東京大賞典+フリオーソ&ボンビネル+頑張れ、地方競馬!
2012年 12月 30日
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昨日は、大井競馬場で東京大賞典が行なわれ、2番人気だったローマンレジェンドwith岩田が優勝した。(*^^)v祝
ハナを切る予定だったエスポワールシチーwith松岡が、スタートで膝を折る形で大きく躓いてしまい、出遅れることに。(゚Д゚)<それでも最後は5着に上がったけど。>
代わりに今レースで引退するフリオーソが先頭に立って、レースを引っ張ることになった。北海道期待のMビクトリーwith服部がこれに続き、さらにHヴァンクール、Rレジェンド、Wアキュートwith和田のJRA人気上位3頭が後につける展開。
<昨日はとりあえず重馬場で前残りが多かったので、JRA3頭も前に行ってお互いをずっとマークし合っているような感じだった。>
4角を過ぎて、直線半ばまでTOPで頑張って見せ場を作ったフリオーソだが。最後のヨーイドンにはついて行けず、6着に沈むことに。
そこからRレジェンドが先に出て、Wアキュート、Hバンクール3頭の争いになったのだが。一度はRレジェンドをとらえたかに見えたWアキュートの動きが一瞬にぶり、その間にRレジェンドが差し返して先頭でゴール。Hヴァンクールが内から差して来て2着にはいった。(・・)
<1番人気のWアキュートは結局、3着に。レース後の和田の話によれば、一瞬動きが鈍ったのは、「Rレジェンドとぶつかって体が浮いた」かららしい。^^;
「あら~、岩田はまたやっちゃったのかな~」と思ったりもして。(~_~;) でも、リプレイで見たけど、まともに馬体がぶつかってはいない感じなので、肢かお尻の辺りが接触したのかな?(・・)>
岩田は、JCでジェンティルドンナ(優勝)に騎乗した際に、直線でオルフェーヴルとぶつかったことで騎乗停止をくらい、JCダートでは、それまで7勝を挙げていた&ずっと育てて来たRレジェンドに騎乗できず(JCDは4着)、悔しい思いをしていたので、昨日は勝利後、大興奮状態に。何度もガッツポーズをしたり、両手を挙げたりして、ファンの声援に応えていたです。(@@)
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全レース終了後、東京大賞典出走を最後に引退するフリオーソ(牡8・船橋・川島)、ボンネビルレコード(牡10・大井・庄子)の引退式典が行なわれ、調教師、馬主と共に主戦の戸崎、的場騎手も参加。
それぞれの馬との思い出を語ると共に、ファンもフラッシュOKで、写真撮影会が行なわれたりした。
フリオーソは、同厩舎のアジュディミツオーに続いて、JRAのヴァーミリアンやカネヒキリ、Sファルコンなどの強者と対応にわたり合って勝ち負けできる馬で。南関&地方競馬のエースとして統一GI&重賞で、最後までファンの声援に応え続けてくれた能力馬&頑張り屋さん。<南関重賞では、川島厩舎のエリート馬が勝つと「またか~、ツマンナイ」とブツブツ言っているmewも、JRA勢との戦いではフリオーソを大応援しちゃうのであった。(^^ゞ>
当初、石崎父、内田博などが乗っていたのだけど。4歳からは、戸崎が主戦に。<ちょうど内田がJRAに移って、戸崎が南関TOPになろうとしていた時だったのよね。>戸崎も初めての超有力馬の騎乗では色々とプレッシャーを感じたり、うまく行かずに葛藤したりしていた時期もあったようなので、昨日は思い出を語りながら、言葉につまってウルウルする場面もあったです。(ノ_-。) <でも、その戸崎も来年はJRAに行っちゃうのよね。^_^;>
本当に長い間、おつかれさま&有難う。m(__)m
そして、同馬の調教をずっと担当して来た佐藤裕太騎手やスタッフの方々にも、おつかれさまと言いたいです。m(__)m
南関では、ここ十何年か、トーシンブリザード、アジュディミツオー、フリオーソと統一重賞&GIでJRA馬と優勝を争える馬がいたのだけど。<短距離では、フジノウェーブもね。)フリオーソの引退で、超有力馬がいなくなってしまうのが残念なところ。<セレンも肢の故障が治らず2年休養しているし。ダービーを制したCセクレタも牡馬とやり合うのは大変なようで、牝馬路線を進んでいるし。>
川島父師も何か最近、元気がない感じで気になっているのだけど。また、スゴイ馬を育てて、大賞典や各場のGIをわかせて欲しいです。<変な言い方だけど、いつまでも、憎たらしく思うぐらい強い厩舎でいて欲しいのよね。"^_^">
尚、ダーレー所有でブライアンズタイムっ仔のフリオーソは、種牡馬になることが決まっているとのこと。今度はフリオーソの子供に期待したいと思うです。(・・)
