小沢秘書の控訴審~「被告人提出の証拠の大半が却下」への疑問
2012年 11月 16日
頑張ろう、東日本&ニッポン!一歩一歩、前進を。o(^-^)o
よろしければ、1日1回、2つのランキングの応援クリックをしてくださいませ。m(__)m
この記事では、小沢一郎氏&秘書の公判の話を・・・。
14日から小沢一郎氏の元秘書3人、石川知裕氏、大久保隆規氏、池田氏の控訴審が東京高裁で始まった。
この日を含め、来年1月まで4回の公判が行なわれる予定になっている。(・・)
<日程などは『小沢秘書の控訴審が、今日から開始~ウラ献金授受も含め、逆転の無罪判決を願う。 』に>
12日には、東京高裁で小沢一郎氏に対して1審の無罪判決を支持する形で控訴棄却の判決が。
しかも、判決理由の中で、一部の行為に石川氏らの違法性の認識がなかった可能性があるとの判断も記されていたことから、秘書ら3人の控訴審にもいい流れが来るといいな~と期待した部分があったのだが。
残念ながら、非常に厳しい展開になってしまったようだ。(-"-)
弁護側は改めて3人の無罪を主張。起訴された事実を否定するための証拠も提出していたのだが、何と飯田喜信裁判長は大半の証拠の請求を却下。1審後の事情に限定し、一部の証拠や被告人質問を採用するにとどめたとのこと。
そのほぼ全ては、情状面での証拠だったようで。犯罪事実に関する証拠は採用されず、秘書ら3人は1審とほぼ同じ証拠で審理されることになってしまった。
また、弁護側は、秘書らの違法性の認識を否定した小沢氏の控訴審の判決も証拠として申請したのだが、これも却下されたという。(ーー)
後述するように、刑事裁判の控訴審というのは事後審なので、基本的には1審の証拠を中心に審理されるべきものではあるのだけど。ただ、被告人にとって有利になる新たな証拠は、積極的に採用すべきだという見解もあるだけに、事実に関する新たな証拠がほぼ全く認められなかったことには、大きな疑問を覚えるところがあるし。
秘書3人&弁護団にとっては、戦いにくい控訴審になってしまったように思う。
* * * * *
『「国民の生活が第一」の小沢一郎代表の資金管理団体「陸山会」をめぐる政治資金規正法違反事件で、収支報告書の虚偽記載罪に問われ、一審東京地裁でいずれも有罪とされた衆院議員石川知裕(39)、元公設第1秘書大久保隆規(51)、元私設秘書池田光智(35)各被告の控訴審第1回公判が14日、東京高裁であり、弁護側は改めて無罪を主張した。飯田喜信裁判長は、弁護側が請求した新たな証拠の大半を採用しなかった。
虚偽記載の故意や共謀があったかに加え、一審が動機として認定した中堅ゼネコン水谷建設からの裏献金受領の有無が主な争点となる。
石川被告の弁護側は「水谷建設から5000万円をもらった事実はなく、小沢代表からの土地購入費4億円を隠す動機はなかった。虚偽記載をしたという認識はない」とする控訴趣意書を陳述した。大久保被告側は「(石川、池田両被告と)共謀した事実はない」と述べ、池田被告側も「虚偽記載の故意は認められない」と主張した。検察側は控訴棄却を求めた。
弁護側は、石川被告に現金を渡したとされる元水谷建設社長の陳述書などの証拠採用を求めたが、情状証拠を除いていずれも却下された。石川、池田両被告の被告人質問は情状面に限って認められた。次回は30日に開かれる。
東京地裁は昨年9月、起訴内容の一部を除き虚偽記載を認定し、3人に執行猶予付き有罪を言い渡した。一審判決によると、3人は土地購入代金を2004年分の収支報告書に記載せず、翌年分に記載するなどした。また、大久保被告は西松建設からの寄付を同社のダミー政治団体名義で記載した。(時事通信11月14日)』
* * * * *
『小沢氏も同法違反罪で強制起訴されたが、東京地裁が無罪を言い渡し、高裁も1審を支持した。
12日の小沢氏の2審判決では、元秘書らの虚偽記載について一部の故意を否定。3秘書公判への影響も注目されたが、控訴審は虚偽記載や、ゼネコンの「裏献金」を認定した1審とほぼ同じ証拠で審理されることになった。
弁護側は控訴審初公判で、大久保、石川両被告らの行動予定などが記された手帳などを新証拠として提出。「裏献金授受の事実はない」と主張した。また、小沢氏の2審判決が土地資産計上について、石川、池田両被告が「適法に先送りできたと思い込んだ可能性がある」と指摘した点に言及。この判決の証拠採用を求めた。
しかし、飯田裁判長はこれらを含む大半の請求を却下。1審後の事情に限定し、一部の証拠や被告人質問を採用するにとどめた。(産経新聞11月14日)』
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~so-cha o douzo!
