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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

村木厚子氏、局長に復帰&検察の問題+維新の会、民自公との連携、協力を拡大

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最初に、mewが「よかったな~」と嬉しかった&安堵したニュースを一つ。

 あの郵便不正事件で、大阪地検特捜部が冤罪で逮捕・起訴したものの無罪判決を得た(&元局長と記されていた)村木厚子氏が、ようやく厚労省の局長ポストに戻ったという。(^^)

『小宮山洋子厚生労働相は4日、文書偽造事件で逮捕された後、無罪が確定した村木厚子内閣府政策統括官(56)を、生活保護を担当する厚労省社会・援護局長に充てるなどの幹部人事を正式に発表した。発令は10日付。

 女性の就労支援や少子化対策を担当する雇用均等・児童家庭局長には石井淳子官房審議官(54)が昇格。小宮山氏は記者会見で「女性局長2人は10年ぶりで、厚生、労働それぞれ(の分野)に女性局長がいるのは初めて」と強調した。

 阿曽沼慎司事務次官(61)が退任し、後任に金子順一労働基準局長(58)が就任。太田俊明厚生労働審議官(61)も退き、大谷泰夫医政局長(59)が後任に就く。旧労働省出身の事務次官就任は6年ぶり。

 村木氏が厚労省の現場に復帰するのは、雇用均等・児童家庭局長当時に逮捕された2009年6月以来、約3年ぶり。村木氏は無罪確定後の10年9月に内閣府政策統括官に就任。社会保障と税の一体改革で子育て支援施策をまとめた手腕が買われた。(スポニチ9月4日)』

* * * * *

 このブログでも、公判中から何度も村木氏の件を取り上げたことがあるのだが。

 村木氏は、高知大卒業後、厚労省(当時は労働省)に入省。地道な仕事ぶりで、地方国立大出身者&女性としては異例と言われるような出世をして、厚労省としては4人めの局長職(雇用均等・児童家庭局長局長)に。近い将来、女性2人めの事務次官(省TOP)になることも期待されていたほどだった。

 しかし、09年、いわゆる郵政不正事件によって、大阪地検特捜部から身に覚えのない容疑で逮捕、起訴され、5ヶ月近く身柄交流されることに。<仕事も起訴休職に。>検察が自らのストーリーに合わせる形で、強引な取調べや捜査を行なったことから、他の被疑者や関係者の中にはそれに合わせて真実ではない供述をする者もいたのだが、村木氏は一環して否認を通した。
 ただ、その後、公判で真実を語る証人が続出した上に、検察が問題のある取調べを行なっていた事実が判明したことから、大阪地裁は10年に村木氏に無罪の判決を下すことに。検察側は控訴を断念。無罪判決が確定したのだ。(・・)

<さらにその後、特捜部の検事が、村木氏のPCのファイル・データを書き換えていたという事実も発覚した。(-"-)>

* * * * *

 村木氏は、無罪が確定したことから公務に復帰したものの、すぐには厚労省には戻らず、内閣府で仕事をすることに。10年に当時の長妻厚労大臣が、無罪が確定したら局長級ポストで復職させると明言していたのだが。ようやくそれが実現したことになる。"^_^"

 ただ、村木氏の名誉や役職が回復できたのは、本当によかったと思うものの、検察の暴挙により生じた「失われた3年」は容易に取り戻すことができないものだし。出世だけが全てではないとはいえ、もしかしたら、村木氏が事務次官になれる可能性もやや低下したかも知れず。そのことを思うと、何かモヤモヤしたものが残ってしまう部分もあるのだが。
 でも、村木氏は、障害者や生活困窮者のケアに力を入れていた人ゆえ、社会・援護局長の職は、と~っても適任だし、本人もやりがいを感じるのではないかと思ったりもしている。

* * * * *

 実際、村木氏は、冤罪による身柄拘束で得た賠償金3千万円を全額、社会福祉法人に寄付するような人なのである。

『厚生労働省の文書偽造事件で無罪が確定した元局長村木厚子さん(56)=内閣府政策統括官=が、国から受け取った損害賠償金を長崎県雲仙市の社会福祉法人「南高愛隣会」(田島良昭理事長)に寄付することが16日、分かった。寄付額は約3千万円で、同会は犯罪を起こした障害者らの支援に使う。
 同会などによると、不当逮捕や起訴を理由とした賠償金約3770万円のうち、弁護士費用を除く全額を寄付。同会は3月にも「共生社会を創る愛の基金」を創設し、障害者が取り調べを受ける際の権利を守り、社会復帰を進める活動の支援に充てる。

