米紙が「反自由主義で下品な秘密法」と批判&安倍の暴走を米国も警戒+楽天優勝
2013年 11月 04日
頑張ろう、東日本&ニッポン!今年は、さらなる前進を。o(^-^)o
よろしければ、1日1回、2つのランキングの応援クリックをしてくださいませ。m(__)m
【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
東北楽天ゴールデンイーグルスの関係者&ファンの皆さま、
初の日本シリーズ優勝&日本一達成、おめでとうございます!(*^^)v祝
チーム創設9年めでの快挙。しかも、2年前には東日本大震災が起きて、東北地方の皆さんからの思いや期待を自分たちの力に変えて、素晴しい功績を果たし、そして皆さんに勇気や喜びをもたらしたことに敬意を表すると共に、野球ファンとして感謝したいと思うです。有難うございます。m(__)m
本当は、マーくん先発の6戦目で、決めたかったところだったと思うし。あそこで負けて、ちょっとイヤ~な雰囲気がよぎったかも知れないけど。
ただ、これが7戦目での優勝の感激を倍増させるお膳立てになったような感じもしたです。(^^)
いいな~。(心の奥底のホンネ)
でも、地元で優勝を決められて、ホントよかったですね~。(☆の38年ぶりの優勝の時は、アウェイで優勝が決まっちゃったから球場に行けなかったのよね~。^^;)
かねてよりマーくんファンのmewも、今年はにわかファンながら楽天を応援させていただきました。(・・)
<実は、嶋も好き。マーくんはもちろん、他の投手の頑張りも大きかったけど。その力を引き出した嶋の成長が、優勝の大きな要因ではないかと。野手も個性&魅力があるし、ベテランと若手が一体となって機能していて、本当にいいチームですね。"^_^"
元☆の斉藤も、最後に地元に戻って、いい思いができてよかった。松井が初の日本一というのは、チョット驚き。^^;>
実は、☆ファンだった頃(DeNAになる前)は、楽天も☆も最下位orBクラスが定位置だったので、居酒屋談義で、楽天ファンと「どっちが1位とのゲーム差が少ないか」を争っていたりもしたのだけど。(~_~;)
書きたいことは色々あれど、☆の応援を休業中で野球観戦もほとんどしていた中、久々に熱く野球の試合&応援を楽しませてもらったことに感謝しつつ、最後に、もう一度、おめでとうございます&今後も被災地の皆さまと共に、ガンバです。o(^-^)o
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
こうして、野球が楽しめるのも、日本が平和で自由な国であるからこそ。(・・)
でも、安倍政権は、どんどんと日本の平和主義を壊し、国民の自由を奪うような国にしようとしているのである。(`´)
安倍自民党は、日本版NSC(国家安保会議)創設&秘密保護法の制定に前のめりになっており、今週から国会の審議をさらに促進し、今月中にも両両法案を成立させたいと考えている。(-"-)
安倍首相は、米国での講演で、自らのことを「右翼の軍国主義者」と称していたのだけど、この2つの法案が成立すれば、まさに日本は戦前のような軍国主義の道を歩む大きなステップになるわけで。<国民には、重要な情報を知らせないままに、突然、どこかの国と戦争を始めちゃう可能性もあるんだよ。^^;>
mewは、平和と自由をこよなく愛する日本の国民が、何とか1日も早くこの件に関心を持って、
その危険性に気づき、国民の力で法案成立を阻止して欲しいと願っているです。(**)
* * * * *
その秘密保護法案について、何と米国のニューヨーク・タイムズ紙が社説で、「日本のIlliberalな秘密保護法」(illeberal=反自由主義的、偏狭な、卑しい、下品な)というタイトルをつけ、批判を行なったという。
残念ながら、当ブログは記事全文を張ることができず。<キュリティ上、何たらと出てダメなんだよね。(-"-)>kimekime25さんのところに、記事全文と和訳がアップされていたので、関心のある方は、そちらをご覧下さい。、
<米国のメディアメディア関係者から見たら、民主主義の根幹をなす、国民の知る権利や取材、報道の自由を恣意的に制限するこの法案に反対する強い姿勢を示さず、遠慮がちな報道ばかりしている日本のメディア(特にTV?)はアンビリ~バボ~かも。^^;>
『日本の特定秘密保護法案についてNYタイムズ紙は30 日付の紙面で、特定秘密保護法案は「反自由主義的(illiberal)(下品な)法(案)」と題する社説を掲げた。この中で、特定秘密保護法は法案自体が問題なだけではなく、“日本国民の自由・諸権利を制限し、近隣諸国の疑念を一層呼び起こしかねない”と批判した。(Noborder Politics11月1日より)』
<下の記事は、国際英字紙の社説となっているが。上の記事を見ると、30日付け本紙にも掲載されたとの話も。>
『米紙ニューヨーク・タイムズ紙傘下の国際英字紙「インターナショナル・ニューヨーク・タイムズ」は29日付(電子版)の社説で、安倍政権が今国会での成立を目指す特定秘密保護法案について「国民の知る権利をむしばむ秘密保護法」などと批判した。
社説の題名は「反自由主義的な秘密保護法」。同法案が定める「特定秘密」の指定について運用指針がないことを問題視し、「定義づけがあいまいなことで、政府が都合の悪い情報をいくらでも特定秘密に指定できる」と恣意(しい)的な運用への懸念を示した。
さらに、秘密を漏えいした政府職員に最長で懲役10年が科されることや、特定秘密の指定期間が無期限に延長できることなど法案の問題点を指摘し、「ジャーナリストを最高5年の懲役刑で脅すことにより、政府の不透明さが一層増すだろう」などと批判した。(毎日新聞10月29日)』
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~so-cha o douzo!
