内閣支持率、JNNでは低下&秘密法への関心継続を+日米関係に懸念+フィギュア
2013年 12月 09日
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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
最初に、サンフレッツェ広島のJリーグの逆転2連覇&徳島ヴォルティスのJ1昇格、おめでとう!(*^^)v祝 <広島の防御率、スゴ過ぎです。(・・)>
そして、この週末には、福岡でフィギュアGPファイナルが行われ、羽生結弦、浅田真央がアベック優勝を果たした。(*^^)v祝 <男子では、織田信成が3位、町田樹が4位>
羽生は、SPで99.84の世界最高点をマーク。<4回転を含め、ジャンプでのプラス点が大きかった。最後のスピンでよろけなければ、夢の100点台だったのにな~。>珍しく(?)複数のミスが出た王者Pチャンに10点以上の差をつけることに。
フリーも1回目の4回転で転倒したものの、その後は勢いのある滑りで他の要素をこなし<飛ばし過ぎで、最後はフラフラになったけど>、193.41とチャンをわずかに上回る得点をゲット。
総合293.25でGPファイナル初優勝を果たした。"^_^"
今年はGP2戦をチャンと戦い、2回とも2位に甘んじていたのだが。18歳最終日のファイナルで高得点をとってチャンに勝利したことは、大きな自信になりそうな感じ。五輪選考でリードしたものの、また細くなっていた&体力が持たなかったのが気がかりだったです。(~_~;)
織田信成は、高橋大輔の負傷欠場で繰り上がり出場したのだけど。そのチャンスを見事に活かした感じ。SPで、そしてフリーは1回、4回転で失敗したものの、他の要素はほぼパーフェクトにこなしており、織田らしさが出たプログラムを見事に演じ切った&観戦に来た子どもにもパパらしさを見せられたのではないかと思った。SP80.94、フリー175.02、総合255.96で全て3位で、五輪選考にはプラス要素になりそうだ。(++)
GP戦で2回優勝と好調だった町田樹は、小中高時代に練習していた福岡で(広島から通っていた)お世話になった人たちにいい演技を見せたいという思いで滑ったのだが。やや調子落ちだった&力がはいり過ぎたのか、SPで4回転+αを失敗し、60点台とまさかの6位スタート。(・o・)
フリーでは170.37(4位)を出し、総合では4位にはいったものの、本来の演技はできず、残念さが残ったのではないかと察する。(・・)
高橋大輔も6日から練習を再開したとのこと。21日から五輪選考会となる全日本選手権が行われるのだが。羽生、高橋、織田、町田の4人の優勝&上位争いに加え、一発優勝を狙う小塚も加わって、激しい五輪出場枠争いが展開されそうだ。(@@)
<女子は、また後日に。>
~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~
さて、「民主政の嵐にしやがれ」を目指すmewとしては、先週、秘密保護法の強行成立があって、安倍内閣の支持率がどう変わるのか、注目していたのだけど。(全文は*1に)
JNN(TBS系)では、支持が54.6%(ー13.9)、不支持は44.4%(+14.3)。朝日新聞では、支持が46%(ー3)、不支持は34%(+4)だったとのこと。
<JNNはもとの数字がやや高かった、朝日はもとがやや低かったので、このような差が生じたのかな~と思うのだけど。とりあえず支持率と不支持率が接近して来ているので、「よし」とするかな。(~_~;)>
秘密保護法に関して、JNNは「評価しない」が57%、「評価する」は28%。朝日は「反対」が51%、「賛成」は24%。
議論が「不十分」は、JNNが85%、朝日が76%。「十分」はJNNが8%、朝日は11%だった。(・・)
* * * * *
正直なところ、mew周辺のあまり政治に関心のない人たちを見る限り、今でも秘密保護法の内容については、よく知らない人が多いし。何が問題なのか、何でこんなに多くの人が反対しているのか「???」の人が多いのが実情だ。^^;
ただ、どうやら安倍自民党が、問題のある法律を、数の力を用いる形で、かなり強引&横暴な国会運営を行なって、成立させてしまったらしいというイメージを受けている様子。
朝日新聞で、「国会で自民党だけが強い、いわゆる自民一強体制」に関してきいたところ、「よいことだ」が19%、「よくないことだ」が68%だったのも、そのようなイメージが反映されたのではないかと察する。
JNNでは、「安倍政権が長く続いてほしいと思うか」という問いもあったのだが。「長く続いて欲しい」が59%、「早く交代して欲しい」が35%。
