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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

自民総裁選は、安倍が石破に逆転勝利。党員の支持より、長老と派閥の力。

頑張ろう、東日本&ニッポン!一歩一歩、前進を。o(^-^)o 

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 26日、自民党の総裁選が行なわれ、安倍晋三氏が決選投票で石破茂氏を下し、新総裁に選ばれた。(ーー)

 総裁選は、各地方支部の党員票300と衆参国会議員票198の合計で争われた。

 第1回投票の結果は下記の通り。

1・石破 茂 (55)199票(議員票 34票/党員票 165票)
2・安倍晋三 (58)141票(議員票 54票/党員票  87票)
3・石原伸晃 (55) 96票(議員票 58票/党員票  38票)
4・町村信孝 (67) 34票(議員票 27票/党員票   7票)
5・林 芳正 (51) 27票(議員票 24票/党員票   3票)

 第1回の投票では、党員票の過半数を制した石破氏がTOPに立ったものの、議員のみの投票で決まる決選投票では、安倍氏が108票をとり、89票だった石破氏を下して、新総裁に決まった。(-"-)

 安倍氏は、新総裁に選出された後の挨拶で、最初に、この3年間、自民党を懸命にまとめて来た谷垣総裁を慰労する言葉を述べた。<谷垣総裁も、これにはウルウル&議員たちも大拍手。>
 そして、新総裁として、政権奪還を目指す決意を告げると共に「政権奪還することは私たちのためではない。自民党のためでもない。日本を取り戻す、強い日本を作る、豊かな日本を作る、そして日本人が日本に生まれたことに幸せを感じる、子供たちが誇りを持てる、そういう日本を作る」と意欲を示した。
.
* * * * * 

 あーあ。安倍っちが新総裁になっちゃった。_(。。)_

 やだな~、毎日のように、アノ顔見て、アノ声&アノ滑舌の悪い、要領を得ないグダグダのしゃべりをきくの。(~_~;)utsu

 これは党員票の数に見事にあらわれていたと思うのだけど。そもそも安倍氏を支持しているのは、コアな保守派だけであって。
 安倍氏は、政治家としても政策的な面でも、さして魅力がないし。頼りがいのあるリーダーだとも言い難いし。昔の名前で出ています的な出戻り総裁ゆえ、フレッシュさもないし。自民党にとって、プラス要素はそんなにないと思うのに。
 自民党の議員たちは、派閥の論理&党内力学(&思想ロマン?)から抜け出せないあまりに、選択を誤っちゃったんじゃないかな~。^^;

 超保守&タカ派&新自由主義なんて、mewとしてはトンデモない政策を目指すことになるわけだけど。
 逆に言えば、民主党+αにとっては、石破氏よりも安倍氏が総裁になった方が、くみしやすいと思うし。mew的にも、戦いやすい&叩きやすいかも。(・・)
 
 要は、あの人を首相にしなければいいんだもんね。(@@)

 ・・・というわけで、ここに「アンチ安倍自民党」宣言いたします!(^^)/

* * * * *

 今回の総裁選は、当日フタをあけるまで誰が当選するかわからない混戦ではあったのだけど。http://mewrun7.exblog.jp/18931793/
 『自民総裁選は票とり合戦に&石原押し?』にも書いたように、石破氏が1回目の投票で1位になるものの、もし安倍氏との決選投票になった場合は安倍氏が勝つというパターンは、まさに戦前から予想されていたことで。「結局、その通りになっちゃうのかよ~!」とツッコミたくなってしまうところがあった。(・・)

 この総裁選は、野党の党首選であるにもかかわらず、マスコミが「実質的に次の首相を決める選挙」として扱っていた上、戦前から誰が出馬するか&谷垣総裁の出馬辞退騒動があったり、5人乱立の混戦になったりしたこともあって、世間からも関心が集まっていたのだが。<与党の民主党の代表選以上にね。^^;>
  
 今回の投票の経過や結果を見て、一般国民に「やっぱ、自民党は相変わらず、長老や派閥の力が大きいんだな~」という印象を与えてしまったようにも思うし。何だか、この総裁選自体が、自民党にとってマイナス要素になってしまった可能性は否定できないだろう。^^;

