ニコ動の党首討論&できれば野田・安倍討論も+都知事選での珍百景?
2012年 11月 30日
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昨日29日、ニコニコ動画で、10党の党首による討論会が行なわれたのだが。<新党改革と維新の会は、参加しなかった。>
90分の討論だったのだが、10人も党首がいると、それぞれが自分の党の主張、アピールをするだけで精一杯という感じで。各論にはいっても、ひとり1分の発言では通りいっぺんのことしか言えず。他党への疑問や批判を行なっても、それに応じる機会や時間もなく、なかなか双方向の「討論」にはならず。
ネット界初の討論会には、最大140万人が視聴していたとのことで、その試み自体はよかったと思うのだが。何分にも参加者の数が多かったため、討論会としては、消化不良の感はぬぐえないように思えたし。^^;
改めて「党多杉~」と実感させられてしまったところがあった。(~_~;)
mewが最も重視している憲法、安保軍事(特に集団的自衛権)の問題は、テーマとして取り上げられることなく終わってしまったのも残念なことだった。(-"-)
<共産党の志位委員長もそのことを気にしてか、最後に自党のアピールをする際に、これらの問題点を取り上げていたのがせめてもの救いだったけど。>
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『もともとは民主党が首相と安倍氏の1対1の公開討論を呼びかけたのがきっかけ。これに対し安倍氏が逆提案したのが動画サイトでの討論だった。
安倍氏は「インターネットなら(他党に配慮する)制約は少なくなる」と説明したが、民主党が「ネット右翼と言われる人たちが書き込みをして問題になっており、(安倍氏にとって)自分の都合のいい土俵で待っているみたいな話はよくない」(安住淳幹事長代行)などと難色を示す論争に発展していた。
結局、民主党側が受け入れて討論会が実現したが、10党首が参加する形になり、「2大政党対決」をアピールして第三極勢力に対抗しようとした民主党側の思惑は外れた。10党首がそれぞれの主張を一方的に展開する場面が目立ち、党首間の討論は深まらなかった。(毎日新聞11月30日)』
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正直なところ、mew個人も、野田氏と安倍氏の1対1orせめて3~4人での党首討論を行なって欲しいという思いがあった。(・・)
野田首相としては、14日の党首討論で一定の成果をおさめたこともあってか、安倍総裁と1対1のサシで討論(タイマン勝負?)をすれば、党首力の差が出るのではないかということを期待する面があって、討論を呼びかけたのではないかと察する。
安倍総裁は、<以前、首相を務めていた時も、14日の党首討論の前もそうだったようなのだが>、周辺のお友達やスタッフと原稿を作って、何度も決まったフレーズや質疑パターンの練習をしているようで。今回も、TVや会見、街頭演説などで、アタマに叩き込んで来たお決まりのフレーズを繰り返し主張しているのだが。
経済金融政策や社会政策などの分野は、十分理解できていない部分があるので、ツッコまれるともろい&少しずつ発言を修正しているし。
逆に自分が、真正保守派として最も重視している「戦後レジームからの脱却」に関わる政策(憲法改正、集団的自衛権など安保軍事、対中政策、教育再生など)の話になると熱くなり過ぎて、クチが滑ることが少なくない。<一般ピ~プルがきいたら、ギョッとしたり、クビをかしげてしまうような発言&表現をクチにしがちり、言いがち。>
それゆえ、mewとしては、1対1の討論を行なうことによって、安倍総裁のそのような部分を、もっと露呈させてして欲しいと願う部分があったのだ。(@@)
<まあ、mew的には、野田氏も改憲や安保軍事に関しては、安倍氏に近いところがあるので、安倍氏のツッコミ役としてはイマイチだと思う面はあるのだけどね。(~_~;)>
ただ、確かに、まだ告示前とはいえ、既に解散して選挙戦にはいっている以上、民自の党首だけで討論を行なうのは公正さを欠く面もあるし。
安倍陣営としても、1対1の討論は避けたいという考えもあってか、自分のホーム・グラウンド(?)でもあるニコニコ動画での討論会をセッティングしたのではないかと察する。^^;
