稲田vs.蓮舫のちょっとコワイ舌戦+シブがき安倍が目論む20年までの長期政権
2015年 12月 27日
【*1、*2などの関連記事は、記事の最後にあるMoreの部分にあります。】
非常に残念なことに(mew的には、屈辱だとさえ思えることに)、安倍晋三氏が12年末に首相の座に返咲いて、丸3年も立ってしまったらしい。_(。。)_
その感想を問われて、安倍首相は「桃、栗3年、柿8年」という言葉を引用して、(下手すると8年もの)長期の政権存続に意欲を示したという。(>_<)
<mewにしてみれば、最初からず~っと渋柿みたいな国政が続いてるんだけど。(-"-)>
『安倍晋三首相(自民党総裁)は25日、第2次政権発足から26日で3年を迎えることについて、「『日本を取り戻す』との考え方の下に経済の再生、外交、安全保障の立て直しに取り組んできた。それなりの成果は出たのではないか」と述べた。官邸で記者団の質問に答えた。
「『桃栗三年柿八年』というが、桃と栗は何とか収穫できたのかなと思う。この前、(官邸内にある)庭の柿を食べたが、結構渋かった」とも述べた。
自民党は党則などで総裁任期を連続2期6年としており、首相の総裁任期は平成30年9月までだが、首相周辺には党則変更による総裁任期の延長論が出ている。首相の「柿八年」発言は、渋柿が熟す5年後の2020(平成32)年に開かれる東京五輪・パラリンピックをにらみ、長期政権への意欲を込めたと受け止められそうだ。(産経新聞15年12月25日)』
『「桃栗(くり)三年柿八年。桃と栗は、何とか収穫できたのかなと思います」。安倍晋三首相は25日、第2次政権発足から26日で3年を迎えるのに当たり、首相官邸で記者団に感想を問われ、こう答えた。
首相は「経済の再生、外交・安全保障の立て直しに取り組んできた。それなりの成果は出たのではないか」と振り返った。「桃栗三年」は果実が収穫できるようになるには長い年月が必要ということわざで、長期政権に改めて意欲を示したものとみられる。
ただ、自民党総裁の任期は連続2期6年まで。柿が成熟するには任期延長が必要で、過去に延長したのは中曽根康弘元首相しかいない。首相は官邸の庭の柿を取って食べてみたエピソードを紹介し、「結構、渋かった」と笑顔をみせた。(毎日新聞15年12月25日)』
* * * * *
安倍陣営がスローガンに掲げた「日本を取り戻す」は、本当は「強い日本を取り戻す」の「強い」がはいっているのだ。(-_-)
明治維新ロマンが大好きな安倍首相&超保守仲間たちは、日本を王政復古した明治になぞらえて、また天皇を国体とした国家主義の国にしようと。そして、経済的にも軍事的にも(中国に打ち勝って)アジア、ひいては世界のTOPの国にしたいと。彼らはそれを最大の目標にして、国政を行なっているのである。(・・)
<憲法改正も、GHQが主導した戦後憲法を否定して、「(戦前の)日本を(少しでも)取り戻す」ため。本当は自主憲制定という形で、全文を変えてしまいたいのである。(-_-;)>
* * * * *
安倍陣営は、それらを実現するためにも、また2020東京五輪の開会式に首相として出席したいという思いを果たすためにも、何とか長く安倍政権を存続させたいと考えているようで。
最近、安倍首相自身、国政に関してもやたらに「2020年までに云々」とクチにする機会が増えているような感じがある。(上の柿8年の話もしかり。)(ーー)
今月15日にも、安倍親衛隊を自認する鳩山邦夫氏が、自民党の党則を改正して、安倍氏の3選(最長9年)に道を開くべきだと主張していたなんてニュースも流れていたりして。(・o・)
『自民党の鳩山邦夫元総務相は15日、自らが主宰する勉強会「きさらぎ会」の会合で、安倍晋三首相が9月に無投票で党総裁に再選されたことに関し、「3年間見事に務めたならば、党則を変更してまたやってもらえればいい。それが無投票当選の裏の心だ」と述べ、総裁任期を連続2期6年までとしている党則を改正し、安倍氏の3選に道を開くべきだとの考えを示した。(時事通信15年12月15日)』
