東電会長が、水素爆発を楽観視&保安院も公表を遅らす+東電は必死な菅、枝野に不快感

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*印がついた報道記事は、記事の最後のMore部分にあるです。


 今回は、東電映像シリーズ(?)のつづきを。
<関連記事・13日の『東電が、福島原発事故時の会議の映像をようやく公開but国民は真相をつかめず?』、14日の『海水注入は「もったいない」&吉田に「何か知恵ないの?」~東電の公開映像より』>

 まず、「気付くのが遅い」って言われそうなのだが。今さらながらに、ビックラ&呆れてしまった話を一つ。

 東電が一般公開した映像には、菅元首相の東電乗り込みのシーンなど肝心な部分には音声がはいっておらず。これでは真相解明にならないとして、大きな批判が出ているのだが。
 何とマスコミに公開した映像150時間分のうち約100時間分にも音声がはいっていなかったというのだ。(゚Д゚)

『東京電力は9日の記者会見で、福島第1原子力発電所事故後に社内テレビ会議で記録し、6日から報道関係者に公開している映像のうち約100時間分に音声が記録されていないことについて、「意図的に音声を記録しなかったわけではない」と改めて説明した。

 音声がなかったのは、福島第2原発で録画した映像。記者会見で松本純一原子力・立地本部長代理は録画システムの操作パネルの写真を提示。音声選択ボタンを押してから録画ボタンを押さないと映像と音声が同時に記録されない仕組みなのに、担当者が音声選択ボタンを押し忘れたと説明した。(日経8月9日)』

 しかも、本店では録画機器のハードディスクの容量が満杯になっていたことに気付かず、24時間以上、録画できない状態が続いていたとのこと。それが、菅前首相の映像に音声がついていない最大の要因になっているという。^^;

『本店の録画機器は15日午前0時過ぎにハードディスク容量が限界となり自動停止。翌16日午前3時半ごろ再開したため、この間の映像はない。このため、菅氏が15日午前5時35分ごろに東電本店を訪れ、全面撤退問題について糾弾したシーンは、第2原発で録画した音声のない映像のみとなっている。(産経新聞8月6日)』

* * * * *

 mewが、ここで問題にしたいのは、東電は「果たして、何のために映像をとっているのか」ということだ。(-"-)

 先日、菅前首相が、東電の映像について「(航空機の)コックピットでの管制塔と機長の会話のようなもの」だと表現していたのだが。
 おそらく東電の本店も、福島第2原発も、わざわざ録画を行なっている最大の目的は、何か事故やトラブルがあった際に、その対応に関する記録を残す(&後に検証する)ことにあるのではないかと思われる。

 でも、もし彼らの説明が本当であるのなら、実際、事故が起きた際に<精神的に余裕がなかったかも知れないとはいえ>、本店ではハードディスクの容量が切れて録画が停止しても気付かない、第二原発では音声ボタンを押し忘れるというのでは、その目的は十分に達成できないわけで。
 こういう部分にも、東電という会社が、いかに危機管理の対策ができていないのかということが如実にあらわれているように思えたmewなのだった。(ーー゛)

<だから、吉田所長に「何か知恵はないの?」とかきいちゃったりするのよね。(>_<)>

* * * * * 

 さて、ここからは公開映像からわかった新たな事実をいくつかアップしたい。

 福島第1原発では、12日に1号機が水素爆発。さらに、13日には、3号機も圧力も上昇し、水素爆発を起こす危険性が生じていた。<14日の午前中に爆発。>

 しかし、東電の勝俣会長は、官邸にいる武黒フェロー(東電役員)からの電話に対して、「水素の問題?それは確率的には非常に少ないと思うよ」と楽観的な見解を示し、「国民を騒がせるのがいいかどうかの判断だけど。社長会見で聞かれたらそれは否定するよ」と述べていたことがわかった。

『東京電力福島第1原発事故で、東電の勝俣恒久会長(当時、以下同)が3号機が水素爆発する可能性を指摘されながら、「国民を騒がせるのがいいかどうか。社長会見で聞かれたら否定する」と発言していたことが9日、東電のテレビ会議の映像で分かった。混乱を理由に情報開示を回避する発言は他の幹部にも見られ、改めて東電の消極姿勢が浮き彫りになった。

