安倍は、沖縄県民の心の傷に塩を塗る~集団自決の教科書検定&国防拠点化
2013年 06月 24日
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昨日、新しいPC(win7)がmewのとこに来た。"^_^"
可愛がっていたXPっ子がどんどん重篤な状態になっているため、今週から少しずつ新PCにアレコレを移して行くつもりだ。
<仕事+αが恐ろしく忙しい上、永遠のPC初心者mewは、ファイルやソフトの選別をしたり、新PC操作に慣れたりするのに時間がかかるので、少しずつね。(早くも配置がちょこっと変わってしまったキーボードの操作がうまく行かず、イライラしてるし~。)でも、その間にXPっ子が動かなくなったら、どうしましょう。(~_~;)>
で、実はXPっ子には、そのうちブログに書こうと思って貯めてある記事ネタ((報道記事やメモ)がたくさん残っているので、今週から、少しずつそれらをブログにもアップして行きたいと考えているのだけど。<あと捨て難い報道記事は、mew倉庫にもアップするです。>
参院選を控えていることから、安倍自民党政権の問題点に関して、mewが特に「これだけは言っておきたい」ということを優先して書いて行こうと思うです。(・・)
* * * * *
昨日、6月23日は「沖縄慰霊の日」だった。(**)
「沖縄慰霊の日」は、1945年のこの日に、本土防衛のために多数の一般住民、少年少女を巻きこんで悲惨な戦いを繰り広げた沖縄戦が終結されたとされる日で。沖縄では、住民の4人に1人が死亡したとも言われている。<後述するように、日本軍に殺害された者、自決を促されたり、強制されたりした者も少なくない。>
最後の激戦地となった糸満市摩文仁(まぶに)の平和祈念公園では、県主催の「沖縄全戦没者追悼式」が開かれ、20万人以上の戦没者の名が刻まれた「平和の礎」に祈りを捧げると共に、改めて平和の維持を誓った。
仲井真知事や遺族会の会長は挨拶の中で、戦争の悲惨さを訴えると共に、68年立っても尚、米軍基地の負担を押し付けられて住民が苦悩していることに怒りを示し、臨席していた安倍首相や外務&防衛大臣、ルース米大使に向けて語るかのように、普天間基地の県外移設やオスプレイ配備の中止、日米地位協定の改定などを求めた。(・・) (関連の報道記事*2)
挨拶に立った安倍首相は「沖縄戦から68年を迎えた本日、全国民とともにまぶたを閉じ、沖縄が忍んだ犠牲、人々が流した血や涙が自分たちを今日あらしめていることを深く胸に刻み、静かに頭を垂れたい」と延べ、「アジアの玄関口に位置する沖縄は、大いなる優位性と限りない潜在力を持っている」として、沖縄の振興策や基地負担の削減に力を尽くすと語ったのだが。<全文*1>
その安倍氏の挨拶の言葉がむなしく(そらぞらしく?)響いているように感じたのは、mewだけではあるまい。(-"-)
* * * * *
mewが最もそらぞらしいと思ったのは、安倍首相が挨拶の中で上述した言葉や「沖縄の人々に刻み込まれた心の傷を、より深く理解し常に思いを致す、そうあり続けなければならない」などの言葉をクチにしていたことにある。(~_~;)
沖縄県民の多くは、安倍首相が07年の前政権の時に、沖縄戦での犠牲者の実態、特に集団自決を軍が強制したことに関して、歴史教科書の記述の修正を求める教科書検定を行なわせたこと(詳細後述)を決して忘れてはいないだろう。(-"-)
安倍首相は、沖縄県民や全国の識者の抗議に耳を貸さず。結局、安倍氏が9月に首相を辞任してから、次の福田政権下で、教科書の再修正を行なうことが認められたのだが。
安倍首相&超保守仲間たちは、今でも沖縄の集団自決を軍が強制した事実を認めておらず。今政権でも教科書の検定や選定の制度を見直すことを公約に掲げ、国が教科書の記述内容や選定に関与し得る法律の作成を準備しているし。
沖縄の武富町が、(安倍仲間が関与している)保守的な記述が多い教科書の使用を拒否していたところ、今年の3月には義家文科政務官を現地に派遣して、指導を行なったりまでしているのである。(@@)
このように沖縄戦での住民の犠牲の実態を直視せず、また住民の証言を信用せず、傷口に塩を塗るような行為を行なう首相が、「心の傷を深く理解」などと言っても、それをまともに受け止める人はほとんどいないに違いあるまい。^^;
<しかも今年4月28日には、沖縄県民にとっては米国の統治下に置かれた「屈辱の日」であるにもかかわらず、日本の「自主権回復の日」として政府主催の式典を行なったことも、県民の心を逆撫ですることに。さすがに仲井真知事も不快感を示し、式典への拒否したです。(-_-)>