そんなに長く安倍政権が続いたら、日本がとんでもないアブナイ国になるのが目に見えているだけに(安保だけでなく、庶民の仕事や生活もね)、絶対に渋柿の長期政権など実現させないように・・・できるなら、来年にでも安倍政権を終わらせられるように、何とかしたいとガチで(=真剣に)思うmewなのだった。(@@)
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安倍首相が、自らの後継者にと期待しているのが、安倍っ娘&超保守のマドンナ・稲田朋美氏。(・・)
首相は、第二次政権発足後、まだ当選3-4回で要職の経験がほとんどなかった稲田氏に、規制改革担当の内閣府特命担当大臣や党三役の政調会長を歴任させて、何とか女性初の首相になるにふさわしい実績をつけさせようと懸命になっている。(>_<)
このブログでは、稲田氏が1-2年生の頃から彼女のことを取り上げているのだけど。彼女は、安倍晋三氏をしのぐレベルの、まさにイっちゃった系&最右翼とも言えるの超保守系思想の持ち主。
先日も『安倍直属のアブナイ歴史勉強会~超保守の稲田主導で党内に溝。国内外からも疑問』に書いたように、今も超保守的な歴史認識を普及させることに熱心に取り組んでいる。
mewは、そんな人を首相にするような政府与党、世の中になったら、もう日本は終わりだと思うし。日々、居酒屋で「稲田が首相になるなら、mewは日本人をやめてやる~」と、わめいているほどだ。(@@)
しかも、最近、稲田氏も勘違いが始まったのか、だんだんエラそ~にTVなどに出演して、上から目線でものを言う場面が増えている感じが。そこで、これからは「稲田叩き」にも力を入れようかと思ったりもしているのだが・・・。
昨日、日テレのニュースで、稲田朋美氏と蓮舫氏が(別どり)で言い合う(ヨイショしながら、けなし合う?)特集部分があって、実に面白かったので、ここにアップしておきたい。(・・)
* * * * *
『来年、安倍内閣の看板政策の一つである女性活躍推進法が施行される。女性活躍推進法とは、女性が今よりもっと社会の中心になって働けるように、従業員が300人を超える企業に女性管理職の「数値目標」公表などを義務付けるもの。女性の働く環境は改善されるのか、政治部の伊佐治健部長が与野党二人の女性リーダーに聞いた。
まず、自民党・稲田朋美政調会長に、賃金の格差にどう取り組むか聞いた。
稲田氏「女性が賃金を抑えられている要因はたくさんあると思うんですね。たとえば、(年収)130万の壁、雇用改革、非正規をなくす、どれも非常に難しい課題だけれども、難しいけれども本質的な課題を解決してきたのが安倍政権のいいところだと思いますので、それをやっていきたいと思います」
もう一つの鍵となる子育て支援はひとり親世帯への手当を強調した。
稲田氏「補正予算と本予算で子育て関連、新3本の矢の2番目の関連で約7000億の施策予算を組んでいます。その中でもメリハリがついた形で、ひとり親家庭ですとか、たくさんの子供さんを持っておられる家庭、低所得者家庭という真に困っておられる方、真に必要とされる方々に、手厚い形でかつてない大きな規模で子育て支援をやることにしている」
これに対し、民主党の蓮舫代表代行は、政府が打ち出す、第2子第3子への児童扶養手当の倍増には異論を唱えた。
蓮舫氏「第1子の額をもっと上げて、第2子、第3子の額ももっと現実的に上げる。ご高齢者に3万円をばらまくより、よっぽど有益な金の使い方だと思います。自分から産みたいという方を支える、そのためには、今の家族関連費用があまりにも薄いですから、公共事業や防衛費を伸ばす、その余力があるのであれば、そのお金を私たちは子供に注ぎたいと思います」
