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沖縄で自衛官も乗った米軍ヘリが墜落+沖縄の犠牲軽視で、知事との協議も不調


  これは8月12日、2本めの記事です。

頑張ろう、東日本&ニッポン!安心と希望を抱ける1年に。o(^-^)o 


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【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】



 これは『辺野古の工事休止は、追い込まれた安倍の支持率維持のためのパフォーマンス』(以下、前回の記事)のつづきになるのだが・・・。

 昨日12日、菅官房長官が翁長知事と辺野古移設について協議するために、わざわざ沖縄まで出向いた。(・・)

 ところが、夕方、協議が始まる直前、何と皮肉なことに、辺野古の近くの東側海上で米陸軍の輸送ヘリが墜落して、乗員16人中6人が負傷したというニュースが。(~_~;)
 しかも、陸軍へりに乗っていた負傷者の中には、日本の陸自の自衛官2人が含まれていたことがわかったとのこと。 (゚Д゚)

<何度も書いていることだけど。もう日米軍は日常的に一緒に訓練しているので、米軍ヘリに自衛官が乗ってたりするのよね。(-_-;)
 ちなみに負傷した2人は、国際平和協力活動やテロ対策などの専門部隊「中央即応集団」に所属する40歳と33歳の2曹の男性だったんだって。^^;>、

 さらに、この日の協議も平行線で終わったとのことで。菅官房長官にとっては、泣きっ面にハチ的な、痛~い訪問になってしまったようだ。(@@)

* * * * * 

『2日午後1時45分ごろ、沖縄本島の東の沖合で米陸軍所属のヘリコプターが墜落した。

 在日米軍などによると、沖合の輸送艦への着艦に失敗、機体が破損し、6人がけがをした。けが人のうち、2人は米軍での研修でヘリに搭乗していた陸上自衛隊員で、1人は骨折の疑いがあり、1人は切り傷を負った。2人とも命に別条はないという。

 事故が起きたのは、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設をめぐり、菅義偉官房長官と翁長雄志同県知事が県庁で会談する直前だった。
 在日米軍や防衛省などによると、ヘリは「H60」。事故時、米軍嘉手納基地(嘉手納町など)の東約35キロの海上で、米軍の輸送艦に着艦しようとしていた。乗員は17人で、陸自隊員2人を含む負傷者6人は、在沖米軍キャンプ・フォスター(北谷町など)の海軍病院に搬送された。

 けがをした陸自隊員は40歳と33歳の男性で、いずれも中央即応集団所属の2等陸曹。今月1日から15日までの日程で、米軍の部隊を見学していたという。
 第11管区海上保安本部(那覇市)には、午後3時前、キャンプ・フォスターの憲兵隊から「名護市からうるま市の沖合にヘリが落ちたとの情報がある」と救助要請があった。巡視船などを派遣したが、同4時10分ごろ、米軍側から「乗員全員救助済み。救助要請を取り下げる」との連絡があった。
 沖合の米輸送艦上で、海保の巡視船やヘリが、破損したヘリの機体を確認した。付近に油や漂流物などは見つからなかったという。
 沖縄県基地対策課によると、日本復帰後の県内での米軍機墜落事故は46件目。(時事通信15年8月12日)』

* * * * *

『米軍ヘリが墜落したとの情報――。第11管区海上保安本部が米軍から救助要請があったことを発表したのは、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の沖縄県名護市辺野古への移設計画をめぐり、翁長雄志知事と菅義偉官房長官が県庁で初の集中協議をスタートさせる30分ほど前だった。

 翁長氏は協議の冒頭、「官房長官をお迎えしようと思ったら、2時間ほど前にヘリコプターが墜落して」とクギを刺し、事故と隣り合わせの沖縄の現状を強調。菅氏も協議終了後、記者団から事故への対応を問われ、「事故は極めて遺憾であって米側に対して迅速な情報提供と原因究明、そして再発防止策を政府として申し入れたと報告を受けている」と語った。

 米軍基地問題をめぐって沖縄と政権が1カ月間の集中協議に入る矢先に起きた事故。沖縄国際大に米軍ヘリが墜落して13日で11年というタイミングでもある。翁長氏は協議後、記者団に「(沖縄と本土の)政治的なゆがみなどをベースに起きる事件・事故だ」と深刻さを強調。県幹部はこう漏らした。「事故自体はあってはならないことだ。しかし、このタイミングで起きたことで、官房長官にも沖縄の現状が伝わったのではないか」(朝日新聞15年8月12日)』