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ボンちゃんことボンネビルレコードは、04年のデビューの頃からずっと見ていた馬で。残念ながら、わがホーム大井には、なかなか南関上位になれる有力馬がいないので。何とか初戦(新馬勝ち)から乗っている的場さまに、ダービー初制覇をプレゼントして欲しいと思っていたのだけど、それがかなわなかったのは残念だった。
ボンちゃんは、レース同様、スロースターターで、3歳前半はなかなか勝ちきれず。競走馬人生(馬生)でも、かなり遅咲きの花だったのだ。
ただ、05年にJDダービーでJRA勢を押さえて3着にはいってから<この時は現場にいて、大興奮)、どんどん力をつけて行って南関重賞で3連勝。06年にはJBCで3着にはいるまでに成長したのだけど。その後、JRAに移籍することに。(・o・)
07年には、ついにBコンコルドやSバッカスを押さえて帝王賞(GI)を制することに。08年にはフリオーソを下して日テレ盃に勝利。かしわ記念(GI)にも優勝するなら大活躍をした。<めっちゃ嬉しかったのだけど、当時は、的場さまの勝負服が赤☆ではなく、JRA仕様の赤白縦じまの馬主服だったので、それがチョット残念&寂しかったです。ちなみにJRA時には、善臣やユタカなどが騎乗することもあったのだけど。彼らが乗っても、なかなか動かなかったのよね。(・・)>
10年にはいってから、大井に戻って来て、8歳馬ながらも、的場追いに応えて得意のジリジリ追い込みを見せ重賞でも上位に食い込んでいたのだけど。さすがに、ここ2年は衰えを隠せず。それでも10歳の終わりまで一生懸命に走り続けて、昨日、東京大賞典で無事に74戦目のラストランを終えることになった。
ボンちゃんが出走するたびに、本当にワクワクさせてもらったし。たぶん大井ファンにとっては、ボン&的場コンビは、近時では一番のヒーロー&アイドルだったのではないかと思う。
本当に長い長い間、頑張ってくれて有難う&おつかれさまでした。m(__)m
<的場さまは、ダービーをとるまで引退はできなくてっよ。(・・)>
ボンちゃんは、高齢なっても、子供みたいな表情&動きをしているとこがあって。昨日の引退式&写真撮影でも、フリオーソは王者の貫禄と落ち着きを見せて、静かに歩いたり、撮影時にはじっとして構えているのだけど。ボンちゃんは、歩く時も首をふってイヤイヤをしたり、厩務員さんに抵抗したりで早く帰りたそうにしていていて、お子ちゃまぶりを発揮。<それがまたカワイイんだよね~。"^_^">
最後の写真撮影の際に、フリオーソには戸崎が跨ったのだけど。ボンちゃんに的場さまが跨らなかったのは、チョット残念だった。<興奮しちゃうからかな?>
実は、ボンちゃんは種牡馬にはなれないので、大井の誘導馬になることに決まったようなのだけど。こんなにお子ちゃまで気が悪いと、ちゃんと誘導馬になれるのか、チョット心配になったりして。
でも、しっかりと調教を積んで、ずっと大井のアイドルでいて欲しいです。(^^)
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長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~so-cha o douzo!
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残念ながら、昨年末には熊本の荒尾競馬場が廃止に。また今年は、広島の福山競馬の廃止されることに決まり、地方競馬界は、どんどん苦しい状況に追い込まれているのが実情だ。(ノ_-。)
この不況に「競馬どころじゃないだろう」って思う人もいるかも知れないけど。
でも、そこには何千頭の馬や生産牧場、育成牧場やトレセン、調教師、厩務員、騎手、競馬場のスタッフ、関連の飲食店、競馬関係の業者、専門家などなどおそらく、全て合わせれば万単位の人たちの仕事や生活も関わっているわけで。
競馬場が廃止になれば、多くの馬が命を絶たれ、多くの人たちが仕事を失うことになるし。単に地方のレジャーがなくなるというだけではなく、地元の産業が一つ潰れるような感じなのである。(-_-)
先日、JRAの有馬記念を制したゴールドシップの馬主さんが、ばんえい競馬に1000万円寄付をしたという話が載っていた。
ゴールドシップの馬主の小林英一さんは、ばんえいのシベチャタイガーの馬主でもあるとのこと。ばんえいの重賞レースの賞金や報奨金があまりにも安いことから、少しでも励みにして欲しいと思って、寄付を行なったのである。(・・)
<シベチャタイガーって、一度きいたらもう名前を忘れらないって感じでしょ。(@@)今年は北見記念で大穴の2着に。来年は、重賞で優勝争いできるかも?(@@)>
『北日本精機会長が1000万円寄付 重賞レースなど賞金減補う
帯広市が主催するばんえい十勝は「ばんえい頑張れ記念」と題し、特別報償金を設けることを決めた。芦別市の会社役員小林英一さん(81)から16日に1000万円の寄付があり、これを全額、報償金に充てる意向。23日の「第41回ばんえいダービー」(BG1)を皮切りに、来年3月24日の「第45回ばんえい記念」(同)まで続ける。
