「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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安倍がムキ答弁で墓穴を掘るかも&もっと国会審議を+橋下が石原切りを決意したわけ

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 昨日28日、衆院の予算委員会で、集団的自衛権の行使を含め、安全保障に関する集中審議が行なわれた。<今日29日には、参院で行なわれる。>

 とりあえず録画しておいたものを、午前中の審議を中心にチョコマカ見たのであるが。<午前、午後で6時間分ぐらいあるんだもの~。(~_~;) あと最後の共産党の志位委員長の質疑の部分はナマで見た。>

 昨日の質疑を見ていて、真っ先に思ったのは、「あと10日ぐらい続けて、集団的自衛権の行使の国会質疑を行なえば、安倍くんは自らボロを出して、墓穴を掘っちゃうのではないかな~」ということだ。(@@) <もしかして、10日も要らないかも。^^;>

 というのも、安倍首相は、集団的自衛権の行使や個々の事例に関する問題点を、ちゃんと理論的に把握できていないので、細かい部分になると、きちんと質問に答えられず。
 その点を突っ込まれると、早口に&しどろもどろになって、ごまかしっぽい説明や主張に走るケースが多かったからだ。(>_<)

* * * * *

 安倍首相も、色々と勉強しているんだろうけど。アタマから「集団的自衛権の行使は認められて当然だ。それが正しい考え方だ」と思い込んでいるところがあるので、反対派が何を問題しているのか、本当の意味で理解できていないところがあるし。
<何でそんな重箱の隅をつっつくような細かいことにグジグジこだわるのか、理解困難なのだろうし。何でいちいち、説明をしなくちゃいけないのか、イラつくような部分もあるかも。>

 それでも、官邸が立てた方針(限定容認論)に沿って、公明党+αや国民の懸念や警戒感を払拭するようにと、慎重を期して説明しようと試みてはいるのだけど。
 けど、国会答弁であまり限定的なことを言って、あとから言質をとられる(XXはやらないと言ったじゃないかとか追及される)とマズイし。また、本人のホンネとしても、行使の範囲をそんなに限定したくはないので、自分のホンネと望ましい答弁との間のギャップの泥沼にハマって、説明がグジャグジャになってしまうのかも知れない。^^;

<ちなみに安倍首相は余裕がある時は、比較的ゆっくり、かつ舌もよく答弁をしたり、上手に原稿を読んだりするのだけど。
 余裕を失って困ったちゃん状態になると、どんどん早口に&ムキになって、一気にまくし立てる(しかも、かつ舌が悪くなって、同じ言葉を何度も言い直す)ような答弁をしたり、きかれていないことを主張したり、さらには不規則発言が多くなったりする傾向があるです。(・・)
  で、自分でもマズイと思って、あえて余裕があるかのような笑みを見せながら、いかにも「自分はわかってる」「自分は正しいことを言っている」という感じを出そうとするんだけど。それがミエミエだし。実は、ピントはずれの対応をしていることも少なくないんだよね。(~_~;)>

* * * * *    

 ところで、午前中の質疑で最も印象深かったのは、公明党の遠山清彦氏が、まるで野党の議員のように、安倍首相らが集団的自衛権の行使に関して挙げている具体例や、その説明の仕方に関する問題点を、実にわかりやすくズバズバと追及していたことだった。(@@)

<ちなみに遠山氏(45)は、元政治学者。創価大卒業後、英国ブラッドフォード大学大学院に留学し、1998年12月、平和学博士号を取得。博士論文のタイトルは「戦争と責任:天皇と占領期日本における戦争責任論争」だったとか。^^;
 自公与党協議にもオブザーバー(本人いわく、記録係?)として参加していることもあってか、よく勉強している感じがしたです。(・・)>

* * * * *

『「日本国民の生命、自由、幸福追求権が根底から覆される事態とは言いがたい」。集中審議で公明党の遠山清彦氏は、直前の質問者に対する首相答弁にこうかみついた。
 遠山氏が問題視したのは、首相が、集団的自衛権行使が必要な事例として、日本人の輸送に当たる米国艦船の防護だけでなく、日本人が乗っていないケースにも触れた点。集団的自衛権行使が認められる事例ではないとの遠山氏の主張に対し、首相は、日本人が乗船しているかどうかを基準にすることは「現実的ではない」と反論した。

 遠山氏は、首相の私的諮問機関が打ち出した集団的自衛権行使の6条件に対しても「大ざっぱで、解釈の幅が極めて広い」と矛先を向けた。首相は、与党の議論を踏まえ、政府でも検討すると述べるにとどめた。
 この日の論戦では、首相と公明党との立場の違いが改めて浮き彫りになった(時事通信14年5月28日)』

