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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガからガラガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

米NSCも安倍を危険なナショナリストと評価+ロシアから安倍へのメッセージ

NSCこれは、3月10日、2本めの記事です。  

頑張ろう、東日本&ニッポン!今年は、さらなる前進を。o(^-^)o 

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 安倍首相が8日、谷内国家安全保障局長(日本版NSCの事務局長)を、ロシアに派遣する意向を表明した。(・・)
 谷内氏は、プーチン大統領側近のパトルシェフ安全保障会議書記(ロシアのNSCね)と会談し、
などと会談する予定。安倍首相は、「日本、米国、欧州連合(EU)の統一的な考え方をプーチン大統領はじめロシア側に伝えていきたい」と語っていたという。^^;

 この谷内氏派遣の話の前に、ご本家(?)米国のNSCの安倍評の話を・・・。

 NSCというのは、国内外の様々な情報を収集&分析して、首脳や閣僚がその情報をもとに、個々の事態に関して、最終的な対策を決定する機関で。
 米国のNSCは、もちろん安倍首相に関しても、色々と情報を収集&分析を行ない、オバマ大統領らにも報告した上で、安倍政権&日本政府への対応を決めているのだ。<たぶん、盗聴もやり放題?^^;>

 そして、その米国NSCのアジア担当の職員が、安倍首相を「危険なナショナリスト」だと評価しているという週刊誌の記事を見つけたので、ここにアップしておきたい。

* * * * *

『国家安全保障会議職員「安倍晋三は危険なナショナリスト」

 米ワシントンDCのホワイトハウスに近いレストラン。ここで日本を巡る熱い議論が交わされたのは安倍晋三首相の靖国参拝(2013年12月26日)から間もない今年1月のことだった。

 集ったのはアメリカの最高意思決定機関の一つ、国家安全保障会議(NSC)のアジア担当の現役職員とOBたちだ。これまで彼らが扱うテーマといえば、米国の描く国際秩序をかき乱す中国の国家戦略が主だった。しかし、出席したOBの1人は、「今回のテーマは日本分析だった」と語る。

「そのほとんどは安倍政権に厳しいものでした。なかには、『日本の右傾化を防ぐには歴史教育を徹底させなければいけない』といった批判もあった。これまで中国が日本政府にしてきた批判と瓜二つですよ」

 出席した現役職員は強い調子で吐き捨てた。

「安倍晋三は、危険な歴史修正主義のナショナリストだ」

 歴史修正主義とは、第2次世界大戦後、米国が中心となって構築してきた世界秩序を否定しようとする動きを指す。安倍首相がその烙印を押された要因は、やはり靖国参拝にある。

 安倍首相は靖国参拝について、「A級戦犯といわれる方々を讃えるためではない」という持論を展開する。しかし一方で、「A級戦犯は東京裁判で戦争犯罪人として裁かれたわけだが、国内法的には戦争犯罪人ではない」と語っている。早稲田大学大学院客員教授の春名幹男氏はいう。

「安倍首相は理解していない。中国や韓国が靖国参拝に対して敏感に反応するから、オバマ大統領は厳しい態度を示すわけではない。米国の怒りの理由はもっと基本的な問題にある。東京裁判は米国が主導した裁判であり、戦後の世界秩序を形づくる起点と考えている。『A級戦犯は国内法的には戦争犯罪人ではない』と主張する安倍首相が靖国に参拝することは、突き詰めれば米国が作った戦後体制の否定ということになります」

 衛藤晟一・首相補佐官や籾井勝人・NHK会長の失言も相次ぎ、日本への視線は厳しさを増すばかりだ。
(週刊ポスト2014年3月14日号・ニュースポストセブン3月3日)』
 
* * * * *

 mewが、このブログで「安倍晋三氏&超保守仲間たちにだけは政治権力を握らせてはいけない」とずっと訴えて来たのは、彼らが単なる保守タカ派ではなく、戦前志向のナショナリスト(国家or国粋主義者)であるからにほかならない。(-"-)

 mewは、絶対に、日本を戦前のような国には戻したくないと考えているからだ。(**)

