狂った安倍シナリオ~アベノミクス崩壊&G7一体では財政出動に同調せず
2016年 05月 26日
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【昨日は、帰宅が遅かったので、深夜にまず錦織戦の録画をチェック。(・・)全仏OP・錦織圭は2回戦でロシアのクズネツォフと対戦し、ストレート勝ちした。(^^)
クズネツォフは若い頃の錦織のようにフラット系中心に、強い球をいいコースにバンバン打ち込んで来る選手。小さい頃から強い球を打ち合って、打ち勝つことを喜びにしている錦織としては、彼とガチンコの打ち合いをやりたい気持ちも強かったのではないかと察する。<錦織は、かつて「球をしばく」という表現を使ったことも。かなり負けず嫌いなので、一時は、ムキになって(殴り合いをするかのように?)打ち合う場面を見ることもあったです。^^;>
でも、最近、ちょっとオトナになった錦織は、そんなとこに余計なエネルギーを使うのはムダであることに気づいたようで。(ましてや大会の前半にね。)昨日は、早めに修正を加えたとのこと。
『「どちらかと言うと、打ち合いを諦めて、テンポを変えなければいけないと感じた」とその時の心境を話し「男としては辛い判断だった(笑)」と記者達から笑いを誘った。(tennis365.net16年5月25日)』
でも、今日もぞくぞくって来るようなスーパーショットがたくさんあったし。今日ぐらい余裕を持って色々な種類やコースの球を打ててたら、TOP4もコワくないんだけどな~。<ただ、TOP4の選手はそんな余裕を持たせてくれないんだよね、きっと。^^;>
四大大会に優勝するには、7回も勝たなければならないのだから。1週めは、しっかりと体力を温存しながら、プレーの調子を上げて行って、準々決勝辺りからはっちゃけて欲しいと願っているmewなのだった。o(^-^)o(準々決勝で当たる予定は、マレーは1,2回戦フルセットでちょっと疲れてるかも?・・・と期待してみる。(・・))】
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さて、安倍首相が待ちに待っていた伊勢志摩サミットが、いよいよ今日26日から始まる。(++)
安倍首相&仲間たちの最大の目標は、日本が軍事的にも経済的にも(中国に勝ち)、アジアや世界のTOP国になって、米国などと一緒に世界をリードして行くことだ。(**)
<そのための安保法制&9条改憲、そのための(国民生活より大切な)GDP、株、円などの数値アップ、世界への営業、バラまきなのよ。^^;>
前回、日本で開催したのは、08年の洞爺湖サミットなのだが。安倍首相は前政権時の07年に、、当然にして自分が議長を務めることを前提に、自らの内閣で会場を洞爺湖(親友の故・中川昭一氏がお推めだった場所)に決めたものの、同年7月に参院選で惨敗したこともあって、9月に辞任せざるを得ないことに。(ノ_-。)<結局、当時の福田首相が議長を務めた。>
それゆえ、安倍首相は、サイテ~(最短)でも今回のサミットまでは、首相を続けたかったし。今回のサミットで、議長としてアベノミクスやら積極平和主義やらを唱えて、世界のリーダーごっこをしてみたかったのだ。(@@) <集合写真もいつも真ん中で写れるよ!(^^ゞ>
でも、経済面で言えば・・・アベノミクスは一時的に株高、円安を導くことには成功し、輸出関連企業や一部投資家には利益をもたらしたものの、効果はごく表面的な部分にしかもたらされず。経済成長やデフレ回避、人件費アップ、一般国民の景気・生活向上は本格化することがないまま、国内外から「失敗」「終焉」の烙印を押されようとしている。(-_-;)
世界経済も、石油安やら中国経済&株式の低迷、EU諸国の経済危機止まらずなどなどで、なかなかこれぞという解決策が見つからず。
安倍首相は、世界経済の浮上にも、アベノミクスに引っ掛けて「三本の矢」の必要性を強調。また各国に財政出動への協力・理解を呼びかけているものの、G7の首脳たち全員がそろって賛同してくれる可能性は乏しいし。みんな意見がバラバラなので、安倍首相はリーダーとして意見をまとめることができず、かなり曖昧な表現の共同声明(宣言?)を行なうことになりそうだ。(~_~;)