 遠山氏はまた、安倍首相から「自衛権発動の3要件」の見直しを検討しているという答弁も引き出した。

『政府は、日本への「急迫不正の侵害」に加え、「他に適当な手段がない」「必要最小限度にとどめる」ことを自衛権発動の3要件としている。
 これを今後も維持するのかという公明党の遠山清彦氏の質問に対し、首相は明確に答えず、「わが国の安全に重大な影響を及ぼす可能性があるという限定的な場合に集団的自衛権を行使することは許されるという(私的諮問機関の)考え方について、(関係部局に)研究を指示した」と語り、日本が直接攻撃された場合に限定した発動要件の規定を改めるべきだという認識をにじませた。
 一方、具体的な安保法制の枠組みについては「与党で協議し、政府内では内閣法制局を中心に議論している」と述べ、自民、公明両党の調整を見守る意向を示した。(時事通信14年5月28日)』 

 安倍首相は、与党協議の議論を重視する姿勢を見せたものの、首相が国会で答弁すればするほど、公明党との考え方との差異が明らかになって。公明党の警戒感が増すのではないかと思われる。(・・)

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 民主党は、岡田克也氏がトップバッターとして登場し、安倍首相が会見でパネルを用いて説明した「米艦船が邦人を救出する場合」の事例を中心に、かなりツッコんだ質問をしていたので、安倍首相も、ついつい早口&ムキになっての答弁や不規則発言が増えることに。<半分ぐらい、何を言いたいのかわからないような感じだった。安倍氏自身、自分でも途中からわからまくなっていたかも?^^;>

 で、ムキになった首相のグジャグジャな答弁や不規則発言を、FNNのニュースが細かく報じていたです。(・・)

『28日、集団的自衛権の行使容認などをめぐる与党協議が始まって、初めての国会論戦が行われ、激しい応酬となった。
 衆院予算委で、安倍首相が、「こういうときに守らなくていいか、悪いかというのは、決めていないということだろうと思いますが、私はそうではないわけでありまして」と述べると、「決めてるんだ?」、「集団的自衛権...」とやじが飛んだ。
 すると、安倍首相は「すみません、やじるのは、辻元さん、やめていただけますか」と、名指しで注意した。

 しかし、その安倍首相自身、その直後、民主党の岡田元代表が、「わたしは、集団的自衛権という概念を使うから、おかしな結果になってくると思う」と述べた際、「いや、全然違う。今、もっとやった方がいいよ。わかってないんだったら」と、やじった。
岡田氏は「ですから、あなたは失礼ですよ。自席でやじるように、『わかってない』という言い方は、総理として絶対にすべきでない」と述べた。(FNN14年5月28日)』

『民主党の岡田元代表が、アメリカではない第3国の船を防護しないのか聞くと、安倍首相は「例えば、米国が、用船(チャーター)計画をして、船籍が他国ということもあり得る」と述べた。

 岡田氏が、「よく説明がわからないわけでありますが...。今の総理のご説明だと、米国の艦船なら、それは、自衛隊は集団的自衛権で守るけど、ほかの艦船は守れない。それで本当に、日本人を守ったことになるんですか」とただすと、安倍首相は「言ってないよ、そんなこと」と、口を挟んだ。
 そして、安倍首相は「私の説明を、よく聞いていただきたいと思います。(アメリカが)用船して、外国の船を雇うこともあるのではないですか」と述べた。
 日本人が乗っていれば、アメリカがチャーターした外国籍の船も防護対象、と繰り返す安倍首相。
安倍首相は「まず、正確に私が申し上げたことを聞いてくださいよ。最初から、ね、決めつけないで。私は一言も、『米国の船以外は駄目だ』と言ったことはございません」と述べた。

 これに対し、岡田氏は「全くわからないわけですね。第3国の...、相手の侵略国が、全く武力行使をしていない。そういう国の船に対して、どうして日本は、集団的自衛権の行使ができるんですか」とただした。
 安倍首相は「外国船籍の船を守るため、そのための『機雷の排除』につきましても、これは武力行使にあたる。それと、全く同じであります。なぜ、そのことが、ご理解いただけないのか、私は全く理解できないわけで」と述べた。(FNN14年5月28日)』

<尚、『安倍首相は、集団的自衛権の行使が認められなくても、「不利益は生じない」とした1981年の政府答弁書に関して、「紛争国から逃れる日本人を輸送するアメリカ艦船を、自衛隊が守れなくてよいのか。これは明らかに不利益だ」と述べた。現職の首相が、過去の政府答弁書を真っ向から否定するのは異例。(同上)』

