野田も谷垣も追い込まれ、民自の攻防激化&公明、反野田の抵抗+五輪、山縣

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。

  ロス五輪も終盤。本当は五輪のことも色々と書きたいのだが。いったん書き始めると、政治の話そっちのけで、五輪の話だけで終わってしまいそうなので、ぐっと我慢しているmewなのだけど。_(。。)_
 ただ、なでしこも、卓球女子団体も悲願のメダル獲得が決定。(ノ_-。)
 競泳ラストの男女メドレー・リレーも、フェンシング男子団体の準決勝、ラスト6秒もスゴかったけど。<最後は、思わず「頑張れ、頑張れ」って言い続けちゃったですよ。(・o・)>

 でも、実はmewが一番ゾクゾク~ッと鳥肌が立ちかけたのは、100m男子の準決勝。予選で10秒07の自己新を出した慶応ボーイ山縣亮太(20)が並み居る強豪の中、スタート・ダッシュを決めて先頭に躍り出て、あと5~10mまで2~3位に残れそうだった場面だった。
 「わ~、ついに日本人が初めて五輪で陸上100mの決勝に残れるかも~」「そのまま行け~」と思った瞬間、周囲の選手に抜かれて6位(10.10秒)になってしまったのだけど。<本人もつい、行けるかもと思って、最後に力がはいってしまったとのらしい。^^;もしそのまま、いい走りを続けていたら、10秒を切れたかも?(・・)>
 近年の五輪では、一番、決勝進出に近い走りをしたのではないかと思うし。他の種目がメダルラッシュなので、ほとんどメディアに取り上げてもらえないのだけど。 mewはも~っと評価&賞賛して欲しいと思うし、個人的に「あっぱれ!」メダルをあげたいような気持ちだ。(^^♪

 mewが大好きだった朝原が指導している日本TOPの江里口匡史は、今回、残念ながら予選落ちしてしまったのだけど。何とか2人で引っ張って、100x4リレーでも頑張って欲しいと思う。o(^-^)o 

 他の種目も選手たちも含めて、p(*^-^*)q がんばっ♪です。
 
~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~ 

 さて、五輪報道が盛り上がっている陰で、永田町のミニクイ(醜い&見にくい?)政局バトルの方も、大きなヤマ場を迎えている。(@@)

 前記事の『原爆と原発+自民、生活が野田を追い込む+維新と民主造反組が連携か』のつづきになるのだが・・・。

 自民党は6日に、衆参幹部らによる「十役会議」を党本部で開き、野田首相が解散を確約しない限り、一体改革法案の参院採決に応じないという方針を決定。
 野田首相の対応次第では、今週中、早ければ今日7日にも参院で問責決議案、衆院で内閣不信任案を出す可能性がある。(・・)

『自民党は6日、谷垣禎一総裁ら幹部が消費増税を柱とする税と社会保障の一体改革関連法案の参院採決へ向けた対応を協議し、野田佳彦首相が衆院解散・総選挙を確約しない限り採決に応じない方針を決めた。7日にも内閣不信任決議案と首相問責決議案を提出する構えで、最終的な対応は谷垣氏に一任した。(中略)

 政権を否定する不信任案と問責の提出は消費増税をめぐる民主、公明との3党合意の破棄を意味する。野党が多数の参院で問責が可決されれば、法案審議がストップする。「解散か、合意破棄か」の二者択一を迫る自民党と解散を回避したい民主党の攻防は緊迫の度を増し、法案成立は不透明となっている。(毎日新聞8月6日)』

* * * * *
 
 自民党は、先週から8日の採決を強く要求していたので、野田民主党は、これに応じることに決め、再提案したのだが。自民党は、解散確約がない限り、これに応じられないと拒否。野田政権を追い詰めにかかっている。(-_-)
 
『自民党幹部会では、両決議案提出の最終判断を谷垣禎一総裁に一任することを確認。石原伸晃幹事長は記者団に「『国民の信を問う』と首相が決断するしかこの事態を打開する道はない」と強調した。

 民主党の池口修次参院国対委員長は6日、自民党の脇雅史参院国対委員長に、一体改革法案を8日に参院特別委で採決する方針を伝えた。8日採決は自民党が求めていた日程だが、脇氏は「首相が解散を言明する以外ない」と拒否した。(産経新聞8月6日)』

