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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

民主党代表選スタート~4人の候補の主張+会見の感想+再生への期待

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 昨夜、ほぼ書いてあった原稿を誤って消してしまい、ショック。(ノ_-。)

 他にも書きたいことが色々あったのだけど。とりあえず、この記事では、昨日、告示された民主党の代表選のことを。(・・)

 昨日10日、民主党の代表選(21日開票)が告示され、野田佳彦首相(55)のほか、赤松広隆元農相(64)、原口一博元総務相(53)、鹿野道彦前農相(70)が立候補の届出を行なった。<それぞれの推薦人は、*1に>

 先に、各候補者が党中央代表選挙管理委員会に提出した政見の要旨を記しておきたい。
 
 ◆野田佳彦氏

・1年以内のデフレ脱却、2年以内の競争力回復。消費税引き上げまでに、経済対策や税制改革を柱に経済好転を確実にする。
・原発稼働ゼロを可能とするよう政策資源を投入。エネルギー不足と価格高騰による悪影響を排除。
・税と社会保障の一体改革で残された課題を着実に解決。
・行き過ぎた市場原理主義から脱却し、所得再分配機能を回復させる税制改革を断行。
・1票の格差是正と議員定数の削減を実現。
・決められない国会を動かすルールの確立
・領土・領海防衛に不退転の決意。尖閣諸島国有化。竹島問題を国際司法裁判所に提訴。環太平洋パートナーシップ協定(TPP)と日中韓自由貿易協定(FTA)、東アジア経済連携協定を推進。

◆赤松広隆氏

・「政党力」を強化。党内民主主義を実践
・「30年代に原発稼働ゼロ」はより前倒しを目指し、再生可能エネルギーへの民間事業者のインセンティブを高める
・環太平洋パートナーシップ協定(TPP)への参加は国益を踏まえ慎重に行う
・消費増税は持続可能な社会保障制度改革を実現するための財源。所得再分配機能を強化
・子どもたちへの政策最優先。新「児童手当」の拡充
・「地域主権」の旗を改めて掲げ、国と地方の関係を見直す
・東日本大震災からの復興に全力を挙げる。郵便局ネットワークを活用し地域社会の再生
・東アジア地域との関係を重視。集団的自衛権の行使を容認する憲法解釈変更は認めない

◆原口一博氏

・党名変更も辞さない「解党的出直し」を提案。増税の前にやるべきことをやる「行革特命政権」をつくる。
・予算の増額などにより震災復興を加速。
・直ちに原発ゼロ計画に着手。諮問型の国民投票を行う。
・緊急事態庁を早期に創設。
・円高と空洞化対策に取り組み、大胆な財政政策と金融緩和政策を実行。戸別所得補償制度などをさらに強化。
・太陽光を中心にクリーンエネルギーの供給を地域自らが行う「エネルギー地域主権型」社会への転換。
・日米同盟を基軸。アジア外交の再建。TPP交渉には不参加。
・官僚依存を破壊し、内閣人事局を設置。
・消費増税を含む3党合意は内閣問責決議案の可決をもって破棄。

◆鹿野道彦氏

・東日本大震災からの復興は特区税制や交付金を柔軟化・拡大化。首相の直接指導の下、除染スピードを高め、被災民帰還の支援強化などの検討を進める。
・社会保障は民主、自民、公明の3党合意をベースに成案を得る。基礎年金の充実を目指す。
・デフレ脱却のため、駆け込み需要の反動時期に焦点を当て、財政出動、金融政策などで雇用を創出・拡大。
・日本再生戦略の着実な実施のため、科学技術イノベーション本部を法制化。
・「2030年代に原発稼働ゼロ」をできる限り前倒しで実現。
・日本外交の基軸は日米同盟。アジアは領土問題はあるにせよ、中国や韓国と密接に連携。TPP交渉への参加は慎重を期す。

<以上、毎日新聞9月10日より>

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 そして、昨日午後3時から、早速、4人の候補者の記者会見が行なわれたのだが。その要旨も載せておきたい。<ビデオ配信はコチラ。選挙公報は民主党HPに>

『【冒頭発言】

 野田佳彦首相 社会保障と税の一体改革という大きな山を乗り越えた一方で、多くの離党者が出た。党の再生、日本再生に向けて中途半端に政権を投げ出すわけにはいかない。切れ目ない経済対策を行い、デフレ脱却、経済活性化を実現する。

 赤松広隆元農林水産相 マニフェスト(政権公約)の70%は実行しているのになぜ野田政権、民主党に対する支持率は低いのか。(党は)分裂に分裂を重ねている。もう一度政権交代への期待を思い出し、原点に立ち返るべきではないか。

 原口一博元総務相 解党的出直しをしないといけない。政治への信頼を損なったおわびから始めるべきだ。分裂に分裂を重ねた責任が曖昧では前に進めない。消費増税の前にやるべきことがある。同志で去った人にもテーブルに乗ってもらいたい。

