野党がオバマに書簡&アーミが集団的自衛権に慎重+レーガンとヨイショされる安倍


  これは4月22日、2本目の(やや短めの)記事です。

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 今朝、実に興味深いニュースが出ていた。(@@)

 民主党や社民党などの野党議員が、オバマ大統領に、集団的自衛権の解釈改憲の問題点をアピールする書簡を送ったところ。米大使館は、来日前に大統領に伝えることを確約したという。(・・)

『民主党の小西洋之参院議員や社民党の吉田忠智党首ら両党の有志19人が21日、在日米大使館を通じてオバマ大統領に対し「集団的自衛権行使を可能とする憲法の解釈変更は、日本の立憲主義や法の支配の存立に関わる問題だ」と訴える書簡を送った。
 小西氏らは6日の日米防衛相会談の際、ヘーゲル米国防長官が集団的自衛権に関する憲法解釈変更を目指す安倍政権の取り組みを支持する考えを示したことを問題視。小西氏は記者会見で「憲法9条に解釈変更の余地はない。法律の専門家であるオバマ大統領に賢明なご高配を賜りたい」と述べた。(時事通信14年4月21日)』

『民主党の小西洋之参院議員ら野党議員19人は21日、集団的自衛権の行使を容認するための憲法解釈変更の危険性を説明した文書を、オバマ米大統領宛てに送った。解釈変更で「日本が立憲主義や法の支配を失いかねない」と主張。大統領に「深い理解」を求めている。小西氏によると米国大使館が直ちに本国に電送し、来日前に大統領に伝えると確約したという。(日経14年4月21日)』

『文書に賛同した19人は次の通り(敬称略)。【衆院】(民主)篠原孝、生方幸夫(社民)吉川元【参院】(民主)蓮舫、小川敏夫、藤田幸久、相原久美子、有田芳生、石橋通宏、小西洋之、難波奨二、野田国義、大島九州男、田城郁、徳永エリ、森本真治(社民)吉田忠智、福島瑞穂、又市征治(産経新聞14年4月21日)』
(小西くんや小川氏などmewのごヒイキ議員が何人もはいっている。(^^))

* * * * *

 mewは、これはすごくいい試みだと思うし、この19人の議員に拍手を送りたい。(^^)//

オバマ大統領は、弁護士出身。歴代の米大統領の中でも最も平和&リベラル志向が強いひとりだと言われており、「力による支配」より「法の支配」を尊ぶタイプだ。(・・)

 しかも、安倍首相は中国の尖閣諸島への挑発行為を、オバマ大統領はロシアのウクライナへの侵攻を強く問題視しており、2人は24日の首脳会談後に出す共同文書に、中国、ロシアへの批判を込めて「力を背景とした現状変更の試みは許さず、法の支配を重視する方針」を明記する予定だという。(++)

 そう。国際社会でも、日本国内でも「法の支配」はと~っても大事なことなのだ。(**)
 たとえ安倍自民党+αが、国会内で強い「数の力」をもっていたとしても、日本は、民主政&法の支配に基づく国ゆえ、安倍首相が、憲法9条を軽視して、勝手に解釈改憲を行なうことはできないのである。(・・)

 米国は、昔から、オモテ向きは、憲法改正や集団的自衛権の行使については日本の内政の問題として、強制や指示などは行なわない立場をとっているのであるが。
 ヘーゲル国防長官を含め、国防系や共和党系のスタッフや議員は、安倍首相や閣僚らに、早期の集団的自衛権の行使容認を期待する発言を行なっている様子。(~_~;)

 オバマ大統領も、財政面を考えると、自衛隊に米軍のアシストをして欲しいのはヤマヤマだとは思うのだけど。オモテ向きはともかく水面下で、安倍首相に「法の支配に反するような強行な手法はとらないように」と提案(忠告、指示?)して欲しいな~と願っているmewなのだった。(@@)

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 そして、先ほど、もう一つ興味深いニュースが出ていた。(@@)

