「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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「まさか」と「何でもあり」の2005年・・・このままでは、日本がアブナイ(1)

 今年もあとわずかになったので、少し(?)2005年を振り返ってみたい。

 私は、2005年というのは、もしかしたら日本の将来を大きく左右したり、暗示
したりする可能性のある年だったのではないかと思うところがある。
 もし近い将来、日本が他国と戦うことがあったら、またそのために日本の領土が
テロを含み他国から攻撃を受けることがあったら、私は2005年がその現実的な
スタートラインであったと考えるかも知れないと思うのだ。もし日本の経済や社会が
過度の自由競争のために疲弊して、困窮する経済的or生活的弱者が増えたり、治安が
ますます悪化したりして、殺伐として荒廃した光景をあちらこちらで目にするように
なったなら、やはり2005年が日本にとって大きな分岐点であったと思うかも知れ
ない。
 大げさに思われるかも知れないが、それぐらい2005年は、私に「日本はこのまま
ではマズイ」「このままでは日本の将来はアブナイ」と感じさせることが多かった年で
あった。

 そして、私がもし2005年の世相を言葉にするとしたら、「まさか」と「何でも
あり」なのではないかと思う。政治でも経済でも社会「まさか」と思うことが次々と
起き、また「何でもあり」の時代が始まってしまったように感じられたからである。

 ただ最初に言えば、私は小泉首相や政治家たちや世の風潮だけを非難する気はない。
もしこれが日本を悪い方向へと導く道への始まりになるのだとしたなら、非難される
べきはそれを認めたり、止めることができなかったり、無関心のままやり過ごして来た
(私を含めた)国民なのだと思うからである。
 だが、「これはマズイ、アブナイ」と感じ、またはこのままでいいのかと疑問を抱き、
その方向への道を止めたり、引き返させることができるのも国民だと思う。そして私は、
まだ間に合うと思っている。
 私たちは歴史や日々の出来事から学び、考えなければいけない。その意味でも、今年
は重要な年なのではないかと思う次第である。

 今回は2005年の政治に関することについて、書いてみたい。

<つづきは ↓ More をクリック>




 政治の面で言えば、やはり最も印象深かったのは、郵政民営化法案に関わる一連の
出来事であろう。小泉首相が郵政民営化法案を成立させるためにとった一連の行為
手法、そしてその結果は、私にある種の衝撃と大きな危機感を抱かせるものだった。
 これらの件については9~10月頃にアレコレ書いたので、具体的な話は省くが、
彼は党内の民主主義も、議会制民主主義のルールも無視し、脅迫に近い手段で強引に
自党の議員や地方支部を支配しようとし、自らに逆らうものは切り捨ててしまった。
さらに自分の意に沿わない議決をした議会まで解散してしまったのである。その一連
の行為は、まさに自由&民主主義を破壊する行為のように思えた。

 その過程を見ながら、私は「え、まさか?」「そんなのあり?」を繰り返し、最後に
は「世の中、何でもありなのね」とあきらめ気味にさえなっていた。
 というのも、その暴挙を止めるべき(国民の選挙による)民主主義が機能しなかった
からだ。機能しないどころか、まさかの歴史的大勝をさせ、あたかも全てが正当化され
たような形を作り上げてしまったのである。
<彼のやったことは、たとえばスポーツの試合でルールを守らなかった上、しかも自分
の意に沿わない審判たちを解雇して、勝ったようなものなのだが。それでも、彼を受け
入れて拍手喝采してしまう観衆がこんなにいるとは思わなかった。>

