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日本がアブナイ!

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高市の電波停止発言に怒れるジャーナリストの会見(2)

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高市氏の「電波停止」発言に対する抗議会見 2 ~ 匿名の現場の声など
THE PAGE 2月29日(月)

☆ 政治的公平性は権力側が判断することではない(岸井氏)

岸井:はい、岸井です。よろしくお願いいたします。アピール文にはほとんど過不足なく盛られてると私は思いますので、多くを語ることはありませんけれども、今、金平さんが言われた自由度について、61まで、OECDの先進国の中ではもう断トツに低い地位が落ちてるんですね。それはもう最近の『エコノミスト』も、それからいろんなね、『ガーディアン』でもそうでしたけど、とにかく今の日本の報道に関する懸念というのはものすごく海外で、むしろ強くなってるんですね。

 だから特定秘密保護法もそうですけど、最近そういう評価をどんどん落としてるのがやっぱり、どうも日本のメディアは自粛が過ぎるんじゃないかと。何を、何に遠慮してそんなことやってんの、っていう意識が非常に海外メディアに不信感が広がってるっていうことを感じます。いろんな形で取材も受けますけども、そこはもう本当に考えなきゃいけないなと思いますね。

 それから私も高市発言を聞いたときはもう、まず第一の印象は驚くだけじゃなくて、ちょっとあきれ果てましたね。憲法の精神、あるいは放送法の精神とか目的っていうものを知らないで、もしああいう発言をしてるとすればもう大臣失格、資格ありません。それが第一ですね。

 もし仮に知ってて、曲解をしてる、いうことであれば意図的にある一歩を進めて、言論統制に進みたいという意図があると思われても仕方がありません。それについてきちっとしなきゃいけないっていうことですよね、だから先ほどから海外から非常に日本のメディアが不信感を持たれるようなことになってる中で、ああいう発言が出てるっていうことはものすごく重要なことだと思うんですよね。これを黙って見過ごすわけにはいかないわけですね。だから高市発言があった日も、私も番組で取り上げて、とにかくあり得ないことだし、絶対にあってはならないことだということを申し上げました。

 それからあえて、これは皆さん報道に携わる方たちですから、お釈迦様に説法になりますけど、私自身、新聞社の論説委員長をやり主筆もやりました。だからそういう意味では報道、そして政治の公平性と、それから使命、メディアの使命、ジャーナリズムの役割っていうものについて、ずっとそれなりに考えてきたつもりであります。

 それ、政治的公平性っていうのは、権力側が判断することではないんです。これはわれわれメディアが一番気を付けなきゃいけないことです。こういう言い方すると、よく政治家との大討論になることがありますけども、われわれは先輩から常に、政治、政治家、官僚、これは必ず大事なことはしゃべらないか隠す。場合によってはうそをつく。このことが前提で取材しない限り、本当の報道っていうのはできないんだということですよね。それはもうずっと感じてきました。それは暴くっていうだけじゃなくて、本当のことを知らせることが、国民の知る権利にきちっとメディアが応えるということですからね。

 だからそれを常に公平性という中で考える。逆に言うと、政府権力側の言うことだけを流してれば、それは本当に公平性を欠く、国民の知る権利を阻害するということになる、ということだと思うんですね。そのことをきちっともう1回、胸に刻んでやらなきゃいけない。そのぐらい今は危機的状況に入ってきたなと。言いたいこといろいろありますけどね、取りあえずはまず感じたことを申し上げたということです。』

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☆ 高市大臣の恥ずかしい発言に断固抗議をすべきだ(田原氏)

田原:田原総一朗です。高市総務大臣発言というのは非常に恥ずかしい発言でして、こういう恥ずかしい発言をしたらただちに全テレビ局の全番組が抗議をすべきだと。断固抗議。で、全テレビ局の全番組がこれを抗議したら高市さんは非常に恥ずかしい思いをすると、なるはずなんですね。ところが、残念なことにこの多くのテレビ局の多くの番組は、これをなんて言うか、何も言わない。

