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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

米元高官が公明党に説得工作~07年の小沢同様、毅然と拒否して、安倍を追い込め!

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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】



昨日、TBSが、mew的にちょっとビックラ&唖然とするようなニュースを報じていた。 (゚Д゚)

 何と米国の元国務次官補のカート・キャンベル氏らが、公明党の山口代表のもとを極秘で訪れて、集団的自衛権の行使の解釈改憲に協力するように要請(指示、説得?)しに行ったというのである。(@@)
<ブッシュ政権の元NSC上級アジア部長兼東アジア担当大統領特別補佐官のマイケル・グリーン氏も同行したようだ。しかも、彼らは首相官邸から議員会館に向かったんだって。 (・o・)>
 
 キャンベル氏らは、俗に「知日派」と呼ばれる米国の国防系のスタッフで。米国と日本のパイプ役(指南役or操作役?)を務めている人たちで。
 米国べったりの自民党議員(保守タカ派)は、安保政策に関して彼らの意見や忠告(指示?)をを聞く機会が多いし。党内で異論が出ていても、知日派が何か意見をすると、結局、みんなで従ってしまうようなケースも多いのだけど。
 このような人たちが、日本で公明党の代表と直接会って、説得を試みるというのはかなり異例なことだと思われる。^^; 

 mewは、先週、『安倍、米にせっつかれ、解釈改憲で切羽詰まった状況に+公明党が連立離脱を示唆し、抵抗』(以下、先週の記事)で、安倍首相らが米国に集団的自衛権行使の約束を守るように、かなりせっつかれて追い込まれているのではないかど・・・。
 また、前記事『菅長官と維新・松井が会談+集団的自衛権で公明党への圧力と期待』では、与党協議が思うように進まない中、焦り始めた安倍首相&自民党幹部が、公明党への圧力を強めているという話を書いたのだけど。

 安倍官邸&自民党幹部は、マジでかなり追い込まれているのかも知れない。(~_~;)

* * * * *
 
 そして、mewは、このニュースを見て、ふと安倍前政権時の07年の夏、当時の米大使が民主党の小沢代表のもとを訪れたことを思い出した。(**)deja-vu?

 詳しい話は、後述するが。安倍首相は米国に、インド洋での海自の給油活動継続(テロ特措法延長)することを約束していたのだが。同年7月の参院選惨敗で法延長がピンチに。
 そこで、当時の米国大使が小沢代表と異例の会談を行ない、テロ特措法延長への協力を要請したのだけど。小沢代表は、この要請を拒否。
 自公の中にも、安倍首相に非協力的な議員が少なからずいたことから、首相は米国とのお約束を守れず。ブッシュ大統領にも責任を追及されて、辞任に追い込まれたのである。(@@)

 ということは、もしここで公明党が粘って、解釈改憲が実現困難になれば・・・。(・・)

 今回の記事は、そんな淡い期待も抱きつつ、書いてみたいと思うです。(^^ゞ

* * * * *

『アメリカの知日派の代表格の1人、キャンベル前国務次官補が来日し公明党の山口代表と極秘に会談しました。狙いはどこにあるのでしょうか?

 2日午前、総理官邸を出る1台のワゴン車。2分後、参議院の議員会館に到着した車から降りてきたのは、アメリカきっての知日派として知られるキャンベル前国務次官補らです。キャンベル氏らは、集団的自衛権の行使容認に否定的な公明党の山口代表と極秘に会談したのです。
 「安全保障環境の現状を見ると、迅速な対応を取ることが地域や日米関係、そして日本にとって最良の戦略的利益だと思います」(キャンベル前国務次官補)

 関係者によりますと、キャンベル氏らは日米防衛協力の指針いわゆるガイドラインの年内の見直しに向けて、「行使容認の方向性を含めた閣議決定は早い方が望ましい」という意向を伝えましたが、議論は平行線をたどった模様です。

 キャンベル氏らの狙いは何なのか?
 安倍総理、菅官房長官に近く、政権発足後、6回もアメリカを訪れている自民党の河井克行・前外務委員長は・・・

 「オバマ政権の高官、それから連邦議会、全く党派の違いなくですね。集団的自衛権の限定的な容認の閣議決定については、できるだけ早く行ってほしいと」(自民党 河井克行前衆院外務委員長)

