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日本がアブナイ!

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甘利&秘書は不起訴に+いくらでも口利きができる役立たずの法律&検察に怒

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 今日から6月だ~~~。(@@)

 今日1日に国会が閉会。永田町は本格的に参院選モードに突入するのだが。何とか野党で共闘して、最悪でも自民党の単独過半数、自公+準与党の2/3の議席確保を阻止できるように。できるなら、野党4党で過半数orそれに近い議席をとって、安倍首相を追い込んで行けるように、ガンバです。o(^-^)o

 さて、この記事では、甘利明氏&元秘書の口利き疑惑の話を・・・。

 東京地検特捜部は、甘利明前経済再生大臣と元2人の秘書がURに補償交渉の口利きを行ない、金銭を受け取っていた件について捜査をしていたのであるが。昨日5月31日、3人を嫌疑不十分で、不起訴処分にすることに決めたという。(-"-)

 甘利氏の元秘書は薩摩興業側に頼まれ、15~16年にUR側と計11回の面会を繰り返し「少しイロをつけてでも地区外に出て行ってもらった方がいい」「事務所の顔を立ててもらえないか」と口利きしたことも判明しているし。元秘書が交渉に関与するようになってから、UR側は薩摩興業への補償額を大幅にアップさせたこともわかっている。
 そして、その交渉関与の見返りとして、甘利氏の秘書は計1000万円以上の現金+接待を受けたとことも認めているのである。<甘利氏自身も計100万円受け取っている。>
 
 そこまでわかっていながら、刑事責任が追及できないのだとすれば、これからも有力な国会議員や地方議員&その秘書は、いくらでも口利きをして、見返りの金銭(献金含む)や票集め+αなどの利得をゲットすることができると思うし。それじゃあ、「あっせん利得罪」を新設した意味もないように思われる。(-"-)

 しかも、甘利氏や秘書は、薩摩興業から受け取っていた金銭を、きちんと政治資金収支報告書に記載していなかった(記載していないものの、日にちがズレているものがある)にもかかわらず、その点についても不問に付すとのこと。(>_<)

 さらに甘利氏はきちんと第三者に調査してもらって説明すると言っていたのに、睡眠障害を理由にずっと国会に出ずに消えた上に、捜査の支障になると行けないので、調査は中断していたとのこと。(・o・)
 これじゃあ、果たして、いつ説明責任を果たすのかわかったものではないし。全てを曖昧にしたまま、またしれっと国会に戻って、盟友・安倍首相のアシストに励むのではないかと察する。(-_-;)

 まあ、おそらく市民団体が、検察審査会に申し立てをするとは思うが・・・。

 何分にも、小沢一郎氏や旧民主党の議員の諸疑惑に比べて、メディアはほとんど騒がず。そのお陰もあってか、何だか日本の国民の多くは、甘利氏の疑惑には関心がないようにも思われ・・・。
 日本の政治も司法も、どんどん劣化して、腐って行くようにさえ感じられる今日この頃のmewなのだ。_(。。)_

* * * * *

『甘利明前経済再生担当相の金銭授受問題で、東京地検特捜部は31日、あっせん利得処罰法違反容疑で告発されていた甘利氏と元公設秘書、元政策秘書の3人について、嫌疑不十分で不起訴処分とした。業者側から提供された現金の一部を、政治資金収支報告書に記載しなかった政治資金規正法違反容疑も不起訴とした。
 不起訴の理由について、特捜部は「十分な証拠がなかった」と説明している。一連の捜査は終結し、閣僚を辞任に追い込んだ問題は、刑事責任の追及に発展しなかった。

 この問題では、都市再生機構(UR)と千葉県白井市の建設会社「薩摩興業」との補償交渉に絡み、甘利氏側が口利きの見返りに現金を受け取った疑いが持たれていた。
 甘利氏は1月の記者会見で、薩摩興業の総務担当だった一色武氏(62)から2013年11月と14年2月に各50万円を受け取ったことを認めた。
 元公設秘書についても、一色氏から13年8月に500万円を受領し、UR職員と補償交渉に関して話し合ったことは認めたが、「金額交渉などに介入したことはない」と口利きは否定していた。(時事通信16年5月31日)』