「総理大臣にふさわしい政治家」は、安倍総理が13%、「小泉進次郎氏が7%、自民党の石破幹事長が3%だっだとか。
これらを見ると、この何年かのように政権が短期でコロコロ代わることは望ましく思っていないものの、「必ずしも、安倍晋三氏が総理大臣にふさわしいと思っているわけではないのかも」という感じもしたです。^^;
<mewもあまり首相がコロコロ変わるのは好ましくないと思うんだけど。安倍晋三氏&超保守タカ派が政権を維持するのは、マジで日本がアブナイので、もう1回だけ早期で交代させてくださいませ。m(__)m> 、
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安倍陣営は、早く秘密保護法の喧騒&嵐が過ぎ去って、これ以上のイメージダウンは防ぎたいところなのではないかと思うけど。
先週「秘密法~施行までの1年が勝負+安倍自民&保守勢力の暴走を阻止しよう」+αにも書いたように、mewは、ここからが勝負ではないかと思っているし。何とか「民主政の嵐」を巻き起こしたいところ。(**)
そのためには、まず「秘密保護法」の問題に気づいた人たちが、その声を止めないようにしなければ&人々にこの問題を忘れさせないようにしなければならないと思うのだけど。
7日にはこんなニュースが出ていた。
『専門領域を超えた学者有志でつくる「特定秘密保護法案に反対する学者の会」は7日、同法の可決、成立に抗議する声明を発表した。声明に賛同する学者は3181人。3日発表時点の2006人から大幅に増えた。ノーベル賞受賞者の益川敏英・名古屋大特別教授や、法政大の次期総長に選ばれた田中優子・法政大教授らが名を連ねる。
声明では「与党の政治姿勢は、思想の自由と報道の自由を奪って戦争へと突き進んだ戦前の政府をほうふつとさせます」と批判。議会や行政府から独立した第三者機関の監視体制の確立が必要と訴えている。(朝日新聞13年12月7日)』
『日本ジャーナリスト会議(JCJ)も採決について「憲政史上前例のない、最悪の暴挙を演じた」と強く批判。同法の廃止を求めた。医師や歯科医でつくる全国保険医団体連合会は「『適性評価』の名のもとに患者のカルテなどの個人情報の提出が求められることが懸念される」と指摘。このほか、日本カトリック司教協議会常任司教委員会なども声明を出した。(毎日新聞13年12月7日)
この学者の会に関しては、先月末にこのブログで紹介したのだけど。<関連記事『秘密法にノーベル賞学者らも反対声明&新たな問題+日米中の挑発合戦を危惧』>
わずか1週間で、1000人以上も賛同者が増えたのはスゴイことだと思うし。日ごろは政治とはあまり関わらない世界の学者の中にも、様々な報道や国会の状況を見て、自分たちも声を上げないとマズイぞという思いを抱いた人が増えて来たのではないかと察する。(・・)
そして、このようなムーヴメントを、一般国民の間にジワジワを広げて行くことが必要なのではないかと改めて思ったです。(・・)
* * * * *
それに、法案成立後になってから、自民党の幹部が会見やTV番組などで、秘密保護法に関して改めてアレコレ発言を行なっているのだけど・・・。
ある意味で、興味深かったのは、自民党の議員の方から、積極的に第三者機関やその法制化に関する提案を行なっているケースが多かったかも知れない。^^;
そもそも成立後、すぐに法制化云々という話を出す必要があるようなものなら、「そんな法案を強行成立させるなよ!」と怒鳴りつけたくなってしまうところがあったのだけど。(`´)
ただ、彼らには、もちろん、自民党政権やこの法案への懸念や批判を抑えたいという意図もあるとはいえ、実は、自民党の議員の中にも、本当は、この法律に不備が多いことがわかっている人が少なからずいたのだろうな~と思ったりもした。(~_~;)
<そもそも自民党が法案成立を急いだ理由の一つには、これ以上、法の不備に関してまともに議論が行なわれたら、当分の間、法案を成立させられないと考えたことがあったらしいし。(-"-)>
『自民党の石破茂幹事長は6日深夜、特定秘密保護法成立を受け、特定秘密の内容を国会がチェックする機関の新設について「早急に議論を立ち上げ、法案にするのが急務だ」と記者団に述べ、法制化を前提に検討作業を党内に指示したことを明らかにした。国会法改正を議員立法で提出することを視野に入れる。
政府の恣意(しい)的な秘密指定を防ぐ狙いがあり、石破氏は常設の委員会の新設を念頭に置いている。特定秘密保護法にはこうした機関設置の規定はない。設置の具体像や時期なども今後の課題で、実現の可能性は不透明だ。法成立直後に新たな法改正の必要性を指摘したことで、同法のチェック機能に不十分な点があることを認めた形になる。(NHK13年12月7日)』