 先月も訪米した河井氏によれば、アメリカ側は日本が集団的自衛権の行使容認を決めればより強い同盟関係を築けると期待する一方、ある「懸念」を抱いていたと言います。

 「率直に言いまして、これはオバマ政権の高官ということしか言えないんですけど、与党協議について難航を予測している意見が出されました」(自民党 河井克行前衆院外務委員長)

 与党協議をめぐっては、先月23日、安倍総理が自民党の石破幹事長と密かに会い、今の国会中に合意して閣議決定できるよう強く指示していたことが明らかになりました。しかし、与党協議は難航した状態が続き、公明党内には官邸の真意がわからないという不信感が広がっています。

 「本当にちゃんとやりたいなら、もっと周到に根回しするだろう、これはどういうことなのか・・・」(公明党幹部)

 また、オバマ政権が本当に今の国会中の閣議決定が望ましいと考えているのかどうかについても、公明党内では疑問視する声が強く、自民、公明の信頼関係が揺らぎつつあります。(TBS14年6月2日)』 

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 ちなみに、上のニュースに出て来た河井克行氏というのは、安倍首相の側近。

 河井氏は、4月初旬と5月後半、2ヶ月連続で訪米していて。4月の訪米では、民主党の長島昭久氏と共に、キャンベル氏が創設した外交安保系シンクタンクで、安倍政権の外交・安全保障政策をめぐり、講演を行なったとのこと。
 5月の訪米では、キャンベル氏らの知日派と会談(ご相談?)を行ない、解釈改憲の早期実現を支持(指示?)する発言(司令)を得ている。(~_~;)

『キャンベル前国務次官補ら米国の知日派有識者は20日、安倍晋三首相が検討している限定的な集団的自衛権行使の容認について6月22日の今国会会期末までに憲法解釈変更の閣議決定をするのが望ましいとの考えを示した。訪米中の自民党の河井克行、みんなの党の中西健治両氏とワシントンなどで面会し語った。
 キャンベル氏は「東アジアの安全保障環境を踏まえ日米がともに対応していると示すことが重要だ」と強調した。アーミテージ元国務副長官は「会期末までの閣議決定を100%支持する」と語った。
 19日に会ったマイケル・グリーン元国家安全保障会議(NSC)アジア上級部長も同様の見解を示した。
 河井氏は20日、ワシントンで記者会見し、米政府高官らとの面会を受けて、集団的自衛権の行使を可能にする憲法解釈の変更に関して「帰国後直ちに今国会中に閣議決定すべきだと首相に直接伝える」と述べた。 (日経14年5月21日)』
 
* * * * *

 キャンベル氏やグリーン氏は、今回、日本のシンクタンクの招きで来日したようなのだけど。
<日本にも得体の知れない政治、経済関連or安保軍事系のシンクタンクやら団体たらが色々あって。グリーン氏やアーミテージ氏などの、米国防系シンクタンクの人たちが、よく招かれているのよね。(~_~;)>

 昨日は、石破幹事長や菅官房長官などとも会談を行ない、改めて集団的自衛権の行使容認の実現を後押ししたという。(-_-)

『自民党の石破幹事長は、2日午前、党本部で、アメリカのキャンベル前国務次官補や、国家安全保障会議でアジア担当上級部長を務めたマイケル・グリーン氏と会談し、集団的自衛権の行使容認を巡って意見を交わしました。
 この中で、石破氏は、集団的自衛権などを巡る与党協議について、「日本周辺で有事が起きた際、海外にいる日本人などを輸送するアメリカ艦船を防護することなど、集団的自衛権を行使しなければ対処できない事例を示しているが、公明党の理解を得られるかが課題だ」と述べました。

 これに対してキャンベル氏らは、「アジア太平洋地域の新しい脅威に対して個別的自衛権や警察権だけでは対応できないというのが、アメリカ側のコンセンサスだ」と述べ、行使容認が、日米関係を強化し、アジア太平洋地域の紛争を抑止することにつながるという認識で一致しました。
 会談のあと、キャンベル氏は、記者団に対し、「中国の大国化や強硬な態度に対応するため、集団的自衛権の行使容認には国際社会からもかなり期待がある。日中関係は今、非常に緊張感が高いが、行使容認で日本の立場が強くなれば、中国との対話が実現する可能性も高くなる」と述べました。(NHK14年6月2日)』

