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みんなの党の内紛劇+渡辺は民主、維新の取り込みを画策か



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この記事では、『維新が「0増5減」先行案でまた党内対立+みんなの党でも内紛勃発』の後半部分に書いた「みんなの党の内紛」に関する続報を・・・。

 みんなの党の渡辺代表が、3日に緊急の両院議員総会を開き、突然、浅尾慶一郎政調会長を選対委員長にする人事案を提示したのだが。
 江田幹事長がこれに反発して、総会を欠席。他の議員も、露骨な「江田はずし」にも見えるような強引な人事のやり方に疑問を示して「江田はずしか総会が紛糾したため、人事案を決められないまま、お開きにせざるを得ないことになった。^^;

 江田氏は4日に、渡辺氏に対し「だまし討ち」だと痛烈に批判。渡辺氏は拙速な議論を謝罪したものの「人事案は撤回しない」と応酬し、対立の深刻化が懸念されたのだが。
 5日になって、両者が江田幹事長の下に選対委員長を置く形をとることで、とりあえず和解をしたという。(~_~;)

* * * * *

 ただ、みんなの党では近時、「渡辺派vs.江田派」の対立が顕著になっており、いつ対立が激化&分裂騒動に発展してもおかしくない状況にある。(~_~;)

 みんなの党では、もともと渡辺代表のワンマンぶりに反発を覚えている議員が少なからずいるし。しかも、昨年来、維新の会との連携や合流に積極的な江田幹事長と、消極的な渡辺代表との間で、その考え方の溝が広がっているからだ。(~_~;)

 また、維新の会の方は、みんなの党&民主党の一部を取り込んで、新党を結成しようとしているのだが。
 どうやら渡辺代表は、それに対抗するために、みんなの党の方が維新より先に民主党の一部議員を取り込むことを考えている様子。
 今回の元・民主党の浅尾氏を選対委に置くという人事案の背景にも、そのような思惑があるようだ。

<後述するように、渡辺代表は、みんな&民主が先に合流して、そこに維新の橋下派を引き込むのがベストだと考えているのかも。
 もし維新全体と合流することになるとしても、みんな&民主が先に一緒になっていた方が、有利にコトが進められるしね。(~_~;)>
 
 そんなこともアタマに置きながら、この内紛劇を見るとわかりやすいのではないかと思うです。(・・)

* * * * *

 まずは、3日の内紛劇に関する報道記事を。

『みんなの党の内紛がまたもや勃発した。夏の参院選に向けた選挙対策本部の組織をめぐり、渡辺喜美代表は3日の両院議員総会で人事案を提示。これに出席者の大半が反発し、渡辺氏が孤立する事態となった。背景にあるのは、党運営をめぐる渡辺氏と江田憲司幹事長の対立。総会に江田氏は欠席したが、参院選を前に民主党ばりの内輪もめを露呈している。

 秘書の傍聴もシャットアウトし、厳戒態勢で始まった両院議員総会は、のっけから大荒れとなった。
 渡辺氏は参院選の党体制案として、自らを選挙対策本部長とし、本部長代行に江田氏、選挙対策委員長に浅尾慶一郎政調会長を置く案を提示。しかし、出席者からは「幹事長が欠席の中、決めるのはおかしい」「この場で決めるのは反対。党の四分五裂が明るみに出てしまう」などと異論、反論が続出した。

 総会が紛糾したのには、伏線がある。
 今週に入り渡辺氏は江田氏に、選挙対策本部の組織構想についてメールで伝達。そこに江田氏の名前はなく、「渡辺選対本部長」に「浅尾選対委員長」が直結する態勢が敷かれていた。民主党出身の浅尾氏を選対委員長に据えることで、民主党を切り崩す-。そんな狙いだったようだ。

だが、この構想は「江田外し」とも受け止められた。参院選に向けて日本維新の会の松井一郎幹事長(大阪府知事)と協議を重ねてきた江田氏にとっても面白いはずがない。当然のことながら江田氏は反発。2日の役員会も紛糾した。
 結局、総会で提示した案に江田氏の名前は入ったが、トップダウンで唐突に決めようとしたこともあり、総会で渡辺氏は一気に窮地に追い込まれた。

 「ベンチャー企業では役員会で決まらなかったら社長が決める。代表が決めるべきだ」
 そんな意見も出されたが、これを含め渡辺氏を擁護する発言をしたのは2人だけ。見るに見かねた議長役の江口克彦参院議員が「この場で決(けつ)をとると(渡辺派か江田派か)踏み絵を迫るようで酷ではないか」とその場を収めた。

 1月にも、維新との幹部会合を開き、国会での連携を進める江田氏の動きを「選挙協力の権限の持ってない人たちが集まっている。どうでもいい話」とこき下ろした渡辺氏。内紛劇はもはや「お家芸」の域に達しようとしている。(産経新聞4月3日)』

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 これに対し、江田幹事長は、4日の参院議員総会で、渡辺代表の人事案や強行策に強い反発を示したという。