よろしければ、2つのバナーの応援クリックをお願いします。m(__)m
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
Noborder Politicsで、大貫康雄氏が、社説の要旨を記していたので、ここにアップしたい。
『社説では特定保護法案は、以下の問題点があると指摘している(筆者の意訳)。
●まず、何が秘密に当たるのか明確な指針がない。これでは政府(官僚)の都合に良いように情報秘密が指定されるだけだ。
●秘密を暴露した公務員に最高10年の刑が課されるとなると(今でさえ何でも秘密にしがちであるのに)、これまで以上に公務員の口を重くさせるだけだ。
●現在は防衛省だけに“防衛秘密”を定める権限が認められているが、この法案では(政府機関の秘密指定権限が)際限なくなり実にひどい(abysmal)。2006年から2011年の間、防衛省は5万5000件の文書を秘密にし、この中で3万4000件の文書が秘密保持の期間を過ぎた後、破棄された。秘密解除され公開になったのはわずか1件だけ(既に驚くほど秘密主義的で、これ以上何を隠したいのか?)。
●秘密の期間を無期限に延長できる
●選挙で有権者の付託を受けた国会議員たちが、何が秘密かを知ることができる明確な規定もなく、政府がこれまで以上に説明責任を果たさなくなる。
●“違法(invalid)”で“不当な(wrongful)”方法で取材活動をしたジャーナリストを最高5年の刑に処罰するなどと脅すことで(情報公開どころか)、すでに透明性に欠ける(opaque)政府が一層閉鎖的、透明性の欠如した政府になる(“違法”で“不当”と誰が、どのような基準で判断するのか? 日本のジャーナリストはおとなしく、今でさえ政府の秘密を調査報道した例がどれだけあるのか? まったくない! ではないか!?)。
●世論調査でも、国民は法の内容と範囲に極めて懐疑的だ。しかし安倍政権は(国民の疑念を無視して)できるだけ早く、法制化しようとしている。
●安倍氏はアメリカ型のNSC(国家安全保障評議会)の設立が必要だとの考えだ。アメリカ政府も日本政府が情報統制をより強化しない限り、これ以上の秘密情報を日本とは共有できないと明らかにしている(この法案もアメリカ政府の意向を利用して制定を狙う国家主義的政治の一例だ)。
●日本版NSCは6つの部局で構成され、その内のひとつは中国・北朝鮮関係だ。これは安倍政権のタカ派的外交を反映している……。
社説は、最後に「特定秘密保護法(案)」が国内的には市民の自由・諸権利(civil liberties)を害し、対外的には東アジア諸国にこれまで以上に疑念を呼び起こしかねないと批判している。』
* * * * *
大貫氏はまた、このような見解を記している。(mewがよくブログに書いている見解と近いかも)
『安倍政権の右翼・国家主義的体質については欧米の主要各紙が報じ、そして米議会調査局報告までが同様の懸念を打ち出したのは記憶に新しい。社説はNYタイムズの個々の記者の取材報道を拘束はせず、また短いものだ。しかしアメリカの幅広い層の懸念を反映しているのは間違いないだろう。』
『アメリカ・オバマ政権は、安倍政権が歴史見直し問題ですでに東アジア諸国との関係を悪化させたのを批判しており、この法案でもアメリカの国益に影響を及ぼしかねないと疑念の目で見ているのは確かだろう。
安倍政権閣僚は盛んに“民主主義の価値観を共有する云々”などと口では言うが、実際にやろうとしているのはNYタイムズ紙の指摘を待つまでもなく、国民の自由・諸権利を制限することだ。この特定秘密保護法案の制定化などはその表れで、日本社会を一層息苦しいものにし、対外的には日本の孤立を招きかねない。』
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~so-cha o douzo!
