、当面する重要課題として消費増税関連法案成立、原発再稼働、衆院小選挙区の「1票の格差」是正を挙げた。
 その上で「この問題の解決を図らず、ギリシャのように第三極が瞬時に主導権を握る政治をつくっていいのか。そうはさせないし、させてはならない」と述べ、次期衆院選で橋下徹大阪市長らによる政権樹立を阻止すべきだと訴えた。(時事通信5月23日)』

* * * * *

 野田陣営、とりわけ前原・仙谷氏らは、何とかここで念願の「小沢切り連立」を実現させたいところだろうし。(上の記事に出て来た安住くんも、前原G。)

 また、自民党の中には、野党暮らしに耐えかねて、ともかく政権奪還するためなら「何でもあり」という感じになっている議員(特に長老&幹部クラス)も多いし。
 特に谷垣総裁は、ここで消費税増税法案での協力の話がまとめられなければ、次期総裁になるチャンスは完全になくなる<&谷垣周辺の議員も一緒に失脚することになる>だけに、かなり必死になっているところがあるのではないかと察する。(@@)

* * * * *

 ただ、鈴木リポートには『野田首相としては、こうした背景から、「小沢切り」会談をセットするよう指示したわけだ』と、あたかも話が既に決まっているかのようなことが書かれていたのだが。
 mewは、この解散なし連立の交渉も、そう簡単にまとまるとは思わないし。だからこそ、谷垣総裁やその周辺も、小沢氏との会談に関して、アレコレとクチを出して来ているのではないのではないかと思うところがある。(・・)

 実際、民主党内には、小沢G以外にも党分裂&自民党との連立に否定的な議員がかなりいるのである。
 消費税増税には賛成でも、憲法改正や安保軍事、原発政策などで自民党と考えが合わない議員も少なくないし。ベテラン議員が多い&うるさい自民党と連立すると、思うように政治活動ができないと考えている議員もいるからだ。^^;

 他方、自民党の方でも、解散総選挙を行なうことに強くこだわっている議員が少なくないし。また、特に超保守系議員の中は、民主党全体との連立には否定的で、「民主党の左派系の議員とは連立できない」と公言している人もいるほどだ。(~_~;)

 mew的には、この際、野田&前原Gを中心に、自民党とやりたい人だけ、あちらに移籍するか、新党を作って連立すればいいのにと思ったりもするのだけど。(^^)/~~~
 
 いずれにせよ、来週行なわれる予定の野田&小沢&輿石氏の三者会談をはさんで、オモテでウラで激しいバトルが繰り広げられそうな感じがしているmewなのだった。(@@)

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*1

野田、小沢を切り捨て自民と大連立か!水面下の“談合”を暴く2012.05.21(夕刊フジ)

★鈴木哲夫の核心リポート

 消費税政局がついに動き始めた。野田佳彦首相は、増税法案成立のため自民党に秋波を送る一方、徹底反対を訴える民主党の小沢一郎元代表との会談設定を、輿石東幹事長に指示したのだ。見え隠れする自民党重鎮らの動向。国会会期末まで1カ月、水面下で展開されている壮絶な駆け引きを、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が暴く。

 「政権交代の立役者である大先輩と、大局観に立った腹蔵のない話をしたい。(時期は)輿石幹事長に任せている」

 野田首相は18日、こう語った。小沢氏を「政権交代の立役者」「大先輩」とたたえ、会談を正式打診した真意について、首相周辺は「つまり、『小沢切り』の宣戦布告ということだ」といい、こう続ける。

 「一国の首相が『会いたい』と頭を下げているのに、一兵卒の小沢氏が拒否すれば、世間は『不遜な態度だ』と見る。小沢氏が応じても、基本政策の違いだけに、おそらく物別れに終わる。そうなると『党内結束を壊した小沢』という評価になる。つまり、小沢氏が会おうが会うまいが、首相側から会談を呼びかけた瞬間から、小沢氏にはマイナスになる」