『自民党の石破茂幹事長が6日深夜に記者団に、「早急に議論を立ち上げ、法案にする。議員立法になる」と述べ、党政務調査会に法制化の検討を指示したことを明らかにした。
上下両院に情報委員会がある米国をモデルとするため、衆参両院の議院運営委員会メンバーによる視察団を来年1月にも派遣するよう各党間で調整する。
具体的な設置時期や権限などは今後の検討課題だが、秘密が妥当かどうかを審議する場として、憲法で規定されている非公開の「秘密会」を想定している。(産経新聞13年12月7日)』
『4党の実務者協議にあたった自民党の中谷元・元防衛庁長官は7日のTBS番組で、情報保全監察室と国会でのチェック機関について「官僚の情報独占は放っておけない。しっかりやらなければならない」と強調。今後1年以内の秘密保護法の施行までに監察室を設置する考えを強調した。参院特別委の理事を務めた民主党の福山哲郎元官房副長官も「知る権利や取材の自由がどれだけ守られるのか、きちっと監視しなければいけない」と述べた。(毎日新聞13年12月8日)』
* * * * *
自民党がわが出す案は、どれも政府の都合を重視したものだし。第三者機関のあり方については、改めて根本的に議論しなければならないと思うのだけど。
自民党の議員が、第三者機関の法制化に取り組もうとする気持ちがあれば、来年になっても、秘密保護法の修正や廃案に関する話や報道は続くことになるだろうし。国民がこの法律を忘れずに済むという点でも、GOODなのではないかと思うmewなのだった。(@@)
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話は変わって・・・
昨日、『嵐が過ぎたと安倍~辺野古移設の中止を皮切りに、全国で民意の嵐を! 』という記事の中で、mewは、『安倍首相は現政権で、必ずしもオバマ大統領との関係がうまく行っていない上、米政府は近時、日本よりも中国を重視するようになっている』と書いたのだけど・・・。
以前から書いているように、オバマ大統領は、もともと安倍首相のような戦前志向の国家主義者は好きではないし。しかも、米国としては、安倍政権発足当初から、日本に中韓との関係改善を強く要望しているにもかかわらず、安倍首相&周辺が中韓に敵対的な言動を続けているため、いまだに首脳会談が行えない状況にあることに不満を募らせている様子。^^;
<米国としては領土問題に関わる気がないし。しかも、超保守的な安倍内閣が、歴史認識や靖国参拝などにこだわっていることにも、イラ立っているのよね。(~_~;)>
先週、米国のバイデン副大統領が、2~3日に日本、4日に中国、5日に韓国を訪問して、それぞれの国の首脳らと会談を行なったのだが。
先に韓国での話を書くなら、バイデン副大統領はこちらも歴史認識の問題にこだわる朴大統領との会談の中で、対話による問題解決を強く促すと共に『韓日間に存在する歴史紛争で米国が調停者の役割を担うことはないと表明した』という。(XINHUA.JP 13年12月5日)』
* * * * *
また、バイデン氏は、中国の近習平国家主席とは述べ5時間半も会談を行なったとのこと。(@@)(安倍首相とは1時間半ね。^^;))
安倍首相にとっては、今、最大の問題は、中国の防空識別圏のことであって。米国にも、日本と一体となって、中国側に防空識別圏の撤廃を強く要求して欲しいと願っており、バイデン氏にもその旨を要望したのではないかと思うのだけど。バイデンー習会談の中では、防空識別圏の話にはそう多くの時間が割かれなかったという。^^;
一部メディアは、バイデン氏が中国の防空識別圏を「認めない」と語ったと報じられていたのだけど。米紙などを見ると、「深い懸念を示した」とは報じられているものの、「認めない」とまではっきりとは言ったかどうかはビミョ~なところ。<会談後に行なわれた2者による会見でも、防衛識別圏について全く触れられなかったんだって。(-_-;)>
バイデン氏はむしろ、防空圏を含め尖閣諸島を巡る対立を懸念し、日中間で危機管理を調整するにシステムを作るように促していたようだ。
『バイデン副大統領は、日本政府が主張していた防空圏そのものの「撤回」には言及せず、周辺各国が懸念しているとして、緊張を低減させ、危機を誘発する行動を避ける措置を執るよう期待すると表明した。中国は外国航空機が防空圏を飛行する際、飛行計画を事前に通告することなどを要求しており、こうした防空圏の運用をめぐり停止を求めたもようだ。日中間の「連絡経路の確立」は、ホットラインの設置とみられる。(産経新聞13年12月5日)』
『米政府高官は会談後、記者団に対し「習氏はバイデン氏の防空圏に関する意見表明を受け止めた。(どのように対処するかは)中国次第だ」と説明。バイデン氏は防空圏内で危機につながる行動を避けるための措置を求め、日本と中国が危機管理メカニズムを構築する必要性を強調したという。(時事通信13年12月5日)』
