下村のウソもバレて来た~先週の答弁、訂正の意向&説明を覆す報道記事が次々と
2015年 03月 03日
午前7時、※の報道記事を新しいものに差し替えたり、追加したりしました。
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今回は『下村は否定するも説明に整合性なし&新たな問題、疑惑も次々と浮上』『下村は既に検察に告発されてた~不正な献金と利益提供で+消えたHPとの矛盾点』の続報を・・・。
前記事で、西川公也前農水大臣が、報道陣とのやりとりや国会の答弁で説明していたことと異なる事実が、あとから報じられるようになっているという話を書いたのだけど・・・。
(『西川のごまかしバレる~「知らなかった」を覆す材料集め&参考人招致で追い込め』)
何だか安倍盟友の下村文科大臣も、国会答弁を行なった説明と異なる事実が次々と報じられている様子。(@@)
何と昨日は、下村大臣が先週の国会答弁を訂正するという記事が出ていた。(・o・)
先週26日に民主党の柚木道義氏が国会で、下村大臣に反社会勢力がある学習塾経営者からの献金について質問したところ、大臣は「そういうことはない」と強く否定していたのだが。その後の調査で誤っていたことがわかったようで、昨日になって答弁を訂正する意向を示したというのだ。(~_~;)
『反社会勢力と関係があると指摘される元塾経営の男性からの10万円の献金を国会で否定した下村博文文部科学相が、答弁を訂正し、献金を認めることが分かった。関係者が2日、明らかにした。
下村氏が訂正するのは先月27日の衆院予算委員会の発言。民主党の柚木道義衆院議員が、情報を基に、この男性から2009年に10万円の献金を受け取ったかをただしたのに対し、下村氏は「そういうことはない」と否定。しかし、その後、献金の事実が判明し、下村氏は3日の衆院予算委で答弁を訂正し、返金する意向だ。(時事通信15年3月3日)』
[下村文部科学相が、否定していた政治献金を、実際は「受けていた」として、衆議院予算委員会での答弁を修正する方針であることがわかった。下村文科相は2月27日、「そういう献金はありません」と述べていた。
下村文科相は2月27日、自身が代表を務める政党支部が、愛知・名古屋市の男性から、2009年に10万円の献金を受けていたのではないかとただされ、否定していた。しかし、献金の事実があったとして、2日、自民党を通じて民主党に、答弁の修正と返金の意向を伝えた。3日の衆議院予算委員会で、答弁を修正する方針。
下村文科相は、この男性について「反社会的勢力との関係があるとの報道に気づいた」として、2013年の4万8,000円の献金については返金したと述べていた。(FNN15年3月3日)』※
『下村博文・文部科学相が代表の自民党支部が2009年8月、名古屋市の大手進学塾・名進研グループの元代表で、暴力団の資金源とされる風俗業者側への融資が発覚した男性から、10万円の寄付を受けていたことがわかった。下村氏は先月の国会審議で野党側の質問に、そうした寄付は「一切ない」と否定していた。
下村氏の事務所は2日、朝日新聞の取材に「突然の質問でしたので、入ってきたメモに沿って答弁をしましたが、メモが間違っておりました。返金の手続きをいたします」と回答した。(朝日新聞15年3月3日)』※
<この元学習塾企業の経営者は(後に私立小経営も)、本人が反社会性があると言ってもいいようなトンでもない人で。機会があれば、別立てでゆっくり扱いたいのだけど。学習塾で多額の利益を得て、暴力団が関わる風俗産業に6億円を融資。自分が脱税の強制捜査を受けた際に、税務署員の公文書を破って有罪に。また、風俗産業が脱税捜査を受けるとの情報を得て、警察官の個人情報を集めて、警察を脅迫しようとしたことも判明している。(>_<)
どうやらこの人も超保守思想の持ち主で、日教組や戦後教育を批判して、戦前志向の教育改革を唱えていたことから、同じ思想を持つ下村氏と意気投合し、以前から付き合いがあったらしい。^^;>
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また、下村大臣は国会の答弁で、地方にある「博友会」からは、「献金を受けたことはない」「年に1回ぐらい、懇親会や講演に行くことがあるが、講演料も、車代も宿泊代ももらったことはない」と明言していたのだけど・・・。
その説明に疑問符を投げかけるような報道が次々と出ているのだ。(@@)
たとえば河北新報によれば、「東北博友会」の会長が、13年と14年の夏に下村氏の講演会を開いた際、車代や宿泊費などを負担していたことや、会長に就任した際に、会費収入を政治献金に充てるよう、前執行部から申し送りを受けたことも明らかにした。(**)