 ただ、平和祈念式典に出席するため広島訪問中だった野田首相は、6日の時点では解散に言及せず。輿石幹事長も、解散解約には否定的な姿勢を示している。

『野田首相は6日午前、広島市で記者会見し「(民主、自民、公明の)3党合意は重たい。今国会で成立させることができないなら、大変なことになる。そうならないように順守していくのが基本線だ」と自民党をけん制。解散時期については「しかるべき時に対応したい」と述べるにとどめた。(毎日新聞8月6日)』

『民主党の輿石東幹事長は記者会見で「すぐに『じゃあ、解散します』ということにはならない」と解散を否定した。(産経新聞8月6日))』

* * * * *
 
 昨日も書いたように、もし自民党が参院問責決議や内閣不信任案を出した場合には、小沢新党「生活」など野党各党は同調する意向を示しているのだが・・・。

 他方で、公明党は8日の採決には賛同しているものの、解散確約がなかった場合に、3党合意破棄を行なうことには反対の立場。問責決議や不信任案提出にも、慎重な姿勢を示しており、6日に行なわれた自公の協議は結論は出ず、持ち越しに。

 また、不信任案を可決するには、民主党から造反者が15人出ることが必要なのだが。鳩山由紀夫氏らの造反残留組は、野田首相の辞任を要求しているとのこと。
 輿石幹事長らの執行部も、解散は望んでおらず、「野田首相が一体改革法案&特例公債法案成立と引き換えに辞任する」というシナリオを描いているという話も出てため、まだまだ事態は流動的な状況だ。(@@)

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 自民党にとって、最大のネックになっているのは、公明党の対応だ。(~_~;)

 公明党は、自民党が解散確約のために3党合意を破棄したり、問責決議案や内閣不信任案を提出を検討したりしていることに、ずっと反対する意向を示しているのだが。
 昨日は、何と山口代表が「次期衆院選での選挙協力を見直すかもしれない」とまで言って、自民党を牽制。自公協議でも、頑なな対応を続けている。(~_~;)

『公明党の山口那津男代表は6日午前、広島市で記者会見し、内閣不信任決議案と首相問責決議案の提出を検討している自民党に対し「断じて避けるべきだ」と強い口調で自制を求めた。山口氏は「(消費増税法案の)採決前に可決されることになれば、(民主、自民、公明の)3党合意を結んだ大義が失われる。国民に対して説得力がない行いになる」と指摘した。
 自民党が法案を成立させる条件として衆院解散・総選挙の確約を求めていることについても「政局優先と国民に受け止められかねない」と苦言を呈した。(毎日新聞8月6日)』

『公明党は自民党に対し首相、谷垣氏、山口那津男公明党代表の3党首会談で事態打開を図るべきだと申し入れた。公明党幹部は「自民党が何ら努力をしないまま合意を破棄するなら、次期衆院選での選挙協力を見直すかもしれない」と牽制した。(産経新聞8月6日)』

『自民党は6日夜、公明党に対し、野田政権を早期の解散・総選挙に追い込むため同調するよう求めたが、公明党は3党合意の破棄を意味する両案の提出に慎重な姿勢を崩さず、対応を7日に持ち越した。(FNN8月7日)』
  
* * * * *

 公明党はもともと、支持団体も含めて消費税増税に反対の人が多かったのだが。公明党の提言する社会政策案なども3党合意案に入れ込むことで、何とか党内を説得して、話をまとめたばかり。<実際、3党協議の最終日、民自の協議がまとまった後も、最後まで粘っていたのは公明党だったのよね。^^;>

 また、公明党には、衆院定数是正法案で、連用制を導入する民主党案を支持しており、今国会でそれを成立させておきたいという思いも強いという。<連用制は少数政党に有利な選挙制度。自民党は、この導入に反対している。>
 さらに予算がらみのことやら、今後の政界の枠組み(民自連立や自民&保守連立になると公明党の存在が薄くなる)のことやら色々な懸念材料もあるため、ここで、自民党の思惑や党内事情だけで、早急にコトを運ぼうとすることには不快感を覚えている様子。
<おそらく民主党も、衆院定数法案などをエサにして、公明党に、自民党の動きに同調しないように要請しているのではないかと察する。>