 鹿野道彦前農水相 政権交代に期待した人に申し訳ない。残された期間で使命を果たさねばならない。首相は離党者が出た責任をきちっと示さねばならない。何としても党内融和で民主党を一つにする先頭に立ちたい。復興、原発対応に責任を果たす。

 【質疑応答】

 -一体改革に関する民主、自民、公明3党合意の扱いは。首相が自民党の谷垣禎一総裁と「近いうち」で合意した衆院解散の時期はいつか。

 首相 それぞれが党として決めて3党合意に至った。その合意は重たい。代表選、自民党総裁選を経た後も合意を尊重すべきだ。「近いうち」は、それ以上でもそれ以下でもない。選挙の時期を明示してはならない。

 赤松氏 3党合意は誰が代表になっても継承される。谷垣氏と野田氏が話し合い、「近いうち」ということになった。(自分が当選すれば)当事者がいない以上、拘束されることはあり得ない。

 原口氏 3党合意の相手による首相への問責決議が参院で議決されているのは事実だ。実質上、3党協議の土台は壊れた。解散にはまず「1票の格差」是正、さらなる定数是正にまい進すべきだ。

 鹿野氏 3党合意は順守しなければいけない。今、解散すると政治空白が出る。そんな状況ではない。1票の格差是正、特例公債法案、やるべきことがたくさんある。

 -原子力政策に関する見解は。

 首相 民主党の提言にあった、原発の新増設は行わず、40年で廃炉にするという原則は取り入れたい。今週中に政府としての方向性を決めたい。

 赤松氏 党が提案した「2030年代に原発ゼロ」はできるだけ前倒しする。再生可能エネルギーの推進は政府の責任で国策として展開する。

 原口氏 エネルギー政策を「独占、集中、排除」から「小規模、分散、自己規律」に転換すべきだ。原子力規制委員会の人事も見直す。

 鹿野氏 30年代に原発をゼロにする目標をできるだけ前倒ししたい。再生可能エネルギーの普及には農地利用規制の見直しも大事だ。

 -地域主権にどう取り組むか。橋下徹大阪市長の地域政党「大阪維新の会」との連携は。

 首相 これまで一括交付金の拡充などを頑張った。これからも加速したい。維新が公党となったときに方向性で一致できるものは連携できる。

 赤松氏 国会議員半減など、維新の政策はまともな政党の責任ある立場で発言できるものではない。子どもの政党だ。

 原口氏 橋下氏と違って私は環太平洋連携協定(TPP)には反対だ。一人一人の人間の尊厳が保障される政治を維新と切磋琢磨(せっさたくま)できればいい。

 鹿野氏 民主党政権で地方交付税が増額され、地域主権改革が進んだ。これからも推進する。地方分権の必要性は維新と共通の認識だ。

 -TPPへの賛否は。

 首相 高いレベルの経済連携をアジア太平洋地域で実現することは国益になる。貿易立国、投資立国の日本をもう一度磨き上げるチャンスだ。

 赤松氏 国益にとってTPPは本当にプラスになるのか。残留農薬が含まれる海外産品を受け入れるのは食の安全からどうなのか。

 原口氏 TPPは交渉参加させない。他国の交渉が先行しており、わが国が後手に回る必要はない。国民に情報開示せずに進めるべきではない。

 鹿野氏 環境や医療など幅広い分野が関係し、日本の社会をどうつくっていくかに関わる問題だ。情報も不十分で、賛否を言う段階に至っていない。(時事通信9月10日


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  mewは、この会見の7割ぐらいをネット中継で見ていたのだけど。慎重な言い回しに終始した野田首相以外は、それぞれの候補者が自分の持ち味や主張をしっかりとオモテに出すような形で意見を述べているような感じがあって、非常にいい会見だったように思えた。(・・)

 まあ、もう民主党に対しては「ダメダメ政党」というイメージ&不信感を抱いている人たちが多いと思うし。TVでも会見の様子をさほど扱ってくれないかも知れないのだが。

 もし民主党に対する先入観をヨコに置いて、候補者たちの発言にじっくりと耳を傾けたなら、この人が代表としてきちんと仕事をすることができるなら、民主党にもう一度、政権を担うチャンスを与えてもいいかも知れないと思う人が、少しは増えるのではないかと思ったりもするような内容だった。(++)

* * * * *

 また、憲法改正について問われた際に、改憲派である野田首相も「現職の首相として現憲法を守る」という趣旨の発言を行なっていた。<本当だね!(@@)>

 尚、憲法9条に関して、赤松氏は「9条を守る」、鹿野氏は「9条については考えていない」と。そして原口氏は「9条維持or再軍備をしないということを書き込めたら尚よい」という趣旨の話をしていた。(・・)