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最近、B4さんがコメント欄に、政治だけでなく、よく経済関係の状況、意見をわかりやすく書いて下さっているので、関心のある方は是非、参考にしていただきたいのであるが。<B4さんは元投資系サイト仲間。mewは、投資対象をシフトしたこともあって、ニュースはちらほら見るものの、この掲示板では経済系のことはほとんど書かないのだけど。(安倍政権が終わったら、また動こうかな?(^^ゞ)B4さんはきちんとチェックして、情報提供して下さるです。(・・)b>
もう一つ、現代ビジネスから『開催前に狂ってしまった「伊勢志摩サミット理想のシナリオ」』という記事を。
全てにおいて考えが合うわけではないけど。今後の国政を考える上でも、参考になる記事だと思うので、ここにアップするです。
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『開催前に狂ってしまった「伊勢志摩サミット理想のシナリオ」~まさか、世界が日本に同調してくれないとは…現代ビジネス 5月24日(火)
* 雲行きが怪しくなってきた
明後日(5月26日)に開幕する伊勢志摩サミット(主要7ヵ国首脳会議)で、安倍晋三首相の指導力を幅広く内外に印象付けるという政府のシナリオが、一段と大きく狂いそうな雲行きになってきた。
日本の消費増税再延期を含む各国の財政出動という経済協調路線を演出し、その余勢をかってダブル選挙を行い憲法改正の道筋を付けるという壮大なシナリオである。
サミットの行方を占う格好の材料が、首脳会議に先立って、仙台市で5月20日・21日に開かれたG7財務大臣・中央銀行総裁会議だ。この場で、日本が目指した財政の協調出動に賛同が得られず、個別の事情に合せて各国が独自に判断するという結論に落ち着いた。
加えて、欧米から「今は、(中国ショックに揺れた)2月ほどの緊張感はない」と危機感の欠如を露呈する発言が相次ぎ、日本の円高阻止策までけん制される始末だったという。
サミットそのものは、パナマ文書で関心を集めた課税逃れ対策や、英国のEU離脱問題、そして閉幕後のオバマ米大統領の広島訪問とマスコミを賑わす話題に事欠かない。日本主導の経済協調策作りが失敗しても、責任を追及する声はそれほどあがらないかもしれない。
しかし、サミットがG7の経済協調の具体策作りに失敗すれば、それは間違いなく世界経済にとって悪いニュースだ。いずれ、経済危機が再燃する火種になりかねない。
* アベノミクスに対する皮肉
仙台の会合で議長を務めた麻生太郎財務相は、日程の終了後に記者会見し、「G7の揺るぎない連帯と相互理解、協調精神を確認できた」と会議の成果を強調。特に、日本が議長国としてG7の柱にしたい財政政策については「経済成長には需要が必要」で、「需要の喚起へ財政が非常に大きな要素だ」と主張した。
麻生大臣に同調したのは、フランスのサパン財務相だ。「財政」という言葉こそ使わなかったものの、財政出動にアレルギーを示してきたドイツに対して強い役割を期待する発言をした。会見でも「G7ではドイツを協議した。予算措置の面で最も余裕があるからだ。ドイツは成長を支援する政策を実行し、また実行すべきだ」と述べた。
しかし、ドイツのショイブレ財務相は動じなかった。「G7ではいかなる大きな決定もしなかった」と前置きしたうえで、「構造改革、金融政策、財政政策の3つを追求する必要があることで合意した」ものの、「最重要なのは構造改革で、G7内でもこれが重要との認識が増えてきている」と、これまで金融・財政政策頼みに終始しているアベノミクスのアンバランスを皮肉ったともとれる発言をした。
政府の産業競争力会議は先週木曜日(5月19日)、GDP600兆円へ向けた成長戦略の素案をまとめたが、目立つのはロボットや人工知能(AI)を活かした生産性の向上策ぐらい。
人口減少対策として早くから移民受け入れなど抜本策に取り組んできた欧州諸国の目からみると、「外国人労働者」の受け入れを嫌い、定住を促す対象を「外国人経営者・技術者」に絞り込んだ政府素案は「構造改革」と映らないと言わんばかりである。