 自民党内には、もう公明党と連立政権を組みたくないという声も少なからずあるのだが。<09年までの連立政権では、公明党の反対が強かったため、憲法改正や集団的自衛権、自衛隊の海外派遣などが思うように進められなかったので。>

 ただ、自民党としては、折角、解散に追い込んでも、公明党との選挙協力に問題が生じれば、厳しい戦いを強いられることになるため、公明党の意向は無視し切れないところがあるのも事実で。
 おそらく今日7日も、朝から、何らかの見返りを手に、公明党に協力要請を行なうのではないかと思われる。^^;

* * * * *

 民主党内の対応も割れている。(~_~;)

 輿石幹事長らは、当初より一環して、早期解散&党分裂回避の立場をとっており、野田首相にも、それを強く求めている。
 輿石幹事長は、お盆前の採決に否定的な立場だったのだが。野田首相が、それを押して、8日の採決に応じることに決めたため、首相に協力する気持ちが薄れているような感じも。(関連記事*1)

『輿石氏は6日の記者会見で、首相側が検討する党首会談について「呼びかける意思はない。多分、解散を確約しろという話になる」と否定的な考えを表明。首相は6日午後、広島から帰京して首相官邸に入ったが、輿石氏が官邸を訪ねることもなかった。

 民主党は解散確約や党首会談の代わりに、自民党の要求を踏まえ、一体改革法案の「8日採決」を提案した。参院幹部は6日、記者団に「すべてを譲って、もう切れるカードがない。自民党の出方を見るだけだ」と強調。しかし、あくまで解散確約を迫る自民党との溝は埋まらない。(産経新聞8月6日)』

* * * * *

 また、鳩山由紀夫氏らの造反離党組も、ここが勝負どころだと見ているようだ。

『法案阻止の構えを示す鳩山由紀夫元首相の側近議員は6日、「内閣不信任案には反対だが、自民党に解散を確約するなら別だ」と党執行部をけん制した。(産経新聞8月6日)』

『民主党の山田正彦元農相ら消費税増税法案の衆院採決で造反した議員が6日、国会内で会合を開いた。自民党が衆院解散・総選挙の確約がなければ同法案の参院採決に応じられないとしていることに関し、出席者から「野田佳彦首相の命運は尽きた」などと、首相に辞任を求める声が相次いだ。

 会合には松野頼久元官房副長官や川内博史衆院議員らも含め計約10人が参加。政権の現状をめぐり「党内の大勢は解散を望んでいない。この事態を招いた首相の責任は重い」「党は危機的な状況で、首相は出処進退を考える時期が来ている」などの意見が出たという。(共同通信8月6日)』(関連記事*2)

 鳩山由紀夫氏は、先週、小沢一郎氏と会談を行ない、不信任案などへの対応を協議を行なったとのこと。また松野氏は、離党して維新の会と手を組む話が出ており、ここで不信任案に同調&離党するという可能性も十分に考えられるのだけど。

 他方、党内には、「野田首相は、(昨年、菅前首相に求めたように)、消費税増税法案や特例公債法案などを通すことを条件に辞任するという手がある」という意見もあるようだし。造反組を含め、増税法案成立や早期解散を阻止するために「野田おろし」に動こうとする勢力もあることから、もし輿石幹事長らが、この勢力と組んだ場合には、また異なる方向に事態が展開することもあり得るだけに、先が読みにくい状況だ。(~_~;)

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 どうやら、自民党がここで強行策に転じることは、野田陣営の参謀役である仙谷由人氏にとっても誤算だった様子。
 仙谷氏は、先週、こんな発言をして、自民党をけん制していたのだが。事態は、仙谷氏の意に沿わぬ方向に進んでいるようだ。(@@)

『民主党の仙谷由人政調会長代行は4日、徳島市内で講演し、自民党が衆院解散の確約を求め、社会保障と税の一体改革関連法案の参院採決前に内閣不信任決議案提出などの動きを示していることについて、「(自民党)総裁選挙で有利になるためには、一体改革法案など重要課題をすっとばしてもいいと言わんばかりだ。あなた方は自分の派閥の人を総裁にすること(の方が)が大事なのか」と批判した。(時事通信8月4日)』

