「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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民主党が96条改憲先行案に反対の方針を決定!but長島ら改憲派の動きに不安も


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 これは、5日にアップした『長島の「日本人化」ツイート&改憲実現は他党でやれば?+中曽根の思い』の続報になるのだが。
 民主党の96条改憲先行案に関する方針が決まったという話を・・・。

 安倍自民党が、憲法96条改正に意欲を示し、同条改憲の先行案を参院選の争点にすることを明言。それを受けて、各党が96条改憲案への賛否の姿勢を打ち出しつつある。
 そんな中、果たして、党内に改憲派と護憲派の議員が混在している民主党がどのような方針をとるのか注目を浴びていたのだけど・・・。

 昨日7日、民主党の憲法調査会の役員会が開かれ、憲法96条の先行改正に反対することで一致したという。(・o・)

『民主党は7日、党憲法調査会(会長・大畠章宏代表代行)の役員会を開き、憲法改正の発議要件を定めた憲法96条の先行改正に反対することで一致した。

 役員会は改憲派の長島昭久副会長を加えてから初めての開催となったが、前川清成事務局長によると、長島氏も先行改正に対し「邪道だ。大事なのは中身の議論だ」と発言したという。

 長島氏は7日配信のメールマガジンで「中身の議論を棚上げして改正手続きから手を付けるやり方は改憲の王道とは言えない」と記している。(産経新聞5月7日)』

<ただし、長島氏は今朝のツイッターで『産経報道に仰天。恰も僕が96条先行改正の旗を降ろしたかの発言報道。ただし、誤報ではなく党憲法調査会の前川事務局長のミス・ブリーフ。今朝厳重抗議したが、正確には「中身を棚上げして手続から入る議論は改憲の王道とはいえないが、66年も改正されない現状への起爆剤となり有意義」と発言』と主張。>

* * * * *

『民主党の憲法調査会の役員会には、会長を務める大畠元国土交通大臣や、2005年に党の憲法提言をまとめた当時に会長を務めた枝野前経済産業大臣らが出席しました。
この中で、出席者からは、「憲法改正の内容について十分議論を尽くすことが必要であり、憲法改正のハードルだけを低くし、内容はあとから考えるというのは邪道だ」といった意見や、「今後、外国の憲法の改正要件と比較しながら、慎重に結論を出すべきだ」といった指摘が出されました。
そして、役員会として、96条について、ほかの条文に先行して改正することに反対する方向で、党の意見を取りまとめる方針を確認しました。(NHK5月7日)』

『役員会では枝野幸男氏が「96条は重たい問題なので軽々に結論出すことはできない」と主張。積極派の長島昭久氏も、改憲の具体的な議論と切り離しての96条先行改正には慎重な意向を示した。
 海江田氏は7日の記者会見で、96条の先行改正に意欲を示す安倍晋三首相について「96条の先に何があるのかを言っていない」と批判した。(日経5月7日)』

* * * * *

 この辺りのことは、『民主党潰し&アブナイ保守二大政党制をもくろむ維新と自民に警戒を』などにも書いたのだが。

 民主党は96年に結党されて以来、党内で保守派と中道左派の対立が激しく、特に憲法改正に対する考え方は議員間に大きな差があり、改憲が絡む政策の話が出るたびにいつ党が分裂してもおかしくないような党内論争、対立が起きていたのが実情だ。(~_~;) 

<前原誠司氏、野田佳彦氏、長島昭久氏など前原・野田Gの多くは、若い頃から自民党の議員と共に改憲の勉強会を行なって来たバリバリの改憲派。他方、旧社会党の議員はいわゆる護憲派が多いし、菅直人氏らの中道派は改憲自体は容認するも、慎重にすべきというタイプ。(ちなみに参院民主党には改憲反対&慎重派が多い。)>
 
 同党は、11年9月に野田氏が首相に就任したのを契機に、実権を握っていた野田&前原Gが主導して、党の保守化路線を進めつつあったのだが。
 昨年末の衆院選で大惨敗し、改憲派の野田&前原Gの求心力が低下。さらに、彼らは、野田代表の後任を決める代表選で、中道左派系が押す海江田万里氏に対抗して馬淵澄夫氏を担いだもののこちらも惨敗し、党内での発言権が薄れつつある。^^;

 民主党は今年にはいって、新たに党の綱領を作ったのだが、その際も改憲に関する考え方が割れていたことから、憲法改正には直接触れず。ただ、どちらかと言えば、改憲慎重派に配慮するような形で、「現憲法の基本原則や立憲主義を重視し、未来志向で構想」という(やや曖昧な?)方針をとることになった。^_^;

