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安倍自民が強権で、福島知事選の県連候補をおろす&熊坂候補の主張に注目


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】


 前記事の『安倍が沖縄に詐欺?~知事との合意内容にワナ+自民が福島知事選で強権発動』の後半に記した福島県知事選に関する続報を・・・。

 10月に行なわれる福島知事選(26日投票)で、自民党の福島県連は、8月に元日銀の鉢村健氏を擁立することに決め、既に選挙準備を始めていた。
 他方、民主党などは、現知事の後継候補である内堀副知事を支援することに決めており、11日に出馬会見を行なうことになっていた。(・・)
 
 安倍自民党は、この福島知事選に、どうしても勝ちたい(というより、負けたくない)&原発政策を争点にしたくないという思いが強い。
 もし滋賀県知事選に続いて自民党系候補が負ければ、安倍首相の求心力や内閣・党の支持率が低下するおそれがあるし。今後、原発再稼動の推進策や福島原発事故の対応などに支障が出るおそれも大きいからだ。(~_~;)

 でもって、安倍官邸&党本部は、県連が擁立する鉢村氏より、民主党などが擁立する&副知事として政府と実務を行なって来た経験のある内堀氏に相乗りした方が、得策だと判断。9日、福島県連の幹部を呼び、鉢村氏の擁立をやめ、内堀氏を支援するように強権発動を行なった。(@@)

 福島県連は、この官邸&党本部の決定を受け、鉢村氏の支援しない(できない?)ことに。
 鉢村氏は、出馬に関して自民党などから圧力がかかったことを明らかにした上で、「後援会組織もなくなる状況では、戦うことはできない」として、11日に、出馬を断念する意向を表明したという。_(。。)_

* * * * *

 内堀氏は与野党相乗りになったのを受け、どの政党からも推薦を受けない方針を表明。自民党に配慮してか、県外の原発の再稼働には「直接的にコメントする立場にない」と発言。ただし、(被災状況など)『原子力災害県』として発信すべきことを全国に伝えていきたい」と述べるにとどめたとのこと。^^;
 安倍官邸&自民党としては、ほっと一息という感じかも知れない。(-"-)
 
* * * * *

『任期満了に伴う福島県知事選(10月26日投開票)で、同県の内堀雅雄副知事(50)は11日、福島市内で記者会見し、立候補を表明した。3選出馬を見送った佐藤雄平知事の後継との立場。政党などからの推薦は受けない考えだが、民主党や連合福島などのほか、自民党も支援する方針で、事実上の与野党相乗りになる。

 内堀氏は会見で、県政の継続性など、佐藤知事が示した後継の条件に言及し、「佐藤知事の気持ちを一番分かっている」と強調。現行の県復興計画など佐藤県政を継承し、県内の原発全基廃炉を掲げる考えを示した。県外の原発の再稼働には「直接的にコメントする立場にないが、(被災状況など)『原子力災害県』として発信すべきことを全国に伝えていきたい」と述べるにとどめた。

 知事選では、自民党県連が元日銀福島支店長の鉢村健氏(55)を擁立したが、相乗りを目指した党本部が鉢村氏を推薦しない方針を決定、県連も分裂選挙回避のため支援撤回を決めた。鉢村氏は11日夕、福島市で記者会見し、「戦いを続ければ福島県民の分断が深まり、将来に遺恨を残すことにつながる」と述べ、出馬取りやめを表明した。断念するよう自民党などから圧力がかかったことも明らかにし、「後援会組織もなくなる状況では、戦うことはできない」と語った。

 これに先立ち、自民党の茂木敏充選対委員長は党本部で鉢村氏に会い、支援しない考えを伝えた。
 内堀氏に対しては、民主党県連や連合福島のほか、東京電力福島第1原発が立地する双葉郡の町村会や県町村会も出馬を要請していた。
 内堀氏は1986年に自治省(現総務省)入省。01年福島県生活環境部次長、06年12月から副知事。東日本大震災時には住民避難に関する国との調整を担い、原発事故に伴う汚染土の中間貯蔵施設の建設問題でも交付金などをめぐる国との交渉に当たった。11日付で退職。(時事通信14年9月11日)』  

* * * * * 
 
 実は、安倍首相らが石破茂氏を幹事長から外そうと考えた大きな理由の一つには、滋賀県知事選で敗北したことや、党本部が福島&沖縄知事選の候補者選びで主導権を発揮できなかったことがある。(・・)

『首相は当初、石破氏が安保担当相への就任を辞退すれば、「無役」にして政権運営の中枢から外す構えだった。7月の滋賀県知事選で与党系候補が敗北したことや、11月の沖縄県知事選に向けた候補者調整の失敗などで「首相は党運営に不満を持っている」(閣僚経験者)とされ・・・(毎日8.28)』