 何と、少し前までは日本に集団的自衛権の行使を促していた、あのアーミテージ元国防長官が、今朝、自民党の石破幹事長と会談を行ない、集団的自衛権の議論を「急ぐ必要はない」と忠告したというのである。 (・o・)

『石破幹事長とアーミテージ氏の会談は22日午前、都内のホテルで1時間余りにわたって行われました。このなかで石破幹事長は、日米ガイドラインの見直しや集団的自衛権の行使容認に向けた国内の議論の状況を説明しました。これに対し、アーミテージ氏は「急ぐ必要はない」と述べ、「まずは経済を優先するべきだ」という認識を示したということです。また、年末の安倍総理大臣の靖国参拝についても「中国や韓国などから右傾国家とみられている」と懸念を示しました。(ANN14年4月26日)』

『アーミテージ氏は、「議論を急がなくていい。政権が倒れないように、まずは経済政策を優先するべきだ」と述べたという。また、アーミテージ氏は安倍政権について、「右傾化政権と言われている。安倍首相自身は、そんな事はないが、まわりがいろいろと言うべきではない」と懸念を示した。(NNN14年4月26日)』

* * * * * 

 アーミテージ氏は、海軍兵、国防省情報部員などを経て、レーガン政権やブッシュ政権では政府内でも活躍。同氏は、国防シンクタンクの代表も務めており、日本の国防族議員にとっては、教祖さまみたいな存在。アーミテージ氏の来日時or議員の訪米時には、同氏と会って意見交換やアドバイスを求めに行く国防族議員が少なくない。(~_~;)

 アーミテージ氏は、小泉政権(米ブッシュ政権)の頃から、日本に集団的自衛権の行使による米軍のアシスト(ミサイル防衛、後方支援など)を強く要請していたのであるが。
 安倍政権が始まってからは、首相の超保守思想による右傾化や中韓との関係悪化を懸念する発言をする機会が増えていて。今回はついに「集団的自衛権の議論を急がなくていい」と言い出したとのこと。(@@)
 
 アーミテージ氏は、もしかしたらオバマ大統領&周辺のように、安倍首相のような前近代的&国家主義思想を危険視している&安倍首相が米国のアシストを超えるような範囲での海外派兵や武力行使に前のめりになっているのを懸念して、ブレーキを踏んだ方がいいと判断したのかも知れない。(・・)

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 でも、安倍首相や側近はと言えば、相変わらず保守タカ派の多い共和党議員に会い、軍事力拡大を後押し&ヨイショされては、その気になっている様子。(>_<)
 安倍首相は、昨日、超党派の米議員団と面会したのだが。その際に「日本のレーガン」と持ち上げられたという。(~_~;)

<超党派とは言っても、カンター氏は共和党ナンバー2、ライアン氏も共和党の副大統領候補にもなった実力派・ティーパーティーの超保守派で。特に共和党のタカ派は、オバマ民主党政権の天敵なんだよね。(@@)>

『安倍首相は21日、首相官邸で米下院議員団の表敬訪問を受けた。
 今年に入って公務で日本を訪れた米国の上下両院議員はすでに40人以上となり、昨年1年間の26人を上回っている。

 21日に首相と会談したのは、米下院共和党ナンバー2のエリック・カンター院内総務、ポール・ライアン予算委員長ら民主、共和両党の下院議員9人。ライアン氏は、2012年の大統領選で、共和党の副大統領候補となった若手有力議員として知られる。
 首相は「日米同盟を強化していくため、国民を代表する議員同士の交流が重要だ」と来日を歓迎。ライアン氏は「首相は『日本のロナルド・レーガン』と呼ばれ、共和党では特別な褒め言葉だ。我々は日米同盟を非常に重視している」と語り、今でも米国で根強い人気があるレーガン元大統領を引き合いに、首相を持ち上げた。(読売新聞14年4月21日)』

<レーガン大統領って、パパ・ブッシュ(副大統領)や英国のサッチャー首相と組んで、「強いアメリカ」ごっこや新自由主義の走りである「レーガノミクス」を行なって、米国に双子の赤字をもたらしたり、(世界にも?)貧富の差を拡大した人だっけ?(@@)>