 村木さんは裁判の支援者に宛てたメールで「障害者の方々が社会に復帰し自立することを助ける活動を支援する基金を作っていただくことになりました。皆さまのご理解をいただくことができれば幸いです」としている。
 田島理事長は、村木さんが障害者施策を担当していたころから十数年来の知人で「賠償金を自分で受け取るつもりはなく、役立ててほしい」と持ち掛けられたという。
 田島理事長は「全国で障害者やホームレスなどの支援をしている多くの人たちを広く支えていきたい」と話している。(スポニチ2月16日)』

 村木氏には、今後も体に気をつけて、お仕事を頑張って頂きたいと願っている。o(^-^)o 

* * * * *

 また、この09年には、8月に政権交代が実現した衆院選が行なわれたのだが。その大事な選挙を控えて、3月には民主党の小沢代表(当時)の秘書が東京地検特捜部に西松事件で逮捕・起訴されることに。
 さらに、6月に郵便不正事件で村木氏が逮捕された最大の理由は、大阪地検特捜部が民主党の石井一氏が厚労省にクチききしたというストーリーを立て、それを追及しようとしたことがあった<リーク報道でもダメージを与えようとした?>ということを書き添えておきたい。(-"-)
(この概要について、wikipedia の説明を*1にアップ。)

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 話は変わって、大阪維新の会に関することをいくつか・・・。

 まず、先日の『維新の会、議員採用の公開オーディション&その新自由主義的な政党づくり』の続報を・・・。

 ちなみに、会場は大阪市中央区の「マイドームおおさか」。9月9日午後1時から6時まで行なわれ、報道関係者には公開するが、会場や警備上の理由で一般傍聴は認めない方針だとのこと。
 そして、公開討論会は、橋下氏らの維新の会と国会議員などが向かい合って座り、対面形式で行なわれ、維新八策をベースにして、各議員らの価値観や基本方針が一致しているかどうかを見極める審査を行なうという。
 
『橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会が次期衆院選に向け、現職国会議員らを集めて大阪市で開く9日の公開討論会の概要が4日分かった。橋下氏ら同会幹部と国会議員が向き合って討論、審査員の評価も踏まえ、同会が立ち上げる新党への合流の可否を判断する。

 同会側から代表の橋下氏、幹事長の松井一郎大阪府知事、政調会長の浅田均府議会議長ら幹部が出席。同会の衆院選公約「維新八策」の各分野を議論し、価値観や基本方針が一致しているかどうかを見極める。

 国会議員側は、1日に松井氏と新党結成を事実上確認した民主党の松野頼久元官房副長官、自民党の松浪健太衆院議員ら5人が参加。(共同通信9月4日)』

<尚、この他に大村秀章氏(愛知県知事)、河村たかし氏(名古屋市長)、中田宏氏(前横浜市長)、東国原英夫氏(前宮崎県知事)などが、討論会参加のお誘いを受けたと報じられている。>

 どうやら参加できる国会議員や首長経験者などは、維新の会からお誘いを受けた人だけのようなので、単に維新の会の存在をアピールするための討論会ショーで終わりそうな感じが。
 よほど考えが合わない人を除いては、合流or連携するという結果が最初から決まっている出来レースなのではないかと思われる。<考えが合わない人を排除する手段として討論会を利用したいという思惑もあったりして。^^;>

* * * * *

 それよりも、維新の会は、このようなオモテ向きの活動の陰で、次々と各政党や議員などに接触。選挙協力や政治連携を拡大させる動きを行なっているのである。

 橋下徹氏は、8月31日に自民党の石原幹事長と会談。橋下氏と石原伸晃氏は、今年にはいって、頻繁に電話で連絡をとったり、何回も会食をしたりしていると報じられている。(この辺りは、またの機会に。)

 また、今月3日には、民主党の原口氏と会談を行なった。原口氏は、民主党の代表選に出馬する意向も示しているのだが。同時に維新の会との連携も模索しているようだ。

『大阪維新の会代表の橋下3件徹大阪市長と民主党の原口一博元総務相は3日夜、大阪市内で会談、維新が次期衆院選で掲げる政権公約集「維新八策」や、衆院選に向けた連携の可否について協議した。