 仙谷くんが、これまで党内外でアレコレ画策して来たことを思うと、「おまえには、言われたくない」と思う人も多いかも知れないのだが。(~_~;)mew,too.
 ただ、今回の自民党の動きには、総裁選&派閥争いが絡んでいるという指摘は、的確なのではないかと思われる。(・・)

* * * * *

 ここに来て、ついに野田首相が追い込まれることになった、というのも事実なのであるが。自民党内で見れば、ついに谷垣総裁も追い込まれてしまった、というのが実情だ。(・・)

 それは、谷垣総裁が6日に記者団に対して、不信任案などに関して「そろそろ決断するかしないかというところにきている」「そういう議論が極めて強くなってきている」と語っていたことからも伝わって来るような感じがある。
 今回の自民党の対応は、谷垣総裁自身の考えによるものではなく、党内からの圧力によって、決断を迫られているものなのだ。^^; 

 谷垣禎一氏は、少数派閥(谷垣派)の長。ただ、09年総裁選では、自民党が野党に落ちたばかりで、。一度壊れた党内をまとめるには、温厚な谷垣氏が適任だと思う人も多かった&森喜朗氏や長老派のバックアップもあって、当選することができたのだけど。

 でも、いよいよ野田民主党政権の崩壊が近づいて来て、待ちに待った政権奪還が目の前にちらつき始めるようになると、次期総裁=次期首相を目指す人たちや、彼らの派閥の議員が、本気になって覇権争いに動くようになる。(@@)

* * * * *

 『野田政権が窮地に~自民が問責決議、小沢新党などが不信任案、党内対立も拡大』にも書いたように、近時は、安倍、麻生元首相を含め、派閥の長クラスの議員がオモテで、どんどんと谷垣陣営に対して批判的な発言を行なうようになっているし。
 さらに、何と小泉家は親子で動いているとのこと。(・o・)
<ちなみに、この親子は、消費税増税には反対の立場なのよね。>
 
 1日は谷垣総裁に直談判を行なった小泉進次郎氏は、昨日6日には「3党合意の破棄を求める全国の有志の地方議員とともに、緊急アピールを執行部に提出した。
小泉青年局長は「一番わかりやすいのは、(法案を)否決。無血開城はあり得ません」と述べた』とのこと。(FNN8月6日)

 また、政界を引退したはずの小泉元首相に関しても、こんな報道が出ていた。

『7月28日。都内のホテルのロビーで、小泉氏が石原伸晃幹事長を呼び止めた。
 「何をやっているんだ。野党が解散権を握ってる政局なんてない。こんなチャンスは珍しいんだぞ!」
 小泉氏は、10分にわたり石原氏に活を入れ、そのけんまくに他の客が立ち止まるほどだったという。小泉氏は他の党幹部や派閥領袖(りょうしゅう)らにも電話で「勝負時だ」と説得した。(産経新聞8月6日)』

* * * * *

 谷垣総裁は、以前から消費税増税を訴えていたこともあり、個人的にも何とか一体改革法案を成立させたいという思いが強いし。
 野田首相とも考えが合うようなので、お互いTOPの座をキープして、うまく協議を進めながら、いい形で解散&民自連立を実現したかったかも知れないのだけど。

 3年も政権与党の座&権力と利益の分配構図から離れて大変な思いをしていた自民党の大物議員たちが、次期首相や閣僚の座&派閥の利権を握るチャンスを、指をくわえて見ているはずもない。(~_~;)

 強硬派&非主流派は、もともと3党協議にも反対だったものの、谷垣陣営が、3党合意を通せば、「小沢切り&民主党分裂」「早期解散」が実現できると主張したため、とりあえず譲っていたのであるが。
 小沢切りは実現したものの、残留組が出たため、民主党は過半数割れに至らず。しかも、解散解約がとれていないとなれば、「話が違う」ということになる。<ナンクセをつける材料になる。^^;>

 逆に、谷垣陣営の幹部は、もしここで谷垣総裁が失脚すれば、次期政権で自分たちが冷遇されることになりかねないため、こちらも谷垣総裁のお尻を叩いて、勝負に出るしかない状況なのである。(-_-)