報償金は重賞レースと特別競走の計20レースが対象。馬主の出走手当や着外手当、調教師(1着9000円)、騎手(同6000円)、厩務(きゅうむ)員(同2000円)に支払われる各奨励金とは別に交付される。
これに伴い、今年度から馬主に対する1着賞金を500万円から300万円に減額予定の「ばんえい記念」に減額分を補う形で200万円、BG1に80万円、BG2に50万円、BG3に30万円、特別競走に25万円が追加される。
馬券の売り上げが伸びず、重賞レースの1着賞金が減少しつつある厳しい状況の中、小林さんは「沈みがちな競馬関係者を少しでも活気づけたい」と寄付した。市ばんえい振興室の田中敬二室長は「今回の寄付を通じ、関係者にはこれまで以上に迫力あるレースを見せてくれることを期待したい」と話している。
小林さんは、高精度ベアリング製造で世界トップクラスのシェアを誇る北日本精機の会長。今年の日本中央競馬会(JRA)の皐月(さつき)賞と菊花賞(いずれもG1)、神戸新聞杯(G2)、共同通信杯(G3)を制した競走馬ゴールドシップの馬主で、ばんえい競馬の競走馬シベチャタイガーの馬主でもある。(十勝毎日新聞12月22日)」
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JRAをメインにやっている人から見れば、アンビリバボーな話だと思うのだが。 ばんえいや高知競馬の通常レースは、1着賞金が10万円にも満たないものが多い。(5着だと数千円とか。^_^;)
騎乗料もスズメの涙のようなものだし。重賞やGIの賞金もどんどん減額されており、折角、何年もかけて毎日馬を育てて勝利しても、調教師やスタッフ、騎手のもとには、ごくわずかな金額しかはいらないというのが現状だ。^_^;
<JRAは、重賞やGIの賞金は何千万円から1億円以上。(騎手、調教師などは、その5%を取得)ただ、レースに騎乗するだけでも、数万円もらえるです。(・・)
とはいえ、近時は、騎乗機会を得られない騎手や資金難に苦しむ調教師などが、どんどん引退したり、残念なことになったりして、それはそれでまた問題を感じているのだけど。^^;>
じゃあ、「やめちゃえば~」と言っても、地方には転職可能な仕事場はほとんどないし。大部分の騎手やスタッフは、中学や高校を卒業してから、ずっと馬に関わる仕事をしていて、他の分野に関する知識や技術を得る機会もないので、他の職場では採用されにくいという現実もある。
それに、何よりも、皆、馬が好きだし。何とか競馬場を存続させたいという思いで、収入が激減してカツカツの生活をしながらも、懸命に頑張っているのである。(・・)
<mewの地元の南関は、東京&周辺にある分、賞金や収入(預託費など含む)はかなり恵まれている方なのだけど。都市部にある分、諸経費もかかるので、近時は賞金カット、人件費カットが続いていて、競馬場や厩舎の経営なども苦しくなっているという実情がある。>
mewは小さい頃から馬も競馬も大好きだし。人と馬が一緒に生活や仕事をして行くのは、歴史的に見ても日本の大事な文化だと思っているので、何とか一つでも多くの競馬場が存続して、そのような場を残して欲しいな~と願っているです。(**)
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・・・というわけで、地方競馬は、年末年始も休まずに開催。大晦日も元日も、全国のアチコチの競馬場でレースが開催されているので、お近くの方は是非、競馬場に。また、ネット参戦して下さいませ。m(__)m
ちなみに、今年一番最後まで開催するのは、大晦日の高知ナイターだ。(@@)
<開催日程&ネット投票などに関しては、コチラを。>
尚、南関では、大井競馬が大晦日31日まで開催中。1日からは、川崎競馬で開催をスタートする。<きっと獅子舞姿の誘導馬が登場するはず。(・・)>
以上、勝手に地方競馬広報係のmewでした。(^^♪
THANKS
p。s。『G1東京大賞典の売り上げは22億4299万3600円で前年比120・2%。JRAインターネット投票(即PAT)が占める割合は17・0%だった。また大井3日目の総売り上げは40億6575万5100円で同114・8%。入場人員も3万5595人で同111・1%と増加した。(スポニチ30日)」
今週の土日はJRAの開催がないこと、お天気に恵まれた&比較的暖かかったこと、I-PATでも買えたこと、香里奈さんが来たこと(?)、フリオーソとボンちゃんの引退式があったこと、などなどが売り上げや入場者数アップの要因かな~と思うです。
ご観戦、ご参戦してくださった方には、有難うございました。m(__)m
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