脱原発をあきらめない!自民党政権下でも国民世論&勢力の拡大を
2012年 12月 18日
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この記事では、脱原発に関連する話を・・・。
残念ながら、今回、安倍自民党が圧勝したことで、「原発ゼロ」実現への道は少し遠のくことになってしまった。(~_~;)
今回の衆院選では、俳優の山本太郎氏が、「脱原発」を訴えるために東京8区から出馬したのだが。
脱原発派の応援者やボランティアの支援を受け、かなりの善戦をしたものの、残念ながら自民党の石原伸晃氏に敗れることになった。
その山本氏は、敗戦を知って『力の抜けた表情で「原発、止まらへんわ」とつぶやいた』とのこと。
そして、『自民党圧勝の情勢に「日本はどうなるんやろ」とぼやき「これが現実やねんな」と無力感をにじませた』という。(産経新聞12月17日)
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昨日は、安倍自民党の大勝を受け、円安株高に。中でも、電力会社の株は堅調で、ストップ高をつけたところもあったほどだ。
安倍自民党が政権奪還したことで、「原発ゼロ」政策がとられないことになったため、電力会社の経営改善が見込めるという観測が広まったためだ。^^;
『自民党は衆院選公約で、3年以内に全原発の再稼働の可否について結論を出すことを掲げた。市場では、自民党政権下で原発再稼働が進めば「電力会社の採算の改善が見込める」(大手証券)との思惑が広がっている。(時事通信12月17日・全文*1)』
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電気事業連合会の八木会長(関西電力社長)も、早速自民党の原発維持政策に大きな期待を寄せる発言を行なっていたという。(-"-)
『電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)は17日、衆院選の自民党大勝を受け、「国家の再生に向けて現状打破を求める国民の意思のあらわれだ」と歓迎するコメントを発表した。
そのうえで、2030年代に「原発ゼロ」を目指す民主党政権の革新的エネルギー・環境政策について「あまりにも課題が大きく、現実的なエネルギー政策とするために、新政権において見直しをお願いしたい」と要望した。(産経新聞12月16日)』
民主党の脱原発政策にお怒りだった経済団体もTOPも、これまでツーカーの仲でやって来た自民党の政権奪還にお喜びの様子。(@@)
<何分にも、今年9月には、経済三団体のTOPが集まって「原発ゼロ方針に反対する」会見を開いたほどだったからね~。^^;>
『経団連の米倉弘昌会長は17日、衆院選の結果について「自民党の圧勝を歓迎する」との談話を発表した。米倉氏は「経済の立て直しに向けた自民党の手腕に対する国民の期待の表れ」とする一方、「民主党政権への厳しい評価だ」と指摘した。(
時事通信12月17日)』
<ただ、この件は改めて、どの経済団体の長も早期のTPP交渉参加を要望していることから、安倍自民党は方針転換への強い圧力を受けることになりそうだ。^^;>
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でも、もし国民の多くに本当に「原発ゼロ」の実現への思いがあるのなら、ここであきらめる必要はないし。また、決してあきらめてはいけないと思う。(・・)
ここから、またコツコツと脱原発に賛成する議員、候補者、国民を増やして行って、まずは来年7月の参院選で、今度こそひとりでも多く、「原発ゼロ」を公約に掲げる議員を当選させることを目指していけばいいのだ。
そして、次の衆院選では、今度こそ、脱原発派が多数を占めるような政権や国会情勢を作ればいいだけのことだ。(**)
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mewは衆院選前に『菅が落ちれば、原子力ムラの思うツボ。脱原発派をひとりでも多く当選させよう。 』という記事を書いたのだが・・・。