『安倍晋三首相は28日の衆院予算委員会で、他国を武力で守る集団的自衛権の行使が認められた場合、自衛隊を中東・ペルシャ湾のホルムズ海峡へ派遣することを想定している、と明らかにした。首相は日本から遠く離れた地域へも自衛隊を派遣する可能性を示し、米国以外の国を守る考えにも踏み込んだ。(朝日新聞14年5月28日)』

 続いて、安倍首相が苦手にしている大串博史氏が質問に立って、TPP交渉も含め、しっかりと問題点を追及して、首相の神経を逆撫でしていたです。(・・)

<大串氏は、安倍首相の「最高責任者は私です」発言を引き出した人。mewは最近、大串氏と参院の小西博之氏が国会の質問に立つのが、楽しみで。(^^)>

* * * * *

 最後に登場した共産党の志位委員長は、安倍首相が「戦闘地域」に自衛隊を出動させる気があるのかないのかをしつこく追及。
 安倍首相は、最初ははぐらかし気味の答弁を続けていたのだけど。最後は、戦闘地域への自衛隊派遣を検討していることを明らかにした。(・・)

『安倍総理は衆議院予算委員会の集中審議で、憲法解釈を変更して集団的自衛権の行使を認めた場合に、自衛隊が戦闘が行われている地域で活動する可能性を明確には否定しませんでした。

 「アフガン戦争、イラク戦争のような場合に、政府自らが作った歯止め、自衛隊はどんな活動であれ戦闘地域に行ってはならないという歯止めを残すんですか、残さないんですか」(共産党・志位和夫委員長)
 「従来から述べている非戦闘地域、後方地域という概念につきましては、そうしたことも含めて現在与党において議論がなされているところでございまして、この結論が出ていく中において、政府としても法制局を中心に検討を進めていく考えでございます」(安倍晋三首相)

 安倍総理は集団的自衛権の行使を認めた場合でも、「自衛隊が武力の行使を目的として戦闘に参加することはない」と強調しましたが、共産党の志位委員長は、「戦闘地域に行ってはならないという歯止めを外したら、兵たんの活動などでも相手側の攻撃の対象となり戦闘に巻き込まれる」と訴えました。(TBS14年5月28日)』    

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 話は変わって、維新の会の分裂に関する続報を・・・。
<関連記事・『維新がついに分裂!but分党がスムーズに行くかは疑問+麻生が失言も、国内報道はなし』>

『野党再編へ踏み出すか、党の分裂を避けるか――日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)が選んだのは、結いの党との合併を進めることを優先した結果、二人三脚で歩んできた石原慎太郎共同代表と別れることだった。今後、民主党やみんなの党を含めた野党再編に発展するかが焦点だ。

 28日午後、名古屋市のホテルで行われた橋下氏と石原氏の会談はわずか20分。互いの腹は決まっていた。石原氏は「僕は君が好きだ」といい、橋下氏と握手して別れた。会談後は、晴れやかな顔で「私の言うことは了承してもらった」と語った。橋下氏も同日夜、党幹部にメールで「きれいに別れようということになりました」と報告した。

 維新と結いは4月、今夏までの合併方針を決め、政策合意を7項目に絞り込んで詰めの協議に入った。だが、最後まで残ったのが憲法の扱い。石原氏は「自主憲法制定」との文言を盛り込むよう強く主張した。
 一方、結いの江田憲司代表は「『自主憲法』は手あかのついた言葉だ。受け入れられない」と強く反発。両氏の対立が続く中、野党再編を前に進めたい橋下氏は24日に江田氏や民主党の前原誠司元外相と協議し、「『自主憲法制定』の文言は野党結集の障害になる」との見方で一致。石原氏の外堀は埋まっていった。(朝日新聞14年5月28日)』

『「寂しい。僕は橋下君が好きだったからね。彼と会えたのは人生の快事だったよ」
 橋下氏との名古屋市での会談を終えて帰京した石原氏は28日夜、周囲にこう語った。

 石原、橋下両氏の関係について、維新幹部は「他人にはうかがいしれない感情のつながりがある」と感じてきたという。石原氏らの太陽の党が平成24年11月に維新に合流したのも、「橋下君にほれた」という石原氏の思いが大きかった。