会合の開催前、各国の財政出動に前向きとされていた米国のルー財務長官も、「一部の国は他国よりも財政余地がある」とする一方で、「財政・金融政策において、それぞれの国は同じ立場ではない」と、各国の独自判断を尊重する姿勢を鮮明にした。
この状況では、伊勢志摩サミットで、G7の財政の協調出動を演出するのは困難だろう。
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* 各国政府の怠慢
もう一つ日本にとって気掛かりなのが、為替相場に対する認識ギャップだ。
麻生大臣は、ルー長官との2国間協議で、「為替の安定が大切だ」との見解を示し、年初からの1ドル15円程度の円高は「急激だ」と主張したという。円高が輸出産業を中心に企業業績を直撃しかねないと懸念しているからで、必要ならば介入も辞さないとの立場を示唆したものだ。
しかし、ルー長官は「通貨の競争的な切り下げを回避し(主要国が)緊密に連絡を取り合っていくべきだ」と取り合わなかったという。
日本をけん制したのは米国だけではない。サパン仏財務相も、「為替介入の必要性は見当たらない」と指摘。日本の円売り介入などをけん制した。
G7諸国でさえ、「近隣窮乏化策」に神経を尖らせていることを改めて浮き彫りにした格好だった。
小康状態にあるとはいえ、世界経済が落ち着きを取り戻したとして果敢な打開策を打たないのは、各国政府の怠慢としか言いようがない。
世界の経済・金融をモニターすることが役割の国際機関である国際通貨基金(IMF)は4月半ば、世界経済見通しを下方修正し、2016年の成長率を3カ月前の予測より0.2ポイント低い3.2%にとどまるとの分析を公表した。新興国の景気減速に伴う世界的な貿易・投資の縮小懸念など、事態は悪化しているのが実情なのだ。
さらに、先週水曜日(5月18日)発表の日本の1~3月期の実質GDPが前年同期比で「0%増」と横ばいだったことも重要だ。新聞・テレビは、内閣府の解説通り「前期比0.4%増」という数字を用いて「2四半期ぶりのプラス」と前向きに報じたが、これは実態に目を瞑る行為である。
というのは、今年はうるう年で1~3月の日数が91日と昨年より1日多く、その分だけ消費や投資の支出が増え、実質GDPを最大1.1%程度押し上げた(うるう年効果)からだ。これを勘案すると、1~3月期は前年同期比でマイナス成長だったのである。
* 再延期を躊躇している余裕はない
さらに、4月以降も“異変”は続いている。日本百貨店協会の4月の全国百貨店売上高を見ても、けん引役だった訪日外国人向けの売上高が3年3か月ぶりに前年同月を下回った。
売れ筋が高級ブランド品から単価の安いものに代わり、客単価が下がっていることが原因という。加えて、消費増税で、日本人消費者の消費意欲をそげば、経済がダブルパンチを受ける懸念が出ている。
ところが、永田町・霞が関では、熊本地震の影響で、政府はダブル選挙を断念したとの見方が広がった。その煽りで、早くから安倍首相が再延期のはらを固めたとされていた消費増税の再延期にも、歯切れが悪くなったというのである。
サミットでどの程度明言するか疑問だとの見方がもっぱらだ。これでは、財政出動慎重派のドイツや英国に足元を見透かされるのも無理はない。
もちろん、財政再建は大切だ。が、消費増税で景気を減速させて税収が減っては元も子もない。IMFは、日本が消費増税を予定通り行えば、2017年の日本の実質GDPはマイナス0.1%とマイナス成長に転落すると予測している。国内的にも、再延期宣言を躊躇している余裕はないはずだ。町田 徹』<mew注・読みやすくするために、小見出しに*をつけました。>
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麻生財務大臣をはじめとする自民党の財政再建派&公明党&財務省は、何とか消費税増税の再延期は防ぎたいところ。<麻生財務大臣が、アメリカに「延期はしない」って伝えたとか。G7による財政出動も「せーの」は無理って言ってたです。^^;*1>