 でも、安倍首相らは、まさに戦前志向の国粋主義者なのである。(`´) 

 そして、多くの国粋主義者がそうであるのだが。彼らは自分たちの思想や都合に合わせて、歴史を解釈しようとする歴史修正主義者でもあるのだ。(^_^;)

 このブログでも最近、何回も扱っているのだが。実際、安倍首相&超保守仲間たちは、彼らが大東亜戦争と呼ぶ先の大戦は、自衛のための正当なもので、侵略戦争ではないと主張し、侵略性を認
める「村山談話」を否定。南京大虐殺や慰安婦の強制連行の事実も否定し、「河野談話」も認めていない。

 さらに、東京裁判は戦勝国が自分たちに都合がいいように行なったものだとして、その有効性も否定。そして、米国中心の占領軍がベースを築いた日本の戦後体制(憲法、教育、国や社会の仕組み)も否定していて。
 安倍首相は「戦後レジームからの脱却」「強い日本を取り戻す」をスローガンに掲げ、戦前の日本の政治や社会の仕組みに戻し、富国強兵策を進めようとしているわけで。
 米国はもちろん、欧州の国々も、安倍首相のそのような思想への警戒を強めているのである。(-_-;)

 そして、mewは、安倍首相&仲間たちが特異な思想に基づく言動を続けることで、日本の国や国民全体までもが、同じような思想を持っていると誤解されることになれば、日本の国にとって、大きなマイナスになるのではないかと。それこそ「国益」を損なうのではないかと、深く憂慮しているのである。 (ノ_-。)
  
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 ところで、ウクライナ情勢は、相変わらず、混沌とした状況にあるのだが・・・。

 このウクライナ問題に関する安倍首相の対応も、欧米諸国は注視していることだろう。(・・)

 欧米は、プーチン大統領にロシア政府とウクライナ政府が協議を行なうように進言したものの、大統領はこれに応じず。ロシアの軍事介入も認めていない。

 16日には、クリミア自治共和国で、ロシア編入に関する住民投票が行なわれる予定なのだが。ロシア議会は、早速、クリミアを編入する法案を成立させたとのこと。
 ウクライナや欧米は、この住民投票はウクライナ憲法に反する不当なものだと主張しているのだが。ロシアはあくまでも軍事力ではなく、国民の意思と法に従っているかのような形をとって、クリミアの編入を強行する構えでいる。

 米国やEU諸国は、経済制裁の発動を決めたのだが。ロシアは、それに対抗して、天然ガスなどの輸出ストップを示唆している。
 欧州全体で3割のエネルギーをロシアの天然ガスに依存している上、ドイツはロシアとの経済関係が強いことから、両者の経済制裁合戦がエスカレートした場合には、欧ロとも大きな打撃を受けるおそれがある。(-"-)

 両国とも本格的な軍事衝突は避けたいようなのだが。このままお互いに一歩も引かない状況が続けば、ウクライナ問題が泥沼化&長期化する可能性があるし。
 ウクライナ&クリミア内の不満分子が暴発した場合には、一触即発の危険な状態を招くおそれも大きい。(ーー)

* * * * *
 
 そんな中、安倍首相は8日、谷内国家安全保障局長(NSC事務局長)を、ロシアに派遣する意向を表明した。(・・)

 谷内氏は、、プーチン大統領側近などと会談する予定。安倍首相は、「日本、米国、欧州連合(EU)の統一的な考え方をプーチン大統領はじめロシア側に伝えていきたい」(『プーチン大統領はじめ』に注目ね)と語ったという。

『安倍晋三首相は8日午後、ロシアの軍事介入で緊張が続くウクライナ問題の平和的解決に向け、近く谷内正太郎国家安全保障局長をロシアに派遣する意向を明らかにした。首相は「日本、米国、欧州連合(EU)の統一的な考え方をプーチン大統領はじめロシア側に伝えていきたい」と述べた。視察先の福島県田村市で記者団の質問に答えた。