『渡辺氏は4日、国会内で開かれた参院議員総会で、民主党離党組で同党にパイプがある浅尾慶一郎政調会長を選対委員長に充てるとした人事について、「手続きが拙速だった」と陳謝した。だが、渡辺氏は浅尾氏を充てる人事を変えない方針だ。これに対し、江田氏は同じ総会で、渡辺氏が人事を決めるため3日に開いた両院議員総会が直前まで党役員への連絡がなかったとして「だまし討ちだ」と痛烈に批判し、浅尾氏起用を現時点では認めない意向を示した。

 両氏の対立の背景には、参院選戦略を巡る路線の違いがある。
 渡辺氏は江田氏主導で進む日本維新の会との選挙協力について、「維新とべったりしすぎるのは良くない」と周辺に違和感を漏らしている。4日には国会内で記者団に対し、民主党との選挙協力について「排除する必要は全然ない」と述べた。
(読売新聞4月5日)』

* * * * *

『みんなの党が4日午前に開いた参院議員総会で、江田憲司幹事長が渡辺喜美(よしみ)代表への不信感をぶちまけた。

 渡辺氏は江田氏不在のまま開いた3日の両院議員総会で浅尾慶一郎政調会長を選挙対策委員長に起用する人事を提案。自分から選挙実務の権限を奪う意図を感じ取った江田氏が強く反発していた。渡辺氏は「手続きが拙速だった」と陳謝したが、その後、記者団に対し、浅尾氏起用案を撤回する考えは「全くない」と明言した。
 「自公の過半数を阻止しようと思ったら、きちんと(民主党との)すみ分けをやる。自民党の補完勢力なのか、そうでないのかが問われるのが1人区だ」

 7月の参院選へ向け民主党との選挙協力に前向きな渡辺氏はこう語り、否定的な江田氏との対立は激しくなるばかり。渡辺氏は「浅尾さんが内々に(民主党との調整を)やっている」と明かした。

 「みんなの党は内紛状態。歩調を合わせてよいものかどうか」
 みんなとの選挙協力を進める日本維新の会が4日開いた国対役員会で出席者から懸念の声が上がり、小沢鋭仁国対委員長が「みんなの党とのラインは崩さないように」とたしなめる場面もあった。(毎日新聞4月5日)』

* * * * * 

 ただ、渡辺代表と江田幹事長は、5日になって、お互いに譲歩する形で、とりあえず和解をしたとのこと。
 
『みんなの党の渡辺喜美代表と江田憲司幹事長が対立していた選対委員長人事が5日、決着した。民主党出身の浅尾慶一郎政調会長を選対委員長に起用する渡辺氏の人事案に反発していた江田氏が、同日になって了承に転じた。8日の両院議員総会で承認される見通し。

 渡辺、江田、浅尾の3氏が5日、人事をめぐり協議した結果、渡辺氏が選対本部長、江田氏が本部長代行を務め、選対委員長をその下のポストと位置付けることで権限の順位を明確化。さらに、渡辺氏が「幹事長の権限は奪わない」と説得したため、江田氏も矛を収めた。(時事通信4月5日)』

『渡辺、江田両氏の対立の背景には、民主党や日本維新の会との選挙協力を巡る路線の違いが指摘されているが、渡辺氏は会談後、記者団に「(江田氏は)『代表の路線と同じだ』とはっきり言っていた」と語った。(読売新聞4月5日)』

 みんなの党の江口最高顧問によれば、「4日に混乱は収拾した。昼の参院議員総会で、江田氏が『総会を開くなら、時間的に余裕をもって知らせてほしい』といい、渡辺氏も『民主党の中から早くいい人を引き入れたくて、急いで決めようと思った。みんなに迷惑をかけた。おわびする』と謝罪した。今回の騒ぎは『党の分裂』とかそういうものではない」という。(夕刊フジ4月5日)

* * * * *

 そして、これらの報道から見えて来たのが、みんなの党の渡辺代表が、参院選で民主党との選挙協力&将来の連携に意欲を示しているということだ。(・・)

 渡辺氏は、維新の会に吸収されるような形で合流するのではなく、まずはみんなの党と民主党の一部が一緒になって、維新に対抗し得る保守第二党のベースを作ろうと考えているのではないかと察する。(・・)

 そうすれば、もし参院選後、維新と合流する場合でも、与党&閣僚経験者も含めたそれなりの勢力を持って合併することになるので、有利に交渉を進めることができるし。新党内での立場も確保できる可能性が大きい。

 しかも、mewは渡辺氏は、うまく行けば、東西対立でいつ分裂してもおかしくない維新の橋下派を引き入れて、将来、政権を狙い得る第二党を作ろうと考えているのではないかな~と思ったりもしている。(@@)
 
<ひいては、自民党から前原Gや渡辺氏と親しい石破陣営や茂木陣営、松下政経塾系などの議員などの保守派&新自由主義派の議員を引き込んで、大規模な政界再編を起こすことまで頭に描いているかも?(++)>

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 みんなの党は、09年1月に自民党を離党した渡辺喜美氏が、政治団体を経て、結党した政党だ。、
 渡辺氏は結党時に「官僚依存の自民党、労組依存の民主党とは違い、真の改革をができる政党」を作ると語り、非自民、非民主の第三党として、政界再編の核になることを目指す意向を示していた。(・・)
  
