細川、宇都宮に一本化要請の会見+2人で会えば、道が開けるのでは?
2014年 02月 04日
これは、2月4日、2本めの(mewにしてはかなり短い?)記事です。
頑張ろう、東日本&ニッポン!今年は、さらなる前進を。o(^-^)o
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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
【追記・脱原発や安倍政権打倒を望む人たちは、両陣営に「丁重に」(あくまでも丁重に)、共闘をお願いするメールを送るというのもいいかも。"^_^"】
昨日アップした『都知事選~細川は本気で当選する気があるのか?&一本化による逆転が成功するには・・・』の関連記事になるのだが。
mewは、この記事で、脱原発を主張する候補が、自民党が支援する舛添要一氏に勝つためには、もはや一本化するしか道がないと。
そして、細川護煕氏と宇都宮健児氏の個人的な考え方は7~8割重なっているので、2人が会って話せば、話がまとまるのではないかと。<脱原発だけでなく、東京五輪や街づくりの考え方、安倍政権経済政策などの問題点や、拳法、集団的自衛権の考え方などなども共通しているのだから。>
細川陣営が、もし本当に選挙に勝つ気があるなら&そのために一本化した方がいいと思うなら、宇都宮氏の方が先に「脱原発」を掲げて出馬会見を行なっていたのだから、できれば細川氏自身が、少なくとも細川陣営の方から、宇都宮氏に共闘を要請すべきではないかという趣旨のことを書いた。
<宇都宮氏に対して「一方的におりろ」と主張したり、社共が宇都宮氏を支援しているから一本化できないなどと批判したりするのは、失礼&傲慢だと思うし。そういうことを言っていては、一本化の実現は困難になるだろうとも書いた。>
まあ、一本化のやり方に関しては、色々な考え方と思うのだけど。
ただ、脱原発の早期実現や安倍政権の打倒を望んでいる人たちの大部分は、何とか2人が一本化、共闘できる体制を作って、舛添氏に勝てるようにしたいと願っているのではないかと察する。(・・)
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そんな中、昨日3日、脱原発活動を行なっているルポライターの鎌田慧氏らが、記者会見を開き、細川護煕氏と宇都宮健児氏に改めて一本化を求めたことを明かしたという。
『脱原発を目指すルポライター・鎌田慧さんらは3日、都知事選で脱原発を掲げる細川護熙氏と宇都宮健児氏の両陣営に、事実上の立候補者統一を求めた。6日正午までの回答を求めている。
告示前にも立候補者一本化を呼び掛けた鎌田さんは、作家の落合恵子さんらと記者会見し「2人の脱原発票が当選者より多かったら歴史的悲劇」と訴えた。告示後は立候補が辞退できないため、いずれかに「選挙から降りた」と宣言してもらうことを想定している。
細川氏陣営の広報担当は「『脱原発で勝つ』との指摘はありがたい。対応は選対で考える」とし、宇都宮氏陣営は「あり得ない」としている。(スポーツ報知14年2月4日)』
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ちなみに鎌田氏らは、細川氏の出馬が決まった後、両者の一本化をせんと動いていたのであるが。
細川陣営は当時、一本化は考えておらず。宇都宮氏は、公開討論も政策協議も行なっておらず、相手の政策がわからないままでは、一本化を検討することはできないと主張。
結局、鎌田氏らは、一本化を断念し、細川氏の支援に回ったという経緯がある。(~_~;)
『ルポライターの鎌田慧(さとし)さんら都内で脱原発運動を展開するグループが設立した「脱原発都知事を実現する会」は二十日、国会内で記者会見し、東京都知事選に無所属で立候補する元首相の細川護熙氏を支援することを決めた。
同会は十五日、脱原発を掲げる細川氏と前日弁連会長の宇都宮健児氏に、候補を一本化するよう申し入れたが、両氏は応じなかった。
このため同会は、首相経験者で知名度があり、さらに小泉純一郎元首相の支援があることなどから、細川氏が宇都宮氏よりも選挙戦に有利と判断。一本化を断念し、今後は会のメンバーが細川氏を個別に支援していくことにした。
同会代表世話人の河合弘之弁護士は、「苦渋の選択ではあるが、脱原発候補を当選させるにはこれしかない」と語った。
細川氏の陣営幹部は「原発を再稼働しない一点で支持してもらった。うれしく心強い」と語った。
宇都宮氏は「彼らの考え方だからやむを得ない。公開討論会もしない現状では一本化はない」と話した。(東京新聞14年1月21日)』
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しかし、鎌田氏らは、今一度、両者に一本化を求めようと考え、両陣営に要望書を送付したとのこと。
詳しい会見の様子が、田中龍作ジャーナル(2月3日)に載っていたので、それもアップしておきたい。
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長いので、チョットお休みタイム。( ^^) _旦~~so-cha o douzo!
