「橋下vs.安倍」の憲法対決、超保守論破に期待+水曜どうでしょうロケ開始
2013年 04月 12日
頑張ろう、東日本&ニッポン!今年は、さらなる前進を。o(^-^)o
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まずは、水曜どうでしょうファンに、大ニュースを一つ。
ついに「どうでしょう軍団」が、第5弾のロケを開始したようだ。(・・)
公式HPの本日の日記に「4月9日火曜日。しばらく旅に出ます。3年ぶりの旅でございます。ちょっと遠くまで行ってきます。どうでしょう軍団(15:05 藤村)」と記されていたですぅ。(@@)
前回の復活第4弾「原付日本列島制覇 東京-紀伊半島-高知」は、カブに乗っている間の会話が弾まず(鈴井の疲労も激しく?)、旅館シーンもmew的にはイマイチだったので。今回は、車に4人同乗するパターンがいいな~と思っているのだけど、どうでしょう?(・・)
<行き先は、友人はヨーロッパ縦断で唯一残っているアイルランドを希望。mewは、まだ到達していないろ過岬への残りの部分制覇を予想。>
いずれにせよ、放送がいつになるかわからないけど(東京は北海道よりさらに遅いしね~)、第5弾をめっちゃ楽しみにしている一生どうでしょうのmewなのだった。"^_^"
<余談だけど、日テレ系PONでやっている「水曜動画ショー」は、「水曜どうでしょう」&関連動画サイト名のぱくりではないかと・・・。^^;>
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話は変わって・・・。
mewは、橋下徹氏を政治家として、ほとんど評価していない&早くやめて弁護士タレントに戻ればいいのにと思っているのだけど。<何分にも、MYプチ天敵だからね~。(-"-)>
昨日、いくつかのニュースを見て、憲法観に関しては、橋下氏を大評価したくなるところがあった。(@@)
というのも、橋下氏が、維新の会の憲法調査会のメンバーに対して、「憲法の教科書ぐらい読んでいるのか」「国会議員が憲法のイロハのイのことを知らずに憲法論議をやること自体が本来間違っている」と批判。
さらに「憲法は国家権力から国民を守るもの。特定の価値を宣言するような思想書的なものではない」と諭したと報じられていたからである。(・o・)
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mewは真っ先に「どうせなら維新の議員だけじゃなくて、安倍くんやその超保守仲間にも、同じことを言ってくれればいいのに~」と思ってしまったのだが。
<安倍くんって、憲法の芦部信喜の名も知らなかったらしいし。超保守仲間も含めて、憲法の基礎知識もよく知らないとこを見ると、憲法の通説的な教科書(概説書)を読んだことがないかも知れないんだもの~。(詳細は*1に)>
でも、mewは、安倍自民のアブナイ改憲を防ぐために、次善の策ではあるのだけど、橋下くんをもっとうまく活かせる方法がある&彼に是非、期待したいことがある。
橋下氏が、参院選までに石原太陽族と分かれて、橋下維新+α(みんな、民主の一部?)と新党を作り、安倍自民党の前近代的な思想や改憲案に関して、「安倍首相や石原維新は、ろくに憲法を勉強したこともないし。憲法が何たるかをわかっていない」「そんなことで憲法改正を訴えるなんて、ちゃんちゃらおかしい」と批判しまくってくれればいいのだ。(@@)
橋下くんなら、それなりに発信力&注目度もあるし。メディアも取り上げてくれやすいので、一般ピープルにも少しは、「え?安倍首相の主張や自民党の改憲案って、おかしいの?」と気付いてもらえる可能性が大きいわけで。
そうすれば、日本が戦前に戻るようなとんでもアブナイ方向に進むことを阻止できるかも知れないし。それをきっかけに、日本の国民が、今後、憲法をどうしたらいいのか考えてくれれば、まだ日本が救われる可能性があるのではないかと思うのだ。(**)
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『日本維新の会国会議員団が進めている憲法改正に関する議論について、維新共同代表の橋下徹大阪市長は10日、「憲法学者のサポート役を置かずに、全然本質的な憲法論議になっていない」と不満を口にした。
維新国会議員団は憲法調査会を立ち上げ、夏の参院選までに憲法についての「基本的見解」をとりまとめることを決めているが、橋下氏は「政治家は大きな方向性を決め、専門家に中身を議論してもらうべきなのに、憲法学者を置いていない。これでは憲法改正案ができない」と述べた。
9日に上京した際に同調査会で「憲法の教科書ぐらい読んでいるのか」と苦言を呈したことも明らかにし、「国会議員が憲法のイロハのイのことを知らずに憲法論議をやること自体が本来間違っている」と批判した。
また橋下氏は憲法改正の発議要件を緩和する96条改正が実現した際には「衆院の3分の2以上」の賛成を要件とする衆院再可決を定めた59条の改正に取り組む考えを表明。「(参院で与野党が逆転する)ねじれ国会が完全に解消するわけではないが、円滑な国会運営になる。誰も反対しないと思う」と強調した。
憲法改正をめぐっては「首相との話である以上、コメントは控える」と述べるにとどめた。(産経新聞4月10日)』
『維新の憲法調査会でも「憲法は国家権力から国民を守るもの。特定の価値を宣言するような思想書的なものではない」との橋下氏の発言に対し、保守色の強い旧太陽の党系の三木圭恵(けえ)衆院議員らが「国民の義務を憲法にしっかり書き込むべきだ」と反論。改正論議の足元が定まっていない実情をうかがわせた。(毎日新聞4月10日)』
『日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は11日の記者会見で、憲法第96条で定めた改憲のための国民投票について「本当に大切な条項だということになれば厳しい要件にする。改正する条項に応じて要件を変えてもいいのではないか」と述べた。
