「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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小沢控訴審~弁護側は検察役請求の証拠に全て同意せず。証拠採用も困難か。

  これは9月24日、2本めの記事です。 

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 この記事では、小沢一郎氏&秘書の捜査、公判に関する話を。

 いよいよ今週26日に、東京高裁で小沢氏の控訴審の初公判が行なわれる。(・・)
ちなみに26日の公判は、午前10時半に開廷される予定になっている。

<小沢氏の2回めの検察審査会の議決があった日は、民主党の代表選(小沢氏vs.菅氏)が行なわれた日だったのだけど。今度の控訴審は、奇しくも自民党の総裁選の日なのね。>

 そして、これは『小沢の控訴審が9月26日に決まる+新証拠が少なそうなので、早期結審&判決を期待』『9・26小沢控訴審 たった一日で終わりそう(ゲンダイ)+高橋元秘書に関して』の続報になるのだが・・・。

 検察役の指定弁護士が控訴審に請求している証拠の採用に関して、いくつかの報道記事が出ていたので、ここにアップしておきたい。

* * * * *

『弁護側、全て同意せず=指定弁護士請求の証拠-小沢氏控訴審

 小沢一郎代表の控訴審で指定弁護士側が請求した12点の証拠について、弁護側はいずれも採用に同意しない方針だ。
 弁護側は「いずれも一審段階で請求できた証拠で、控訴審で請求することは許されない」と主張。新たな元秘書2人の供述調書については、「2000年に退職した秘書が在職時の秘書業務一般について述べたものにすぎない。起訴内容は04年以降に関するものであり、関連性がないのは明らかだ」などとしている。

 小沢代表の供述調書に関しては、一審の被告人質問で同様の供述がなされており、証拠採用の必要がないとした。(時事通信9月23日)』


『「小沢氏への報告は絶対」=元秘書供述-検察官役の新証拠、全容判明・陸山会事件

 資金管理団体「陸山会」の土地購入をめぐり、政治資金規正法違反(収支報告書の虚偽記載)罪に問われた元民主党代表で「国民の生活が第一」代表の小沢一郎被告(70)=一審無罪=の控訴審で、検察官役の指定弁護士が東京高裁に請求した新たな証拠の全容が、22日明らかになった。2000年までの約20年間、秘書を務めた男性(59)の「小沢代表への報告は絶対だった」とする供述調書など計12点が請求された。

 控訴審第1回公判は26日に開かれ、高裁が証拠の採否などを決める。弁護側は調書の採用に同意しないことを決めており、男性らの証人尋問が行われるかどうかが注目される。

 一審東京地裁は、小沢代表は土地代金の4億円を04年分の収支報告書に計上しないと報告を受け、了承したと認定した。しかし、実際に土地代金が04年に支払われたとの報告を受けておらず、支出が翌年分に記載されることは適法と考えたこともあり得るなどとして、無罪を言い渡した。
 男性は一審判決後、指定弁護士の事情聴取に「秘書は何かあるたびに(小沢代表に)逐一細かく報告し、指示を仰いでいた。報告を怠ると厳しく叱責された」として、「うそをつかず、的確に報告することが信頼を得る唯一の方法だった」と供述した。

 元秘書の石川知裕衆院議員(39)が報告しなかった可能性があるとした一審の認定については、「契約の完了を報告すれば書類を見せるように言われるのは確実で、正確に報告しないことは考えられない」とした。
 男性と同時期まで秘書を務めた女性も、秘書が担当したことについては、小沢代表への正確な報告を求められていたという趣旨の供述をした。(時事通信9月23日)』

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『秘書経験者の尋問行うかが焦点…小沢氏控訴審

 新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表(70)が政治資金規正法違反に問われた陸山会事件の1審無罪判決に対する控訴審が26日、東京高裁で始まる。

 検察官役の指定弁護士が、1審後に事情聴取した秘書経験者の証人尋問が認められるかどうかが焦点となる。指定弁護士は代表と秘書の上下関係を改めて強調したい考えだが、高裁が尋問を認めなければ、控訴審は1回で結審する見通しだ。

 小沢代表は昨年1月に強制起訴され、16回の公判を経て、今年4月に東京地裁で無罪となった。判決は、代表の事件への一定の関与は認めたものの、政治資金収支報告書の記載は適法だと認識していた可能性があるとして、同会元事務担当者の石川知裕衆院議員(39)(1審有罪、控訴)らとの共謀を否定した。

 指定弁護士は控訴後、有罪立証を補強するため、代表の事務所関係者を事情聴取し、秘書を経験した女性と男性の調書を作成した。2人は2000年頃まで事務所に勤務し、男性はその後に衆院議員も務めた。