 ウクライナ情勢をめぐっては、米欧が対ロ制裁に動く一方、ロシアは対抗姿勢を強めている。首相は、日本を含む先進7カ国(G7)首脳がロシア非難の共同声明を出したことや、7日のオバマ米大統領との電話協議で緊密な連携を確認したことを踏まえ、記者団に「日本、米国、EUがしっかりと協力し、この問題を平和的に外交によって解決していきたい。特にG7で共同歩調を取っていくことが大切だ」と語った。 

 首相は「プーチン大統領と既に5回首脳会談を行い、外相レベル、事務レベルでロシアとの意見交換をずっと重ねてきた。日本としても(情勢改善に)協力し、役割を果たしていきたい」と強調した。
 安倍政権は北方領土交渉への影響を考慮して米欧の対ロ制裁に同調することには慎重で、首相は8日も対ロ制裁には言及しなかった。(時事通信14年3月8日)』

『谷内局長は今週12日にも現地に向かい、プーチン大統領側近のパトルシェフ安全保障会議書記と会談し、ウクライナの領土の一体性を尊重するよう求める日本、アメリカ、EUの立場などを説明し、情勢の早期改善に向けて外交的な努力を積極的に行うよう促すことにしています。(NHK14年3月8日)』

* * * * *
 
 これは『安倍はオバマの主張(ロの脅威や制裁)に同調できず。ロとの板ばさみに苦悩し、安保外交が迷走か』のつづきになるのだけど。

 安倍首相は、7日にオバマ大統領と電話会談を行ない、G7の一員として欧米諸国と協力して行く意向を伝えたのだけど。ロシアの「脅威」や「制裁」には、同調せず。
 ロシアに対して強硬姿勢をとっている米国やEUとは、一線とまでは行かないけど、プチ点線を画すような感じの立場をとっている。^^;

<日本を含むG7加盟国は、ロシアの軍事介入に抗議して、ソチで行われるG8の準備会合に参加しない意向を表明したのだが。
 菅官房大臣は、3日の会見で、準備会合に「参加しない」とは言わず、「この状況ではG8で集まっても有意義な議論ができない。準備会合は成立しない状況だ」と、何だか日本は参加したくてもできないかのような表現を用いたりもして。(^_^;)>

 ともかく、G7ともロシアともうまくやって行きたい安倍首相としては、武力衝突はもちろん、何とか日本がG7+EUの経済制裁体制に巻き込まれ、ロシアと対立するのも避けたいところ。

 今回、安倍首相が、自らのブレーン(元外務次官&安倍内閣官房の参与)である谷内氏をロシアに派遣することに決めたのは、G7の見解を伝えると共に、日本(というか安倍首相)の立場や考えを、ロシア側に伝えたいという目的もあるのではないかと察する。(・・)

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 興味深いことに、8日の「ロシアの声」(ロシア系ラジオのサイト)は、こんな記事を載せていた。

『ウクライナ問題はロ日関係のダイナミズムを失わせはしない 
 
 ロシアと日本の政治対話のスケジュールに、現在変更はない。
日本の岸田外相は、ウクライナ危機が来月4月に予定されている外相のモスクワ訪問の展望に影響を与える可能性があるかとの問いに対し、そのように言明した。訪問は行われる。
専門家の指摘によれば、日本政府は、ここ最近ダイナミックに発展しつつあるロシアとの関係にとって、ウクライナをめぐり形成された情勢から受ける損失を最小限にしたいと望んでいる。(・・)

 VOR記者は、ロシア最高経済学院のアンドレイ・フェシュン研究員に、ロ日関係について意見を聞いた―

「日本は、ソチでのG8サミット実施に向けた準備の一時中止に対するアメリカの圧力に、文字通り、歯を食いしばって従ったG8の最後の国の一つです。これは日本のゲームではなく、純粋に米国のゲームであり、日本はその事をよく理解しています。しかし米国と同盟関係にあるため、そして日中関係が緊張している事から、日本政府はワシントンに抵抗できず、その対外政策に従わざるを得ないのです。」