 映像によると、昨年3月13日夜、武黒一郎フェローから本社の勝俣会長に電話があった。勝俣会長は3号機原子炉の爆発を防ぐため、格納容器の蒸気を外部に放出する「ベント」について楽観的な見通しを語った。

 その後、武黒フェローが水素爆発の懸念を伝えたとみられるやりとりがあり、勝俣会長は「水素の問題?それは確率的には非常に少ないと思うよ」などと発言。「国民を騒がせるのがいいかどうかの判断だけど。社長会見で聞かれたらそれは否定するよ」と述べた。3号機原子炉建屋は翌14日午前、水素爆発した。(時事通信8月9日)』

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 それでも東電は、14日の朝になって、3号機の圧力が急激にも水素爆発を起こす可能性があることを会見で発表しようとしたのだが。
 今度は、経産省の保安院が公表を待つように指示したため、公表が遅れることになったという。

『東京電力福島第1原発3号機が水素爆発を起こす直前の昨年3月14日朝、同機格納容器の圧力を示す数値が急上昇したことを受け、東電が記者発表しようとしたところ、経済産業省原子力安全・保安院から公表を待つよう指示されていたことが、同社のテレビ会議映像などで13日、分かった。

 同映像によると、3号機では14日午前6時ごろ、格納容器の圧力の値が異常に上昇したことを把握。吉田昌郎所長(当時)は水素爆発が起きるかもしれないとして、現場にいる作業員を一時的に退避させたが、この情報を保安院が公表したのは同日午前9時すぎ、同機原子炉建屋が水素爆発を起こす約2時間前だった。

 福島第1原発の東電広報班はこれに先立ち、報道向け広報文を準備したが、本社とのやりとりの中で担当者は「国から止められ、プレス発表を行わずに待っている状況」と発言。本社の社員とみられる人物も「この事象に関しては、保安院の方もプレスへの情報を全て止めていると。事業者からの公表もやめろということです」と話した。
 さらに、本社では「先ほどのプレスに関する情報です。保安院に確認しましたら、絶対に駄目だというのが向こうの見解で、このプレスは行うなという強い要請、指示だそうです」との声も録音されていた。

 保安院は公表が遅れたことについて、「上司と連絡が取れず、東電にも発表を待ってもらっていた」などと説明している。
 国会の事故調査委員会も7月に公表した最終報告で、この問題について「(保安院の発表まで)危機的状況が(少なくとも)2時間以上も国民に知らされなかった」などと指摘していた。(時事通信8月13日)』

* * * * * 

 同じ件に関して、中国新聞8月14日は、このように伝えている。

『映像によると、東電本店にいた小森明生常務が14日午前6時10分すぎ、3号機で爆発の恐れが強まっていることを官邸と保安院に連絡。第1原発の吉田昌郎所長(当時)は3号機周辺からの退避を作業員に命じた。

 その後、3号機の状況を公表するかをめぐり、本店担当者がテレビ会議で「(保安院は)プレスに話すのを止めている。(水の)補給開始をじっくり見守るそうだ」と報告し、吉田氏ら幹部から異論は出なかった。

 ところが午前8時すぎに第1原発広報班が「福島県から公表を依頼された」と本店に相談。本店は保安院の意向を確認し、「保安院は絶対にだめだという見解でプレスは行うなとの強い要請、指示だそうです」と担当者が結果を報告する様子が記録されていた。

 結局、保安院と東電は14日午前9時すぎまで状況を公表せず、3号機は午前11時ごろ爆発した。』

『保安院は「連絡を受けた職員が上司と相談する間、発表を待ってもらった。東電を止めたつもりはない。注水を見守る判断があったかは確認できていない」としている。』

* * * * *

 14日の記事にも書いたように、福島原発の現場と東電の間には、大きな温度差があり、東電側の幹部は、かなり状況を楽観視しているような言動をする場面が多々見られたのだけど。