その菅氏は、民主党や菅政権への不信感に加えて、選挙区内で原発対応などに関する「菅叩き」のアンチ・キャンペーンが行なわれたこともあり、10回連続して当選していた小選挙区では落選してしまったものの、東京比例ブロックのギリギリ3番目で、(480人の全当選者のうち476人目だったんだって)、衆院議員に復活当選することができた。(@@)
『菅直人さん(66)は十七日午前三時半すぎ、東京都府中市にある選挙事務所に姿を現した。拍手で迎える支持者らと握手を交わす手が震えていた。
勝利のバンザイはなし。紅潮した顔でかれた声を絞り出す。「原発ゼロを実現しろ、頑張れというみなさまの執念で最後の最後に押し上げてもらった。この一議席はこれまで以上に重いと感じる」(中略)
駅頭や商店街から路地裏まで足を延ばし、少数の聴衆にも熱く語りかける「どぶ板選挙」を展開した。市民運動家から、政治家を志した当時の「原点に返った」とも。
訴えは「原発ゼロ」一本。首相として直面した福島原発事故当時の経過や思いを自分の言葉で伝え、脱原発を「私の使命」「党の先頭に立つ」と語った。終盤、原発反対派や若い子育て世代に支持を広げたことが復活当選につながった。
最後に「私は脱原発の語り部となる。同時に若いリーダーを育て、新たな政権を担える政党にするための手伝いをしたい」と誓っていた。(東京新聞12月17日)』
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菅直人氏は、前首相として、色々と問題もあったかも知れないし。評価や好き嫌いも分かれるのではないかと思うけど。
菅氏が、日本の首相として、3・11以降、初めて「脱原発」の方針をとることをクチにした&政権与党に初めて「原発ゼロ」実現の方針をとることを決めさせたのは事実だし。
mewは、同氏が今後も「原発ゼロ」実現のために、党内外全力を尽して活動をして行くであろうことを確信している。<次も当選できるかわからないし。それこそ「最後のご奉公」のつもりで、必死で頑張るのではないだろうか?(・・)>
民主党は、今回の選挙で57議席しかとれず大惨敗したものの、参院の88議席を合わせれば、まだ140名の議員がいるし。来年の参院選で民主党+脱原発の政党が頑張って、自民党や維新の会を上回る数をとれば、脱原発派の大きな勢力を作ることが可能になる。
民主党は、野田代表の辞任表明を受けて、22日に新代表の選挙を行なう予定なのだが。
mewは、民主党が「原発ゼロ」実現の方針を変えることなく、今後も「脱原発」政党(+平和&リベラル志向がいいな)として戦って行けるような政党として再生して欲しいと願っているし。
新代表には、党内がその方針でまとまって行動できるような&その方針がしっかりと国民に伝わるような人がなって欲しいと。そして、菅氏&原発ゼロに意欲を持つ議員は、しっかりと新代表をサポートする役割を担って欲しいと願っている。(**)、
<次期代表候補に、岡田副総理や前原国家戦略大臣、玄葉外務大臣の名が挙がっているようなのだが。(゚Д゚)
野田首相が行なった強引な消費税増税法案成立や早期の(自滅)解散に協力して、多くの議員の落選に寄与した人たちは、この代表選には出馬すべきでないと思うです。(-"-)>
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また、未来の党の嘉田代表や飯田代表代行も、敗戦に悔しさをにじませながらも、次の国政選挙に向けて、「卒原発」を訴えて戦う決意を示していた。
『未来の党の嘉田由紀子代表は開票作業が始まってから都内で開いた記者会見で「国民の7割が原発をやめてほしいとも言われるなか、『3・11』後初の国政選挙でその思いを受け止めさせてもらいたいと党を結成した。しかしその思いが投票行動につながらなかった」と悔しさをにじませた。
「自民党は原子力ムラをつくった張本人たちで、福島の過酷事故への対策をしてこなかった。そんな自民党が原発を進めると思うと恐ろしいが、今回は雇用や外交に比べて原発問題が争点化しなかった。自民党が勝利したから原発推進となるのはいささか強引」とした上で、「日本にこれ以上、核のごみは置いておけない。原発を1日動かせば大量のごみが出る。これを止めないでどうするのかと、これからの10年でさまざまな政変があると思うが、私たちは一貫して言い続ける」と、次の国政選挙に向けて決意を示した。(中略)
