輿石の造反的言動に自民が怒+鳩山は体調不良でプチ造反+ロス五輪
2012年 08月 10日
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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。
う~ん。ロス五輪の女子サッカー、残念ながら、なでしこJAPANは金メダルならず。何とか最後に米国の執念の守りをこじあけて、追いつきたかったのだけど。
でも、全体を通してWC優勝チームはフロックでないことが証明できたと思うし。何より前回の悔しい4位から大きな前進を果たしてゲットした誇りの銀メダルに(*^^)v祝。
<ただ表彰式のパフォーマンスや明るくしていたのはよかったんだけど。メダル授与されている間の態度は、ちょっとお行儀が悪すぎたかも。^_^;>
女子レスは、伊調、吉田が見事な3連覇&小日向もまさにあきらめない精神が実って発揮して、金メダル3つと快調。(浜口の1回戦負けが残念だったけど。)
女子バレーも3位決定戦(対韓国)に回るも、まだメダルの可能性は十分。
やっぱ、五輪を見ていても、日本の女性は、前向きでパワフル、根性もあって強いな~と思うですぅ。(^^♪
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それに引き換え、日本の政界のオトコどもは、目先のことにドタバタ。私利私欲に走ってばかりいて、何やってんだか。(`´)
まず、9日の夕方に、衆院で野党6党が提出した野田内閣の不信任案の決議が行なわれ、自公が欠席したものの、反対246票、賛成86票(投票総数332)で否決された。
<自公は、本会議の冒頭に行なわれた長崎原爆犠牲者への黙とうに出席した後、ゾロゾロと退席して行ったです。^^;>
ただ、自民党では、中川秀直氏、小泉進次郎ら7人が議場に残り、賛成票を投じることに。(・o・)
<他に菅義偉氏、塩崎恭久氏、河井克行氏、柴山昌彦氏、松浪健太氏。このうち何人かは、維新の会と接触している。尚、中川氏は今国会3回目、小泉氏は2回目の造反だけど。自民党は、また重い処分はせずに終わらせるのかしらね~。^^;>
また民主党では、小林興起氏、小泉俊明氏が、採決前に離党届を出した上で賛成票を。鳩山由紀夫氏など5人が欠席した。(・・)
『民主党は、消費増税関連法案の衆院採決で反対した造反組のうち、鳩山由紀夫元首相と川内博史、辻恵、中川治各氏が「体調不良」を理由に本会議を欠席した。鳩山氏らについて、民主党幹部は「体調が理由なので処分は検討しない」としている。(時事通信8月9日)』
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昨日、『野田・谷垣の玉虫色決着の背景&野田・谷垣おろし、造反の動きも』で、一番嬉しそうな顔をしているように見えたのは輿石幹事長だったと書いたのだけど。
その輿石幹事長は、9日にはいって解散確約などなかったに等しいかのような強気の発言を連発して、自民党を怒らせている。
『民主党の輿石東幹事長は9日の記者会見で、野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一総裁が「近いうちに国民に信を問う」ことで合意したことに関し、「9月にお互いに代表選がある。2人とも代わってしまうことはまずないと思うが、2人がいなくなったら話は終わりだろう」と述べ、民主党代表選と自民党総裁選の結果、どちらかの党首が代われば合意は無効になるとの認識を示した。
また、輿石氏は「新たな事態になれば、その時点で再度(合意を)やったらいい」と述べ、党首が交代した場合、合意の有効性を確認する必要があるとの考えを示した。
これに対し、自民党の谷垣禎一総裁は同日、都内で記者団に「与党の幹事長ともあろう人が、よくそんなばかなことを言えると思う。もう政治家失格だ」と非難した。(時事通信8月9日)』
<そうそう。mewも、7日の記事で『解散する前に、次の代表選で野田氏が首相に再任されない可能性もある』と書いたように、野田氏がor野田&谷垣氏が党首ではなくなった場合は、解散の話はどうなるのだろうと思っていたのよね。
(文書にもしていないし。いわば、2人だけの談合密約で「近いうちに」なんて曖昧な約束をしたとなれば、尚のことそうかも。)>
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また、輿石氏は8日の夜も「(『近いうちに』とは今国会中?)そんなことはないでしょう。『近いうち』は、近いうちでしょう。解散をしたくないじゃなくて、解散できない、できる状況じゃないでしょってこと。そんな『近いうち』にこだわる必要はない。1人ひとり、『近いうち』という解釈をしていただければ、それでいい」などと語っていたのだが。
9日の会見でも、『解散時期に関し「すぐ解散できる状況ではない」と述べ、今国会中の解散はないとの認識を示した。特例公債法案や衆院選挙制度改革法案について「今国会中に結論を得ないと国民の理解を得られない」と述べ、解散前の成立の必要性を強調した。
(産経新聞8月9日)』
『石原氏は「党首会談で決まったことを(民主党の)ナンバー2が『無視すればいいんだ』と言ってしまえば、物事は成り立たない。不誠実な政党であることは明らかで、このような政党が国政を牛耳るのは国民にとって不幸だ」と述べた。(産経新聞8月9日)』
『自民党の谷垣総裁は、党の両院議員総会で、民主党の輿石幹事長が「『近いうちに信を問う』ということばにこだわる必要はない」と述べたことに関連して、「党の幹事長が、舌の根も乾かぬうちにこういう言動をするようでは、この党が国をきちんとコントロールしていく力はない」と述べ、強く批判しました。(NHK8月9日)』
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ちなみに、8日の夜、野田ー谷垣会談を行なった際の映像では、冒頭、自民党側には石原幹事長が座っていたのに、民主党側に輿石幹事長の姿がなかったので(樽床代行が出ていたようだ)、「あれれ?」と思っていたのだけど。