 また、石破氏に多くの票を入れていた全国各地の県連からは、自分たちの声が総裁選に反映されなかったことに対する不満の声がかなり出ているとのこと。
 特に『地方票4票のうち3票が石破氏だった秋田県連は、総裁選の結果に抗議し、会長以下4役が辞意を表明した。渋谷正敏幹事長は「まずは地方の声に耳を傾け、地方の意思を尊重すべきだ」と国会議員の論理による新総裁誕生を批判した』という。(河北新報9月26日)
 
 安倍自民党は、今後、地方支部や一般国民に理解を得るような党運営を行なうように努力して行く必要があるのではないかとかないと、スムーズに選挙戦を進めることができないようにも思われる。(・・)

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長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~so-cha o douzo!
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 さて、もしかしたら今回の総裁選の一番のサプライズは、石破氏が、従前の予想を大きく上回り、165と過半数の党員票を獲得したことかも知れない。
 石破氏は一般国民対象の世論調査でも、総裁候補の中で常にTOPの支持率をとっており、「選挙の顔」ということを考えれば、石破氏を総裁にした方が自民党にとっても得策だったのではないかと思われる。

 それゆえ石破陣営も、もし党員票が半数前後に達すれば、議員票も石破氏に流れるのではないかと期待していたのだけど。残念ながら、その期待に反して1回目の投票でわずか34票しかとれず。
 決選投票では、石原氏の支持票がかなり石破氏に回ったようで、事前の予想よりは多くの議員票をとったものの、結局、安倍氏に20票弱及ばずに総裁の座につけずに終わったのだった。(-_-;)

 石破氏に議員票が集まらなかった理由としては、1・同氏が93年に宮沢内閣の不信任案に賛成し離党したこと、2・97年に復党し額賀派に所属するも、09年に自民党が下野した後、政調会長として派閥解消を主張&派閥を離脱したこと、3・今回の総裁選でも長老支配&派閥制度を批判していたこと、4・政策通&理論派で筋道を通したがるので融通がきかない、5・他の議員や秘書に対する愛想がよくない(挨拶もあまりしない)などが挙げられていたのだが・・・。^^;

 やはり政権復帰を目前にして、これまで自民党が築いて来た体制や物事の決め方の仕組みを簡単には壊されたくないという思いを持った派閥の領袖や議員たちが少なからず存在した結果なのではないかと思われる。(・・)

 実際、党内最大派閥の町村派や第3派閥の額賀派は、決選投票になった場合、2位が誰になろうとも、ともかく石破氏ではない方の候補に投票するようにという指示が出ていたという。(~_~;)

<ちなみに小泉進次郎氏は、「自民党は変わらないというイメージがある中で、新しい自民党の姿をつくり上げてほしいという期待を込め」1.2回目とも石破氏に投票したとのこと。(暗に「変わらない」象徴の安倍氏を批判しているようにもきこえたりして。)
 ただ、選挙前に小泉氏が誰を支持するかで若手・中堅議員の票の流れが変わると言われていただけに、石破陣営の中には「先に言っておいてくれたらな~」と思う人もいたのではないかと察するし。逆に考えれば、無言を貫いたことが、安倍氏をサポートすることにつながったと言えるかも。^^;>

* * * * *
 
 石破氏は、選挙後、インタビューに応えて、「党員票が過半数を超えたことは男冥利に尽きます。ただし、議員票を取れなかったことは私の不徳の致すところです」「悔しさは不思議とない。不思議と。結果は厳粛に受け止める。自らに足りないものは何か、ということを今後考えていきたい」と、かなりさばさばした表情で語っていたのだが。
 石破氏の推薦人になった三原じゅん子氏は、「民意が結果に反映されないルールは、どう考えてもおかしい。これだけの党員の声を無視することに、自民党は何も変わってないんだなとガッカリしました」と憤慨していたという。^^;
(発言部分・スポーツ報知9月26日))