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 昨日アップした毎日新聞の記事にもあったように、『自民党は自治体選挙で、県連など地元が上申した候補予定者を尊重するのが通例だ。』
 とはいえ、かつては、党本部や地元の国会議員が主導して候補者を選定することも多くて。地元の県連も、よほど有力な候補(副知事や国会議員、県議など)がいない限り、国とのパイプ(補助金交付)を強化するために、党が推奨する国会議員や元官僚を候補として受け入れるケースが多かったし。
 安倍首相&周辺など古いタイプの政治家は、今も党本部主導の候補者選定が望ましいと思っているようなところがある。(~_~;)

<たとえば安倍氏のお膝元である山口県では、自民党が擁立する元官僚がずっと知事の座を確保。76~96年は元自治省→山口県庁出身の平井龍氏氏が、96~12年までは同じく元自治省→山口県庁の二井関成氏が。12~13年は元建設省の山本繁太郎氏、14年から旧自治省(現総務省)の村岡嗣政氏が知事を務めているです。>

* * * * *

 ただ、石破氏は、どちらかと言えば、地方支部の考えに耳を傾けて、その意思や実情を尊重しようとするタイプ。<それもあって、地方支部からも人気や支持が高いのよね。>

 沖縄県知事選の場合、官邸&党本部は仲井真知事では選挙に勝てないと考えていたものの、県連が仲井真知事の3選出馬を強く要望したため、両者の板ばさみになって、結局、県連に押し切られることに。
 また、福島県知事選では、官邸&党本部は早い段階で現職の佐藤雄平知事に相乗りすることを考えていたものの、県連が党本部の意向に従わず、独自候補の擁立を行なうことになったことから、安倍首相&周辺は、石破氏が幹事長として県連を強く指導できないことに、イラ立ちや不満が募っていたようなのである。(~_~;)
 
* * * * * 、
 
 でも、安倍首相は今月3日に、内閣だけでなく党役員も改造して、石破氏の代わりに谷垣禎一氏を幹事長に、茂木健一郎氏を選対委員長に起用し、官邸の連携を強化。
 早速、福島県知事選に関して、官邸&党本部が主導権を発揮・・・というより、強権を発動して、県連が擁立&既に出馬表明を済ませていた鉢村氏に出馬を断念させてまで、民主党などが擁立する現知事の後継候補に相乗りすることに決めたわけだが・・・。
  
 昨日の記事でも少し触れたように、mewは、この安倍自民党の強権的なやり方には、地方支部の多くが反発や疑問を覚えるのではないかと察するし。来春の統一地方選にも影響を及ぼすおそれがあるのではないかと思うところがある。(・・)

* * * * *

 実際、今回の沖縄知事選で、自民党県連が分裂選挙を行なうことになったのも、もとはと言えば、安倍自民党の強権発動が大きな要因になっている。(-"-)

 沖縄県連は、10年以降、普天間基地の「県外移設」を公約にして戦って来たのに、安倍首相らは、仲井真知事に埋立て承認させて、移設工事を進めるためには、沖縄県連の国会議員や地方議員に方針を転換させる必要があると判断。
 議員の中には、本心として「県外移設」を望んでいることや、「県外移設」を公約に当選したことを重視して、最後まで抵抗していたのであるが。党本部は、党の意向に従わない場合は除名することをにおわせて、脅迫まがいの手法で方針転換を迫った上、わざわざ会見を開いて、議員たちに「辺野古移設を容認する」と公言させるに至ったのだ。(~_~;)

 このような党のやり方に大きな反発を覚えた自民党の那覇市議が、辺野古移設反対の姿勢を貫く那覇市長の翁長雄志氏を知事選に擁立することを決断して、野党にも協力を呼びかけることに。
 自民党県連は、これらの那覇市議も除名すると圧力をかけたものの、彼らはこの圧力に屈さず。 結局、自民党県連の幹事長まで務めた翁長氏が、今週、ついに仲井真知事の対立候補として次の知事選に出馬することを表明。沖縄県の自民党は、完全に分裂する形で、知事選で戦うことになったのである。(>_<)

* * * * *

 安倍政権は、これから「地方創生」をアピールして、地方統一選に臨もうとしているのであるが。
 
 いつも書くように、安倍首相らにとっては、「国民よりも国家が先にありき」だし。「各地方よりも国家が先にありき」なのであって。
 彼らが、自分たちの思想に基づいて「国家の利益になる」と思うことのためなら、国民や各地方の実情、意見などには目や耳を向けず。いざとなれば、札束と強権で従わせることしか考えていないわけで。