何と民主党内の議員の会合を優先させたのこと。
『首相が今国会の最重要課題に位置づける一体改革関連法案を巡る党首会談に、幹事長が欠席するのは異例。輿石氏は事前に予定していた同党参院議員との会合を優先した。会合後、記者団には「前々からの予定だった。約束は守らないといけない。何か問題になっているのか」ととぼけてみせた』とのこと。(日経8月9日)』
『衆院解散の先送りを模索してきた輿石氏にとって、今回の欠席は、党首会談を主導した野田佳彦首相やその周辺への抗議の意思があったのではとの見方も出ている。(同上)』
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このブログでもしつこく書いているように、輿石幹事長は、ともかく早期解散を回避することを最大の目標にして、ここまでやって来たわけで。
野田首相は、早期解散をしないと約束したと主張。野田首相が、谷垣総裁と党首会談を行なうことにも、「解散の確約をさせられることになる」と、当日まで反対し続けていただけに、もしかしたら本当に「オレはこんな会談は認めないぞ」という抗議の意味で、姿を消したのかも知れない。(・・)
<また、自分は会談に出ていないから、「党幹事長として、自民党と解散の約束はしていないぞ」と言えるようにもしたかったのかも。^_^;> 、
そして、早速、党首交代の話を持ち出したように、もし野田首相が自分との約束を守らずに、早期解散を実行に移す気であるなら、野田氏を代表の座からおろして、解散確約はなかったことにさせようと考えているところがあるのかも知れない。(~_~;)
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鳩山由紀夫氏らは、「ここは勝負どころではない」として、賛成票を投じる形で造反する気はなかったようなのだが。
ただ、野党6党は、消費税増税を理由に内閣不信任案を提出していたことから、この不信任案に反対すれば、消費税増税を認めることになるという意見もあり、対応に悩んでいた様子。
そこで、体調不良により欠席届けを出すという戦法を使うことにしたらしい。^_^;
鳩山氏らが、先月、消費税増税法案で造反をしながら、あえて党に残留する道を選んだのは、党内から民主党を立て直すことを目指そうとしているから。
それゆえ、今は離党はせず、何とか野田首相を代表の座からおろすことを第一に考えて、党内での活動を活発化させるつもりなのではないかと思われる。(・・)
そして、もともと小沢氏に近い存在だった輿石氏と鳩山氏が、「野田おろし」で手を組んだ場合、今回の解散確約で中間派の不信感が増していることもあり、野田首相はかなり厳しい立場に追い込まれる可能性がある。(@@)
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他方、自民党の谷垣陣営としては、「谷垣おろし」を防ぐためにも、何とか野田首相に<輿石氏の反対を振り切って?>解散の約束をさせたかったor何らかの密約をしていると思わせたかったようで。
そのために、石原幹事長が、公明党の協力も得て、8日夜に野田ー谷垣氏が2人きりで密室協議を行なう時間を作ったのだという。
『野田佳彦首相と自民党の谷垣禎一総裁が8日夜、「近いうち」の衆院解散・総選挙の実施で合意した党首会談で、2人だけで約30分間会談したのは、自民党が仕掛け公明党が協力したものだったことが9日、関係者の話で分かった。
首相と谷垣氏の会談は国会内で約40分間行われ冒頭は民主党の樽床伸二幹事長代行と自民党の石原伸晃幹事長が同席。石原氏は開始から約8分たったところで「樽床さん、出ましょう」と声を掛け、「えっ」と戸惑う樽床氏を連れ出し、「密室の30分」を作り出した。
谷垣氏は党首会談を受ける際、2人だけの会談を希望したが、早期解散に否定的な民主党執行部から「お目付け役」の樽床氏が同席することになったため、石原氏が谷垣氏と示し合わせた。公明党の山口那津男代表も2人の会談後に加わることにして協力した。
首相と谷垣氏が解散時期を巡り「密約」を交わしたか否かは不明だが、自民党幹部は「2人きりにすれば、発言は表に出ず、何か確約したのではないかと疑いを呼べる」と狙いを語った。(毎日新聞8月10日)』
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谷垣総裁は、党内の強硬派から、6月の3党協議を行なう際に、解散確約をとっていなかったことを強く批判されていたので、何とか彼らに対抗するために、ともかく「解散に関する約束を交わした」とアピールする材料を作りたかったわけで。
もしかしたら、実際には、解散時期をきちんと決めていないという可能性も否定できない。<大体、3つぐらいのパターンを挙げて、あとは周囲の状況を見て、臨機応変に対応しようみたいな感じなのかも。^_^;>
そうすれば、何よりも2人の大目標(使命?)である消費税増税法案を成立させることができるし。当面は、谷垣総裁への攻撃はやわらぐし。野田首相は、輿石氏らに、「解散時期は明示していない」と言えるし。
とりあえず、その場をしのぐことは、十分に可能だからだ。(・・)
しかし、10日に消費税増税法案が成立した後も、自民党内の強硬派がおとなしく野田首相が解散宣言をする日を待つはずがない。<彼らの多くは、民主党が国会に提出している衆院定数是正法案にも反対の立場なので、尚更に。^^;>
しかも、民主党の輿石幹事長が上述のような発言を続ければ、自民党からの反発はますます強まることになるわけで。<輿石氏はそれも想定して、わざとそういう発言をしているのかな~?(~_~;)>
<チョット時間がなくなったので、中途半端ながら、この記事はここで終わりにしてアップしたいのだが。>
そんなこんなで、この野田&谷垣陣営がとった「近いうち」密約作戦の効果は、そう長く派続かないのではないかな~と思ったりもしているmewなのだった。(@@)
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