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 他方、昨年末の衆院選で、改憲を最大の目標にしている安倍自民党が政権を奪還した上、96条改憲先行案に賛成する自民党&維新の会&みんなの党で、改憲の国会発議に必要な2/3以上の議席を確保することに。もし今年の参院選の結果いかんでは、改憲が実現する可能性が拡大することになった。(-"-)

 そこで、かねてから民主党の分裂&解体(民主党潰し)をしたいと考えていた保守タカ派勢力が、改憲派or保守派を誘い出そうと動き始めることに。

 昨年末から、維新の会の橋下代表らや自民党の議員が、繰り返し「民主党は96条改憲に関する考え方で党が分かれるべきだ」と主張。改憲派議員の離党や維新、自民との合流を促す発言を行なうようになっていたし。
 3月頃からは、改憲派の前原氏や長島氏らが自民や維新らの議員と、96条改正を推進する議連や勉強会の活動を開始したことから、「いよいよ離党か」と報じられる機会が増えていたのである。(~_~;)
 
 しかも、前回の「長島が・・・」にも書いたように、民主党の海江田代表や細野幹事長は、早い段階から安倍自民党が提唱する96条改憲先行案に疑問を呈していて。
 海江田代表は先月27日にも「96条は安易に変えてはいけない。憲法は国民を縛るものではなく、国を縛るものだ。多くの民主党議員は同じ考えだ。党全体の考え方となるようにリーダーシップを取って議論をしたい」と強調したのであるが。
 この海江田氏の発言に対して、改憲推進派の長島昭久氏がツイッターで反論。一触即発の状況になっていたのだった。^^;

 そんな中、細野幹事長が、改憲派の長島氏に党の憲法調査会の副会長に就任することを要請。これでは、却って党内の意見がまとまらなくなるのではないかとの懸念が出ていたのだけど。
 バリバリの改憲推進派である長島氏も、参院選で96条改憲先行案に反対する方針に同意したとなれば、民主党全体の方向性は決まったと言っていい。(・・)

* * * * *

 冒頭の記事に、長島氏のメルマガの話が出ていたのだが。
 長島氏は、今月5日、自らのブログ『翔ぶが如く』に『まず憲法96条から改正することの是非を考える』という記事を掲載。

 この記事の中で、まず新しい人権や9条、統治、地域主権などに関して「時代に合わせて憲法もモデルチェンジが必要」だと、改憲に前向きな姿勢を示した上で、下記のような考えを示していた。<記事全文はコチラに>

『なぜ96条改正を先行させるべきか

 最後に憲法改正の進め方について。たしかに憲法改正の手続きを定める96条の規定は高いハードルです。衆参両院の2/3という改正の発議要件を過半数に緩和できれば、憲法改正は現実のものとなるという期待が膨らみます。これには、「通常の法律改正と大差なくなり、政権が変わるたびに憲法が書き換えられてしまう」との批判が改憲派の間にも燻っています(特に、私の学生時代の指導教授である小林節慶應義塾大学教授がその批判の急先鋒で論陣を張っておられます。苦笑、汗)。

 ただし、法律改正と決定的に異なるのは、憲法改正のためには加えて国民投票が必要である点です。これこそが、改正しにくいという意味での「硬性憲法」たる所以ですから、国民の意思に最終決着が委ねられる点を看過してはならないと思います。私が、一昨年超党派の同志議員と「96条改正議連」を立ち上げた動機は、まさしく国会議員の怠慢によってブロックされてきた憲法改正論議を国民に広く開放し最終的には国民の意思に委ねよう、というものでした。

 すべては、国民に開かれた憲法改正論議のため

 とはいえ、率直に言って、中身の議論を棚上げして改正手続から手を付けるやり方は改憲の王道とは言えません。堂々と正面から改正の中身を議論するべきです。そのような中で96条を見直すならば、私はスペインの憲法を参考に、「人権」と「天皇」に関わる条文改正の発議には引き続き2/3の厳しい要件を課し、その他の「統治機構」に関わる条文の改正は過半数か3/5に要件緩和するという「落とし所」を提案したいと思います。

 これであれば、絶対護憲派はともかく、改憲派や中間派の中にある懸念もある程度払拭できるのではないでしょうか。いずれにせよ、ようやく活性化してきた憲法改正を現実のものとするため、とりわけ国民が参加しやすい環境を整備するため、党内論議に止まらず国会議員として国会の内外で責任ある議論と行動を起こして参ります。』
(注・読みやすくなるように、mewが改行の編集を加えたです。)
http://mewrun7.exblog.jp/20241641/
<長島くんが、バリバリの改憲派ながら、今、自民党改憲草案&96条改憲先行案に強く反対している、あの小林節教授の教え子だったとは・・・。(・o・)
関連記事・『改憲派も懸念する邪道&不正直な自民改憲案』> 