 2人は「代表は事務所費の細かい点までチェックしていた」「速やかに仕事の報告をしないと厳しく叱責された」などと供述。指定弁護士側は、これらの調書を「代表は石川被告から土地取引の細かな経緯まで報告を受けていなかった」とする1審判決の認定を崩す“武器”と位置付けていた。

 しかし、代表の弁護側が「00年までの秘書業務一般について語っているに過ぎず、04~05年分の起訴事実とは関連性がない」として、証拠採用に不同意としているため、調書が証拠採用される可能性は低い。

 このため、指定弁護士は秘書経験者を証人申請する予定だが、控訴審で新たな証人尋問が認められるには、1審では申請できなかった「やむを得ない理由」が必要とされる。1審で、証拠や争点を絞り込む公判前整理手続きが18回も行われた今回の事件で、高裁が認めるかどうかは不透明だ。(読売新聞9月23日)』

* * * * *

 まず、もし検察役の指定弁護士が申請した証拠を被告人側の弁護士が「同意」すれば、裁判所は証拠調べを行なわずに証拠として採用するのだけど。
 今回の場合は、指定弁護士が申請した証拠12件を、小沢氏側の弁護士は全て同意しなかったとのこと。

 また、証拠として採用されるには、刑事訴訟法のルールに乗っ取って、証拠能力や事件と証拠との間の法的&自然的な関連性が認められる必要があるし。<小難しい話は、パス。>
 特に控訴審の証拠に関しては、その判断は厳しくなるし。証人尋問も含めて、控訴審で新たな証拠調べが認められるには、1審では申請できなかった「やむを得ない理由」が必要になる。

 指定弁護士は元秘書2人の供述調書を証拠申請したようなのだが。<このうち一人は、高橋嘉信氏だという。高橋氏については、上のリンク記事に。>
 今回の審理の対象になっている土地取引は2004年秋、政治資金収支報告書の虚偽記載は05、06年度分のものであって。2人の元秘書は、2000年までしか事務所に務めていないため、これらの件には直接関わっていないことが明らかだし。<高橋氏は2004年初めまでいたようだけど。それでも秋の土地取引には関与していない。>
 また、小沢氏の過去の習慣や性格を立証するために、このような供述証拠を用いるのは、事件との関連性を否定される可能性が大きいのである。<だから弁護士も「関連性がない」と主張しているのではないかと察する。>

 しかも、高橋氏は10年春頃に、東京地検特捜部の参考人聴取に応じており、その時にも供述調書を作成してあったのではないかと思うのだが。指定弁護士は、1審の段階で、この供述調書を証拠申請していなかったとのこと。<ということは、たいして決め手となるような証言はされていなかったと考えていいのではないだろうか?^_^;>
 それゆえ新たに得た供述の中に、1審前には供述を得られない事情があった&よほど重大な事実が含まれていない限り、証拠として採用されるのは困難なのではないかと思われる。^_^;
 
* * * * *

 5万歩譲って、仮に元秘書の「小沢氏への報告は絶対だった」という内容の供述証拠の採用が認められたとしても、東京地裁は秘書から報告を受けたことは認定しているわけで。秘書から報告を受けたことを前提に、小沢氏はその行為の違法性を認識していなかった可能性があるとして、共謀共同正犯の成立を認めず、無罪判決を下しているのである。
 となると、そのような証拠は、小沢氏が秘書の記載が違法性あるものだと認識しているということを立証し得るものだとは考えにくいだけに、地裁の判断を覆すことは難しいのではないかと思ったりもする。(@@)

 指定弁護士が他にどのような証拠を申請しているのかはわからないのだが。もしかしたら、裁判所はほぼ全ての証拠の採用をしない可能性もあるし。
 そうなれば、本当に1回で結審して、早ければ1ヶ月後にも判決が出る可能性があるのではないかと期待しているmewなのだった。(**)

                    THANKS

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by mew-run7 | 2012-09-24 09:23 | 小沢&秘書の裁判 | Trackback(1)
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Tracked from 国民の生活が第一は人づく.. at 2012-09-24 11:38
タイトル : 小沢氏控訴審は26日開始小沢氏の近況、官主導に逆戻りの審..
 新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表が政治資金規正法違反に問われた陸山会事件の1審無罪判決に対する控訴審が26日、東京高裁で始まる、小沢一郎代表とともに離党した議員達は、今の政局に対処する方法を学んでいる、また小沢氏は民主党の病巣や次の選挙の戦い方を語っている。財務省の審議会は「官主導」逆戻りし、削減した委員を増員、一方3党合意で設置が決まった「社会保障制度改革国民会議」の最大20人とした委員数を民主は自民抜き民公の連携で十数人に縮小して発足させる方針、20日実施の首都圏の世論調査で「...... more