 さらに「小泉劇場」と呼ばれるように、少なからずの国民やマスコミ(しかも報道
番組など)までが、まるで連続ドラマでも見るように、各段階での出来事を楽しんでいた
ことにも、憂いを覚えずにはいられなかった。政治に関心を呼ぶのはいいことだと思う
が、肝心な本質を見誤らせてしまうような扱い方には問題を感じずにはいられない。
 私はこの一連の経過を見ていて、このままではマジに日本の自由&民主主義、そして
日本の今&将来がアブナイと感じさせられたのである。また、それがこのブログを立ち
上げようと思うきっかけにもなった。
<来年、機会があれば書きたいが、日本のマスコミ(特に報道番組)もアブナイと思う。
特に近時、ワイドショーのニュース化&ニュースのワイドショー化が進み過ぎているよう
に感じる面がある。NHKも含めて信用して見られるニュース番組がほとんどない。>

 その後のいわゆる新自由主義に基づく経済政策、「小さな政府」化、「官から民へ、
民(地方)にできることは民(地方)に」の強引な民営化や(地方への)三位一体改革、
安保政策の推進、近隣諸国との関係を軽視した外交政策、うわべの数字にこだわった行財
政改革、(小さな政府なのに何故か)国民負担&税金の増加などなど・・・よく言えば
政治主導、悪く言えば首相&内閣の恣意によって、国民の意思や状況などとは関わりなく
私が思った以上に急激な変革を強いられ始めている。
 それが改善なのか改悪なのかよく考えられないまま、国民の側も何が何だかよく事態
が飲み込めないままに、ともかく何かに駆り立てられたかのように、こちらも「何でも
あり」で改革の言う名の高速道を暴走し始めている。高い投票率による総選挙が終わっ
たあとで、「国民不在の政治」という言葉を思い浮かべるのも皮肉なものだ。
 このような急激で強引なやり方は、近い将来、社会や国民の生活に大きなひずみや
ゆがみを生じさせることは間違いないであろう。いや、もうそれはもう社会の様々な
ところで表面化しつつあるのではないだろうか。

 自民党内はほとんど小泉首相のイエスマンになってしまい、もし内閣が誤ったor早ま
った政策を行おうとしても、党内にはそれを止められる者がほとんどいなくなって
しまった。
<小泉首相の周囲に集まり彼をヨイショする議員たちは、まるで小泉家に勤める家臣の
ようだし、時にチルドレンの女性たちがメイド・カフェで「ご主人様~」と愛想をつかう
女の子たちとダブって見えることすらある。>

 こんな時に、与党の暴走に歯止めをかけたり、問題点を指摘し是正したりする役割を
持つのが、野党なのであるが・・・。これまた第一野党である民主党が、大敗ショック
や党首交代の影響も受けてか、ほとんど機能していないのも残念なことである。<耐震
偽装事件の証人喚問では、ちょっと頑張っているが。>日本の国そして民主政治の後退
を防ぐためにも、早く党を再生して、まずは第一野党としての働きを示して欲しい。

 外交面では、ますますアメリカべったりになってしまっていて、情けない限りである。
基地再編成、牛肉輸入再開、そして郵政その他の民営化もあちらの要望だという。
 逆に中国、韓国等の関係がどんどん悪化していることを懸念している。何か敢えて中国
との関係や国民の印象を悪化させて、仮想敵国を作り上げようとしているのではないか、
などとうがった見方をしてしまいそうなぐらいである。
 今、日本の企業の多くは、中国との関係抜きにはやっていけないのが実情であるし、
景気回復を考えるなら、その点も配慮して欲しいところだ。
<そうそう。先日、何にムカついたかって、ASEAN騒動や女児殺人や耐震偽装事件など
で大変な中、小泉首相がお気楽極楽に(ブッシュくんからのプレゼントの)セグウェイ
に乗って官邸に出勤したことだった。またマスコミが一斉にそういうのを取り上げると
小泉首相もますます妙な勘違いするので、やめて欲しい。>

 そして最後に、ある意味で最も重大な出来事かも知れないのは、立党50周年を迎え
た自民党が憲法改正草案を発表したことであろう。ついに憲法改正への道が具体的に
現実的な形で開かれたのである。
 これこそまさに日本の将来や国民の生活を大きく大きく左右するものであるだけに、
国民の側もきちんと関心を持ち、よく考え、その判断を下さなければならないもので
あろう。このことだけは、「まさか」や「何でもあり」にしてはいけない。自由&民主
主義に基づくきちんとしたプロセスを経て決せられて欲しいと切に願っている。そして
マスコミもその使命をきちんと果たして欲しいと強く思う次第である。