96条は、改憲案の承認には、国会の発議を受けて国民投票で過半数の賛成が必要と規定。橋下氏の発言は、改正条項によって、国民投票の承認要件を厳しくすることを検討すべきだとの趣旨だ。橋下氏は厳しい要件にする対象として、安全保障や国民の生命財産の保護に関する条項を挙げた。(時事通信4月11日)』
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小泉政権の時だったか、バリバリの改憲派で有名だった憲法学者の小林節氏(慶大教授)が、自民党の改憲派の勉強会に招かれて行ったら、議員たちが憲法の本質である「立憲主義」から始まって、あまりにも憲法の知識がないまま、「愛国心をどう盛り込むか」みたいな話しかしていないことにすっかり呆れてしまって。
自分は改憲派の立場は変えないが、自民党の改憲派の考えや案には賛成できない、そのような改憲は阻止すべきだと明言。その後、護憲派の人たちとも協力して、自民改憲反対の活動を行なっているのだけど・・・。
<ブログの関連記事をリンクしたかったけど。最近、古い記事が検索に引っかからないので、見つけられなかったです。すみません。>
おそらく橋下氏も、維新の憲法調査会に参加している議員たちが、同じような状態であることに、唖然としてしまったに違いない。(~_~;)
mewは、全ての国会議員が憲法の詳しい知識を持つ人はないとは思うけど、<でも、憲法の尊重擁護義務があるのだから、高校の政経レベルぐらいの最低限の知識は有している必要はあるかも。そうじゃないと、尊重擁護できないもん。>
せめて、国民に向かって、声高に改憲をアピールする人たちは、それなりに憲法をお勉強しておく必要があると思うし。
橋下氏が言うように「国会議員が憲法のイロハのイのことを知らずに憲法論議をやること自体が本来間違っている」と、マジで思うです。(**)
<以前も書いたけど、憲法改正の要件を規定の性質によって分けるとか、発議の要件を緩和する代わりに国民投票の要件を加重するという考え方も、一理あるのではないかと思うしね。
橋下氏は、司法試験を受験した際に、きちんと憲法をお勉強&理解していたのね。(・・)>
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ただ、上の記事にも「憲法は国家権力から国民を守るもの。特定の価値を宣言するような思想書的なものではない」という実にまっとうな橋下氏の発言に対し、保守色の強い旧太陽系の議員らが「国民の義務を憲法にしっかり書き込むべきだ」と反論したとあるように、超保守派の議員には、常識的な憲法理論が通用しないのが実情なのである。(-"-)
ちなみに、産経新聞の記事のタイトルは「本質的な憲法論議がない」橋下氏、維新国会議員団に苦言 深まる“東西対立"」だったのだが・・・。^^;
このブログで何度も書いているように、維新の石原太陽族や松井幹事長一派は、安倍首相と同じ日本会議系の超保守思想の持ち主で。彼らは、日本の戦後体制(現憲法を含む)を否定し、明治憲法のような前近代的な憲法観を引きずったままなので、超保守派ではない橋下氏とは、どうしても考えが合わないのである。^^;
そして、今後、憲法改正の話が進むにつれて、ますます維新内での「石原太陽vs.橋下維新」の東西対立、大阪維新内での「橋下派vs.松井派」が激化する可能性が大きい。^^^;
<関連記事・『橋下が「真正保守」批判&連携否定~石原、維新の真正保守派はどうするのか? 』『橋下の発言に、維新内外の超保守が反発。維新分裂の引き金になるかも? 』>
、橋下氏に限らず、保守タカ派&改憲積極派と言われる議員の中にも、この超保守派の考え方には同意できないという人が少なくないし。<みんな、民主・前原G、自民の一部など。>
彼らは、維新綱領に記された石原憲法観に、かなりの違和感を覚えたようだ。^^;『維新の憲法観に各党が(維新内も)引きまくり+96条改正の争点化を望む』『石原と安倍の考え方は同じ&石原暴言に橋下の苦しい釈明』>
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次の参院選では、憲法改正が争点になるのは確実だろう。とすれば、この参院選が、もしかしたら日本の国のあり方の分水嶺となる&日本の国や国民の将来を大きな左右することにもなるわけで。
mewは、国民がきちんと各党、各候補者の主張を理解して、重要な判断を行なうためには、ただ「憲法改正or96条改正に賛成か、反対か」ではなく、「憲法をどうとらえるのか」「今後、どのような方向に改正して行きたいのか」という議論が不可欠だと思うし。
そのためには、単に「憲法改正賛成派vs.反対・慎重派」で分かれるのではなく、自民党の高市政調会長も望んでいたように、基本的な国家観、憲法観が同じ人たちが一つの政党を作り、きちんと自分の主張を説明できるような環境を作ることが重要なのではないかと考える。(・・)
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mewは、憲法改正自体は容認する立場ながら、小林節氏と同様、自民党の前近代的な改憲案は何が何でも阻止したいという思いが強い。(++)
それゆえ、橋下氏には、是非、超保守的な改憲派の問題点をバンバンと公の場でも指摘して欲しいと思うし。早く石原太陽族と分かれて、自分の憲法観&日本の憲法界でも、世界の欧米先進国でも常識とされている憲法観を、堂々と主張して欲しいと期待しているmewなのだった。(@@)
<ただし、mewは、橋下氏らの戦後肯定&改憲推進派が唱える96条改正先行案にも憲法改正(特に9条。特に集団的自衛権の容認)にも反対の立場だけどね。(~_~;)>
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