 ・・・というわけで、野田首相も谷垣総裁も追い込まれている今、but公明党や民主党内から様々な抵抗を受ける中、果たして、2人が最終的にどのような決断をするのか。それによって、日本の政界の行方も大きく変わる可能性があるだけに、夜は五輪、昼は政局ウォッチで忙しくなりそうなmewなのだった。(@@)

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*1

野田首相、慎重論の輿石氏押し切る 自民は強い不信感
産経新聞 8月4日(土)7時55分配信

 野田佳彦首相は社会保障・税一体改革関連法案について、自民党の要求をのむ形で10日の採決を決断した。「政治生命を懸ける」としてきた法案の実現が危うくなると判断し、お盆後の採決を求める民主党の輿石東(こしいし・あずま)幹事長を押し切った。ただ、自民党は衆院の解散・総選挙を先送りさせようとしてきた首相の対応に不信感を募らせている。首相が局面を打開できるかは、なお不透明だ。

 3日午後1時すぎ、輿石氏は記者団がいる正門を避け裏門から首相官邸に入った。首相と2人で法案の採決時期をめぐる今後の対応を協議するためだった。

 会談直後、輿石氏は機嫌が悪かった。会談の事実を確認しようとする記者団の質問を受け付けなかった。首相から法案の10日採決で調整するよう指示を受けたからだとみられる。

 輿石氏は参院での採決で民主党内から造反者が相次ぐのを警戒し、党内固めの時間を稼ごうとしていた。自らの牙城である参院で造反者が多数出ることは輿石氏の権力基盤の弱体化を象徴することになるため、慎重に進めようとした。

 法案が成立した場合、自民党などから解散を求める圧力が強まるのを回避したいとの思惑もあった。

 首相も自民党内で法案成立に向けた民主党との合意を破棄してでも解散に追い込むべきだとの機運が高まっているのを十分に認識していなかった。今月1日には9月の代表選で再選されることを前提に、秋の補正予算編成や来年度予算編成に前向きな発言も示した。

 こうした首相や輿石氏の態度は自民党の反発を招いた。自民党は2日、「8日採決」を求めるとの“最後通告”を突き付けた。

 慌てた首相は10日採決を指示。3日の内閣記者会とのインタビューでも、来年度予算編成を主導する意欲を表明した発言について「誤解しないほうがいい」と述べ、年内の解散を否定した発言ではないと打ち消しに躍起となった。

 だが、自民党は首相が岡田克也副総理を通じて求めた谷垣禎一総裁との会談に応じる姿勢を見せていない。会談の前提として、早期解散の確約を求めている。自民党幹部は「民主党が10日に採決を、と言ってきても解散が確約されないと厳しい状況になっている。もう無理だ」と漏らした。

 もっとも、次期衆院選での民主党の敗北が確実といわれる中、首相としては解散を約束できるはずがない。

 首相はインタビューで解散時期について「明示的なことを言うつもりは全くない。寝言でも言うつもりはない」とまで言い切った。

 首相は10日採決で自民党に歩み寄ったが、解散問題もからむだけに与野党の駆け引きはなお続きそうだ。

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*2

『消費税率引き上げ法案に反対するなどした民主党の衆議院議員が、6日夜、会合を開き、自民党が今の国会での衆議院の解散が確約されないかぎり、法案の採決に応じられないとしていることについて、民主党は危機的な状況だとして、野田総理大臣は責任をとって辞任すべきだなどという意見が相次ぎました。

会合には、消費税率引き上げ法案の衆議院での採決で反対するなどした、民主党の山田元農林水産大臣や松野元官房副長官ら、およそ10人が出席しました。
この中で出席者からは、自民党が、今の国会で衆議院の解散が確約されなければ、法案の参議院での採決に応じられないとしていることについて、「衆議院の解散に応じないかぎり法案の成立は難しくなったのではないか」などという指摘が出されました。
そして、「党内の大勢は解散を望んでおらず、こうした事態を招いた野田総理大臣の責任は重い」という意見や、「党は危機的な状況であり、野田総理大臣は責任をとって辞任すべきだ」などという意見が相次ぎました。(NHK8月6日)』
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by mew-run7 | 2012-08-07 08:07 | 政治・社会一般