                      <つづく>THANKS
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by mew-run7 | 2005-12-30 02:15 | 政治・社会一般 | Trackback(17) | Comments(8)
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Commented by ニケ at 2005-12-30 13:30 x
>今年もあとわずかになったので・・

本当にあと一日残すのみとなりました。今年の最後のコメントとしたいと思います。
一年と言っても後半でしたが、実に私の政治に対しての姿勢に参考になりました。ありがとうございました。深くお礼を申し上げます<(_ _)>

小泉政治の総括とも受け取れるこの「2005年の回顧」感慨深く読ませていただきました。
いま小泉支持のブログを書いている人は、私から見るとただ単純に「無責任集団」としか思えません。私は抵抗しながらも悪くなっていく社会に耐えるしか無いのですが、くれぐれも「裏切られた」などと後で泣き言を言わないように・・
政治を甘く見てはいけません。よくないものは小さなうちに摘み取らなくてはなりません。どんなものにも「手遅れ」と言うことはあるのです。是非ご一考を願います。

mew さん、よいお年をお迎えください。そしてまた、来年もよろしくお付き合いを願います。

独断と偏見のニケより
Commented by mew-run7 at 2005-12-31 00:37
ニケさん、コメント有難うございます。

9月にブログを始めて、4ヶ月。なかなか思うようにうまく書けずに自己嫌悪
が続いておりますが。
ニケさんがいつもコメントをつけて下さって、とても嬉しく励みになりました。本当に有難うございます。m(__)m

私は忍耐力のある方ですが、自分の国が戦争をするようになったり、
治安悪化や弱者切捨てで安心して暮らせなくなったりすることには
とても耐えられないです。
このブログが、あとで自分が泣き言を言わないようにするためかも知れないです。
小さな小さな力ですが、「抵抗勢力」として頑張りたいです。

ニケさんもよいお年をお迎えください。
来年もよろしくお願いいたします。m(__)m

抵抗勢力のmewより 
Commented by てらまち at 2005-12-31 08:10 x
 おはようございます。

トラックバックありがとうございます。

いろんなことがあった年というか、変な選挙のあった年というか・・・

ことしの総選挙のころにアップした私の郵政民営化関連・選挙関連記事は、今でも毎日10件程度のアクセスがあります(笑)

ということで、それを返トラバいたします。
Commented by mew-run7 at 2005-12-31 15:51
てらまちさん、TB&コメント有難うございます。

やはり今年の郵政民営化&総選挙は、日本の戦後の民主政の中でも
かなり特殊なものだったのではないかと思います。

もっと市民生活(環境を含む)を考えて、市民の目線で国作りをして
欲しいな~と切に思います。
Commented by at 2006-01-01 10:57 x
あけましておめでとう。

とりあえず、あいさつだけっす。
Commented by mew-run7 at 2006-01-03 04:12
若さん、あけましておめでとう。

お互いにとって、いい年でありますように。
Commented by 非国際人 at 2006-01-08 11:36 x
明けましておめでとうございます。TBありがとうございました。
大変よくまとまっていていい文章ですね。政治家や世の風潮のせいにするのではなく、国民自らがこの事態を招いたという認識は全くその通りだと思います。そういう視点がないとただの小泉劇場の観客になってしまいますからね。
Commented by mew-run7 at 2006-01-08 18:43
非国際人さん、コメント有難うございます。

あけましておめでとうございます。
非国際人さんのブログは暮れに初めて知ったのですが、とても興味深く
また勉強になる記事が多いので、これからも訪問させて頂きたく思って
います。よろしくお願いいたします。

国民には、主権を行使する力があるのですから、きちんとそれが機能する
ような社会になって行って欲しいと思っています。