よろしければ、2つのバナーの応援クリックをお願いします。m(__)m
☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆
日刊ゲンダイも、このNYタイムズの記事に関して取り上げている。
『安倍首相が成立に躍起になっている「日本版NSC設置法」と「特定秘密保護法」。言うまでもなく、米国の“猿マネ”だが、その米国のメディアがこの法案を断罪した。それも記者個人のオピニオンではなく「社説」でだ。
米ニューヨーク・タイムズ(電子版)の29日の社説のタイトルは「日本の反自由主義的秘密法」。記事では、<日本政府が準備している秘密法は国民の知る権利を土台から壊す><何が秘密なのかのガイドラインがなく、政府は不都合な情報を何でも秘密にできる><公務員が秘密を漏らすと禁錮10年の刑になる可能性があるため、公開より秘密にするインセンティブが働く><不当な取材をした記者も最高5年の懲役><日本の新聞は、記者と公務員の間のコミュニケーションが著しく低下すると危惧している><世論はこの法律に懐疑的>――と問題点を列挙している。
ただ、ここまでは朝日や毎日など日本の一部新聞の主張と同じだが、NYタイムズはさらに踏み込んだ批判を展開。秘密保護法とセットの「日本版NSC」の事務局である国家安全保障局に「総括」「同盟・友好国」「中国・北朝鮮」「その他(中東など)」「戦略」「情報」の6部門が設置されることを問題視して、こう書くのだ。
<6部門の1つが中国と北朝鮮。他は同盟国やその他という分類なのに、である。こうした動きは、安倍政権の中国への対立姿勢やタカ派外交姿勢を反映しており、これが市民の自由を傷つけ、東アジアにおいて日本政府への不信感をさらに高めることになる>
日本版NSCと秘密保護法がアジアの安定を脅かす可能性にまで言及しているのである。
米国事情に詳しいジャーナリストの堀田佳男氏がこう言う。
「安倍首相は9月に訪米した際、シンクタンクの講演で<私のことを右翼の軍国主義者と呼びたいのなら、どうぞ呼んでくれ>と言いました。あの発言で、米国のリベラル系メディアは、ますます安倍首相を危険視するようになりました。このまま中国を刺激し続けると、日中間で戦争になってしまうのではないか、と本気で恐れているのです。安倍首相に対する危機意識は相当高まっています」
安倍の危うさを米メディアの方がよっぽど分かっている。(日刊ゲンダイ11月1日)』
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
これは、『米国の盗聴問題と安倍のNSC創設、秘密保護法には深くアブナイ関わりが』でも触れたことなのだが。
日本の軍事強化を目指す安倍首相は、米国のNSCに憧れて、前政権の時からNSC創設を目指していたし。(前回は廃案に)また、日米軍一体化を進める中、米国から信頼を得て、機密情報を得ることを主目的にして、急いで秘密保護法を作ろうとしているのだけど。^^;
ただ、米国が安倍首相を危険視しているのは、安倍氏が米国との関係を超えて、国家主義的な思想に基づき、日本独自で富国強兵策を進め、日本が経済的だけでなく、軍事的にも天敵である中国に打ち勝ち、アジア№1&世界のTOPクラスの国になることを目指していることにある。^^;
安倍首相らの超保守派は、日本の戦後体制を否定し、戦前のような国家主義、国粋&民族主義的な思想を持っており、とりわけ中朝韓の国や民族を敵視、嫌悪する面が強いし。
中国に対しては、尖閣諸島を巡って、いざとなれば、武力衝突も辞さない構えでいるからだ。<北朝鮮も潰したいと思っているし。実は米国のこと(特に日本への戦後政策)も快く思っていない。^^;>
そして、上のリンク記事にも書いたように、安倍首相は、ともかく中国に打ち勝つためなら&中国包囲網を築くためなら、米国だけでなく、英国などの欧州諸国、アジア諸国、そして何とロシアとまで手を結んで、安保軍事や情報獲得のために連携して行こうとしているわけで。そのためにも、NSC創設&秘密保護法の制定を急いでいるわけで。
米国政府&メディアは、安倍首相の前近代的な思想に基づく安保軍事面での暴走を、強く警戒している部分があるのだ。(~_~;)
<安倍内閣は、今月2日にロシアと2プラス2(2国の外相&防相による安保協議の会合)を行なったばかり。日本がこの協議を行なうのは米、豪につづき3国め。米豪は同盟国だから、まだ理解できるけど。近時、米国との対立が深まっているロシアと安保協議を行なうとはね~。^^;>
* * * * *
まあ、米国としては、日本が同国に従属的であれば安心だけど、特に安保軍事面で好き勝手に動くようになるとかわいくないと思う側面もあるかも知れないのだが・・・。
ただ、オバマ政権は、国粋&民族主義的な思想は好まず。しかも、中国との関係を重視する方針ゆえ、日本と一緒になって中国と戦かったり、やり合ったりする気はないし。韓国も軍事パートナーとして重視しているわけで。
それゆえに、日本に対して中韓との関係改善を強く求めると共に、靖国参拝や歴史認識発言の自制を要請しているのだけど。おそらく、安倍氏らは、それにも不快感を覚えていることだろう。
どうか、このNSC創設&秘密保護法が、日本を戦前のような軍事国家に作り変える(安倍氏のいう「強い日本を取り戻す」ってやつね)ためのアブナイ法案だということを、早く多くの国民に気づいて欲しいと、切に願っているmewなのだった。(@@)
THANKS
【下の2つのランキングに参加しています。できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。組織票は全くなく、記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】
↓このクリックが、mewの大きな励みに。(・・)
↑もう1クリックが、ブログを続けるエネルギー源に"^_^"
日本の中も序列判断。軍隊の中も序列判断。理性判断を表明すれば、非国民の証拠とされる。国家は軍隊に歯止めをかけられない。国民は小人の犬となった。