 3号機の水素爆発に関しても、東電TOPの勝俣会長が、かなり状況を楽観的に見ていたことがわかる。<しかも、それは官邸にいる武黒フェローを通じて、官邸側にも伝えられた可能性がある。>
 また、もしかしたら、東電側は自己保身の意図もあってか、ともかく状況が悪化しているととらえられるのがイヤで、できるだけ楽観的にとらえようと、またそう伝えようとしていたところがあったのではないかと察する。(~_~;)

 そして、首相官邸や国民にとって、もっと困ったことは、政府側スタッフとして東電&原発の情報収集、分析を行なうべき保安院が、その役割を十分にア果たさないばかりか、こちらも自己保身のためなのか、国民に現状や危険性を発表することを控えよう(隠そう)という姿勢が見られたことだ。(-"-)

* * * * * 

 もう一つ、新たなことがわかった。

 福島原発事故の影響によって電力不足になることを懸念した東電は、14日早朝から計画停電を行なうことを検討。その計画を公表したいと考え、官邸側と協議を行なったのだが。枝野官房長官らが、実施を先送りするように要請したため、公表を中止することになった。

 その際の枝野大臣とのやりとりに関して、東電の藤本副社長が社内で説明する様子が映っていたという。  

『東電が昨年3月14日に初めて行った計画停電で、早朝からの実施を見送るよう官邸から強く要請され、午前の実施見送りを決めたことが、公開されたテレビ会議の記録でわかった。

東電は14日朝から、東京23区の一部や横浜市磯子区などで計画停電を行うと前日夜に発表した。ところが14日未明のテレビ会議で、藤本孝副社長が、枝野官房長官、福山哲郎官房副長官、蓮舫行政刷新相(節電啓発担当)の3人から早朝の実施を見送るよう強く求められたことを明らかにし、「『人工呼吸器や人工心肺を家庭で使っている人をお前は殺すことになる。それを承知でやるなら、殺人罪をお前に対して問う』と言われた」と述べている。

 官邸側の意向を踏まえ、東電は14日午前の計画停電を実施しないことを決めたが、その事実は公表せず、「需要が供給を下回っているため」と発表した。(読売新聞8月7日)』

 尚、TBS(JNN)のニュースは、このように伝えていた。

【東電の藤本副社長(当時)はその枝野長官から言われた内容を不機嫌そうに報告しました。「(枝野長官は)『人工呼吸器などを家庭で使っている人を殺すことになる。それを承知でやるなら、俺は殺人罪をお前に対して問う』と。(JNN8月7日】

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 この昨年3月14日から行なわれた計画停電に関しては、本当にこれを実施することが必要であったのか、専門家も含めて、様々な方面から疑問が呈されているのだが。その判断の当否に関しては、とりあえず、ヨコに置いておくとして。

 mewは、JNNの記者が「不機嫌そうに報告した」と記していたところに、つい目が行ってしまったところがあった。(・・)

 東電は、官邸が自分たちの考えや判断に疑問を呈したり、意見をしたりすることを極端に嫌っていたようで。事故後も「官邸の介入があった」と批判めいた発言をすることが何回もあった。
 また、一部メディアも「官邸の介入が事故対応に影響をもたらした」として、今でも、菅元首相や閣僚らをバッシングする材料にしているところがある。(~_~;)

* * * * *

 JNNの記事には、こんなシーンも報じられていた。

『「“イラ菅”という言葉があるが、とにかくよく怒るんだ」(東京電力 武黒一郎フェロー)
 去年3月13日。総理官邸に連絡役として詰めていた東京電力の武黒一郎フェローが本店に戻った際の発言です。武黒氏は、避難区域の設定をめぐる、当時の菅総理とのやりとりをこう説明しました。

 「(菅前首相に)私と班目さんで説明すると、『それで何かあっても大丈夫だと言えるのか』とさんざんギャアギャア言うわけですよ。何もやらないよりはいいかってことで、(避難区域が)3キロの範囲になった」(武黒フェロー)