 で、実はこの前の選挙のときに、萩生田(はぎゅうだ)光一という自民党の中堅幹部がいて、これがこのときにこの在京テレビ局の報道局長宛に、それこそ公平中立にやれというね、とんでもないお触書を出した。本来ならば在京テレビ局の報道局長がみんな集まって会議をやって、で、その在京テレビ局の報道局長たちが萩生田光一、自民党に抗議をすべきなんだ。こんなことはけしからん、という抗議をするのが当然なんですね。で、今度の高市発言についても、本当ならば日本のテレビ局の報道局長あたりがみんな集まって、抗議をすべきなんですね。

 ところが抗議をするどころか、放送もしないと。で、萩生田光一のときも、これは金平さんはやったんですね。僕の番組もやりましたけど、ほとんどの局がこのことを放送もしない。で、しかもなんとなく放送しないということは、なんとなくこれをね、受け取っているというか、もっと言えば政府側は頭に乗るわけです。やればどんどんテレビ局が萎縮していくという頭に乗る。

 で、もう1つ、これの残念なことは高市発言があったせいではないんだけれども、まるで高市発言を受けるかのように、この今年の3月いっぱいで、岸井さんがお辞めになる。それから報道ステーションの古館さんがお辞めになる。それからNHKの国谷(くにや)さんが辞める。それから今日は来てないけど田勢の番組も終わるんですね。

 で、この高市発言とは偶然だとは思うけども、やっぱり軌を一にして、今言った4人の人が、それぞれ骨のあるMC、あるいは骨のあるコメンテーターとして注目された人たちが辞めると。これは非常に残念なことで、言ってみりゃまるで高市発言をテレビ局が受け取って、それで自粛したという行動になりかねない。これは非常に残念です。だから断固これは跳ね返さなきゃいけない。こんなものを跳ね返して、高市さんには恥ずかしい思いをさせなきゃいけないと、と思います。

☆ これはある種のどう喝だ(鳥越氏)

鳥越:鳥越俊太郎です。高市発言は恥ずかしいことだと今、田原さんおっしゃいましたけど、私はこれはある種のどう喝だと思いますね。安倍政権側からのメディアに対するどう喝、脅しです。いつでも電波止められるぞと、変なことするなよという。これは高市さんが発言をしておりますけれども、背後には安倍政権の一連のメディアに対する姿勢がある、いち高市早苗個人の発言ではない。つまり最近の安倍政権のいろんな不規則発言やらいろんなものがいっぱい出てますが、そういうことをまとめて言えばおごり高ぶった、メディア、マスコミをなめ切った、もっと言えば国民をまったくなめ切った、支持率が高いということ、きっと株価が高いということもあるんでしょうけれども。安倍政権のなめ切った国民をなめ切った態度が高市発言となって現れたというふうに僕は思ってます。

 メディアと、もしくはジャーナリズムと言ってもいいでしょうが、政権権力、政治権力とはどういう関係があるのかと、どういう関係にこれまであったのかということをちょっと考えてみますと、これは歴史的に形成されてきたもので、税金を国民が納めてます。そして、それを国民の委託を受けて税金を使って政治権力、政府、もしくは国会が、政治、日本の国の運営を行っておる。

 しかし、その税金が正しく使われてるかどうかは、国民はチェックすることができない。間接民主主義においては、国民は選挙のときだけ政府をチェックすることができるけど、それ以外はときどき街頭で声を上げる程度、新聞に投書する程度しかできません。そこでこれは、アメリカやヨーロッパでそうですけれども歴史的に、間接民主主義においては世論の、タックスペイヤー、税金を納めてる納税者の代わりにメディアが政権を、政治権力をチェックするというミッションを持って仕事をするということは、歴史的に形成されてきたというのはこれはもう衆目の一致するところだと思います。そういう中で私たちは仕事をしている。