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 安倍内閣は、今月はじめ、沖縄の辺野古移設に関わる工事(作業)を1ヶ月中断することを決定した。(・・)
 
 辺野古移設に反対する翁長知事は、国と正面から対立。埋め立て許可の取り消しも検討していることから、このままでは訴訟沙汰に発展する可能性があるし。現場は反対派との間で一触即発の状態になっていて。国側の工事の計画が大きく狂うおそれが出ている。^^;
 しかし、安保法案の強行姿勢で安倍内閣の支持率が下がる中、もし国が辺野古移設に関しても強引な手法をとれば、沖縄県民だけでなく、国民全体からも反発を受けるおそれが大きい。(~_~;)

 そこで、安倍内閣は、とりあえず工事を中断し、その間に翁長知事と集中して協議を行なうことを提案。オモテ向き、沖縄県側の声に耳を傾けるふりをして、柔軟な姿勢を見せながら、翁長知事を説得しようとしているのである。(@@)

 ただ、実際問題として、安倍内閣はかなりあせっていると見ていい。安倍首相は、米国に9月までに安保法案の成立させることや、辺野古移設計画を進捗させることを約束してしまったことから、それを確実に実現したいところ。<9月にはNYの国連総会に行くしね~。ってか、この2つに失敗したら、首相を辞職せざるを得なくなるかも。^^;>

 そこで、菅官房長官は、仲井真知事の時もその手を使ったのだけど。安倍内閣としては、あくまで辺野古移設を実行に移すことを前提に、知事やその周辺から経済&産業振興+αの要望を(個人的な要望も?)きいたり、圧力、脅しをかけたりして、それと引き換えに移設への同意、協力を引き出そうとしているのだ。(-"-)

* * * * *

 安倍内閣としては、翁長知事がもともと自民党の議員&保守系の政治家であったことから、きちんと説得して理解が得られれば(or利害関係が一致して、取引が成立すれば、or脅しがはまれば?)、移設への協力が得られるのではないかと踏んでいるようなのだが・・・。
<また、そのうち翁長知事も、仲井真前知事と同様、政府に負けて、県民を裏切るのではないかと疑っている人も少なからずいるのだけど・・・。^^;>

 翁長知事は、辺野古移設反対を公約に掲げ、仲井真前知事を破って当選しており、県民の強い思いを背に受けているだけに、政府と真っ向から対立する姿勢を示していて。そう簡単に折れそうにない。(@@)

* * * * *

 今月7日、安倍首相が翁長知事と2回めの会談を行ない、お得意の札びら&アメ作戦を展開しようとしたものの、不調に終わった様子。^^;

『安倍晋三首相は7日、首相官邸で沖縄県の翁長雄志知事と会談した。翁長氏が沖縄振興予算3000億円台の確保を要請したのに対し、首相は「沖縄の皆様との約束を守るべく最大限努力する」と明言した。米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の名護市辺野古移設についても意見交換し、11日から始まる集中協議で事態の打開を目指すことで一致した。

 首相と翁長氏の会談は4月17日以来。会談で首相は辺野古移設の集中協議について「今日まで角を突き合わせていたが、話し合いの中で理解を深めてもらいたい」と述べ、協議への期待を表明。翁長氏も「今まで結論めいた話でやってきたが、背景についても話をしたい」と前向きな姿勢で臨む考えを強調した。

 会談は2016年度沖縄振興予算に関する知事の要請活動の一環で行われた。首相は仲井真弘多(ひろかず)前知事時代の13年12月に、沖縄振興予算について21年度まで毎年3000億円台を確保する意向を表明している。首相がこの日、あらためて3000億円台の確保を明言したのは、集中協議を前に、政府が沖縄振興に力を入れる姿勢を明確にして、理解を求める狙いがある。

 政府は「辺野古移設が唯一の解決策」との基本方針を堅持しながら、振興策や米軍から返還された西普天間住宅地区の跡地活用などの負担軽減策を説明し、県側の軟化を引き出したい考えだ。11日には菅義偉官房長官が沖縄入りし翁長氏と最初の協議に臨む。菅氏は「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)が県内で構想している新たなテーマパークの予定地も視察する予定で、政府の沖縄振興策をアピールする。