 安倍新総裁としても、石破氏が多数の党員票を得た上に、決選投票でも議員票の4割をとったことは重視せざるを得まい。
 安倍総裁は、早速、石破氏を幹事長に任命することに決めたようなのだが。今後の党運営や政策作りにおいて、石破氏の党内での影響力がかなり強くなるのではないかと思われる。(**)
<でも、幹事長代理は、やっぱ、お友達の菅義偉くんに頼んじゃったみたいですね~。^^;>
* * * * *

 他方、mewが期待していた(?)石原氏は1回目の投票で、安倍、石破氏を上回る58の議員票を得ながらも、党員票が、従前の予想の半分ほどしかとれず。これが致命傷となって、安倍氏に大差をつけられて3位となり、決選投票に進むことができなかった。(~_~;)

<石原氏が総裁になれば、自民党の支持率は低下すると思って、当選を期待していたのだけど。それ以前に党員からの支持があまりにも低かったのよね。(>_<)。
 
 石原氏は、総裁をサポートすべき幹事長の立場でありながら、長老派の後押しを受けて谷垣総裁を押しのける形で出馬したこと(平成の明智光秀?)や、総裁選の序盤でサティアン発言などの失言があったこと、さらには総裁選中、今度は失言に気をつけるあまりに逆に説得的な主張ができなかったことなどが、党員票の減少に響いたようだ。

<石原陣営は、石原氏が総裁選中に失言をしないように、シナリオを作ったり、問答練習を行なったりしていたのだとか。石原氏は、TV出演や演説会の際も、失言をしないように、またハト派・リベラル派の長老にも配慮して慎重に発言を行なっていたので、その分、迫力やアピール度が不足してしまった部分があったかも知れないのよね。^^;>

 それにもかかわらず、石原氏は、最多の議員票を集めたわけで。<森、古賀氏の指示があったのか、町村氏&林氏から少しずつ票が回っていたしね。>
 ここでも、総裁選そのものに対する長老の影響力が見えてしまうところがあったし。また、石原氏自身にも、長老に依存している議員だというイメージが色濃くついてしまった感じがあって、今後の出世にマイナスに働く可能性がある。(~_~;)

* * * * *

 尚、安倍氏も、同じ派閥の長である町村氏が出馬の意向を示し、派閥のドンの森氏に出馬回避するように説得されたにもかかわらず、それをふりきって出馬したという意味では、「脱派閥、脱長老」的な側面があったのだけど。
 
 上にリンクした記事にも書いたように、選挙活動においては派閥の領袖である高村、麻生氏に議員票集めを頼る面があった上、決選投票では町村、額賀派の組織票なしには当選し得なかったことから、今後の党運営においては、派閥の存在を軽視できなくなるのではないだろうか?(・・)

<実際、安倍氏は、総裁に決まった後の会見で、前回はお友達人事を行なったことで批判を受けたことに反省を示していた上で、今回は派閥のバランスをとった人事を行なうことを示唆していたのよね。^^;>

 この辺りのことはまた改めて書きたいのだけど、安倍氏と石破氏は、同じ保守タカ派ながらも保守思想or考え方に違いがあるし。<安倍氏の率いる超保守グループの議員の中には、石破氏が河野談話の見直しや首相の靖国参拝に消極的なことなどに関して、かなり批判的な人がいるのだ。>総裁選での話をきく限り、経済・社会政策の考え方や党運営や国会運営の考え方にもかなり違うところがあったので、それらの調整をどのようにはかるのかも気になるところだ。^^;
 
 まあ、通常なら総裁に合わせるのだろうけど。石破氏は、自分が熟慮した上で「こうした方いい」と考えたことは容易に変えないタイプなので、上述した長老や派閥の影響力の問題も含めて、今後、2人がうまくタッグを組んで、スムーズな党運営や国会運営、政策を含めて方針の決定ができるのどうか、現段階では「???」に思えるし。
 もし安倍氏が、また首相時代のように、ついついお友達に頼るようになると、執行部の中で摩擦が生じるおそれがあるだけに、そこら辺もしっかりとウォッチして行きたいと思うmewなのだった。(・・)

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by mew-run7 | 2012-09-27 13:14 | 自民党について

by mew-run7