同党の惨敗と「2030年代に原発ゼロ」を公約にした民主党の退潮から、自民党政権下で再び原発政策が推進されるのは確実だ。しかし、未来の党飯田哲也代表代行は「自民党が勝利におごって原発の再稼働を強行すれば、大飯原発の再稼働で一気に支持を落とした民主党政権と同じ轍を踏むことになる。選挙とは違うところでもその不当さを訴えたい」と牽制した。(オルタナ12月17日)』
未来の党は、8議席しかとれず大敗したことから、今後の党運営をどうするのか、嘉田氏と小沢氏の関係がどうなるのかなどの点で注目されているのだが。
mewは、いずれにせよ、未来の党&嘉田代表は、これからも地道に「卒原発」の活動を続けて行くのではないかと確信している。
これまでも当ブログに何度も書いているが、嘉田氏は実に芯が強く、また地道に粘り強い活動ができる政治家だと思うからだ。(**)
今後、小沢氏がどのような道を選ぶかはわからないのだが。小沢氏も是非、脱原発の主張&活動は続けて欲しいと思うし。
<16日に小沢一郎氏と会談を行なった嘉田代表は「小沢さん自身は原発ゼロに本気。その力は大きい」と語っていたとのこと。(同上)参院選に向けて打ち合わせを行なったようだと報じる記事もあった。>
さらに社民党、共産党、みどりの風はもちろん、原発ゼロ実現を目指す政党、議員は、今こそ党派の壁をとりはらって、一緒に協力して頑張って欲しいと願っている。(++)
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今年の夏頃だったか、こんな内容の記事を読んだことがあった。(・・)
民主党内の原発維持派(orゆるやかな脱原発依存派)の議員や一部の官僚は、菅前首相が失脚したことで、もう脱原発の主張はおさまると考えていたようなのだ。 昨年、菅前首相が「脱原発」を訴えた時に、国民世論やマスコミはそれに乗ったら困ると懸念したのだが、思ったほど「脱原発」の世論は高まらなかったし。菅前首相が、玄海原発の再稼動を止めた時も、批判の方が多かったからだ。^^;
それもあって、野田内閣は、春に大飯原発の再稼動を決定。今後も原発の再稼動を進めると共に、政府のエネルギー政策では、2030年に原発比率15%にする方向で調整を進めていたのだが。
ところが、マスコミも含め国民世論から猛反発を受けることになった上、首相官邸前など各地でのデモや脱原発の集会もどんどん大規模化して行くことに。
また政府が、7月から行なったエネルギー政策に関するアンケートの回答や集会での発言でも、脱原発を望む議員が圧倒的に多かったことから、方針の転換をせざるを得なくなったのだという。<衆院選のことも考えれば、尚更に?>(@@)
今回の衆院選で、そのような国民の声が選挙結果に反映されなかったのは、本当に残念なことなのだけど。ここで脱原発の国民世論がダウンすることになれば、自民党や原子力ムラの思うツボになってしまうことだろう。(-"-)
もし脱原発を望む国民世論が、今後も維持されたり、さらに高まったりして行けば、自民党政権だってそう簡単には原発の再稼動や新増設を決めることはできないと思うし。
原子力ムラと戦って行こうとしている国会内外の脱原発派の議員や諸団体、個人を強く後押しする大きな力にもなることは間違いない。(・・)
だから、原発ゼロの実現を望んでいる人たちは、どうかそれぞれ自分のできる範囲で、自分の思いをあらわして行って欲しいと、切にお願いしたいと思うmewなのだった。(**)
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『 『「脱原発」に慎重な自民党が衆院選で圧勝したことを受け、17日の東京株式市場では電力会社の株価が軒並み大幅に上昇した。東京電力には買い注文が殺到し、前週末終値比50円高の202円と値幅制限の上限となるストップ高を付けた。
自民党は衆院選公約で、3年以内に全原発の再稼働の可否について結論を出すことを掲げた。市場では、自民党政権下で原発再稼働が進めば「電力会社の採算の改善が見込める」(大手証券)との思惑が広がっている。
関西電力も一時150円高の932円とストップ高まで買われたほか、中部電力も一時166円高の1250円となるなど、原発を保有する電力9社の株価が全て上昇した。時事通信 12月17日(月)19時1分配信』