 ただ、県側は移設反対の姿勢を崩していない。集中協議では、移設本体工事の着工回避を目指すため期間延期も視野に入れて徹底議論する構えだ。翁長10+件氏は記者団に「沖縄の歴史や抑止力、地政学的なことも含めて話をするつもりだ」と述べ、沖縄の基地負担に関する「入り口論」から議論したい考えを示した。(毎日新聞15年8月7日)』
 
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 12日の菅官房長官と翁長知事の協議もすれ違い、平行線のまま終わったという。(~_~;)

 『アメリカ軍普天間基地の移設問題をめぐり、菅官房長官と沖縄県の翁長知事が12日に会談したが、双方の立場の違いが改めて浮き彫りとなった。

 会談で、菅官房長官は「普天間の危険除去のため、日米で辺野古への移設を決めたことが原点」などと説明し、辺野古への移設に理解を求めた。これに対し、翁長知事は「戦後、普天間の住民がいない間に強制収用され、基地が造られたことが原点だ」として、移設に反対する考えを示した。

 菅官房長官「忌憚(きたん)のない意見交換をしました。しかし、距離は、出発点が違いますから、それはあるなという感じです」
 翁長知事「県民からしたら、その思いのかい離が大きすぎて、とても耐えられない状況だと思う」

 政府は今後1か月間、沖縄と集中的に協議する考えで、この日の会談はそのスタートとなるものだった。しかし、政府高官は「移設を撤回することはない」「沖縄側もこちらに理解を示せないだろう」などと語っており、協議は難航しそうだ。(NNN15年8月12日)』

~ * ~ * ~ * ~ * ~ * ~

 翁長知事は、戦中、戦後の沖縄が日本の本土、国や国民民全体のために多大な負担や犠牲を強いられて来たことを強調しているのだけど。

 mewも、このブログで何度か書いているように、日本の政府、特に安倍氏らの超保守派は、沖縄(琉球王国)を、日本に併合した植民地のように見ているような感じがあって。沖縄県を日本だと、または沖縄県民を日本人だと思っていないのではないかと、疑いたくなることがあるのだ。(-"-)

<安倍首相&仲間たちは、沖縄が本土の犠牲になったこともろくに考えず。集団自決に軍が関与したことも認めなくて、前政権では、教科書からその記述を削除しようとした&今政権でも、つくる会系の教科書を押し付けようとしたし。天敵・中国から本土を守るために、お金をバラまいておいて、米軍と共に沖縄を浮沈空母としてうまく利用できればいいと思っているような感じがしちゃうのよね。^^;>

* * * * *

 今週も、「全国戦災史実調査報告書」に沖縄戦の被害が盛り込まれていなかったという記事が出ていたのだけど。これを見ても、日本の政府や遺族会(保守派が多い)が、いかに沖縄を軽視しているかがわかるような気がしません?(・・)

『総務省が1977~2009年度まで日本戦災遺族会に委託して作成した「全国戦災史実調査報告書」に沖縄戦の被害が盛り込まれていないことについて、同省の担当者は11日、琉球新報の取材に「詳しい理由は分からない。理由を調べる予定も今のところない」と語った。

 77年度の調査に関しては空襲被害の調査であることから、担当者は「沖縄戦は地上戦があり、空襲の被害と地上戦による被害の区別ができないためではないか」と沖縄戦の被害が盛り込まれなかった理由を推測した。それ以外の学童疎開や戦災孤児などさまざまな項目の調査でも沖縄が省かれている理由は不明だとした。

 問題の経緯などを調べている仲村未央県議(社民護憲)は「地上戦だから調べなかったというのは、政府として沖縄戦の被害は関知しないと言うに等しい。党の国会議員を通じて質問主意書を出すなどし、理由を問いただしたい。『分からない』で済む問題ではない」と問題視した。(琉球新報15年8月12日)』

* * * * *

 安倍内閣はもちろん、日本の政府や国民は、まずは沖縄が戦前から沖縄戦、さらには戦後、どれだけ過酷な(&理不尽で残酷な)犠牲や負担を強いられて来たのか、まずは、そのことをしっかり踏まえなければ話にならないと思うし。
 その上で、辺野古移設の問題も、もう一度、ゼロから国民全体で考えて行く必要があると思うmewなのだった。(@@)

                  THANKS








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by mew-run7 | 2015-08-13 13:16 | (再び)安倍政権について

by mew-run7