 それでも乗り越えられなかった壁は何か。「大阪都構想」が進展しない中、来年春の統一地方選を控えた橋下氏には焦りがあった。選挙戦に向けてすでに走り出している地方議員は、野党再編の実現を見越し、他党との具体的な選挙区調整に入る段階にさしかかっていた。(産経新聞14年5月28日)』

* * * * *

 幼くして父親を亡くした橋下徹氏は、石原氏に父親に対するような敬愛心やシンパシーを感じていると。また、石原氏は、ある意味で自分の息子よりも強い情愛や期待を橋下氏に対して抱いていたと言われていているのだけど。
<どこかの記事で、橋下氏結いの党の江田代表に、石原氏のことを「やっぱ好きなんだよな~」と言っていたという話を見たことがあるです。(・・)>

 ただ、『学会コメントに揺れる自民+石原が結い合流に反対+滋賀知事選で野党共闘の第一歩を』『安倍の解釈改憲を悪しき前例にしてはならない+維新と結いの合流難航は、橋下の自業自得』などにも書いたように、2人の政治思想や目標はあまりにも違い過ぎたのである。(~_~;)

 石原氏と橋下氏は、都知事&府知事時代から日本の統治(行政)機構の改革&地方分権に関して意気投合。橋下氏は、それもあって、石原氏と組んで国政政党を作りたいと考えたところがあるし。そして、今、まさにその目標を具現化するために、「大阪都構想」の実現に取り組んでいるのだけど。
 ところが、石原氏は「大阪都構想」には、さほど関心も理解も示しておらず。<大阪都構想が争点となった選挙の応援演説でも、憲法改正の話をしちゃったりして。^^;>橋下氏としては、それが何より残念だったに違いない。^^;
 
 でも、石原氏が80歳を過ぎて、あえて国政に復帰した最大の目標は「自主憲法制定(現憲法破棄)」にあるわけで。石原氏としては、橋下氏もその自分の思いを理解して、目標実現に協力してくれると期待していたのではないかと思うのだけど。
 橋下氏は、もともと超保守思想は有していないため、石原氏のこだわりを心から理解することはできないわけで。それを認識した石原氏は、もはや一緒にやることはできないと悟って、分党を申し出たのではないかと察する。(~_~;)

『「遅くとも夏までに結いと組む。のめないなら結いと大阪維新の会で統一地方選を戦う」。維新の橋下徹共同代表は4月26日の執行役員会で、「分党」をちらつかせ、結いとの新党に慎重な石原慎太郎共同代表に迫った。(時事通信14年5月4日)』

* * * * *

 何分にも橋下氏のアタマの中は、今、「大阪都構想」のことで、またそれを実現させるため、統一地方選の勝利のことでいっぱいなのである。(・・)

 大阪都構想を実現するには、来春の大阪府&大阪市議会選で維新+αが多数派を占めなければならない。<橋下氏は、大阪府&市議会選と同時に、府知事選、市長選を行なうことまで考えているという話も。>

 しかし、大阪では、維新と自民党はもともと敵対関係にあるし。維新に協力的だった公明党とも、大阪都構想の進め方がきっかけで敵対することになってしまったわけで。
 橋下氏は、維新が自公に選挙で勝つには、結いの党や民主党(本命はこっちかも)を巻き込んで共闘するしか道はないと考えている(切羽詰っている)のだ。(~_~;)
 
 橋下氏が、石原切りを決意したのも、24日に江田氏や民主党の前原誠司元外相と協議し、「『自主憲法制定』の文言は野党結集の障害になる」との見方で一致したからこそ。<ここに前原くんがいたことを覚えておいてね。 (・o・)>

 そして、おそらく橋下維新は、ここからかなり強引な手を使ってでも、野党再編&勢力拡大のためにシャカリキ(古語?)になるのではないかと警戒を強めているmewなのだった。(@@)

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衆院予算委集中審議 首相答弁要旨
2014.5.29 00:19
衆院予算委で答弁する安倍首相=28日
衆院予算委で答弁する安倍首相=28日

 【集団的自衛権の行使容認】

 切れ目のない防衛体制をつくることで抑止力を高め、国民の生命と財産をより確かに守ることにつなげていきたい。従来の政府の憲法解釈は集団的自衛権全てを認めていないのか、それで国民の命を守り抜くことができるのか、検討すべきだと判断した。集団的自衛権行使が憲法上許容されるとの結論になっても、実際に武力行使を行うか否かは高度な政治的決断であり、時の内閣が総合的に判断する。

 【有事の邦人輸送】

 有事の際に邦人を輸送する米艦の防護に関しては、個別的自衛権には入らないというのが明確な政府の立場だ。日米共同のオペレーションで、日本人が乗っているから守るが、日本人が乗っていないから駄目だということはあり得ない。邦人が乗っているかどうかに関わらない。