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『■【都知事選】 脱原発候補統一求め 「大事な大事な別れ道」(3日付田中龍作ジャーナル)
「このままでは共倒れになる」。脱原発陣営の分裂選挙に危機感を抱く有志たちが、きょう宇都宮けんじ候補と細川護熙候補に一本化を求めるアピールをした。
一本化を求めているのは「脱原発都知事候補に統一を呼びかける会」。弁護士、作家、ジャーナリストなど19人からなる。同会はきょう午後、日本プレスセンターで記者会見を開いた。
会見にはこの1月で100歳を迎えた老ジャーナリスト、むのたけじ氏も参加した。むの氏は開口一番、「社会党関係者、共産党関係者、組合関係者いませんか? おかしいな? おかしいよ」と声を張り上げた。
むの氏は「人民の幸せのためにまとめることができない政党は(選挙後)、吹っ飛ぶと思います」と暗に社民、共産両党を批判した。
むの氏は戦後の大衆運動が盛り上がっては分裂し、崩壊してきた歴史をふりかえった。2.1ゼネスト(1947年)、60年安保、三里塚…「数々の闘いをやってきたが、民衆のほうが負けてしまった。息が切れてバラバラになっちゃった」。
「70万人で議事堂を囲んだ60年安保を思い出した。日本の運命がどうなるのか、何としても日本の路線を変えなければならない。争われるのは都知事のイスひとつだが、そこに込められた時代の問いかけは、第三次世界大戦、原子爆弾の乱れ飛ぶ世界を許すのかどうかだ。大事な大事な分かれ道だ」。むの氏は危機感をあらわにした。
作家の落合恵子氏は会見に出席した理由を述べた―
「都知事選はひとつの自治体だけでなく、国政をも左右するものだと思う。投票を合計した場合、脱原発でない候補を上回ったら何と考えたらいいのか。どちらかに降りてくださいというのではない。話し合いの機会を作ってほしい」。
「七世代後の子ども達、とよく言われるが、次世代かその次くらいにとんでもない負の遺産を残す。なんとかして一つにまとまろう、そのお願いをこめて(出席した)」。
ピースボート共同代表の吉岡達也氏は、今回の脱原発候補分裂選挙を、韓国の民主化勢力一本化失敗と、ブッシュJr.を当選させたアメリカ大統領選に例えてみせた。
「韓国では全斗煥独裁政権の後、金泳三、金大中の両民主化勢力が分裂し、独裁路線を継承するノテウ氏が大統領に就任した。アメリカではブッシュ、ゴア両氏が立った時に、著名な社会運動家ラルフ・ネーダーが立候補して票が流れたためにブッシュが当選し、イラク戦争を始めた」。吉岡氏は大きなうねりを創り出せないもどかしさに語気を強めた。
昨日、有楽町駅前で福島県南相馬市の桜井勝延市長らが細川候補の応援演説をした。演説会の始まる30分も前から待っている初老の男性がいた。旅行用のキャリーケースを傍らに置いている。細川さんの演説を聴くためだけに福岡から上京したそうだ。渋谷、新宿と聴いて回り、その後、銀座に行くという。
男性は、福岡の九電前脱原発テント内でも脱原発候補の分裂に批判の声が上がったと言う。
「脱原発候補の一本化ができなかったことがものすごく残念だ。統一候補を立ててくれれば勝てた。地方からも一本化の声があることを伝えてほしい。政治勢力を結集することを考えてもらいたい」。
地方からも一本化を求める声が上がっている。悲鳴にも近い。この狭い日本に50基あまりも原発がある。今度事故が起きたら日本はおしまいだ。』
再稼働容認候補をみすみす勝たせてどうするのだ。宇都宮氏も細川氏も切実に受け止めて頂きたい。』
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冒頭にも書いたが。mewは、彼らが間にはいって、ともかく1度、細川氏と宇都宮氏が直接会って話す時間を作って欲しいと強く願っている。
どうしても会う時間がとれないなら、電話でもいいから、1度、2人で話す時間を作って欲しい。(**)
<もう投票日まで時間がないので、6日までに回答とか言っていないで、できれば今日にも明日にでも、そうできるといいと思うです。(・・)>
色々な考えを持つ選挙の支援者、スタッフを外し、2人で会って胸襟を開いて話をした方が、お互いの思いや考えが理解、共有しやすいのではないかと思うし。
そして、もし細川氏も宇都宮氏も、本気で脱原発の実現を望んでいるのであれば、また安倍政権の危険性を感じているのであれば、きっと道は開けるはずだと期待したいmewなのだった。(@@)
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