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 1月以来、姿を消して、沈黙を守っていた甘利氏は、不起訴処分を下されたのを受けて、次のようなコメントを発表したという。(・o・)

『あっせん利得処罰法違反容疑などで告発されていた甘利明前経済再生担当相は31日、東京地検が不起訴処分としたことを受け、「国民の皆さまに対し、深くおわび申し上げる」などとするコメントを発表した。
 
 甘利氏はコメントで、「『あっせん』に該当するようなことは一切したことがない旨を説明してきた。不起訴と判断されたことで説明を受け止めてもらえたのかなと思う」とした。元秘書らも不起訴となり、「一報を聞き安堵(あんど)した」と心境を明かした。
 睡眠障害を理由に国会を欠席しているが、「最近は体調も徐々に回復してきており、医師とも相談し復帰する時期を考えたい」とした。(時事通信16年3月31日)』 

『関係者によると、甘利氏は詳しい状況を把握しておらず、補償交渉への関与も認められなかったという。また元秘書2人についても、権限に基づく影響力を行使した違法な口利きや強い働きかけまでは確認されなかったという。
 特捜部は、建設会社側からの資金を記載しなかった政治資金規正法違反容疑についても、嫌疑不十分で不起訴としている。(NNN16年5月31日)』

* * * * *

『甘利明前経済再生担当相(66)を巡る現金授受問題で、甘利氏を巡る現金授受疑惑の捜査は、不起訴処分で終わった。建設業者との癒着や官への働き掛けが顕在化しても、議員側の刑事責任を問えない結果となり、法律の限界が浮き彫りになった。

 あっせん利得処罰法は、政治家や秘書の「口利き」を防ぐために議員立法で制定され、2001年施行された。国の行政処分や契約などに関して請託を受け「権限に基づく影響力を行使」して報酬を受け取ることを禁じる内容だ。だが、この影響力の行使については、議会で行政に不利な質問をするとちらつかせることなどが想定されており、国会議員やその秘書が立件された例は一度もない。

 薩摩興業側から頼まれた元秘書は、15~16年にUR側と計11回の面会を繰り返し「少しイロをつけてでも地区外に出て行ってもらった方がいい」「事務所の顔を立ててもらえないか」と求めていたことが判明した。元秘書は計1000万円以上の接待も受けたとされるが、結果的に交渉は進まなかった。

 このやり取りについて検察幹部は「仮に補償を得られていたとしても、『こうしなければ国会質問をする』というような強い文言がなければ影響力を行使したとは言えない」と指摘。適用のハードルが高く「政治家の、政治家による、政治家のための法律になっている」と説明する。

 参院議員として法制定の審議に関わった大脇雅子弁護士は「特定の個人や団体の利益のための口利きは、あるべき政治活動とはいえず、政治不信をうむ。法律の内容や運用に問題がないか議論を深める必要がある」と話した。(毎日新聞16年5月31日)』

『◇刑事告発したグループの一人「不起訴は承服できない」

 甘利明前経済再生担当相(66)を巡る現金授受問題で、東京地検特捜部は議員側への強制捜査に乗り出さないまま、甘利氏と元秘書2人の刑事責任は問えないと結論付けた。甘利氏は辞任を表明した1月の会見以降、体調不良を理由に国会に姿を現さず、約束していた事実関係などの説明も果たしていない。関係者からは「捜査は尽くされたのか」「本人が説明責任を果たすべきだ」との声が上がっている。

 建設会社「薩摩興業」の元総務担当者、一色武氏(62)は、甘利氏側への「口利き」の依頼を詳細に証言し、現金授受の証拠なども公表した。

 甘利氏らをあっせん利得処罰法違反容疑などで刑事告発したグループの一人、神戸学院大の上脇博之教授は「これだけ事実関係が明らかな事件はなく、不起訴は承服できない。今回の問題が立件されなければ、あっせん利得処罰法は死文化しかねず、同様の問題が続く」と懸念する。