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 ただ、正直を言えば、mewはこのニュースを見て、チョット複雑な心境に陥っているところがある。^_^;

 mewは、絶対護憲派ではないものの(改憲は容認but慎重)、安倍自民党&維新首相の超保守やタカ派思想に基づく憲法改悪は、何が何でも阻止したいという気持ちが強い。
 そして、もちろん、次の参院選では、できるだけ多くの政党、議員、候補者が自民&維新の改憲論に反対の立場をとり、その問題点を国民に訴えて欲しいという思いがあるし。参院で改憲派が2/3の議席をとるのを防ぐためには、野党第一党&参院第一党である民主党が中心になって、他の改憲反対or慎重派の野党と共に頑張って、1議席でも多くとることが必要不可欠だろう。(・・)

 その点では、民主党が、長島氏らの改憲派も交えて、党一丸となって安倍自民党の改憲論に正面から反対の方針をとることに決まったことは、大きな意味があるし。嬉しく思うと共に、また「ほっ」と安堵させられる部分も大きい。(++)

<でも、長島氏はOKしたものの、まだ前原氏や渡辺周氏などが、どうするのかは「???」だけどね。^_^; 長島氏はGW中に、前原氏と訪英していたのだけど、その際にこの件に関して話し合ったのだろうか?(@@)>

* * * * *

 その一方で、mewは、日本がアブナイ保守二大政党制の国になって、どんどん右傾化するのを防ぐためには、民主党+αが非保守の大政党として、二大政党の一翼を担うことが必要だと考えていたし。
 そのためには、民主党が平和&リベラル志向の国民の意思を反映できるように、党内の議員やスタッフ、支持者がある程度、国家観や憲法観を共有して行くことが重要だと。また、自民党や維新に限りなく考え方が近い(超)保守タカ派系の議員は、そちらに移った方がお互いのためになるのではないかと考えるようになっていたのだ。^^;

 そして、もし長島氏らが、自民党が主張する96条改憲だけを先行させることには反対する姿勢を示したとしても、彼らが憲法改正自体&96条改正に積極的な立場であることに変わりはないし。
 しかも同氏は、参院選に向けて、民主党内で具体的な改憲案を作ることに強い意欲を示しているのだが。もし民主党で改憲案を作ることになれば、また党内で考え方が大きく分かれ、激しい対立が起きるに違いない。
 それゆえ、民主党が、またまたその場しのぎの対応を行なうことに不安を覚える面もあるのだ。(~_~;)

<長島氏は、党内最右翼&国防族で、特に9条改憲や集団的自衛権行使に並々ならぬ意欲を抱いているし。日本会議系超保守派と思想が近い考え方をしている部分もあるので、尚更に。^^;>

 それに、民主党が参院選で、小沢一郎氏が率いる生活の党や社民党、みどりの党などと連携、選挙協力しようとした場合に、小沢氏や左派系の政党を快く思っていない彼らが反対をして、党内でもめる可能性もある。<mewは、長島氏らはそれを防ぐために党内に残っているのかと邪推する部分もあったりして。^^;>

 さらに、長島氏は、先月末、読売新聞のインタビューに対して、「改憲で他党と連携することはある」と発言。「今すぐ党を割ることはない」が、参院選後に政界再編が起こり得ることを示唆しているわけで。
 もし参院選をうまく切り抜けたとしても、選挙が終わったらすぐに、党内対立や党分裂の話が出ることになりかねないし。参院選で中道左派系の議員が減ることになった場合、長島氏らが党内で勢力拡大をはかって、また党の保守化&純化路線(党の乗っ取り?)を目指したり、、政党の組織や資金を分ける形での「分党」を画策したりする可能性も否定できない。(-"-)

<長島氏の場合、東京都連の幹部として6月に都議選を控えているので、今は動きにくいという面もあるのかも?あと、この件は改めて書きたいと思うのだけど。ここに来て、安倍首相が7月に衆参W選を狙っているという話がチラホラ出ていることから、それも大きな懸念材料になっているのよね。^^;>
 
* * * * *

 ただ、前原氏や長島氏らは、民主党政権時代に、一度、党内で決めたことには、全ての議員が従うべきだと主張していたはずだ。(・・)

 海江田代表&細野幹事長らは、党内の意見をきちんと集約した上で、しっかりとリーダーシップをとって、彼らの反発を押さえ込むべきだと思うし。
 それがきちんとできるか否かに、民主党の立て直しの成否がかかっているのではないかとも思うmewなのだった。(@@)
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by mew-run7 | 2013-05-08 10:50 | 民主党、民進党に関して | Trackback
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