 ある官邸スタッフは「野田首相はすでに、消費税増税のパートナーを自民党一本に絞っている。『小沢切り』は既定路線だったが、より前に進むために踏み込んだ」という。

 一方の小沢氏は会談に応じるのか。

 実は、民主党に見切りをつけている-という意味では、小沢氏の腹もすでに固まっているのだ。

 小沢氏が「もう(民主党は)ダメだな」と周辺に語ったのは昨年12月。以降、小沢氏は講演やメディアを通じて、「消費税増税は政権交代時に国民に約束したことを裏切る。民主主義の手続きを否定している。絶対に反対」と主張。グループ内には次期衆院選準備を指示し、新党に移行可能な勉強会「新しい政治研究会」(新政研)で結束を図っている。

 小沢氏の側近議員は断言する。

 「堂々と野田首相と会うだけのこと。小沢さんは一貫して『会いたいという人とは誰とでも会う』とやってきた。会談して、これまで通り『増税には反対だ』というはずだ。グループ議員らが党の合同会議などで、愚直に『増税反対』と言い続けてきたのは、離党の大義づくりのため。小沢さん自身も同じ行動をとるはずだ」

 小沢氏は、陸山会裁判で一審無罪を勝ち取った後、検察官役の指定弁護士によって控訴され、再び裁判闘争に入った。風邪で一時体調を崩したが、「今週には本格復帰する」(同周辺)という。早ければ今週にも行われる、野田-小沢会談で「逆宣戦布告」(同)があるかもしれない。

 野田首相が一気に物事を進めている背景について、首相周辺は「自民党との連携がうまくいく自信がある」と明かす。

 表面上、民主、自民両党は激しくやり合っているが、「水面下では、同じポストの役職同士だけではなく、昔から親しいとか、選挙区が近いとか、大学が一緒とか、あらゆるパイプを駆使し、自民党へのアプローチや抱きつき作戦が行われている」(自民党幹部)

 この幹部や自民党政調担当議員の証言によると、例えば、民主党の藤井裕久党税調会長と自民党の野田毅税調会長は週2~3回連絡を取り合い、法案修正を擦り合わせている。仙谷由人政調会長代行と大島理森副総裁の電話会談も多い。仙谷氏は、茂木敏充政調会長や林芳正政調会長代理とも修正案について詰めている-という。

 「早大雄弁会ルート」も浮上している。自民党中堅議員が話す。

 「安住淳財務相は雄弁会出身だが、先輩の森喜朗元首相や青木幹雄元参議院会長と頻繁に会っている。ここでは、『早期衆院選はなし、大連立で任期満了まで』という条件で、自民党を増税賛成でまとめる交渉が続けられている。青木氏は病気で政界引退したが、今後も参院自民に対する影響力を持ち続けたいらしい。森氏のロシア訪問も、野田首相や官邸がおぜん立てしてご機嫌を取っているようだ」

 民主党執行部の1人も接触を認め、こう話す。

 「自民党重鎮らが大連立を言い出したのは、早期衆院選では、民主党はもちろん、自民党も、大阪市の橋下徹市長率いる『大阪維新の会』などの第三極にやられる恐怖感があるから。ある自民ベテラン議員は『大連立は野田首相でOKだ。自民党は副総理でいい』とまで言っている」

 野田首相としては、こうした背景から、「小沢切り」会談をセットするよう指示したわけだ。

 しかし、国民世論はそう甘くない。消費税増税に向けた、水面下の談合や大連立が透けて見え始めたのか、野田内閣や民主、自民両党の支持率は厳しい。時事通信が5月10~13日に実施した世論調査で、野田内閣の支持率は「危機ライン」直前の23・3%。政党支持率では、民主党は前月の9・5%から9・0%に下がり、自民党も13・4%から11・9%に下がった。

 激動必至の永田町。世論の風を見極めて、維新の会などの第三極や、増税反対の小沢氏らが、急転政局へと突っ込んでいく可能性は高い。

 ■すずき・てつお 1958年生まれ。早大卒。テレビ西日本報道部、フジテレビ政治部などを経て、現在、日本BS放送報道局長。著書に「政党が操る選挙報道」(集英社新書)、「汚れ役」(講談社)など。
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by mew-run7 | 2012-05-26 11:10 | 民主党、民進党に関して

「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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