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それに、安倍首相が、アジアの玄関口に位置する沖縄を、何よりも中国をはじめ対東アジアの防衛のために大いなる優位性と限りない潜在力を見出して、ここを本土防衛のための日米軍の拠点として最大限に利用しようと考えていることも、県民はよ~くわかっている。(-"-)
安倍政権は、今年にはいってからも、県民の意思に反することばかり行なっているのである。
それこそ自民党の沖縄県連でさえ、普天間基地の「県外移設」を公約に掲げているというのに、安倍内閣はそれを検討するどころか、辺野古移設を推進。(既に辺野古の埋め立て工事を申請。)しかも、危険性が高い米軍のオスプレイの配備も中止するどころか、12機をさらに追加配備することも了承しているのである。
また、対中防衛のため、沖縄の漁民に不利益を与える日台漁業協定を一方的に締結。また先週には、尖閣防衛のために、与那国島に自衛隊の基地を作ることを正式に決定したばかりだ。<住民の間では賛否半々ゆえ、次の町長選の結果次第では、反対運動が激化するかも。>
要は、安倍首相は沖縄県民の思いよりも、自分が重視する国防&国益のために、いかに沖縄を利用するかしか考えていないのだ。(-"-)
<関連記事・『沖縄は安倍と米国の植民地か?県民軽視の国防利用で、犠牲が増大。』『辺野古移設で、悪代官の脅し。県民を逆撫でし、反発強まる安倍自民』などなど>
* * * * *
mewが、安倍晋三という人は、沖縄のことを日本だと思っていないor沖縄県民のことを同じ日本人だとは思っていないんだな~と強く認識させられたのは、07年3月、第一次安倍政権下で教科書検定問題が起きた時だった。(-"-)
07年3月、文科省が行なっている翌年の新教科書の検定結果が発表されたのだが。何と突然、沖縄の集団自決に軍の強制や強要があったことを記している高校用の日本史教科書5社7冊が「沖縄戦の実態について誤解するおそれがある」として修正を求める検定意見をつけられたのである。(゚Д゚)
それまでは軍の強制、強要に関する記述があってもOKだったのに。政府は、教科書検定審議会の審議で、近時の調査を参考に、軍の強制があったとは断定できないとして新たな検定基準が設けられたと説明。
沖縄県民からはもちろん野党議員や識者などなどから大きな反発の声が出て、撤回を要求する意見が多かったのだが、安倍内閣はそれに応じようとしなかった。
安倍首相&超保守仲間の思想や主張、活動を知っている人たちは、「この検定変更には、安倍内閣の力が働いた」とピ~ンと来た。(・・)
彼らは、以前から、第二次世界大戦の「侵略性」、慰安婦の「強制連行」と共に、沖縄の集団自決への「軍の強制」を否定しており、それは自虐史観に基づく歴史認識であり、学校の教科書の記述を削除すべきだと主張していたからだ。^^;
* * * * *
では、当時、どのような記述の修正を求められたのか。
ここに、07年7月10日に安倍内閣が赤嶺政賢氏の質問趣意書に対して作成した答弁書があるのだが。この答弁書には、各教科書のどの部分にどのような検定意見が作られ、どのように修正をさせられたのかについて記されている。
<ほとんど句点(。)がなく、実に読みにくい文章だったので、区切りとなる部分で改行して、パーツに分けてみた。>
チョット長いのだけど。沖縄戦の悲惨さ&住民の犠牲の実態を知る材料にもなると思うので、ここにアップしておきたいと思う。
* * * * *
『お尋ねの申請図書の記述、それに対する検定意見及び検定決定後の記述については、
日本史Aでは、山川出版の「島の南部では両軍の死闘に巻き込まれて住民多数が死んだが、日本軍によって壕を追い出され、あるいは集団自決に追い込まれた住民もあった。」という申請図書の記述に対し、「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現である。」とする検定意見が付され、「島の南部では両軍の死闘に巻き込まれて住民多数が死んだが、そのなかには日本軍に壕から追い出されたり、自決した住民もいた。」という記述で検定決定され、
東京書籍の「沖縄県民の犠牲者は、戦争終結前後の餓死やマラリアなどによる死者を加えると、一五万人をこえた。そのなかには、日本軍がスパイ容疑で虐殺した一般住民や、集団で「自決」を強いられたものもあった。」という申請図書の記述に対し、「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現である。」とする検定意見が付され、 「沖縄県民の犠牲者は、戦争終結前後の餓死やマラリアなどによる死者を加えると、一五万人をこえた。そのなかには、「集団自決」においこまれたり、日本軍がスパイ容疑で虐殺した一般住民もあった。」という記述で検定決定され、