 それぞれの地方の議員や住民は、本当に安倍政権&自民党が各地方の実情や住民の生活ことを考えているのか、よ~く見極めて欲しいと願っているmewなのだった。(@@)

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 話を福島知事選のことに戻すと・・・。 

 この知事選には、原発事故災害の問題を訴え、脱原発を強く主張する医師&元宮古市長の熊坂義裕氏も出馬表明をしている。(・・)

<熊坂氏は福島市出身、弘前大医学部卒。宮古市で内科医院を開業、1997年から宮古市長を3期務めた。東日本大震災の被災者を支援するため、無料の電話相談窓口を運営し、心のケアなどを行なっている。>

 熊坂氏は『岩手日報社の取材に対し「国の原発事故対策は未来を見通せず、県も国にはっきり意思表示をしない。県民の怒りが頂点に達した古里の現状を見過ごすことはできない」と語った。政党への推薦や支援要請は行わない方針。公約には福島県内の原発廃止や原発に頼らない社会・エネルギー構造への転換、少子高齢化社会を支える福祉充実などを掲げる。(岩手日報14年8月14日)』

 また、先月15日に行なった出馬会見で、『熊坂氏は「福島は宮城、岩手と比べて復興が進んでいない。医師の経験を生かし被ばく対策などに力を入れたい」と述べた。脱原発の立場を取り、「県内の全基廃炉は当然だ。避難計画が未策定で、核のごみの最終処分場が決まらない中で原発は再稼働すべきではない」と訴えた』という。(河北新報14年8月16日)

* * * * *

 さらに、熊坂氏は、会見後にこのような話もしていたという。(・・)

『「経済は大事です。市長も経験したから現実味のないことは言わない。しかし私は医師。命は絶対なのです。命は守ります」

「被曝の危険性?あるに決まってるじゃないですか。中通りが汚染されていないなんて思っていません。福島だけじゃない。宮城も栃木も状況は同じだと思いますよ」
 出馬会見を終え、県政記者クラブ加盟記者の囲み取材や顔写真撮影からようやく解放された熊坂さんは、きっぱりと言った。「もちろん、健康被害の有無は分かりません。20年後、子どもたちの身体に何も悪影響は起きないかもしれない。でも、それは誰にも分からない。ていねいにていねいに健康診断を続けていくしかないんです。様々な事情で多くの子どもたちが福島に暮らしているのですから」。

 子どもたちの被曝回避策について、会見中は記者からの質問は皆無だったが、熊坂さんは「原発被害対策をすべて見直す。低線量被曝については、人類は経験がないから分かりません。放射線量は低い方が良いに決まっています」、「除染、特に山林除染はやっても仕方ない。無駄です」、「帰還の決め方は果たして適切だったのか。帰還一辺倒ではなく、もう一回見直します」(中略)

 現職の佐藤雄平知事については「被災県の首長はつらいと思う。でももう少し、国に対してはっきり物を言わなければいけないと思う。福島は〝原発被災県〟ですから。闘わなきゃ」と述べた。(NO BORDER 14年8月16日)』

* * * * *
 
 正直を言えば、mew個人は、熊坂氏の様々な発言を見て、「民主党や社民党が、熊坂氏を支援してくれればいいのに」「それで自民党系候補と正面から戦って欲しかったな~」という思いを抱く部分もあった。(~_~;)

 とはいえ、何分にも現知事の佐藤雄平氏は、元民主党議員&で、06年に民主党が擁立して自民党の森雅子氏(前少子化大臣)を破って当選した人なので、民主党が佐藤知事またはその後継候補を支持するのはやむを得ないことはわかっているし。
 また、客観的に考えて、復興や原発事故の対応を進めるためには、それなりに中央とのパイプがある人の方がベターだと思うので、内堀氏が次の知事になることに反対しようとは思わないのであるが・・・。

 もしできるなら、内堀氏が当選をした場合、熊坂氏を副知事または被災地に対応するスタッフとして起用するなどして、同氏の意見や手法を県政に活かして欲しいと考えている。(・・)

 また熊坂氏が出馬することで、この県知事選で安倍政権の「原発政策」や「厳罰事故や被災者への対応」が争点になることを歓迎したいとも思うし。
 内堀氏は、自民党にも配慮してか、控えめに「『原子力災害県』として発信すべきことを全国に伝えていきたい」と言っていたそうなのだが。
 もし内堀氏や同氏をバックアップする民主党や社民党が、本当に福島の原発事故による被災地や被災者のことを考えるのであれば、相乗りする自民党に過度な配慮はせずに、国の原発政策や被災地の対応についても、福島県として本当になすべきことや、自分たちの考えをどんどんと言って欲しいとも願っているmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2014-09-12 12:30 | (再び)安倍政権について

by mew-run7