「同時に、日本政府のあらゆるレベルからモスクワに、日本はロシア政府と全く争う意向はない、関係は肯定的に発展しつつあり日本政府はこの路線を今後も続けてゆくというシグナルが示されています。(中略)
 プーチン大統領の日本訪問は、今年秋に予定されているが、東京での記者会見で菅官房長官が強調したように、日本は今年度のロシアとの外交日程にいかなる変更を加える計画もない。ソチでのG8サミットに向けた準議作業は、一時中止となったに過ぎない。また専門家らは、安倍首相と日本政府は、今後の日ロ関係にそうした措置が与える否定的影響を抑え、米国の圧力のもと下されるやむを得ない決定の数々がもたらす悪影響を最小限にしようと全力で努力すると見ている。』

<この後、ロシア科学アカデミー極東研究所付属日本調査センター長が、「プーチン大統領と安倍首相の個人的信頼関係を一層深めることです。そうした路線は、すでに5回両者が会談しているし、安倍首相は、欧米の一部の首脳がソチ行きを拒否した中で、オリンピックの開会式に出席した。すべての事は、ロ日関係に未来がある事を示している」などと述べていたりして。^^;>

* * * * *

 ロシアは、欧米諸国やG7は米国の圧力の下で様々な決定をしていて、安倍首相もそれに従わざるを得ない状況なのだと。
 でも、安倍首相は、ロシアとの関係を重視して、それを最小限にしようと全力で努力すると見ている&期待しているのである。(・・)

 おそらく安倍内閣は外交ルートでは、ロシア側と連絡を取り合っているのではないかと思うのだが。<菅官房長官も会見でそう言ってたし。>
 プーチン大統領としては、安倍首相を自分の方に引きつけて(取り込んで)おきたいと考えているきとから、同じようなメッセージが、ロシア政府からも届いているのではないかと察する。(^_^;)

 mewとしても、ひとりの国民&地球市民としては、安倍首相が、いい形でロシアとのパイプを活かして、この問題の「平和的な解決」に貢献してくれることを強く期待している面もあるのだけど。
 それ以上に、「危険なコウモリ安倍が、欧米とロシアの板ばさみで、欧米社会のカヤの外に」などにも書いたように、 安倍首相がG7とロシアの間を都合よく行ったり来たりするコウモリのように思われて、国際社会、特に欧米社会からの信頼を失うことになるのではないかと危惧している部分が大きい。(~_~;)

* * * * *
 
 というのも、欧米諸国は、安倍首相がプーチン大統領&ロシアとの関係を重視して、これまでも欧米諸国と異なる対応をして来たことに、違和感を覚えているし。
 しかも、前半に書いたように、安倍首相は欧米諸国から、プーチン大統領と同質の危険なナショナリストだと思われているところがあるからだ。(~_~;)

<2人とも「強い日本orロシアを取り戻す」として、富国強兵策や愛国教育推進に意欲を示しているんだもの。(~_~;)
 ヒラリー・クリントン氏(元米国務長官)が、プーチン氏に関して「偉大なロシアの復興が自分の使命だと信じている」と批判した時には、思わず「安倍くんも同じじゃん」と嘆いてしまったですよ。(-_-;)>

 ちなみに、プーチン大統領は、クリミアを制圧したことで、この2年で最高の支持率(67.8%)をマークしたらしいのだけど。(>_<)
 安倍内閣の支持率が高いままであれば、他の国は、日本の国民は安倍首相の外交政策や言動を支持しているのだととらえることになるし。(mewは、そんなのイヤだ~~~。 (・o・)>

 もし今後、安倍首相や日本政府のロシアへの対応次第では、<安倍政権が打撃を受けるだけなら大歓迎だけど?>、欧米の日本への不信感が増して、日本の国や国民が大きな誤解や損失を被る可能性があるわけで。
 
 日本の国民は、もう少し安倍首相の思想や言動、そしてこれまでの自民党政権とは異なる安保外交政策をとろうとしていることに関心を持つ必要があると思うし。果たして、このまま安倍首相の方針を放置していいのか考えないと、ふと気づいた時には、本当に「日本がアブナイ」状態に陥っているかも知れないよ~と強く訴えたいmewなのだった。(@@) 

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by mew-run7 | 2014-03-10 16:16 | (再び)安倍政権について | Comments(0)

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