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 しかし最近の安倍政権になってから以降のメディアと政権のありようを見ると、一方的に安倍政権側が、つまり国民の負託を受けて、委託を受けて政権をチェックするはずのメディアが、マスコミがテレビや新聞などが、逆に政権によってチェックされてる。皆さん方、おそらく知ってるか知らないかは知らないけども、もう官邸などではテレビの番組、全部、バラエティなんかはやってるとは思いませんが、報道番組なんかは全部チェックしてるんですよ。そして問題があれば全部、それについてはなんらかの対応をしてると。それぐらい政権側のメディアチェックが厳しくなってる、激しくなってる。

 それに対してメディア側からの政権のチェックは果たしてどうなのか。逆に今、皆さん方がおっしゃったように、内部から萎縮とか自粛とかそんたくとかいろんな言葉ありますけれども、内部的にちょっとこれ言うとまずいんじゃないかというような遠慮が、メディアの中、特にテレビの中にはずっと広がってる、はびこっているというのが現状ではないかと思います。

 で、このままいくと日本は大変なことになります、それは。誰の、ノーチェックで政権やりたい放題。それは戦前のようなことになるかもしれないし、全権委任法を得たナチス、ヒトラーのようになるかもしれないし、つまり誰もチェックしない政権というのは大変なことになるんですよ、その国は。

 ということを僕は最後に皆さんに訴えて、一応、私の話は終わります。ありがとうございました。 

☆参加できなかった田勢氏、匿名の現場の声

金平:今日、ここの会見場に参加できなかった、田勢さんがちょっと別の用でできなかったんで、田勢さんからコメントをいただいているんで代読します。

 本会議場で、誰が拍手しなかったかを総理がチェックしているらしいと複数の自民党議員から聞いた。ものが言えないから自民党議員が民主党議員にどうしてあそこで寸止めするんだ、もう一太刀切り込めと発破を掛けているという話も聞いた。メディアの社長が総理と会食してるために、書く内容を自己規制している現場の記者たちと同じだなと、自民党議員たちと笑いあった。ジャーナリズムは死にかけている。何よりも恐ろしいのは権力の意向をメディアがそんたくして追従することだ。電波を止める発言などはそれに比べれば他愛のないものだ。

 というのが田勢さんからのコメントですが、実は今日、この会見をするに当たって、ほかの呼び掛けを行ったところ、ほかの民放とかNHKの現場の人たちから参加はしたいけれども、どうしても参加した、願いを出したけれども拒否されたり、あるいはどうしても参加できない。今、参加できるような状況じゃないという人たちが、匿名でもいいから自分たちが置かれている現状を読み上げてくれないかというようなことで、何人かの方の現場の記者の訴えというのが、現場からの声というの届いてますので、そのいくつかをちょっとご紹介したいと思います。ちょっと、お願いしますね。

青木:読め、ということなので、現場の声というのを、お二方の声を読まさせていただきます。余計なことですけど、僕自身ここまでひどいのかと思ってちょっと驚くくらいだったんですけれども、以下、お2人の方です。少し長くなりますが。1人目が在京キー局報道番組のディレクターの方です。

 高市大臣発言を含めて一連の安倍政権下の動きで実際の報道現場に影響が出ているのは確かです。最も顕著に現れているのが、番組内の決定権者らの自粛です。それはやりたいのは分かるが我慢してくれ、そこまでは突っ込めないなどと言われることは何度もあります。これまでなら当然指摘してきた問題の掘り下げなどについてです。政権批判と取られるのではないかと恐れ、自粛しています。これは報道側の情けなさではありますが、実際にある圧力によって影響を受けています。これまでの政権下でも公平性に注意して報道してきましたが、安倍政権になって特に自粛が強まっています。

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by mew-run7 | 2016-03-18 05:00 | 政治・社会一般

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