検察審査会メンバーの告白」~小沢一郎裁判の原点を探る(第3回)


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 今回は、『 「検察審査会メンバーの告白」~小沢一郎裁判の原点を探る(第2回) 』のつづきを・・・。

 記事をアップする前に、その前提となる話を少しだけ書いておきたい。

 mewは当初、この連載のタイトルから誤解して、小沢一郎氏に関する検察審査会の審査員の告白を暑かったものかと思っていたのだが。
 これは、西松事件・二階ルートに関する検察審査会の様子を記したものだったようだ。

 ただ、mewは、何故、あの時に様々な疑惑が出ていた二階ルートが不起訴に終わったのか(検察審査会でも二階側は「不起訴不当」で済んだので、強制起訴はされず)、ず~っと納得行かずにいたので、今回の記事はmewにとって非常に興味深いものだった。

 このブログでも、『西松ダミーのパー券購入、二階側は不起訴!+検察、マスコミの公正さを求む』『二階パー券事件、西松は「起訴相当」、二階派は捜査不十分で「不起訴不当」+小池、中谷のタカ派ぶり』などの記事をアップしているのだが。

 09年3月、小沢一郎氏の事務所の大久保隆規秘書(当時)が、西松建設からの献金に関して虚偽記載があったとして、いきなり逮捕(後に起訴)されたのだが。その当時、西松建設からは何人もの国会議員、首長が献金や便宜を供与されていたことが判明。報道もなされていた。

<東京地検特捜部は、長野県の村井知事に対する献金(一部報道では6千万円?)に関しても捜査を行なっていたのだが。09年2月に、村井氏の秘書に任意で聴取を行なっていたところ、秘書が自殺した。東京地検は、大久保氏にも同様なことが起きることをおそれて、任意の聴取を経ず、いきなり逮捕(身柄拘束)したという話も出ていた。> 

 中でも、自民党の二階俊博氏の場合は、多額のパーティ券の購入がなされていたほか、事務所の実質的無償供与(事務所を西松建設所有のビルから賃借。賃料を払うも、同額の献金を得る形でペイバック)などの疑惑もあり、マスコミでもかなり取り上げられていた。

 しかし、市民団体が告発を行なうも、東京地検は不起訴処分にしたため、検察審査会に審査申し立てが行なわれたのである。(・・)

 では、連載記事のつづきを・・・。

~ * ~ * ~ * ~ * ~ *~

 .小沢一郎裁判の原点を探る 「検察審査会メンバーの告白」(第3回)

G2 9月10日(月)  今西憲之(ジャーナリスト)

■特捜検事の説明

分厚い資料を、悪戦苦闘して読み込んでいると、午前11時になって、事件の捜査を担当した検事が審査会に説明にやってきた。東京地検特捜部の木村匡良検事である。西松建設事件と陸山会事件、どちらも捜査の指揮を執った。
木村検事は大柄で、強面だった。

「小沢さんに似たごっつい印象の方でした」(Aさん)

木村検事の説明は、1時間が予定されていた。最初の15分ほど不起訴の理由の説明をした。
「捜査は適正に行われた。きちんと尽くしたが、起訴できなかった」
淡々と、そんな説明に終始した。

だが、供述調書を読んだ審査員の中では、本当に捜査が尽くされたのか疑問を持つ空気があったという。すでに他方の小沢ルートは立件され、元秘書である大久保被告が起訴されていたことは誰もが知っていた。なぜ二階ルートは駄目なのか。

木村検事はこう説明した。小沢ルートの場合、西松建設のダミー政治団体から直接、政治献金として現金がきている。ところが、二階ルートでは、パーティ券の購入が焦点になっており、直接的な現金の授受ではないことが、起訴に至らなかった理由の一つだというのだ。

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木村検事は、同じ西松建設元社長が、小沢ルートでは起訴だったのに、二階ルートにおいて起訴猶予とした意味は、あくまで「犯罪の事実はあるが、起訴するほどの必要性がない」ことであると強調した。

質疑に入ると、同じ点に質問が集中したという。

「捜査は尽くされたのか」

そう質問されると、木村検事は、

「国沢を起訴できるだけの材料はある。しかし、国沢はすでに小沢ルートで起訴されており、二階ルートで起訴したところで、量刑に影響しない」
「国沢を起訴すると、裁判所に来てもらうことで負担もかかる」

と、国沢元社長と検察の間で「裏取引」でもあるかのような話までしたというのだ。

■なぜ自民党ルートをやらないか

そんな時、一人の女性が手を挙げた。審査員の中ではかなり若い部類に入り、30歳になるかならないかという年齢だったそうだ。その女性は木村検事に食ってかかるように言った。
「それはおかしい。民主党議員のルートだけを起訴しておいて、起訴できるのに自民党議員のルートはやらないというのは、平等ではない」

しかし、木村検事は「捜査は適正にやっています」と繰り返すばかりだった。
女性の審査員が、畳みかけるように「起訴して、裁判所で判断してもらったほうがいいのでは?」と尋ねても、答えは同じだった。
そんな木村検事にさらなる厳しい意見が飛び出した。比較的年配の審査員が、東京地検の捜査について「特捜部は巨悪を叩くイメージだが、そうではないのか?」と質問した。

すると、木村検事は「何でも起訴する訳じゃない」と返答をよこして、「法と証拠に基づいて起訴するか判断する」と話した。
そこに審査員は反応して、逆に木村検事に迫った。
「足利事件はどうなのですか。志布志事件もありましたよ。冤罪、どうでしょうか」
ムッとした表情で木村検事は「私はその事件には関与していませんから、よくわからない」とかわし、予定の1時間は終わった。

Aさんはこう思ったという。
「民主党だけやってりゃいいんだ、自民党はやらなくてもいい、審査員はごちゃごちゃ言うなやかましい、って感じに思えた。法と証拠で起訴するといいながら、一方で量刑が変わらないから起訴できるがしないという。これはすごい矛盾ですよね。司法試験に合格した頭がいい人が、こんなバカなことを言うのですね」

昼食後、午後1時に再度、集合。事務局から、午前中に渡された資料をもう一度、読むように指示があった。
「最初に資料を渡されたときは、読んでもいま一つ、ピンとこなかった。それが、木村検事の説明で、ポイントがわかってきた。説明を先にしてもらったほうが、ずっとよかった。午後に資料を読み込むと、事件の内容がどんどんと頭に入ってきた」(Aさん)

再度1時間ほど資料を読んだ後、事務局から議長に「そろそろ、審査員のご意見を」と声がかかった。
「では、審査員の皆様からご意見をうかがいましょう」と議長が言葉を発した。
審査員全員が、座っている順にそれぞれ、事件についての意見を述べた。
「検事のプレゼンのなかで『量刑が変わらない』という言葉があったが、おかしいと思った」
「証拠があるというのに、自白して反省している、ついには国沢元社長が裁判所に行くのが負担という理由だけで起訴猶予はどうか。裁判で決めるべき」
献金した国沢元社長についてはそんな意見が共通して出た。多くの審査員も頷いていた。

また、献金された側である、二階の政治資金管理団体「新しい波」の関係者についても、「本当に検察は捜査を尽くしたのか」と疑問視する発言も出たという。
木村検事の説明が印象的だったのか、それについての感想が全体的に多かった。
「審査員が木村検事の説明を『プレゼン』と表現したことが、市井の人たちの感覚がよく出ているなと感じました」(Aさん)


第4回につづく

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by mew-run7 | 2012-09-12 10:29 | 小沢&秘書の裁判 | Trackback