 ちなみに、mewが『民主は非野田連合作れるか+乱立状態続く自民+沖縄&オスプレイ』という記事で、原口一博氏が「かつては9条護憲、脱原発支持だったような記憶が。」と書いたことに対して、kojitakenさんから疑問を呈するTBを頂いたのだが。<『原口一博は「右翼」だ』>

 mewも、原口9条護憲の記憶を裏づけできそうな材料を探してみたところ、09年の衆院選の際に、佐賀新聞が県内の候補者に行なった憲法9条に関するアンケート結果を記した記事が見つかった。<コチラ

 原口氏は9条を「堅持すべき」だとして、「憲法9条の平和の理念を世界に広げることが大事です。拡大解釈を許さず、専守防衛に徹するべきと考えます。集団的自衛権についても憲法の解釈で行使するということは許されません。テロ対策給油支援のイラク戦争転用疑惑を考えると、平和の理念実現のためシビリアン・コントロールを強化すべきと考えます」と回答している。

 mewも原口氏は保守的な面が強いと感じているのだが。9条に関しては、その平和主義の精神を尊重する立場のようだ。(@@)

* * * * *

 以前から書いているように、mewは、別に民主党の党員やサポーターでも、固定支持者でもない。(**)
 
 何分にも、同党の基本精神に全く沿わないような保守タカ派議員が少なからずいることもあって、心から党全体を支持する気になれないところがあるし。その時々の国政or地方選挙によって、民主党に限らず、様々な政党の候補者に投票をしているというのが実情だ。^^;

 ただ、今の政界の状況、そして将来の政界再編を考えた時に、民主党にはきちんと党を立て直して、頑張ってもらわなければならないと思っているのだ。(・・)

<これは改めて書くけど。自民党の石破くんや安倍くんの総裁選公約or方針を知ると、尚更に、自民党に政権を委ねるのはアブナ過ぎると。何とか民主党が粘れないものかという思いが強くなってしまったりして。(~_~;)>

* * * * *

 また、野田&前原G+αには、民主党を保守政党に変えて、日本に二大保守政党制を築くことを目指していた人たちが多いのだけど。
 mewは、そもそも二大政党制に反対なのだけど、もし政権交代可能な2つの大きめの政党が存在するとしたなら、一方は保守系、もう一方は平和&リベラル志向の中道政党であるべきだと考えているし。

 そして、実際のところ、今、大きめの平和&リベラル志向の中道政党になり得るのは民主党しかない以上、来るべき政界再編で中核になるためにも、ここで何とか「第2自民党」とは言われないような政党に再生してもらわなければ困るのである。(ーー)

<もし次の衆院選で惨敗しても衆院で100人ぐらいしか当選できないとしても、衆参で200人近い規模の大政党として、政界の中でかなり重要な役割を果たすべき存在になるわけだしね。(・・)>

* * * * *

 ・・・というわけで、世間やマスコミの目は、次期政権を担う可能性の高い自民党の総裁選や、橋下人気で躍進そうな維新の会の方に向きがちかも知れないのだけど。このブログでは、民主党の代表選もしっかりとウォッチして行きたいと思っているmewなのだった。(@@)
                     THANKS

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◆野田佳彦氏

推薦人・・・石田勝之、稲富修二、江端貴子、勝又恒一郎、神山洋介、郡和子、笹木竜三、田島一成、田中慶秋、牧野聖修、三日月大造、向山好一、本村賢太郎、森本哲生、山本剛正(以上衆院)江田五月、加賀谷健、風間直樹、北沢俊美、鈴木寛、直嶋正行、福山哲郎、前川清成、牧山弘恵、水岡俊一(以上参院)(25人)

◆赤松広隆氏

推薦人・・・海江田万里、桑原功、近藤昭一、佐々木隆博、首藤信彦、富岡芳忠、初鹿明博、皆吉稲生、山花郁夫、吉川政重、吉田統彦(以上衆院)石橋通宏、江崎孝、大河原雅子、神本美恵子、今野東、斎藤嘉隆、武内則男、ツルネン・マルテイ、那谷屋正義(以上参院)(20人)

◆原口一博氏

推薦人・・・小沢鋭仁、川内博史、筒井信隆、仲野博子、村井宗明、福田昭夫、辻恵、中川治、梶原康弘、野田国義、橋本勉、空本誠喜、山口和之、杉本和巳、阪口直人、山岡達丸、橘秀徳(以上衆院)尾立源幸、川崎稔、田城郁(以上参院)(20人)

◆鹿野道彦氏

推薦人・・・荒井聡、池田元久、生方幸夫、大泉博子、大西孝典、大畠章宏、川村秀三郎、古賀一成、小山展弘、篠原孝、田名部匡代、中山義活、橋本清仁、樋口俊一、平岡秀夫、吉田公一、和嶋未希(以上衆院)大島九州男、小川敏夫、前田武志、増子輝彦(以上参院)(21人)
by mew-run7 | 2012-09-11 07:37 | 民主党、民進党に関して

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