<下につづく>
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三省堂の「沖縄では、一九四五年三月にアメリカ軍が上陸し、日本国内で住民をまきこんだ地上戦がおよそ三か月間にわたって行なわれ、戦死者は日本側で約一八万八〇〇〇人、そのうち一二万人以上は沖縄県民であった。さらに日本軍に「集団自決」を強いられたり、戦闘の邪魔になるとか、スパイ容疑をかけられて殺害された人も多く、沖縄戦は悲惨をきわめた。」という申請図書の記述に対し、「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現である。」とする検定意見が付され、
「沖縄では、一九四五年三月にアメリカ軍が上陸し、日本国内で住民をまきこんだ地上戦がおよそ三か月間にわたって行なわれ、戦死者と戦闘による犠牲者は日本側で約一八万八〇〇〇人、このうち、沖縄県民は一二万人以上の数にのぼった。さらに、追いつめられて「集団自決」した人や、戦闘の邪魔になるとかスパイ容疑を理由に殺害された人も多く、沖縄戦は悲惨をきわめた。」という記述で検定決定され、
日本史Bでは、三省堂の「沖縄では、一九四五年三月にアメリカ軍が上陸し、約三か月間にわたった日本国内で住民をまきこんだ地上戦が行なわれ、戦死者は日本側で約一八万八〇〇〇人、このうち、沖縄県民は一二万人以上の数にのぼった。さらに日本軍に「集団自決」を強いられたり、戦闘の邪魔になるとか、スパイ容疑をかけられて殺害された人も多く、沖縄戦は悲惨をきわめた。」という申請図書の記述に対し、「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現である。」とする検定意見が付され、「沖縄では、一九四五年三月にアメリカ軍が上陸し、約三か月にわたった日本国内で住民をまきこんだ地上戦が行なわれ、戦死者と戦闘による犠牲者は日本側で約一八万八〇〇〇人、このうち、沖縄県民は一二万人以上の数にのぼった。追いつめられて「集団自決」した人や、戦闘の邪魔になるとかスパイ容疑を理由に殺害された人も多く、沖縄戦は悲惨をきわめた。」という記述で検定決定され、
清水書院の「現地召集の郷土防衛隊、鉄血勤皇隊、ひめゆり隊など非戦闘員の犠牲者も多かった。なかには日本軍に集団自決を強制された人もいた。」という申請図書の記述に対し、「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現である。」とする検定意見が付され、「現地召集の郷土防衛隊、鉄血勤皇隊、ひめゆり隊など非戦闘員の犠牲者も多かった。なかには集団自決に追い込まれた人々もいた。この沖縄戦ではおよそ一二万の沖縄県民(軍人・軍属、一般住民)が死亡した。」という記述で検定決定され、
実教出版の「日本軍は、県民を壕から追い出し、スパイ容疑で殺害し、日本軍のくばった手榴弾で集団自害と殺しあいをさせ、八〇〇人以上の犠牲者を出した。」という申請図書の記述に対し、「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現である。」とする検定意見が付され、「日本軍は、県民を壕から追い出したり、スパイ容疑で殺害したりした。また、日本軍のくばった手榴弾で集団自害と殺しあいがおこった。犠牲者はあわせて八〇〇人以上にのぼった。」という記述で検定決定され、
同社の「六月までつづいた戦闘で、鉄血勤皇隊・ひめゆり隊などに編成された少年・少女を含む一般住民多数が戦闘にまきこまれ、マラリア・飢餓による死者も少なくなく、約一五万人の県民が犠牲となった。また日本軍により、県民が戦闘の妨げになるなどで集団自決に追いやられたり、幼児を殺されたり、スパイ容疑などの理由で殺害されたりする事件が多発した。」という申請図書の記述に対し、「沖縄戦の実態について誤解するおそれのある表現である。」とする検定意見が付され、「六月までつづいた戦闘で、鉄血勤皇隊・ひめゆり隊などに編成された少年・少女を含む一般住民多数が戦闘にまきこまれ、マラリア・飢餓による死者も少なくなく、約一五万人の県民が犠牲となった。また、県民が日本軍の戦闘の妨げになるなどで集団自決に追いやられたり、日本軍により幼児を殺されたり、スパイ容疑などの理由で殺害されたりする事件が多発した。」という記述で検定決定された。』
* * * * *
沖縄県民は、この検定に納得せず。07年9月29日に宜野湾海浜公園で、「教科書検定意見撤回を求める県民大会」を開いて、激しく抗議した。主催者発表で、11万6千人もの県民が集まった大規模な抗議集会だった。(**)