 原口氏は会談後、「現状と向かう方向、連携できるところは何なのかを話した」と記者団に説明した。9日の現職国会議員との意見交換会も話題になったという。

 原口氏は、維新との連携も視野に入れて発足する超党派勉強会「国家統治機構研究会」(仮称)のメンバー。勉強会には、維新の国政新党に参加予定の松野頼久元官房副長官(民主党)ら、衆参8議員が参加する。(毎日新聞9月3日)』

『原口氏は、維新の会との連携を視野に発足した超党派国会議員による勉強会のメンバー。「民主党代表選のノミネートをどうするか、いろんな考え方を(意見)交換した」とも述べ、代表選も話題となったことを明らかにした。橋下市長は記者団に「(会談内容は)いろいろ」とだけ答えた。(佐賀新聞9月4日)

<ちなみに、原口氏は2011年に「日本維新の会」(今は日本維新連合?)なる政治団体を立ち上げているのよね。また、上記の勉強会には、安倍元首相とコンビを組んでいる自民党の塩崎恭久元官房長官も参加している。>

* * * * *

 橋下氏は、公明党とも選挙協力に関して協議を行なう予定だという。

『大阪維新の会代表の橋下徹大阪市長と幹事長の松井一郎大阪府知事が7日に、公明党の白浜一良副代表らと会談し、次期衆院選に向けた選挙協力について協議することが関係者への取材で分かった。公明が候補者を擁立する大阪、兵庫の計6選挙区で、維新が対抗馬を擁立しないことを確約するほか、関西での選挙協力を幅広く協議するとみられる。

 橋下市長は2月に白浜副代表と会談した際、維新が過半数に満たない市議会での協力を求める代わりに、公明が候補者を擁立する大阪の4選挙区、兵庫の2選挙区で対抗馬を擁立しない意向を伝えていた。公明は国政進出の動きを加速させる維新に対して、改めて6選挙区での協力を正式に要請するほか、衆院選での連携について具体的に協議する見通し。公明は09年の前回衆院選で、候補を擁立した関西の6小選挙区で全敗している。(毎日新聞9月4日)』

<公明党は、維新八策とは全く方向性が異なるのにね~。^^;選挙のめなら。お互いに利用し合っちゃうのね。(~_~;)>

 ちょっと時間がなくなってしまったので、すごく中途半端ながらも、この記事はここで終えたいのだが。

 この橋下氏らの動きの陰で、さらに大阪市特別顧問の(実際は、維新の会の使者?)山田宏氏、中田宏氏がアチコチの政党の議員たちと接触しており、保守勢力結集の大きな政界再編を実現しようとしているとのこと。<安倍、石原、野田などもも絡んでいる?>

 ここからの維新の会&その周辺の動きに、マジで注意しないと、日本はかなりアブナイ方向に持っていかれるのではないかと、ますます危惧感を強めているmewなのだった。(@@)
                   THANKS

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『石井一 wikipedia より 

2010年3月4日、厚生労働省局長らが不正関与に絡んだ障害者郵便制度悪用事件において、村木厚子元厚生労働省局長が虚偽有印公文書作成などの罪に問われた裁判では、自称障害者団体「凛(りん)の会」から依頼を受けた石井が村木厚子に口添えするように行ったと大阪地検が指摘、法廷において「凛の会」に依頼され石井が口添えを記した倉沢の手帳を大阪地裁は証拠採用した。

 一方、石井は弁護人側証人として出廷し「凛の会」が石井に口添えを依頼した日の2004年2月25日は「千葉県のゴルフ場に行っており不在だった」と証言。弁護人も石井の手帳にあるゴルフ場名やスコアの記載を示し、裁判官はこれを証拠採用した。更に石井は「この裁判は検察の倫理、検察の存在(意義)を問うている。検察は善であり公正無私であるとの面目を果たしていただきたい」と述べ、検察が自発的に何らかの責任を取るよう求めた。出廷後の記者会見で「事件には無関係」と主張。

この裁判を傍聴したジャーナリストの江川紹子は「(検察は)石井証言が正しいことを、実は分かっていたことを事実上“自白”」したとコメント。』

<mew注・これは公判の話だけど、09年6月に村木氏が逮捕された時、石井一氏が関与していたということが検察リークされて、マスコミをにぎわしたのだ。>
by mew-run7 | 2012-09-05 11:21 | 政治・社会一般

by mew-run7