ところが、何とこのことを会見で問われた下村氏は、「宿泊代やタクシー代を負担してもらったのは事実だが『お車代』はもらっていない」と釈明したというのである。 (゚Д゚)haa、masani 詭弁
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『下村博文文部科学相が自らが関係する政治団体「博友会」(東京)と同じ名称の付く各地の任意団体について「政治団体には当たらない」との認識を衆院予算委員会で示したことに関連し、仙台市に本部を置く「東北博友会」が、下村氏の講演会を開いた際に車代や宿泊費などを負担していたことが27日、分かった。
関係者によると、2013年8月と14年9月に仙台市内のホテルで講演会を開いた際、下村氏らの宿泊代計数万円のほか、空港や駅からのハイヤー代として5千~1万円を負担した。講演料は払っていないという。150~200人が参加。1人につき1万円程度を集めていた。
東北博友会の松良千広会長(常盤木学園理事長)は27日、河北新報社の取材に「講演会のゲストに実費を出すのは当然だと思った。参加費はほとんどを開催費に充て、下村氏側に寄付は一切していない」と説明した。
一方、会長に就任した13年4月ごろ、会費収入を政治献金に充てるよう、前執行部から申し送りを受けたことも明らかにした。
松良氏は「会費の使途を敬遠して退会する人もいた。私が就任してからは全額を会の運営に使っている」と話した。(河北新報15年2月27日)』
『下村氏は26日の衆院予算委員会で、地方の博友会について「年1回、話をする程度で講演料やお車代は受け取っていない」と答弁していた。下村氏は会見で「宿泊代やタクシー代を負担してもらったのは事実だが『お車代』はもらっていない」と述べ、宿泊代やタクシー代と、謝礼の意味を示す「お車代」は別との見解を示し、「答弁と食い違っていない」と強調した。(毎日新聞15年2月27日)』
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さらに、何と産経新聞までもが、地方の「博友会」の会費が、会員の知らない間に献金に回った可能性があることを示唆する記事を出していた。(・o・)
『下村博文文部科学相への不正献金問題で、下村氏を支援する団体の年会費の一部が、同氏が代表を務める政党支部「自民党東京都第11選挙区支部」への献金として処理されていたことが26日、会費を支払った教育関係者への取材で分かった。支援団体は政治団体の届け出がない任意団体だが、こうした団体が政治資金集めを担っていた可能性がある。
下村氏の問題をめぐっては「博友会」の名前が付いた支援団体が全国に複数あり、講演会費や年会費が政治資金に流れていた疑いが持たれている。
産経新聞の取材に応じた「九州・沖縄博友会」の会員である教育関係者は「福岡の塾経営者に誘われて入会した。高額だが自腹で払っている。年会費として支払っているつもりだった」と話した。平成25年分の政治資金収支報告書によると、この関係者名で同支部に対して6万円の個人献金が記載されていた。
下村氏は26日の衆院予算委で「支援団体の運営には関与していないが、一部の有志が寄付している」と述べていた。(産経新聞15年2月27日』
『下村博文文部科学相を支援する任意団体に支払われた会費などの一部が、下村氏代表の政党支部に流れ、献金として処理されていたことが26日、会費を支払っていた企業関係者への取材で分かった。
下村氏は同日午前の衆院予算委員会で、献金処理を否定したが、政治団体の届け出をしていない任意団体が資金集めを担っていた可能性が出てきた。
下村氏は外国人が代表を務める企業などから政党支部が計96万円の寄付を受け、返金したと説明。このうち60万円返金された大阪府の学習塾経営会社の幹部は、任意団体「近畿博友会」の会費などの支出記録はあるが「政党支部に献金した認識はない」と話した。(共同通信15年2月26日)』
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下村大臣は、一部の会員が個人的に自分の政治団体に献金をしてくれていると説明。本人の要望で、領収書に年会費と記載していたと説明していたのだけど。
しかし、報道陣が取材をした結果、要望がないケースもあるのではないかと追及すると、その説明も訂正する意向を示したという。
『下村博文文部科学相が代表を務める政党支部が寄付を受けた際に発行した領収書に不適切な記載があった問題で、要望していない相手にもただし書きを「年会費」として複数の領収書を発行していたとみられることが26日、分かった。
同日開かれた衆院予算委員会後の取材に下村氏が明らかにし、訂正する意向を示した。
下村氏は同日午前の答弁で、ただし書きについて「相手の要望だった」としていたが、領収書を受け取った人で要望していない人もいると報道陣から指摘を受けると「事実関係がそうであれば訂正する。今は書かないようにしている」と述べた。(共同通信15年2月26日)』
