「検察審査会メンバーの告白」~小沢一郎裁判の原点を探る(第2回)

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 8月にアップした『「検察審査会メンバーの告白」~小沢一郎裁判の原点を探る(第1回)』のつづきが公開されていたので、こちらにアップします。


小沢一郎裁判の原点を探る 「検察審査会メンバーの告白」(第2回)

G2 8月27日

今西憲之(ジャーナリスト)

■抽選方式で選任されて

2009年4月になって、Aさんのもとに東京第三検察審査会から、検察審査会に出席を求める通知が届いた。
はじめての出席は5月19日午前10時だった。同検察審査会は、法務省の並びにある東京家庭裁判所と同じ建物に入っていた。送られてきた「招集状」を手に出向いた。
集合したのは大きな会議室。そこに、東京第一検察審査会から東京第六検察審査会までの審査員が100人ほど並んだ。

〈良心に従い公平誠実に職務を行うことを誓います〉

と印刷された宣誓書の書面に、それぞれがサインし、代表者が同じ書面を読み上げた。一つの検察審査会の審査員は、11人。審査員が何らかの理由で欠けることを想定し、補充員が2、3人いたという。

その日は、裁判とは何か、検察審査会の役割とはなどの説明を受けるガイダンスのようなもので、審査会議は開催されなかった。終了後に6000円程度の日当と交通費の支給手続きをとり、家路についた。

6月16日、2度目の招集があり、実際の審査会議が開始された。
「家裁と同じ場所だったので、裁判の法廷のようなところを想像していました。ところが、実際は長い机が三、四台に椅子がある会議室でした。ざっと見たところ、審査員の平均年齢は30代前半で、男性6割、女性4割くらいの比率でした。同じ建物に、東京第一から第六までの検察審査会が同居していました」(Aさん)

最初に挨拶をしたのは、東京第三検察審査会の担当となる、事務局の2人だった。リーダー格の男性は45歳から50歳くらい。もう1人は女性で30歳前後だった。
「男性は落ちついた感じでしたが、女性の方は最近まで裁判所にいたとかで『まだ異動して間もないので、よくわからない』とこぼしていた。素人の審査員をリードする事務方が、よくわからないって、そりゃないだろうと思いましたが……」(Aさん)

その後、審査員がそれぞれ自己紹介をしたうえで、審査員の中から審査会議の議長を選出した。といっても、事務局の男性が、
「議長は○○さん、お願いします」
と指名しただけで、自薦や他薦もなかったし、採決も行われなかった。

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長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~so-cha o douzo!
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■「西松建設の審査をしてもらいます」

次に検察審査会議の日程を審査員で話し合い、月2回・6か月の範囲で実施することに決め、スケジュールの調整を行った。守秘義務について特別な注意はなかった。

「あまり友人とか家族には話さないでという雰囲気はありましたが、具体的な注意はありませんでした。ただし、審査員の名前だけは外部に出さないようにと言われました。しかし、不思議なことにテーブルの上にはそれぞれの名前を記した名札がありましたし、自己紹介でも名前を言っていましたからね」
ちなみに、検察審査会とよく比較されるのは、裁判員制度である。こちらは、法廷でも裁判員を番号で呼び合っている。

雰囲気が変わったのはこの注意の直後のことである。この日、Aさんは、事務局員が、なんとなくそわそわしているように感じていた。おもむろに事務局の男性が言った。
「今日は、皆さんもご存じであろうかと思いますが、あの西松建設について審査をして頂きます」
審査員たちからは「ええ」「あれっ」と小さな声はあがったが、おおむね冷静だったという。その時すでに、審査員たちの着いた長い机の上には、厚さ3センチくらいの資料が置かれていた。Aさんは、かなり分厚いと感じた。事務局から、まずはそれを読むようにと指示された。

■小沢ルートと二階ルート

小沢の陸山会事件につながっていくことになる、西松建設事件とは何か。簡単に説明しておこう。

2008年、東京地検特捜部は、西松建設の海外工事をめぐる不正経理の実態を解明すべく捜査に着手した。西松建設が海外工事で裏金を捻出し、政治家への献金に充当していた疑惑だ。
西松建設の手口はこうだった。「新政治問題研究会」「未来産業研究会」という2つのダミー政治団体を設立して、そこに同社の社員が会費という形で金を納める。この会費は会社から賞与に上乗せして社員に支払われている。国会議員は、その政治団体からの政治資金として届けていた。トンネル献金によって、西松建設という社名が表に出ることを防ぐ手口だ。

小沢は、2003年からの4年間で、2つの政治団体から計3500万円の資金提供を受けていた。小沢のみならず、自民党の森喜朗元首相、二階俊博元経産相、古賀誠元幹事長、国民新党の自見庄三郎金融担当相など、判明しているだけで20人近い議員が献金を受けている。閣僚経験のある「大物」が多くを占めたが、小沢については、悪質性がより際立って報じられた。

東京地検特捜部は、小沢と二階という2つのルートを軸に捜査を開始した。

2009年3月、小沢の政治資金管理団体「陸山会」の会計責任者で公設秘書の大久保隆規容疑者が、政治資金規正法違反容疑で東京地検特捜部に逮捕、起訴される。2つのダミー政治団体からの政治献金を西松建設のものだと知りながら、3500万円を受け取ったという容疑だ。本件では西松建設元社長の国沢幹雄容疑者も逮捕、起訴された。

一方、二階のルートは二階派の政治団体「新しい波」のパーティ券を西松建設の2つのダミー政治団体が購入したというもの。小沢ルートと異なり、二階の政治団体の会計責任者らは不起訴処分、国沢元社長は起訴猶予となった。それを不服だとして、東京第三検察審査会に申し立てがなされ、審査がまわってきたのだ。この二階ルートを審査したのが、Aさんたちだったというわけだ。

「生まれてはじめて、供述調書というものを見ました。正直、最初はなかなか理解できなかった」(Aさん)

供述調書には、「秘」という趣旨のスタンプが押されていた。多くの調書は、二階の秘書や政治資金管理団体の関係者の供述である。パーティ券を購入したのはダミーの政治団体ではなく、西松建設だと知っていたのではないかという争点に対して「知らない」「覚えていない」とはぐらかす内容が記されていたとみられる。

「うまくごまかす供述をしているという印象を受けた」(Aさん)

【第3回につづく】

 第3回がネットで公開されたら(それに気付いたら?)、またこちらにアップしたいと思っています。
 


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Tracked from 普通のおっさんの溜め息 at 2012-09-08 15:14
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by mew-run7 | 2012-09-08 08:19 | 小沢&秘書の裁判 | Trackback(1)