<石破幹事長は、4月22日にアーミテージ元国務副長官と会談。その時には、アーミテージ氏は「議論を急がなくていい。政権が倒れないように、まずは経済政策を優先するべきだ」と発言。石破氏も「自公与党での慎重な議論が必要だ」という姿勢を示していたくせに。その時のご都合で、コロコロと発言が変わっちゃう人たちなのよね。(>_<)『野党がオバマに書簡&アーミが集団的自衛権に慎重+レーガンとヨイショされる安倍』>

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 先週の記事に書いたように、mewは、安倍首相&周辺は、米国側に(オバマ大統領にも?)日米ガイドラインの改定までに、集団的自衛権の行使ができるように解釈改憲を実行に移すとお約束しているのではないかと推測(邪推?)している。(@@)

 そして河井氏の言葉から察するに、安倍首相or周辺は、米国側から「公明党が賛同する見込みはあるのか?」と問われて、「大丈夫だ。必ず説得してみせる」ぐらいのことを言ってしまった可能性も否定できないように思われる。<または、「いざとなったら公明党を切ってでも、解釈改憲は実行に移す」と豪語しちゃったりとか?(~_~;)>

 ところが、もともと「集団的自衛権の行使」自体にも、「解釈改憲」という姑息な手法にも反対の立場である公明党は、その姿勢をなかなか崩さず。
 安倍官邸&自民党幹部は、最近になって、安保上の必要性や米国の意向を強調して、何とか公明党の理解を得ようとしているものの、自公与党協議は難航しており、このままでは、とても今国会中はおろか、秋の臨時国会までに解釈改憲を実現できそうにない。^^;

 そこで、<果たして、安倍自民党サイドが提案したのか、知日派さんたちが自ら乗り出したのかは「???」だけど>、彼らは、もしキャンベル氏らが直接、山口代表に会って、要請や説得すれば(圧力をかければ?)、公明党も理解や譲歩をしてくれるのではないかと期待したのではないかと察する。(・・)

 しかし、TBSの報道を見る限り、議論は平行線をたどった模様であるとのこと。
 また、公明党側は、オバマ政権が本当に今の国会中の閣議決定が望ましいと考えているのかどうかについても疑問視している上、安倍官邸の真意をはかりかね、不信感を抱いているという。(@@)

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 でもって、話は07年の夏に遡るのであるが・・・。

 先週の記事に書いたように、安倍首相が07年の前政権時に、急に首相を辞任することになった大きな要因の一つは、ブッシュ大統領に「インド洋での海上自衛隊の給油活動を継続(=テロ特措法を延長)」するとお約束したにもかかわらず、7月の参院選に惨敗したため、それを守れなかったことにあるのだ。(**)

 07年7月の参院選では、小沢民主党が安倍自民党に圧勝し、民主党が参院第一党になった上、参院が野党多数の衆参ねじれ状態に。(・・)
 そこで安倍官邸&自民党幹部は、米国とお約束したテロ特措法延長を何とか実現しようとして、小沢一郎代表(当時)や民主党側に、法延長に協力して欲しいと要請しに行ったのであるが。小沢代表は「テロ特措法は国連決議を経ていないので、正当性がない」と主張し、その要請に応じようとしなかった。^^;

 これに困った安倍陣営は、米国に小沢氏の説得は困難だと報告した(泣きついた?)ようで。参院選終了後、間もなく、米国のシーファー駐日大使(当時)が、小沢代表との会談を申し入れて来たのである。(@@)
<駐日米大使が野党党首に、具体的な法案や政策で、直接要請を行なうのは、もちろん超異例のことだ。^^;>

* * * * *
 
 小沢代表は、結局、8月8日にシーファー大使と党本部で会うことを了承したのだが。密約をしたと疑われたくはないとして、何と報道陣に全面公開する形で会談を行なうことに決めたのである。(・・)