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民主党の後藤祐一氏が先週、地方の「博友会」の収入が、政治団体に個人名義で献金されているのではないかとの疑惑があることを下村大臣にぶつけた際には、下村大臣と安倍首相が逆切れして、後藤氏に反論していたのだけど・・・。<小さいワンちゃんは、危険が迫ると必死に吼えちゃったりもするしね~。^^;>
『後藤氏は、下村氏が代表を務める政党支部に対し任意団体が集めた会費が献金されたとされる問題で「任意団体でパーティーを開いた上がり(利益)を誰か別の名義で献金したのではないか」と指摘。普段は冷静な下村氏は、「資金集めの任意団体」を否定した上で「相当問題がある発言だ。あたかも不正があるような指摘をしているが、根拠はあるのか」と語気を強めて逆襲。首相も「何が問題なのか」と述べた。(産経新聞15年2月27日)』
<26日の柚木くんの質問の時には、週刊文春の「事実関係の正確な把握がないまま、一方的な誹謗中傷の記事が出た。強い憤りを覚えている」って吼えていたし~。^^;>
もし今後、会員の意思に沿わず、会が献金しているという根拠が示された場合、下村大臣や安倍首相には、これらのウソ答弁の責任をしっかりととって欲しいものだ。(**)
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この他にも、下村氏にはたくさんの問題や疑惑が呈されているのだ。(@@)
先週も触れたのだが。西川氏らと同様の、補助金交付1年内の法人からの献金の問題もあるし。
『過去の政治資金報告書を訂正した学校法人2校からの献金とは別に、柚木委員が指摘した新たな5つの学校法人からの寄付に関し昨年の安倍晋三首相による解散表明の時期に訂正を行ったことについては、文科相は「私自身は承知していない」として、「チェックしたい」と述べた。それらの学校法人が1年以内に補助金を受けていれば政治資金規制法違反となるため、「補助金を受けているかも調べたい」という。(ロイター15年2月26日)』
またこの辺りも、改めて別立てでゆっくりお伝えしたいところだが、教育産業との癒着、反社会勢力との関係についてもアレコレ報じられている。^^;
『「永田町では、『週刊文春』の今週発売号で決定的な記事が出るらしい、という噂が流れています。下村大臣といえばずっと教育族として政治活動をしてきた人物ですが、今回、教育産業からのあやしい献金がいろいろ出てきているらしい。中には斡旋収賄の疑いもあるのでは、といわれています」(自民党関係者)
実際、下村文科相には以前から、教育産業との癒着が指摘されてきた。2013年には、進学塾や予備校などの関連企業から7年間で1300万円近い献金を受け取っていたことを「赤旗」で報じられた。これら献金企業の中には、小泉政権時代、下村が教育特区担当者として推し進めた規制緩和の恩恵にあずかっていた教育系企業が多数含まれていた。
また、見逃せないのは総合教育サービス企業「成基コミュニティグループ」から多額の献金を受けていることだ。同グループの代表・佐々木喜一氏は安倍政権下で下村文科相の担当する教育再生実行会議の委員に抜擢されている。これは明らかに、利害関係企業からの献金といえるだろう。
さらに、今年はじめには、暴力団系企業との関係も浮上している。山口組弘道会系幹部と深い関係にあって、大阪府警からも「暴力団と関係を有している企業」と認定されている土木建築会社からの献金が発覚したのである。(リテラ15年2月25日)』
<これは上の元塾長とは別の話で。1月に暴力団系の建設会社から09.10年に献金をもらっていたことが発覚。この建設会社の社長が詐欺容疑で逮捕された暴力団の組長と20年以上にわたって交際していたことから、大阪府と大阪市は、建設会社に対し入札参加除外措置をとり、府は同社の一般建設業の許可をも取り消したんだって。(・o・)>
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う~~~。まだまだ書きたいことが尽きないのだけど。時間の制約があるので、とりあえず、この記事はここまでに。(・・) <これから仕事や自分のXXの準備もしなくちゃいけないのら。>
ともかく下村大臣も西川前大臣も、その他の疑惑が呈されている閣僚も、ちゃんと調べれば、いくらでも問題が出て来るのだから。<mewがここ掘れ、ワンワンって吼えちゃうぞ! (^ー^)>
心ある野党やメディアは、政府与党の圧力や逆切れ批判にめげず、どんどんと新たな疑惑を突きつけては追及して欲しいと願っている&応援しているmewなのだった。(@@)
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