 【後方支援】

 国際平和が脅かされたとき、自衛隊が幅広い後方支援活動で十分に貢献できるような法整備が必要だ。自衛隊の海外任務に関して、非戦闘地域や後方地域という概念も含めて与党に協議してもらう。

 【日米関係】

 日米防衛協力指針(ガイドライン)の改定は、新しい観点に立った安全保障政策の構築が可能になれば、それを基に日米共同で何ができるかを詰めていく。より一層、日米が助け合うことが日本の安全に寄与する。それが極めて死活的に重要だ。

::::::::

衆院予算委の質疑要旨


 28日の衆院予算委員会での質疑要旨は次の通り。
 中谷元氏(自民) 安全保障に対する決意は。
 安倍晋三首相 戦後の日本の平和国家としての歩みは変えてはいけない。同時に、国民の命と平和な暮らしを守らなければいけない。切れ目のない防衛体制をつくることで抑止力を高め、国民の生命と財産を守りたい。
 中谷氏 日本の危険が増すとの懸念がある。
 首相 日本が戦争に巻き込まれるのではないかという議論が行われているが、そういうことはない。実際に武力の行使を行うか否かは、時の内閣が個別具体的な事態に即して総合的に判断し、慎重に決断する。
 中谷氏 政府は1972年に「自衛のための措置は必要最小限度」との見解を示した。
 首相 今回の検討でも論理の柱になる。果たして集団的自衛権全てを認めていないものなのかどうか。大きな変化の中で国民の命を守り抜くことができるか検討すべきだ。
 遠山清彦氏(公明) 自衛隊発動の3要件は維持するか。
 首相 わが国の安全に重大な影響を及ぼす可能性があるという限定的な場合に集団的自衛権を行使することは許されるという考え方について研究を指示した。これを受け与党で協議し、政府内では内閣法制局を中心に議論している。
 中谷氏 邦人輸送中の米艦防護に関する認識は。
 首相 個別的自衛権に入らないというのが明確な政府の立場だ。隣国から日本に逃れてくる避難計画は米軍と共に計画を立てる。日本人が乗っているから守るが、乗っていないから駄目だというのはあり得ない。
 岡田克也氏(民主) 日本人を乗せた米国艦船以外の第三国の艦船は守らなくていいのか。
 首相 米国のみが集団的自衛権の対象になるわけではない。米国の船、他国(の船)、客船、商船であろうとそうだ。私は一回も軍艦という言葉は使っていない。
 小沢鋭仁氏(維新)「限定容認」とは何か。
 首相 個別的自衛権でも海外派兵は自衛のための必要最小限度を超えるため、憲法上許されない。集団的自衛権の行使が認められても同様の制約がかかることは当然だ。シーレーン(海上交通路)での機雷掃海や船舶護衛といった事例は検討していく必要があるが、海外派兵は一般には許されるものではない。
 小沢氏 国連決議に基づく多国籍軍などへの後方支援はどこまでできるか。
 首相 国際の平和・安全が脅かされ、国際社会が一致団結して対応するときに、自衛隊が十分に貢献できる法整備をすることが必要だ。従来、政府が示してきた判断基準をより精緻にし、具体的に何が武力行使と一体化する行為なのかを明確にすることは今後の検討課題の一つだ。
 江田憲司氏(結い) 安全保障の法整備に関する15事例は、現実に起こり得るケースか。
 首相 あり得べき事例として挙げた。(法整備を)検討することによって、より抑止力は高まっていく。
 志位和夫氏(共産) 自衛隊は戦闘地域へ行ってはならないという歯止めを残すのか。
 首相 非戦闘地域という概念も含めて与党で協議をいただきたい。(時事2014/05/28-19:29)
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by mew-run7 | 2014-05-29 07:20 | 政治・社会一般 | Trackback(1)
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Tracked from 御言葉をください2 at 2014-05-29 10:14
タイトル : 国会審議について「日本がアブナイ!」さんが
安倍がムキ答弁で墓穴を掘るかも&もっと国会審議を+橋下が石原切りを決意したわけ  「日本はアブナイ!」さんが、6時間の国会「集団的自衛権行使容認」についての審議を録画して、それを見ての論評をしてくださっているので、特に冒頭のまとめの部分をお読みなればよいと思う。わたしは、ふつうのニュースでちょっとしか見ていないが、同様の感想を持った。詳しいことが、その後書かれているので、読まれれば確証を得られるだろう。 ... more