 シーファー大使は、この会談で日本の国際貢献の重要性を説き、米国の情報提供などを申し出た(エサにした)上で、テロ特措法延長への協力を強く要請したのであるが。
 しかし、小沢代表は「アフガニスタン戦争は、米国が『テロとの戦い』だと国際社会のコンセンサスを待たずに始めた」「米国の行動を国連安保理でオーソライズ(承認)する決議はない。米国と共同の活動をすることはできない」と主張。法延長への協力をきっぱりと拒否したのだった。(**)

< この時、mewは、心底から「スカ~~~ッ!」とした気分になったことを、今でも忘れられない。(**)9年弱、このブログを続けている中で、政治的な言動という点では、一番「スカッ」とした瞬間だったかも。(*^^)v>

(関連記事・『小沢が勝負に出た・・・シーファー会談は、自公民の議員や国民への大きな問いかけでは?』当時のテンプレートに合わせて改行しているので、読みにくい。m(__)m sorry)

* * * * *

 実は、自公は当時、衆院で2/3の議席を有していたので、参院で法案可決できずとも、衆院で再可決するという方法があったのだけど。自民党&公明党内にも、01年に急遽決めたテロ特措法をそのまま延長して、海自のインド洋派遣を継続することには慎重or反対の意見を唱える人が少なからずいたため、衆院再可決も困難に。^^;

 しかも、自公与党内には、安倍首相が、就任以来、強引な国政運営を行なって来たことや、当時も集団的自衛権の行使の解釈変更の準備や、海外派兵の恒久法作りを進めていたことに警戒、反発を示す人も多かったし。参院選惨敗によって求心力も低下していたことから、「安倍おろし」の動きに発展。
 そこに、とどめを刺すかのようにブッシュ大統領の怒りが示され、安倍首相は辞任発表に追い込まれたのである。_(。。)_

 ね。何だか「安倍首相が米国にXXを約束」→「抵抗する政党があり実現困難に」→「米国にその政党の説得を要請」・・・ってとこまで、同じような流れじゃありません?(@@)

* * * * *

 チョット時間切れになりそうなので、この先は改めてゆっくり書きたいのだが・・・。 ^^;

 米国が、90年代に米軍再編を計画をスタートして以来、日本が集団的自衛権の行使を認め、米軍の手足となって、太平洋・アジア地域の安保軍事活動に協力することを求めて来たのは事実だし。
 財政難による軍事予算削減に苦しんでいるオバマ政権としては、尚更に、日本の軍事活動負担を望んでいるのも確かではあるのだけど。^^;

 ただ、今すぐ集団的自衛権の行使を容認せずとも、日本の国や国民を守るために、日米間で軍事協力できる範囲を拡大することは可能だし。
 米国は、07年の小沢代表との協議でもそうであったように、きちんと原理原則に乗っ取った主張を行なえば、それなりに理解を示して引き下がるし。日本の国民の主権を侵害するような強硬策をとることはあるまい。<特に自由&民主主義を尊ぶオバマ大統領は、そういうタイプだと思うです。(・・)>

 それゆえ、mewとしては、公明党に、「集団的自衛権の行使が憲法9条に反するもので、行使容認するには9条改正が必要であること」、「やむを得ず、解釈改憲を行なう場合でも、時間をかけての慎重な審議や国民の理解や支持が必要であること」をしっかりと主張してもらって、逆に米国の理解を得て欲しいと願っている。<尚、公明党は、近隣諸国の理解も必要だと主張しているのだけど、オバマ大統領も、中国を必要以上に刺激し、日本が中国と関係悪化したり、戦争に発展したりすることは望んでいない。(++)>

 ・・・というわけで、公明党には絶対に安倍自民党&米ネオコン(新保守タカ派)の圧力に屈せず、毅然と対応して、解釈改憲を阻止して欲しいと思うし。
 主権者たる国民にはまともに説明もせず。国民の理解も得ないまま、勝手に米政府やアチコチの国に対して集団的自衛権の行使を容認するかのような話をしまくっている安倍首相には、07年の9月と同様に、きっちりと結果責任をとっていただくのがいいのではないかと、大きな声で訴えたいmewなのだった。(@@) 

                     THANKS

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by mew-run7 | 2014-06-03 08:59 | (再び)安倍政権について

by mew-run7