一方、来年、争点化する可能性があり、自民党が結党以来の目標とする憲法の改正について聞いた。
稲田氏「今年、立党60年で立党の精神をもう一度見直す時期でもあったわけですが、なぜ憲法改正しなければいけないのか、というところも含めて国民的な議論をまずやるということが重要だと思います」
蓮舫氏「まず立憲主義を理解しないで憲法解釈だけで新たな安保法案を出してきた政権に、憲法改正を語る資格はないと思っています。まずは憲法改正をしたいのであれば、憲法解釈を変更しただけで安保の方針180度転換した自分の行いをまず、わびるべきです。その上で国民の皆様方に本来行いたい憲法改正を提言したいのであれば、それは私たちは議論としては受けて立ちます」
最後に、国会でぶつかりあう二人にそれぞれの思いを聞いた。
蓮舫氏「稲田政調会長のタフさと、ギャップのあるプライベートのかわいさというのは、私は魅力的だと思っています。ただ、もしできれば、今の時代これからの時代を生きる女性の置かれている立場を、もう少し、古典的な考え方ではなくて新しい考え方になっていただけると、私たちは政策で分かり合えると思います」
これに対し、稲田政調会長は…。
稲田氏「(笑)よく批判されるんですけれども、結構私は保守リベラルなんですね。女性のいいところは、おそれずに自分が正しいと思ったところに切り込んでいくところだと思うんですね。蓮舫さんもそういうところがありますよね。そういう、今までの政治の世界では見られないような正しいことをしっかりとおそれずに言っていくということを女性としてやっていきたいなと思います」
二人はライバル同士だが、行政改革への姿勢などに相通じるものもあるようだ。国会議員に占める女性の割合は日本は国際的に低いのが現状だが、女性議員が徐々に政治の真ん中に来ていることで変化の兆しも感じる。(日本テレビ系15年12月26日)』
* * * * *
まさに古典的な稲田氏が「私は保守リベラルなんですね」と言った時には、思わず「はあ?」と言いたくなったmewなのだが。「憲法改正」を目標にして、「おそれずに自分が正しいと思ったところに切り込んでいく」姿勢には、アブナイ女性特有のコワイ部分があるわけで。
ひとりの女性&国民として、何とかこの稲田氏の動きも阻止したいと思っているmewなのである。(@@)
THANKS
このブログでは、稲田氏が1-2年生の頃から彼女のことを取り上げているのだけど。彼女は、安倍晋三氏をしのぐレベルの、まさにイっちゃった系&最右翼とも言えるの超保守系思想の持ち主。
先日も『安倍直属のアブナイ歴史勉強会~超保守の稲田主導で党内に溝。国内外からも疑問』に書いたように、今も超保守的な歴史認識を普及させることに熱心に取り組んでいる。
mewは、そんな人を首相にするような政府与党、世の中になったら、もう日本は終わりだと思うし。日々、居酒屋で「稲田が首相になるなら、mewは日本人をやめてやる~」と、わめいているほどだ。(@@)
しかも、最近、稲田氏も勘違いが始まったのか、だんだんエラそ~にTVなどに出演して、上から目線でものを言う場面が増えている感じが。そこで、これからは「稲田叩き」にも力を入れようかと思ったりもしているのだが・・・。
昨日、日テレのニュースで、稲田朋美氏と蓮舫氏が(別どり)で言い合う(ヨイショしながら、けなし合う?)特集部分があって、実に面白かったので、ここにアップしておきたい。(・・)
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『来年、安倍内閣の看板政策の一つである女性活躍推進法が施行される。女性活躍推進法とは、女性が今よりもっと社会の中心になって働けるように、従業員が300人を超える企業に女性管理職の「数値目標」公表などを義務付けるもの。女性の働く環境は改善されるのか、政治部の伊佐治健部長が与野党二人の女性リーダーに聞いた。