よろしければ、2つのバナーの応援クリックをお願いします。m(__)m
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
『「国民の生活が第一」代表の小沢一郎被告(70)=1、2審無罪=の資金管理団体「陸山会」の土地購入を巡り、元秘書3人=1審有罪=が政治資金規正法違反(虚偽記載)に問われた事件の控訴審第1回公判が14日、東京高裁であった。飯田喜信裁判長は弁護側の追加の証拠請求について大半を却下した。【鈴木一生、和田武士】
この日、弁護側は1審有罪判決を「重大な事実誤認がある」と批判し無罪を主張。陸山会の事務担当秘書だった衆院議員、石川知裕被告(39)と元会計責任者で元公設第1秘書、大久保隆規被告(51)が土地購入前後に中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県)から裏献金を5000万円ずつ受領したとする1審の認定も強く否定した。
しかし、裏献金はなかったと反証するための証人申請を含め、弁護側の追加の証拠請求の大半は却下され、小沢代表を無罪とした12日の東京高裁判決の証拠採用も「必要なし」と退けられた。
その結果、控訴審は実質的に新たな証拠調べを行わず、石川議員と後任の事務担当の池田光智被告(35)について、1審判決後の情状部分に限り、次回以降の期日で被告人質問を行う。
1審判決は、04年の土地購入時に小沢代表が陸山会に提供した4億円を同年分の政治資金収支報告書に記載しなかったなどの虚偽記載を認定。石川議員を禁錮2年、執行猶予3年▽池田元秘書を禁錮1年、執行猶予3年▽西松建設違法献金事件でも併せて起訴された大久保元秘書を禁錮3年、執行猶予5年--とした。
◇「ゼネコンと癒着」背景に
1、2審で無罪を得た小沢代表と、元秘書3人の裁判が大きく異なるのは、検察側が裏献金の受領を虚偽記載の動機としている点にある。陸山会が西松建設から多額の違法献金を受けていたとされる事件も併せて審理されており、「小沢事務所とゼネコンの癒着」(元秘書らの1審判決)が、政治資金収支報告書の複雑な記載を読み解く「背景」となっている。
検察審査会の議決で強制起訴された代表の裁判で検察官役の指定弁護士はそうした主張をしなかったが、3人の1審判決は「東北地方では公共工事の談合で小沢事務所の意向が『天の声』として決定的影響力を持ち、企業に多額の献金を行わせていた」と指摘。西松建設事件については天の声を出していたとされる大久保元秘書が「多額の献金を得るために(西松建設から)他人名義の寄付を受け、虚偽記載した」と認定した。
陸山会事件の背景にも「ゼネコンとの癒着」があったとし、石川議員が土地購入時の04年10月、小沢代表からの原資不明の4億円のほか、水谷建設からの裏献金も受けたと認定。「報道機関の追及によって、水谷建設の献金や小沢事務所が長年にわたる企業との癒着で資金集めを行っていた実態が明るみに出る可能性があり、これを避けようとした」と述べ、4億円を簿外処理した動機を説明した。
控訴審で元秘書側は1審の認定を覆そうと、裏献金を受領したとされる日の石川議員のアリバイを主張する手帳などを証拠請求したが、採用されなかった。高裁は「小沢事務所とゼネコンの癒着」について1審と同じ証拠で判断することになる。(毎日新聞11月14日)』
* * * * *
刑事裁判の控訴審は、原則として「事後審」(1審の1部見直しみたいな感じ)として行なわれることになっている。 つまり、改めて裁判を全てやり直したり、その続きをやるというのではなくて、あくまで1審で行なった審理に基づいて出た判決の中で、控訴した側が「事実に誤りがある」「法律の適用や解釈に誤りがある」などの理由で不服な点を、1審に出された証拠に基づいて、実際に誤りがあったか否かを判断するものになる。
<1審の間に、できるだけ入手し得る全ての証拠を出し合って、審理を尽くすべきだという考え方に基づく。大事な証拠を隠し球としてとっておいて、控訴審になってから出して来るなどという正義に資さない戦略を防ぐ意図もある。>
だから、控訴審では、1審の証拠を用いて審理するのが原則であって。一般に、1審後に判明した重要証拠とか、1審後に生じた新たな事情とか(情状面が多い)とかに限って、新たな証拠としての採用を認められることになるのだけど。
<それもあって、逆に、小沢氏の控訴審の時には、検察役の指定弁護士が申請して来た証拠は全て却下されてしまったのよね。>
ただ、被告人側は、検察官ほど証拠収集をする権限や能力がないし。無罪を主張している被告人側が、あえて1審で重要な証拠を隠し球としておっておくということも考えにくい。
そこで、被告人の利益も考えて、特に有罪判決に対して、無罪を主張して事実を争っているケースなどでは、被告人に有利だと思われる重要証拠が新たに提出された場合には、できるだけ積極的に証拠として採用すべきなのではないかと主張している専門家も少なからずいるのである。(・・)
でも、上野記事にもあったように、『控訴審で元秘書側は1審の認定を覆そうと、裏献金を受領したとされる日の石川議員のアリバイを主張する手帳などを証拠請求したが、採用されなかった』とのこと。これは、被告人にとって、かなり不利益になると思うし。mew的には、大きな疑問を覚えたところがあった。(-"-)
* * * * *
正直なところ、今、忙しくて時間があまりないので、まだ報道記事以外には、控訴審判に関する情報をほとんどゲットしていないのが実情なのだけど。
<仕事の宿題も終わらず。政局も大きく動いているので、報道記事のチェックも追いつかないし。小沢氏の控訴審判決もまだゆっくり読む時間がとれない状況。(ノ_-。)>
週末などに時間を作って、もう少しこの控訴審に関する情報を集めようと思っているので、後日、改めて、続報をアップしたいと思っている。
mewとしては、できれば、石川氏の控訴審が終わってから(&無罪判決を得てから)解散総選挙になるといいと思っていたのだけど。残念ながら、野田首相は今日、解散するようなので、石川氏は控訴審を抱えながら衆院選を戦わなければならないことに。<しかも、自民党の候補者は、故・中川一郎氏の妻に。>
おまけに、控訴審が厳しいスタートになってしまって、色々と案じてしまう部分もあるのだけど。
でも、石川氏も他の2人もともかく体に気をつけて、そして強い気持ちを持って、頑張って欲しいと願っているmewなのだった。o(^-^)o
THANKS
【下の2つのランキングに参加しています。できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】
↓このクリックが、mewの大きな励みに。(・・)

↑もう1クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"