<ちなみに先日、『民主党潰し&アブナイ保守二大政党制をもくろむ維新と自民に警戒を』という記事を書いたのだが。みんなの党の結成も、「保守二大政党制」を築こうとする動きの一つだという見方が強い。
 渡辺氏の政治団体は、森喜朗氏の政治団体と住所も会計担当者も同一であることや、渡辺氏の父・美智雄氏が中曽根派&超保守派の一員だったことから、民主党潰し&二大保守政党制確立を目指しているとした保守勢力が、渡辺氏の人気や注目度に期待して(今の維新みたいなものね)後押しをしたという話もある。>

* * * * *

 みんなの党は、健全な保守、新自由主義(小さな政府論)、地域主権などを党の方針として掲げており、地道に地方支部や地方議員を増やし、着実に政党として成長しつつあるのだが。都市部では人気があるものの、全国規模で風は吹かず、当初、期待されていたほどには国会議員が増えていないのが実情だ。^^;

 また同党は、同じ政治理念を共有している橋下徹氏が率いる「大阪維新の会」と早くから連携しており、維新の会が国政進出する際には、みんなに合流するものと見られていたのだが。
 ところが、維新は超保守勢力などがバックについた&国民的な期待がアップしたことから、みんなに吸収合併されることを嫌い、昨年夏に合併交渉が決裂。
 しかも、秋には維新が石原太陽族と合流し、方針を大幅に変更したことから、渡辺代表は「太陽族と別れない限り、維新と合流しない」と明言。近時は、維新と距離を置くようになっている。(~_~;)

 江田幹事長は、維新と渡辺代表の間にはいる形で、参院選での選挙協力の話を進めているのだが。渡辺代表は、維新とどんどん接近している江田幹事長に不信感を抱き始めている様子。2月にも江田氏の動きを批判する発言を行ない、「党内対立か!」と騒がれたばかりだ。^^;
<関連記事『渡辺が橋下をストーカー呼ばわり。維新vs.みんなの合流を巡るバトルの背景』>

* * * * *

 いまや衆院でみんなの党を上回る維新としては、自分たちが主導権を握る形でみんなの党&民主党の一部を取り込む形で、保守二大政党制の一翼を担う第二党を作りたいところなのだが。
 渡辺氏は、維新と新党を組む場合でも、自分が代表またはそれに準ずる立場で、リーダー格として党を牽引する立場にいたいと。また、自分のアジェンダを通したいという思いが強い。

 でも、石原太陽族(特に旧「た」党)は、超保守派&アンチ新自由主義だし。旧自民のベテラン議員が多いため、渡辺氏の政治家としての存在や能力を軽視しているところがあるため、太陽が主導する維新と合流すれば、自分の思うような政治活動を行なうことは難しい。^^;

 また、<この件は改めて書きたいのだが>、民主党の前原誠司氏らは、同党を離党して、維新&みんなと共に保守二大政党制の一員になることを検討していてはいるのだが。前原氏らも、超保守派の石原太陽族とは考えが合わないし。渡辺氏同様、今の維新と合流しても、代表(ひいては首相?)になったり、重用されたりする見込みが乏しい。(~_~;)

 でも、上述したように、みんなの党と民主党の保守系議員が先に合流すれば、維新と合流する場合も有利にコトが運べるし。逆に、橋下維新を引き込めれば、こちらが保守二大政党の一翼を担える可能性さえあるのだ。(・・)

* * * * *

 そこで渡辺代表は、既に元・民主党で前原氏周辺の議員とも親しい浅尾氏をパイプ役にしたいと考えているようで。3月に維新、みんな、民主の一部議員で立ち上げた「憲法96条研究会」なる勉強会でも、浅尾氏を呼びかけ人として送り込んでいるのだが。
 今度は、参院選に向けて、浅尾氏を選対委員長にして、民主党の議員(の保守系の一部?)と選挙協力を行なうことを協議。できれば、参院選前には、みんなとの連携or合流まで持ち込みたいという思いがあるのではないかと察する。^^; 

 ただ、果たして、昨年来、維新との連携協議を進めている江田幹事長が、渡辺氏のこの構想に協力するのかどうかは、現時点では「???」のところ。

 江田氏は、もともと超保守的な思想とは相容れないところがあるので、渡辺氏の構想に一定の理解を示すとは思うのだが。渡辺氏が、これまでのように、ワンマンぶりを発揮して、勝手にコトを進める手法を繰り返すと、党内の反発も強まるし、両者がパートナーとして協力し合うことも困難になるからだ。(~_~;)

 この続きは、また改めて書きたいのだが・・・。

 このまま自民党と今の維新の会が、保守二大政党制を築くと共に、国会内でも衆参2/3以上の議席を占めるようになれば、日本がとんでもアブナイ状況になるのは目に見えているだけに、今後、この渡辺構想がどのように展開するのか注目して行きたいと思っているmewなのだった。(@@)

                   THANKS

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by mew-run7 | 2013-04-06 09:22 | 政治・社会一般

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