 「(原発から)3キロ以内の皆さんに避難の指示」(枝野幸男 官房長官<当時>)
 事故発生当日の深夜、急きょ発表された3キロ圏内の住民避難。これを政府と東電が場当たり的に決めたとも聞こえる発言です。

 さらに、武黒フェローは、1号機の水素爆発を知ったいきさつについて・・・「3時半に爆発があったが、5時半に菅さんの執務室のテレビで見て、ギャってビックリしちゃって」(武黒フェロー)』

<ちなみに13日のブログには、産経新聞が同じ映像を報じた記事をアップしたのだが。そのタイトルは 『「(首相は)説明すると、さんざんギャーギャー言う」…東電公開映像 現場の様子克明に』
【武黒フェロー「昨日も、退避・避難の区域を決めたときに、最初は菅さん(菅首相)とかに呼ばれて『どうすんだ』『どうすりゃいいんだ』って言うわけですね。私と班目さん(班目春樹原子力安全委員長)が説明すると、『どういう根拠なんだ!』『それで何かあっても大丈夫だといえるのか!』とさんざんギャーギャー言うわけです」《すでに、過剰な政治介入をうかがわせる》】というものだった。<JNNにある「何もやらないよりは」「水素爆発にぎゃっ」の部分は記されていない。> 

* * * * *、

 まあ、東電にしてみれば、「部外者は黙っておけ」という感じなのかも知れないが。菅前首相や関係閣僚(&官邸スタッフ)は、原発事故を最小限にとどめ、周辺住人を含め、国民の生命や健康を守る責任があるわけで。その意味では、決して部外者ではないのである。(**)

 しかも、もし東電が当初より、官邸に十分な情報を提供したり、適切と思われる対応策を示して実行に移したりしていれば、官邸側も東電をもっと信頼して、重要な部分も任せようとしたのかも知れないのだが。
 もはや、皆さんもおわかりのように、東電はとても信頼できるような対応をしていなかったため、官邸側の不信感は募るばかりで、とても黙ってお任せできるような状況にはなかったのである。^^;

<何分にも、本来は真っ先に水素爆発の情報を官邸に伝えなければいけない東電役員が、爆発の2時間後になって官邸のTVでそのことを知って、ぎゃっと言っているような状態だからね~。(>_<)>

* * * * *

 実のところ、mewは、個人的には、すぐにイラ立つ人や大きな声を出す人は好きではないし。そういう人が一国の首相としてふさわしいとも思わないのだけど。

 でも、菅前首相にしてみれば、周辺住人の安全を思えば、どの程度の範囲の住人を避難させるべきかというのは、本当に重要なことなわけで。
 それゆえ、東電などが3キロ圏内という数字を提示したのに対して、「どういう根拠なんだ!」「それで何かあっても大丈夫だといえるのか!」とマジになって質問や確認をするのは、当然のことのようにも思える。<根拠も確かめずに、「じゃあ、それでいいや」って首相じゃ却って困るし~。^^;>

 ましてや、「何もやらないよりはいいかってことで、3キロの範囲に」決めるような人たちを相手にして、いい加減な説明などされたりすれば、つい声を荒げてしまうことにもなるわけで。
 でも、住民の避難に関して、必死に質問する首相について「ギャ~ギャ~」と報告するところに、東電役員の姿勢や両者の溝が見えて来るところがあったように思えたのだった。(@@)

<どちらかと言えば冷静なタイプの枝野官房長官までもが、「俺は殺人罪をお前に対して問う」とまでスゴんだのも、官邸側の必死さが伝わって来るし。おそらく、それぐらい言わないと、東電が言うことをきかないと思ったのかも。(・・)>

* * * * *

 今回、公開された映像&情報からは、現場で対応していた吉田所長や職員、そして官邸側の必死さは切々と伝わって来るものの、東電や保安院などの対応には疑問を覚えてしまう部分があまりにも多かったし。
 どうかより多くの国民が、今回の映像や情報を見て、電力会社の原発に関する危機管理の甘さ、対応の甘さやお気楽さ、「ことなかれ」主義などに気付いてくれるといいな~と切に願っているmewなのだった。(**)

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by mew-run7 | 2012-08-17 06:35 | 政治・社会一般