当の安倍首相は、参院選惨敗&米国との関係や国会運営が行き詰ったことで(体調も崩し)、9月12日に突然の退陣表明を行なっていたのだが。次に首相の座についた福田康夫氏は、安倍氏のような超保守派ではなく、穏健な保守&ハト派であったため、沖縄県民の声に配慮すべきだと方針を転換し、その後、教科書を再修正することが認められることになったのだが。<残念ながら、全面修正ではなかった。>
安倍首相&超保守派は、今政権で改めて、このように自分たちの意に沿わない記述を、教科書から消してしまおうとしているのである。(-"-) <つづく>
(時間がなくなった&長くなりそうなので、いったんここまでで記事をアップするです。)
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『沖縄全戦没者追悼式、首相あいさつ要旨
2013.6.23 19:46
「沖縄全戦没者追悼式」で挨拶を述べる安倍晋三首相=23日午後0時34分、沖縄県糸満市・平和祈念公園(志儀駒貴撮影)
安倍晋三首相の23日の沖縄全戦没者追悼式でのあいさつ要旨は次の通り。
わが国の暦には格別の意味を持つ日付がある。老いも、若きも、静かに目を閉じて、私たちがどこから来たかを振り返り、自らに問う日だ。
今日はそうした日だ。沖縄で失われた20万人もの尊い命、痛ましい犠牲、筆舌に尽くし難い苦難の歴史を経て今を生きる私たちがあること、平和、安全、自由、繁栄を享受していることをかみしめる日だ。
沖縄の人々に刻み込まれた心の傷はあまりにも深く、後の世に生を受けた者がその痛みを分かち合えると思うことは不遜だ。しかし、より深く理解し、常に思いを致す。そうあり続けなければならない。
私は沖縄戦から68年を迎えた本日、全国民とともにまぶたを閉じ、沖縄が忍んだ犠牲、人々が流した血や涙が自分たちを今日あらしめていることを深く胸に刻み、静かに頭を垂れたい。
これまで沖縄の人々がしてきたように、私たちの祖父母、父母たちがしてきたように戦争を憎み、平和を築く努力を惜しまぬ国民として、また明日から未来に光明を求める歩みを始めなくてはならない。
アジアの玄関口に位置する沖縄は、大いなる優位性と限りない潜在力を持っている。沖縄の振興は国が進める政策の重要な柱だ。沖縄の発展は日本の将来を牽引(けんいん)するものだと確信しており、私が先頭に立って、沖縄の振興を総合的、戦略的に進めていく。
米軍基地の集中が、いまなお沖縄県民の大きな負担となっている。沖縄の負担を少しでも軽くするよう全力を尽くすことをあらためて誓う。(産経新聞6月23日)』
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『
沖縄は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦から68年の「慰霊の日」を迎え、最後の激戦地となった沖縄本島南部の糸満市では、遺族などおよそ5800人が参列して戦没者追悼式が行われました。
昭和20年の沖縄戦では、住民を巻き込んだ激しい地上戦の末、犠牲者は20万人を超え、県民の4人に1人が命を落としました。
「慰霊の日」の23日、最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園では、遺族などおよそ5800人が参列して、沖縄県主催の戦没者追悼式が開かれ、安倍総理大臣のほか、普天間基地の移設問題に取り組む岸田外務大臣と小野寺防衛大臣が外務・防衛の閣僚として初めて出席しました。
追悼式では正午の時報に合わせて犠牲者に1分間の黙とうがささげられたあと、仲井真知事が平和宣言を行い、「私たちは68年前の戦争で多くの尊い命を失い、生涯癒やすことのできない深い痛みを負いました。
しかし沖縄は今もなお、アメリカ軍基地の過重な負担を強いられており、日米両政府に対して一日も早い普天間基地の県外移設、そして日米地位協定の抜本的な見直しを強く求めます」と訴えました。また、沖縄県遺族連合会の照屋苗子会長は、「去年オスプレイが配備されたうえ、夏にはさらに追加配備とされていて、遺族として断じて容認できません。
普天間基地の県外移設も切望しています」と述べました。
一方、安倍総理大臣は、沖縄戦の犠牲者に哀悼の意をささげたうえで、「基地の集中が今なお沖縄県民の大きな負担となっており、その負担を少しでも軽くするよう全力を尽くす」と述べました。
沖縄戦から68年がたった今も、戦争の記憶と共にアメリカ軍基地の負担を抱える沖縄は、23日、平和の祈りに包まれました。 (NHK6月23日)』