野田首相としては、安倍陣営が設定したこの討論会に参加する代わりに、自分が呼びかけた党首討論にも応じて欲しいと考えているようなのだが。安倍総裁がそれに応じるかは「???」だ。(-"-)
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また今日は、mewが国政選挙(&大政党の党首選)のたびに楽しみにしている、日本記者クラブの討論会があるのだけど。こちらには12党の党首が参加する予定だとのこと。
この討論会では、参加者同士がご指名で相手への疑問をぶつける時間があったり、記者がかなり厳しいツッコミをすることがあったりするので、それが楽しみ&興味深い部分なのだけど。やっぱ、これだけ参加者が多いと、うまく行くのかどうか、憂慮してしまう面もある。(-"-)
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ちなみに、昨日のニコ動の討論会で、mewが印象に残った点を挙げるなら、鈴木宗男氏が元気に頑張って、野田首相に噛み付いていたかな~ということと、未来の党の嘉田代表が、小沢一郎氏について語ったことだろうか。
『嘉田氏は、20年近く政党の離合集散を主導してきた小沢氏と組むことへの疑問が滋賀県庁に寄せられていることを紹介しながらも、「私は政治家としての小沢氏を尊敬している」と信頼関係を強調。「これまで小沢氏を利用した人は自分のために利用したかもしれない」と』『「私は小沢氏の力を日本の政策実現、未来のために使わせてもらう」と述べ、小沢氏が党の実質的支配者になるとの一部の見方を強く否定した』のだ。(時事通信11月29日)
この「私は小沢氏の力を日本の政策実現、未来のために使わせてもらう」という言い方に関して、「小沢氏を信奉する議員や支持者がどう思うのかな~」と懸念してまったところはあったが。mew個人は、このような考え方には共感できる部分があったし。また嘉田氏のある意味での気の強さ&芯の強さを感じさせられるところもあった。(・・)
<これは改めて書きたいのだけど。滋賀県知事でもある嘉田氏は、マスコミだけでなく、滋賀県民や県議会からも、国政新党の結成や小沢氏と組んだことに関して、あれこれと突き上げられているようで、大変な状況にあるみたいなのよね。(~_~;)>
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長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~so-cha o douzo!
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話は変わって・・・。 昨日は東京都知事選が告示日を迎えて、候補者たちが選挙活動をスタートさせた。(**)
有力候補とされていた新党改革代表&参院議員の舛添要一氏、前宮崎県知事の東国原英夫氏は出馬を断念し、結局、9人の候補者たちが出馬することに。
石原前都知事が後継候補に指名した猪瀬直樹副知事(自民、公明、維新推薦)が、最有力視されているのだが。脱原発&脱石原都政を唱える宇都宮健児氏(社会、共産、未来推薦)にも注目が集まっている様子。
この2人を、前神奈川県知事の松沢成文氏、前自民党衆院議員の笹川尭氏が追う展開になっているようだ。
<尚、民主党とみんなの党は、自主投票に。民主党の菅直人前首相は宇都宮氏を支持することを発表している。>
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『石原慎太郎前知事の辞職に伴う東京都知事選が29日、告示された。4期13年余り続いた石原都政の刷新か継承かが大きな焦点だ。東京五輪招致の是非や脱原発についても論戦が繰り広げられる。投開票は来月16日で、首都決戦は衆院選とダブル選挙となる。
石原氏が後継者として名をあげた猪瀬直樹氏は、JR新宿駅西口で「東京は国に言うべきことを常に言う。東京から日本を変えていく」と石原都政の継承をアピール。石原氏や橋下徹・大阪市長が応援に駆けつける中、防災対策など副知事時代の実績を強調した。
「脱原発」を目指す市民らの声に推され立候補した宇都宮健児氏。JR有楽町駅前の第一声に菅直人前首相や共産党の志位和夫委員長、社民党の福島瑞穂党首が駆けつけた。「首都から脱原発を推進する。東京電力に株主として原発の廃炉を提案する」と強調した。