* * * * *
  
 これは『安倍の外交オンチを利用して、通常国会中と予告した集団的自衛権の解釈改憲を阻止したい』『安倍側近がオバマ政権批判+米会談も教育政策も超保守全開で外交も不安定に』などにも書いたのだけど。
  
 自民党は、もともと米国の共和党と関係が強いし。また、米国が共和党政権&人気のある大統領が長期政権を続けている時には、彼らとパイプの強い日本の首相も長期政権を続けていたりするのだ。<中曽根&レーガン、小泉&ブッシュとかね。(・・)>

 ところが米国は09年からオバマ大統領&民主党政権が続いている上、安倍首相は特に保守度が強いので、オバマ大統領やその周辺とは考えが合わず、2人の関係はギクシャクするばかり。(~_~;)

<今年1月に安倍側近の萩生田総裁特別補佐が「首相の靖国神社参拝に「失望」を表明したオバマ米政権について「共和党政権の時代にこんな揚げ足を取ったことはない。民主党政権だから、オバマ大統領だから言っている」とオバマ批判をしたのもそうだし。
 2月に衛藤首相補佐官が、靖国参拝を「失望した」と米政府が批判したことに対し、「むしろ我々の方が『失望』だ。米国はちゃんと中国にものが言えないようになっている。同盟国の日本を大事にしない」と、民主党政権と考えが合わないことを嘆いてのことだ。(-"-)>

* * * * *

 mewは、オバマ政権は16年までは続くのだから、どうせなら安倍首相もオバマ大統領やその周辺とのパイプを強くした方がいいのではないかと思うのだけど。
 このブログにも何度か書いているように、安倍首相の側近や自民党議員は、今でも訪米すると共和党の議員や関係者に会って、意見をきいて来ることが多いのが実情で。そのために安倍首相&仲間たちは、米国政府の意向を見誤ってしまうケースが少なからずあるのではないかと察する。(・・)

 たとえば、先週もこんな記事が出ていたのだけど・・・。

『安倍晋三首相は16日、今月前半に訪米した自民党の河井克行衆院議員と官邸で会い、報告を受けた。河井氏が、集団的自衛権の行使容認に向けた安倍政権の取り組みに米議会関係者の賛同を得たと説明したのに対し、首相は「日米同盟をより深化、強化させるため法的基盤を整備することに支持が広がっていることは大変心強い」と応じた。(産経新聞14年4月16日)』

 でも、mewが見た報道によれば、河合氏は共和党のタカ派重鎮のマケイン議員などと会っていたわけで。(他の人とも会ったかも知れないが。>

 もし共和党や国防系の議員の意見をメインにとらえて「米国も安倍政権の解釈改憲を後押ししているに違いない」と都合のいい解釈をすると、またオバマ政権との間で溝が拡大しかねないわけで。
<案の定、事前に会談や共同文書の内容を決める事務方同士の協議はギクシャクしているみたいだし。^^;>

 安倍首相は、米国との関係でも、国内でも、もう少し自分と考えが合う人たちの意見ばかりきいて判断するのではなく、一般国民も含めて、もっと幅広く様々な意見を参考にすべきだろう。(@@)

 ともかく、明日からのオバマ来日&首脳会談で、果たして安倍首相がオバマ大統領とスムーズに話し合いをすることができるのか、そしてどこまで両者の関係修復をして、深い溝を埋めることができるのか、興味深く思っているmewなのだった。(@@)
        
<尚、オバマ大統領が23日夜に羽田に到着する時間がわからないため、安倍首相は首相主催の晩餐会を開くのはあきらめた様子。もし明日の夜、大統領が早く着いた場合は、首相は、銀座のおすし屋さん(ミシュラン三ツ星・すきやばし次郎)にお連れして、大統領とプライベートな夕食会を行なうことにしたんだって。(・・)>
 

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by mew-run7 | 2014-04-22 17:31 | Trackback(1)