 特捜部が一色氏の自宅や都市再生機構(UR)を家宅捜索する一方で、刑事告発された甘利氏側への強制捜査は見送った点についても「政治家には甘いと見られても仕方ない。徹底的に捜査してほしかった」と強調。今後検察審査会へ審査を申し立てることを検討するという。(毎日新聞16年5月31日)』

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『辞任会見以降、沈黙を続ける甘利氏の対応にも疑問の声が上がる。政治アナリストの伊藤惇夫氏は「不起訴になったからといって疑惑が全て晴れたわけではない。睡眠障害という理由は、問題をうやむやにするための方便ではないかとも思える。しっかり公の場に姿を出して説明すべきだ」と指摘した。

 不起訴処分を受け、甘利氏は31日、「『あっせん』に該当するようなことは一切したことがない旨を説明してきた。不起訴と判断されたことで説明を受け止めてもらえたのかなと思う」とのコメントを発表。元秘書の問題については「不起訴の一報を聞き安堵(あんど)した。捜査への配慮などから中断していた調査を再開していただくよう弁護士にお願いした。適切な時期にお約束通り説明させていただく」としている。(毎日新聞16年5月31日)』

* * * * *

『あっせん利得処罰法違反容疑で告発されていた甘利明前経済再生担当相が不起訴処分となったことについて、自民党の谷垣禎一幹事長は31日、記者団に「これで一段落ついただろうから、政治家としての説明責任は果たしていかれるのではないか」との見通しを示した。
 公明党の井上義久幹事長も「説明責任はどこかできちんと果たされると思う」と語った。

 民進党の岡田克也代表は「国会における説明責任は本人も(果たすと)言ったわけだから、しっかりと説明していただく必要がある」と指摘した。野党側はこれまでも国会での説明を求めているが、甘利氏は睡眠障害の治療を理由に衆院本会議を欠席し続けており、31日の本会議も欠席した。(時事通信16年5月31日)』 

『あっせん利得処罰法違反などの罪で刑事告発されていた甘利明前経済再生担当相が不起訴処分となったことについて、自民党の佐藤勉国対委員長は31日の記者会見で、甘利氏が自身の金銭授受疑惑に関して国会で説明するとの見通しを示した。
 「これまでは(捜査中だったため)説明できなかったが、不起訴という結論が出たので、していただけると思う」と述べた。民進党など野党は国会での説明を求めているが、甘利氏は睡眠障害で療養が必要だとして国会を欠席し続けている。(産経新聞16年5月31日)』

* * * * *

 まあ、もともと、このあっせん利得罪の構成要件&解釈に問題があるかも知れないのだけど。
 東京地検特捜部は、結局、通りいっぺん、形ばかりの捜査を行なったに過ぎなような感じもあって。これでは、国民からの信用が取り戻せないように思うし。

 今日の夜のニュースを見る限り、NHKを含め、民放各局も、ちょっと気概を見せて、経緯を詳しく説明した上で、かなり問題が残る部分があるような感じで報じていたので、その点は評価したいのだけど。
 
<ただ、今日は国会で内閣不信任案が出されたし。北朝鮮がミサイルを打ったらしいし。山口組分裂抗争でついに射殺事件が起きるなど、ニュースが盛りだくさんで、そんなに大きく取り上げる時間がなかったのが、mew的には残念だった。^^;>

 でも、たぶん明日からのワイドショーは、清原判決と舛添問題をメインにして、にスル~しちゃうのではないかと思うし。
 国民の多くも、安倍内閣の中心にいた甘利前大臣にこんな疑惑があったことなど、すぐに忘れちゃうんだろうな~と思うと。これじゃあ、メディアや国民が安倍官邸にナメられても仕方ないのかもな~と落ち込みそうになったりもして。<オバマ大統領のお陰なのか、支持率上がったので、またいい気になっちゃいそうだし。(>_<)>

 けど、そろそろマジに安倍政権に対しても、「おかしいことは、おかしい」と反撃して行かないと、「日本は本当にアブナくなっちゃうぞ~」と、大きな声で訴えたいmewなのだった。(@@)

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by mew-run7 | 2016-06-01 01:14 | (再び)安倍政権について

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