松沢成文氏は、前回都知事選で石原氏から後継を打診されたが、石原氏が翻って4選出馬し、立候補を見送った。東京・日本橋での第一声で「新銀行東京は大失敗」として清算を主張。「肥大化した無駄ばかりの都庁をしっかり行政改革していく」と訴えた。
「都知事は色々な経験をした人が務めないといけない」。笹川尭氏は浅草・雷門前の第一声で自身の実績を強調した。衆院当選7回で自民党総務会長を務めたベテラン。「官僚の悪口を言うのは大間違い。役人に給料以上の仕事をさせるのが知事の仕事」と訴えた。
「前都知事の継承ではなく、新しい東京をつくる。国際力、創造力、愛国心を持ち合わせているのは私のみ」。JR渋谷駅前で第一声を上げた中松義郎氏は、6回目の都知事選立候補。前回の「ドクター・中松」ではなく本名で届け出て、意気込みを示した。(朝日新聞11月29日)』
<この他にスマイル党総裁のマック赤坂氏、幸福実現党員&歌手のトクマ氏、元ネパール大使の吉田重信氏、社団法人理事の理事の五十嵐政一氏が出馬。>
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今回の選挙の大きな争点の一つは、石原都政を継承するか見直すかということなのだが。<新銀行東京、築地市場の移転、東京五輪招致、教育政策など>
28日に候補者が集まって行なわれた討論会で、4候補者が石原都政につけた点数は次の通り。
『「石原都政」への点数を問われると、元自民党総務会長の笹川堯氏(77)はディーゼル車の排ガス規制などで「及第点」とし70点に。前日弁連会長の宇都宮健児氏(65)は「貧困格差が広がった」と10点。「よいところも悪いところもある」と50点にした前神奈川県知事の松沢成文氏(54)は国への発言力を評価しつつ「国にばかり顔が向き都庁改革がおろそかだった」とした。(産経新聞11月28日)』
『都政課題に関しては猪瀬氏が石原都政継承、宇都宮氏と松沢氏、元自民党総務会長の笹川尭(たかし)氏(77)の3人が刷新を訴える。こうした構図は猪瀬氏が「継続」、3氏が「見直し」を掲げる新銀行東京の扱いで明らかだが、それ以外の政策はスタンスがまちまちだ。
2020年五輪の招致は4氏の中で宇都宮氏だけが「場合によっては見直す」という慎重姿勢。沖縄・尖閣諸島の購入に向けた約15億円の寄付金については▽海上保安庁に寄付(松沢氏)▽寄付者に聞いて適切に処理(笹川氏)▽寄付者に返すのが筋(宇都宮氏)▽条件付きの国への譲渡(猪瀬氏)--と全員の見解が異なる。有権者は、候補者の主張の中身を一つ一つ吟味することが求められる。(毎日新聞11月29日)』
また4候補は、松沢氏が「公共施設は禁煙か分煙」、笹川氏は「武道実践の教職員養成」、宇都宮氏「性描写漫画規制見直し」、猪瀬氏「防災対策にSNS活用」
という独自の公約も掲げている。(関連記事*1)
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東京っ子のmewは、今回は、宇都宮氏を応援しているのだけど。<関連記事『脱原発~菅、小沢が宇都宮支持・・・』>
昨日は、ニュース映像にとても興味深い光景が映し出されていた。
宇都宮氏の応援演説のために、菅前首相、未来の東幹事長、社民の福島党首、共産党の志位委員長が集結。この4人が選挙カーに並ぶという国政の場では滅多にお目にかかれない姿が見られたからだ。<mew的には、菅氏と東氏が並んでいる姿につい目が行ってしまったのだけど。これが小沢氏だったら、もっとスゴかったかも。(@@)>
宇都宮氏には、都知事選と衆院選が連動する形で、多くの国民、都民の原発政策への関心が高めたいという思いがあるし。その思いは、脱原発を主張する各党&各議員も同じだと思うので、脱原発政策に関しては、超党派で協力し合って、少しでも原発推進&維持派の議席を減らすために&脱原発派各党の議席を増やすために頑張って欲しいと願っているmewなのだった。(@@)
<日本維新の会の公約発表会見についても書きたかったのだけど。時間切れなので、できれば今日中にもう1本、無理だったら、明日、アップするです。>
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