また、この辺りのことは改めて書きたいのだが。バイデン副大統領は、習主席がかねてから提唱している「新大国(G2)構想」(中国と米国が二大国として、太平洋・アジア地域の安全保障などを主導して行く構想)も、正面から否定せず。両国間にさらなる信頼関係が必要だとして、G2構想の推進に含みを残したとか。^^;
mewは、安倍首相がこのことに焦りを感じて、辺野古移設の強引な推進やさらなる安保軍事強化に走るのではないかと案じている。(-"-)
* * * * *
そして、バイデン副大統領は、安倍首相との会談でTPP交渉に関しても、アレコレと要求をして行ったようなのだけど。(~_~;)
7~10日のTPP閣僚会合(inシンガポール)を控えて、先週、検査入院した甘利明経済再生&TPP担当大臣が、5日、内閣府で記者会見し、早期の舌がんと診断されたことを告白した。
甘利氏は、先月末、首相に辞意を伝えたものの、強く慰留されたとのこと。しばらくは手術&治療に専念し、2~3週間後に公務復帰する予定だという。(お大事に。)
<mewは、友人の父親+αが舌がんになったことがあるので、自分も舌に何かできると、めっちゃ気になってしまうのだけど。皆さまも舌の端や裏に、傷やしこりっぽいものがなかなか消えない場合には、早めに医師(とりあえず歯科医でも可)に相談するといいと思うです。(・・)>
そこで、TPP閣僚会合には西村康稔内閣府副大臣が代わりに出席することになったのだけど。TPP交渉は、年内妥結に向けて正念場を迎えている上、米国が案の定、聖域5項目の関税撤廃を強く要望していることから、これまで交渉の最前線に立って来た甘利大臣が出席できないのは、痛いところ。
西村副大臣は、何とか米国+αの攻勢に抵抗すべく奮闘中(悪戦苦闘中)のようなのだ。(-"-)
『日本はコメなど農産品の重要5分野の関税維持に理解を求める一方、自動車分野で米国が求める安全基準の緩和などに難色を示している。米国側は全貿易品目の関税撤廃を要求するなど強硬な交渉姿勢を変えていないもようで、10日までの会合中に合意が得られるかどうかは不透明な情勢だ。(産経新聞13年12月8日)』(関連記事*2に)
西村副大臣は、米側に「(関税撤廃の例外扱いを求める)国会決議を踏まえなければ(TPP協定を)承認してもらえない」と伝え、理解を求めようとしているとのこと。
安倍政権がTPPにおいても、対中関係を意識するあまりに、米国に対して安易な妥協をしないようにと願っているmewなのだった。(@@)
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JNN世論調査 秘密保護法の国会審議「十分でなかった」が85%
TBS系(JNN) 12月9日(月)
先週金曜日に成立した特定秘密保護法の国会審議について、85%の人が十分ではなかったと考えていることが、JNNの世論調査で明らかになりました。
調査はご覧の方法で、この土日に行いました。
まず安倍内閣の支持率ですが、「支持する」と答えた人は前の月と比べて13.9ポイント減って第2次安倍内閣が発足して以降、最も低い54.6%となりました。支持率が60%を切るのは初めてです。
次に、先週金曜深夜に成立した特定秘密保護法について、成立を評価するかどうかを尋ねたところ、「評価する」は28%で、「評価しない」と答えた人はおよそ倍の57%でした。
また秘密保護法の国会での審議について十分だったかどうかを聞いたところ、「十分だ」とした人は8%で、「十分でなかった」と回答した人が85%に上りました。「不十分」と答えた人は、与党の自民党と公明党の支持層でも7割を超える結果となりました。
さらに野党との修正協議により国民の「知る権利」を侵害する懸念はなくなったかどうかを尋ねましたが、「なくなったとは思わない」が79%に上りました。
次に消費税率を再来年の2015年秋に10%に引き上げることについて尋ねたところ、反対と答えた人が58%で賛成を上回りました。また、10%引き上げの際に食料品などの生活必需品を低い税率にするいわゆる軽減税率を導入することについては、「導入すべきだ」が82%を占めました。
第2次安倍内閣は今月末に1年を迎えますが、安倍政権が長く続いてほしいと思うかどうかを尋ねたところ、59%が長期政権を望んでいることがわかりました。
また総理大臣にふさわしい政治家を聞いたところ、安倍総理を挙げた人が13%、小泉進次郎氏が7%、自民党の石破幹事長が3%などとなりました。
政党支持率は自民党が前の月と比べて7.1ポイント減らし、30.3%となったほかは、ご覧のようになっています。.