まず、自民党・稲田朋美政調会長に、賃金の格差にどう取り組むか聞いた。
稲田氏「女性が賃金を抑えられている要因はたくさんあると思うんですね。たとえば、(年収)130万の壁、雇用改革、非正規をなくす、どれも非常に難しい課題だけれども、難しいけれども本質的な課題を解決してきたのが安倍政権のいいところだと思いますので、それをやっていきたいと思います」
もう一つの鍵となる子育て支援はひとり親世帯への手当を強調した。
稲田氏「補正予算と本予算で子育て関連、新3本の矢の2番目の関連で約7000億の施策予算を組んでいます。その中でもメリハリがついた形で、ひとり親家庭ですとか、たくさんの子供さんを持っておられる家庭、低所得者家庭という真に困っておられる方、真に必要とされる方々に、手厚い形でかつてない大きな規模で子育て支援をやることにしている」
これに対し、民主党の蓮舫代表代行は、政府が打ち出す、第2子第3子への児童扶養手当の倍増には異論を唱えた。
蓮舫氏「第1子の額をもっと上げて、第2子、第3子の額ももっと現実的に上げる。ご高齢者に3万円をばらまくより、よっぽど有益な金の使い方だと思います。自分から産みたいという方を支える、そのためには、今の家族関連費用があまりにも薄いですから、公共事業や防衛費を伸ばす、その余力があるのであれば、そのお金を私たちは子供に注ぎたいと思います」
一方、来年、争点化する可能性があり、自民党が結党以来の目標とする憲法の改正について聞いた。
稲田氏「今年、立党60年で立党の精神をもう一度見直す時期でもあったわけですが、なぜ憲法改正しなければいけないのか、というところも含めて国民的な議論をまずやるということが重要だと思います」
蓮舫氏「まず立憲主義を理解しないで憲法解釈だけで新たな安保法案を出してきた政権に、憲法改正を語る資格はないと思っています。まずは憲法改正をしたいのであれば、憲法解釈を変更しただけで安保の方針180度転換した自分の行いをまず、わびるべきです。その上で国民の皆様方に本来行いたい憲法改正を提言したいのであれば、それは私たちは議論としては受けて立ちます」
最後に、国会でぶつかりあう二人にそれぞれの思いを聞いた。
蓮舫氏「稲田政調会長のタフさと、ギャップのあるプライベートのかわいさというのは、私は魅力的だと思っています。ただ、もしできれば、今の時代これからの時代を生きる女性の置かれている立場を、もう少し、古典的な考え方ではなくて新しい考え方になっていただけると、私たちは政策で分かり合えると思います」
これに対し、稲田政調会長は…。
稲田氏「(笑)よく批判されるんですけれども、結構私は保守リベラルなんですね。女性のいいところは、おそれずに自分が正しいと思ったところに切り込んでいくところだと思うんですね。蓮舫さんもそういうところがありますよね。そういう、今までの政治の世界では見られないような正しいことをしっかりとおそれずに言っていくということを女性としてやっていきたいなと思います」
二人はライバル同士だが、行政改革への姿勢などに相通じるものもあるようだ。国会議員に占める女性の割合は日本は国際的に低いのが現状だが、女性議員が徐々に政治の真ん中に来ていることで変化の兆しも感じる。(日本テレビ系15年12月26日)』
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稲田氏が「私は保守リベラルなんですね」と言った時には、思わず「はあ?」と言いたくなったmewなのだが。「憲法改正」を目標にして、「おそれずに自分が正しいと思ったところに切り込んでいく」姿勢には、アブナイ女性特有のコワイ部分があるわけで。
ひとりの女性&国民として、何とかこの稲田氏の動きも阻止したいと思っているmewなのである。(@@)
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