しかし、安倍政権の長期化を狙う首相&周辺は、増税した場合の景気低迷&国民の反発をおそれて、何とかG7をうまく利用する形で、再延期をしたいと考えているらしい。<再延期にも衆院選にも反対の自民幹部や公明党に配慮して、「再延期をする場合は、衆院選は行なわない」という選択肢をとるのではないかという話も出ている。>
また今度のG7での安倍首相の働き、共同声明の中身は、今後の与党内での求心力、経済団体からの支持などにも大きく影響すると思われるだけに、そこら辺にも注目したいと思っているmewなのだった。(@@)
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消費増税「予定通り」 麻生氏、米財務長官に伝達
朝日新聞デジタル 5月21日(土)20時43分配信
麻生太郎財務相は21日、仙台市で開かれた主要7カ国(G7)会議の閉幕後の記者会見で、来年4月に予定されている消費増税について、「(ルー米財務長官に)予定どおりと話を申し上げてある」と述べた。
麻生氏は21日朝、ルー氏と個別に会談。日本の経済情勢について説明するなかで、消費税の話題になったとみられる。麻生氏はこれまでも、消費税について来年4月に予定どおり引き上げる考えを繰り返している。
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消費増税、重大なことがない限り予定どおり=麻生財務相
ロイター 5月19日(木)18時17分配信
5月19日、麻生太郎財務相は、7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議を前に記者会見し、G7では世界経済の不透明感が増している中で、マクロ経済政策や構造改革、課税逃れ対策、マネーロンダリング対応などで自由闊達(かったつ)な議論を期待している、と語った。
[仙台市 19日 ロイター] - 麻生太郎財務相は19日夕、主要7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議を前に記者会見し、G7では世界経済の不透明感が増している中で、マクロ経済政策や構造改革、課税逃れ対策、マネーロンダリング対応などで自由闊達(かったつ)な議論を期待している、と語った。
来年4月の消費増税の是非については、リーマン・ショックや東日本大震災のような重大なことが起きない限り予定どおり行うことを「一貫して首相も私も言っている」と指摘した。
一方、麻生氏は、その後の歓迎レセプションの場で、仙台会合は来週の主要国首脳会談(伊勢志摩サミット)に向けた「重要な布石」と強調。議長国として「世界経済の安定と成長のための議論を主導、促進していく」考えを示した。
これに先立って行われたサパン仏財務相との会談では、両国の経済情勢などについて意見交換を行ったという。
*内容を追加します。(伊藤純夫、梅川崇)
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麻生大臣「せーの、は無理」財政出動にG7各国の事情
テレビ朝日系(ANN) 5月24日(火)15時7分配信
伊勢志摩サミットでの世界経済の議論について、麻生財務大臣は先週、仙台で開かれたG7の財務大臣らの会議で合意した内容以上は期待しないと述べました。
麻生財務大臣:「皆で『せーの』で(財政出動)できないことは、はなからはっきりしている。アメリカと日本はある程度、財政出動をということで、フランスも。それに対して、ドイツは財政は余裕があってもできないというルールであるのに対して、イギリスは目下、EUから出ていくという話があるのでそんなあれがない」「(Q.伊勢志摩サミットでは一歩、踏み込んだ内容を引き出すことを期待しているか?)そんなに期待しませんね。今ので十分だと思いますよ」
麻生大臣は、G7それぞれの国内事情があるため、一斉に財政支出で経済をてこ入れするのは難しいとして、伊勢志摩サミットでも進展は期待できないとの見通しを示しました。一方で、ヨーロッパにシリアなどから大量の難民が流入している問題への対応の方がサミットでは重視されるだろうと述べました。
最終更新:5月24日(火)15時7分テレ朝 news