*********
世論調査―質問と回答〈12月7日実施〉
朝日新聞 2013年12月7日
(数字は%。小数点以下は四捨五入。質問文と回答は一部省略。丸カッコ内の数字は11月30日、12月1日の調査結果)
秘密保護法「議論十分でない」76% 朝日新聞世論調査
◆安倍内閣を支持しますか。支持しませんか。
支持する46 (49)
支持しない34(30)
◆今どの政党を支持していますか。
自民35(36)▽民主6(5)▽維新1(3)▽公明3(2)▽みんな2(2)▽共産3(3)▽生活0(0)▽社民1(0)▽みどりの風0(0)▽新党大地0(0)▽新党改革0(0)▽その他の政党1(0)▽支持政党なし39(36)▽答えない・分からない9(13)
◆国会は今、自民党だけが大きな議席を占めています。国会で自民党だけが強い、いわゆる自民一強体制をよいことだと思いますか。よくないことだと思いますか。
よいことだ 19
よくないことだ68
◆最近の国会の状況をみて、安倍内閣や自民党に国民の声を聞こうとする姿勢を感じますか。感じませんか。
感じる 16感じない 69
◆特定秘密保護法は、国の外交や安全保障に関する秘密を漏らした人や不正に取得した人への罰則を強化し、秘密の情報が漏れるのを防ぐことを目的としています。一方、この法律で、政府に都合の悪い情報が隠され、国民の知る権利が侵害される恐れがあるとの指摘もあります。特定秘密保護法に賛成ですか。反対ですか。
賛成 24反対 51
◆この法律は、衆議院に続いて参議院の委員会でも与党が採決を強行しました。特定秘密保護法について与党が採決の強行を繰り返したことは問題だと思いますか。問題ではないと思いますか。
問題だ 65問題ではない 21
◆特定秘密保護法の国会での議論は十分だと思いますか。十分ではないと思いますか。
十分だ 11十分ではない 76
◆特定秘密保護法ができることで、政府にとって都合の悪い情報が隠されるなどの恣意(しい)的な運用がされる不安を感じますか。感じませんか。
感じる 73感じない 18
◇
〈調査方法〉 7日、コンピューターで無作為に作成した番号に調査員が電話をかける「朝日RDD」方式で、全国の有権者を対象に調査した(福島県の一部を除く)。世帯用と判明した番号は3212件、有効回答は1476人。回答率は46%。
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TPP
NHK12月8日
シンガポールで開かれているTPP=環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合で、日本はアメリカとの2国間会合に臨み、農産物などの関税撤廃や日本の自動車分野の規制などについて議論しましたが、意見の隔たりは埋まらず、引き続き協議することになりました。
シンガポールでのTPP=環太平洋パートナーシップ協定の閣僚会合は2日目を迎え、日本から出席している内閣府の西村副大臣は8日午前、アメリカのフロマン通商代表との2国間会合に臨みました。
この中で、アメリカ側はすべての品目の関税撤廃を求めたものとみられますが、日本側は、衆参両院の農林水産委員会の決議などを踏まえ、コメや麦など農産物5項目の関税撤廃には応じられないという方針を改めて伝えたということです。
また、日本の自動車分野の規制を巡っても議論しましたが、意見の隔たりは埋まらず、引き続き協議することになりました。
このあと、日本の交渉団はシンガポールなどとの2国間の会合やニュージーランド、チリ、メキシコとのグループ会合、それに全体会合などの場で各国との協議を行いました。
一方、日本の交渉団は協議の合間に日本から現地を訪れている業界団体の代表らに対する説明会を開きましたが、出席者によりますと政府の担当者は「関税撤廃を巡る交渉は難航している」と述べるにとどめ、交渉の詳しい内容についての説明はなかったということです。
説明会に出席したJA全中=全国農業協同組合中央会の萬歳会長は記者団に対し、「政府には農産物の重要5項目を関税撤廃の例外とするよう求める決議を守ってほしい」と述べていました。
閣僚会合は9日も引き続き、4か国ごとのグループ会合などが行われる予定で日本は難航するアメリカとの2国間会合も行いたいとしています。